tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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貴方を忘れる為…<総優>  18.



優紀は、総二郎に、連絡が付かなかった事から…。
T4LINEに、連絡を入れるのだった。


実は、優紀は、桜子が、良く、あきらと会って居る事を知って居るのだ。


“もしかしたら…。
 桜子さんから美作さんに、連絡が入って…。
 美作さんから西門さんに、連絡して貰えたら良いんだけど…。”と、言う思いと共に…。


一種の賭けを狙って、優紀は、T4LINEに、連絡するのだった。


『フライト便の変更が有って…。
 今日の夕方には、日本に帰国する事に成りました。』と…。


其の優紀からのLINE報告を見た桜子は、思うのだった。


“私も、美作さんから頼まれていたパーティーのパートナーの約束が無く成ってしまったか
 ら…。
 暇に成ったし…。
 其れに、今、先輩も、産休を取って居る筈だから…。
 暇だと思うし…。
 其れに、滋さんも、今は、日本の筈…。
 こんな機会は、滅多に無い。
 4人で会う様に…。
 提案して視ようかしら…。”と…。



実は、つくしは、現在、妊娠6か月中だったのだ。


なので、司は、強引に、つくしの仕事を休ませたのだった。


勿論、出産ギリギリ迄、仕事のしたかったつくしにとって…。
強引な司の遣り方には、腹を立てて居たのだった。


だが、結果…。
司の母親で在る 楓 と 自身の母親で在る 千恵子から、諭される結果と成り…。
つくしは、産休に入ったのだった。


なので、つくしは、暇を持て余して居たのだった。



という訳で…。
桜子は、T4LINEに、LINEを入れるのだった。


『でしたら…。
 T4で、会いません?
 先輩も、産休中ですし…。
 滋さんも、日本ですよね。
 優紀さんが、日本に帰国して帰って来るなら…。
 此れは、またとないチャンスです。
 実は、東京メープルのカフェで、新作ケーキフェアを遣って居るそう何です。
 行って視ませんか?』と…。


此れには、T3も、桜子からの提案に賛同するのだった。


『『『了解‼』』』と…。


なので、つくしと滋と桜子は、先に、東京メープルにて、集合する事に成ったのだった。


優紀と云えば…。
優紀のフライト便が、日本に到着して、仕事が終了すれば…。
東京メープルに、向かう事に成って居たのだった。



其処で、遅れた優紀が、観たモノは…。
優紀にとっては、ショックな場面だったのだ。


実は、総二郎とあきらが、東京メープルのカフェの在る階で、優紀が見掛けた事の無い女性と共に、一緒に居る所を見掛けてしまったのだ。


其の優紀が見掛けた時の総二郎の顔付きは、にこやかで、笑顔だったのだ。



実は、優紀が観た総二郎とあきらと一緒に居た女性と言うのは、例のあきらの双子の妹達で在る 絵夢と芽夢だったのだ。


当然乍ら…。
優紀は、ここ最近、あきらの双子の妹達で在る 絵夢と芽夢とは、会って居なかったのだ。


唯一、優紀が知って居るあきらの双子の妹達で在る 絵夢と芽夢は、まだ、初等部3年生だった頃の絵夢と芽夢だったのだ。


高等部3年生と成って居た絵夢と芽夢は、もはや、一人の淑女だったのだ。


流石、あきらの妹達と云っても、過言じゃ無い程…。
綺麗な大人の女性に変身して居たのだった。


もし、此の場に、桜子が居た成らば…。
そんなあきらの双子の妹達で在る 絵夢と芽夢の姿は、分かったのかも知れない。
流石に、優紀には、そんなあきらの双子の妹達で在る 絵夢と芽夢の姿は、分かる筈等…無かったのだ。



だからだったのだろう。
優紀は、其の場に居る事が出来ず…。
優紀は、其のまま、踵を返して…。
エレベーターホールに戻り、1階迄、下りて…。
タクシーに乗車して、其のまま、自宅で在る 優紀のマンションに帰ってしまったのだ。


