tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  144.



【143.の続きのエピローグ】



司が、左右に首を振っている等と、知る由も居ない椿は、話しを続けて居たのだった。


所謂、椿は、自身の話しに夢中に成って居たのだった。



そして、椿は、まだ、話しし続けて居たのだった。


「美桜ちゃんは、“大丈夫です。”と、言って居たけど…。
 美桜ちゃん自身…。
 相当、傷付いたんじゃないかしら?
 つくしちゃんの事を聞かれたらしいじゃない?
 司が、傍に、就いて居乍ら…。
 如何言う事?
 此れだけで済んで良かったけど…。
 此れからも、こう言う事は、想定して置いた方が良いわね。
 つくしちゃんは、英徳(学園)出身者だから…。
 お父様とお母様で、守る事は出来ると思うけど…。
 でも…。
 其れでも、絶対と言う事は無いと思うから…。」と…。



其の事に関しては、司も、既に、対策を練っている所だったのだ。


美桜は、古菱財閥の令嬢で在り…。
司と結婚した事で、美桜は、道明寺夫人と成ったのだ。
其の事を良くは思って居ない人間も、居るという事なのだ。


其れは、潤にも、同じ事が云えるのだ。
潤は、道明寺財閥の御曹司で在り…。
古菱財閥の孫と言う事に成るのだ。



だからこそ、司は、最善の注意を払う事を、肝に銘じて居たのだった。


其れは、姉で在る 椿に諭されるまでも無く…。
司自身…。
既に、承知して居る話しだったのだ。


だからだったのだろう。
司は、姉で在る 椿に、言って除けるのだった。


「ああ。
 分かってる。
 俺が、また、美桜を失う様な事が有れば…。
 俺は、生きてはいけねぇ。
 だからこそ、俺は、美桜だけじゃ無く…。
 美桜と潤を、守って魅せるよ。」と…。


そんな言葉を、自身の弟で在る 司から聞く事の出来た椿は、安心するかの様に…。
司に、にこっと、笑い掛けたのだった。


だが、椿は、自身の弟で在る 司に、言って置きたい事を伝え始めるのだった。


「其れと…。
 司…。
 此れからは、どんな小さい出来事が有っても…。
 美桜ちゃんの事は、私に、全て、連絡して頂戴‼
 美桜ちゃんは、私にとっても、『大切な妹』何だから…ね。
 お願いね。」と…。


だが、此の姉で在る 椿からのそんな発言には、待ったを掛けたく成った司だったのだ。


何故なら…。
司が、椿に、連絡しようものなら…。
間違い無く、何を置いても、椿は、日本に帰国して帰って来る事は、分かり切って居るからだったのだ。


其れこそ、司にとっては、“うぜぇ~。”…なのだ。


だからこそ、司は、姉で在る 椿に言えた言葉だったのだ。


「はい、はい。」と…。


何故なら…。
此処で、司が、姉で在る 椿に、反論する言葉を投げ掛けたとしても…。
反撃を受ける事は、分かり切って居るのだ。


椿という存在は、司にとって、力で押さえられる様な人物で無い事も、また、司には、分かり切って居たのだ。


だからだったのだろう。
取り敢えず、司は、適当に、返答するのだった。



実は、そんな司の態度について、椿は、納得して居なかったのだ。


だが、椿も、司の性格は、十分、分かって居たのだ。


だからこそ、今回は、取り敢えず、此れで、満足する事にした椿だったのだ。
一応、言いたい事は、司に伝えた椿だったのだから…。


なので、椿は、司に伝えるのだった。


「じゃあ、私は、此れで、帰るわね。
 美桜ちゃんにも、宜しく言って置いて…ね。」と…。


なので、司も、椿には、適当に、返答するのだった。


「ああ。」と…。


そして、椿は、道明寺HDの司の執務室を後にするのだった。



そして、先ずは、道明寺邸に、戻って来た椿は、タマと、お茶を、優雅に、飲んで居たのだった。


そして、パーティー終了後の出来事…。
そして、美桜との会話の事…。
そして、司との会話の事を、タマに話しして聞かせて居たのだった。


そして、一応は、満足して帰って来て居た筈の椿は、タマと話しして居る内に…。
また、ボルテージが、上がって来たのだった。


だからだったのだろう。
椿は、タマに、賛同を求める様に、話しし始めたのだった。


「タマさん…。
 私の言って居る事は、間違って居るかしら…?
 合って居るわよね?
 司は、此の私に、適当に、返答して来たのよ。
 信じられないわ。」と…。


此の話しを聞いて居たタマにとって…。
椿の言い分も分かるし…。
勿論、司の思いも、分かるのだ。


だが、そんな事を椿に言えば…。
間違い無く、椿は、逆上するだろう。


其の事を分かって居るので、タマも、返答に、困るのだった。


だが、タマが、此の時、もし、言える言葉が有るとする成らば…。


“椿お嬢様は、お幾つに成られても…。
 強引で居らっしゃる。
 椿お嬢様は、自分自身の想いを、尽き通そうと為さる。
 だからこそ、司坊っちゃんと、言い合いにも成るし…。
 椿お嬢様 と 司坊っちゃんのお二人は、何時も、揉める事に成るさね。
 出来たら…。
 椿お嬢様 もしくは、司坊っちゃんの何方かが、早く、大人に成って下さいましたら…。
 宜しいのですが…。”と…。


そう思い乍ら、タマは、お茶を啜って居たからだろうか?
椿が、タマに、再度、声を掛けるのだった。


「タマさんは、如何思う?」と…。


なので、タマは、仕方なく…。
椿に、話しするのだった。


「どっちも、どっちでしょうかね。」と…。


そう言ったタマに、驚愕顔に成る椿だったのだ。


昔から、椿は、何故か?
タマには、反論の言葉を言い返した事が無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、下を向き乍ら…。
お茶を啜って居たのだった。


そして、タマは、更に、思うのだった。


“此の姉弟は、相変わらず…ださね。”と…。
 



<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  144.』は、『人間恐怖症…<つかつく
 >  143.』の続きと成っておりますので、大変、短めで、終了しております事を、お
 詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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