勿論、優紀は、タクシーの中から、T4LINEに、連絡を入れるのだった。


『気分が悪く成ったので…。
 マンションに、戻って来ました。
 勝手して、ごめんなさい。』と…。



そして、自宅マンションに帰って来た優紀は、信じていた総二郎に、裏切られたという思いが強く成り…。
ベッドに、泣き崩れてしまったのだった。


所謂、今の優紀は、情緒不安定気味だったのだ。



何故か?
つくしは、優紀からのLINEを読んで、気に成り始めるのだった。


「何か?
 優紀…。
 変じゃない?」と…。


其れは、桜子も、実は、気に成って居たのだった。


「そうですよね。
 何か、有ったんでしょうか?」と…。


だが、此の時の滋は、呑気に、そんなつくしに、訊き始めるのだった。


「何が…⁉」と…。


なので、呆れた様に、つくしが、言い始めたのだった。


「ねぇ~。
 優紀のマンションに行って視ない?」と…。


なので、桜子は、つくしの提案に賛同するのだった。


「そうですね。
 此処で、心配する寄り…。
 優紀さんに、会いに行った方が良いかも知れませんね。
 もしかしたら…。
 優紀さんからのLINEは、私達へのSOSかも知れませんね。」と…。


そんな風に、桜子からの話しを聞いた滋も、勿論、つくしからの提案に、賛同するのだった。


「そうだね。
 行って視よう‼」と…。



だが、此の時の桜子は、思って居たのだった。


“本来、鈍感な筈の先輩が、優紀さんの心理状況が、良く分かりましたよね⁉
 ご自身の事には、疎いのに…。
 他人(ひと)の事には、敏感と言う事なのでしょうか?”と…。



そして、此の時のつくしと滋と桜子は、道明寺家のリムジンに乗って…。
優紀のマンションに向かうのだった。


そして、其処で、優紀を見たつくしと滋と桜子のT3は、優紀の顔色に、驚愕するのだった。


血の気の無い顔色といえば良いのか?
蒼褪めて居たのだった。


また、妊娠初期の様な症状が、優紀にも、観られたのだった。


だからだったのかも知れない。
つくしは、優紀に、訊き始めるのだった。


「優紀…。
 ここ最近の優紀の(生理の)最終月経月は、何時(いつ)だった?」と…。


こんな風に訊いて来たつくしには、優紀は、驚愕するのだった。


だからだったのだろう。
優紀は、驚愕顔を張り付かせたまま…。
つくしに、訊き始めるのだった。


「如何して、そんな事…。
 訊くの?」と…。


なので、つくしは、優紀に、更に、言って除けるのだった。


「良い?
 優紀…。
 私も、今は、妊娠6か月なの。
 云わば…。
 妊娠の先輩よ。
 優紀を観て居たら…。
 ピンっと、来たの。
 だからこそ、訊いたの。」と…。


なので、優紀は、慌てるかの様に、携帯をチャックするのだった。


確かに、優紀は、2か月前が、(生理の)最終月経月だったのだ。
既に、妊娠8週目(妊娠3か月)に到達して居る頃の事だったのだ。


なので、優紀の此の時の顔付きは、驚愕顔から不安顔に変わって居たのだった。


そんな優紀の顔の表情を観て居たつくしは、心の中で思うのだった。


“ビンゴっ⁉”と…。


此の時のつくしは、喜んで良いのか?
喜ばない方が良いのか?
分からなかったのだ。


つくし自身も、そんな優紀が、不安に成って居た事は確かだったのだ。


だからだったのかも知れない。
つくしは、そんな不安な状況の優紀だという事も、十分、分かって居乍ら…。
優紀に、訊き始めるのだった。


「優紀…。
 優紀のお腹の子の父親は、一体、誰なの?
 私達に、教えて…。」と…。
「………」


だが、此の時の優紀は、つくしに、心配掛けて居る事も、十分過ぎる位…。
分かって居るのだが…。
此の時の優紀は、一人で、産んで育てる決心が付いて居たので、固く、口を閉じたまま、言おうとし無かったのだ。


そんな頑なな優紀を、宥め始めたのは、他でも無い。
桜子だったのだ。


桜子は、あきらから聞いて居た話しの内容から、優紀のお腹の中の子の父親が誰で在るのか?
分かって居たのだった。


だからだったのだろう。
桜子は、優紀に話しし始めるのだった。


「優紀さん…。
 私の話しを聞いて下さいますか?」と…。

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