tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  148.



其の後…。
4月に成り、美桜は、大学4年生に成ったのだ。


そして、潤も、英徳学園 幼稚舎に入舎した。


いよいよ、家族と成った司と美桜と潤の元に、新しい扉が、開かれたのだった。



潤は、英徳学園 幼稚舎に入舎後…。
色々な行事ごとを通して、色々な体験をして居たのだった。


今迄の潤の生活の中に無かった子供(園児)達との触れ合い…。
そして、色々な経験…。


それら全てが、潤にとっては、新鮮だったのだ。



先ず、潤が、入舎してから、経験した事は…。
5月5日の鯉のぼり作りだったのだ。


其れまでの潤の中での鯉のぼりといえば…。
古菱邸のお庭に立てられた大きな5匹の鯉のぼりだったのだ。


其れが、幼稚舎で作れるのだ。
勿論、紙で作った鯉のぼりだった事は言うまでも無いのだが…。


此の時の潤が、興奮状態だった事は言うまでも無かったのだ。


そして、5月に入る前に出来上がった潤の鯉のぼりは、同じクラスの子供達と同様…。
教室にて、飾られて居たのだった。


そして、ゴールデンウィークが入る前に、同じクラスの子供達と同様に、それぞれ、自宅に持ち帰ったのだった。


潤が、幼稚舎で作って来た其の鯉のぼりを見た司と美桜…。
そして、古菱社長と古菱夫人と進は、嬉しそうな潤に、褒めて遣って居たのだった。
古菱夫人と美桜は、既に、涙で、顔が、滅茶苦茶に成って居たのだが…。



そして、5月5日のこどもの日と同じ5月には、母の日が有るのだ。


実は、司と美桜は、潤の幼稚舎の行事ごとには、全て、出席する様に、考えて居たのだった。


だからだったのだろう。
司は、スケジュール調整を西田に頼んで、美桜と一緒に、潤の行事ごとには、参加して居たのだった。


だからこそ…。
此の5月の母の日だけでは無く…。
其の後の6月に在る 父の日も…。
また、10月に行われる運動会も…。
そして、11月のお遊戯会も…。
そして、12月のクリスマスパーティーにも…。
そして、翌年2月の節分にも…。


そして、潤の誕生日月に在る 潤の『Birthday party』にも…。


司と美桜は、全て、参加したのだった。



其れだけじゃ無く…。
潤には、楽しみにして居た行事も有ったのだ。


其れは、6月の終わり頃~夏休み前頃まで行われるプール開きだったのだ。


勿論、英徳学園なので、幼稚舎と云えども…。
年間通して、温水プールは、開設されて居るのだ。


だが、屋外と言うのは、屋内とは違って…。
子供達の生き生き度が、変わって来るのだ。


道明寺家の血筋で在る筈の潤で在っても、やはり、子供は、子供なのだ。


プールの日の潤は、朝から、違って居たのだった。


所謂、朝から、興奮して居たのだった。
燥いで居ると云っても、過言じゃ無い状況だったのだ。



此れには、潤の祖父母で在る 古菱社長と古菱夫人は、驚愕だったのだ。


今迄の潤は、同じ年頃の子供より…。
落ち着いて居て、人を困らせる様な所は、見受けられ無かったのだ。


ましてや、今の潤の様に…。
異常な燥ぎ振りは、今迄の潤には、無かった事だったのだ。


だからだったのかも知れない。
こんな潤を見た事で、潤の祖父母で在る 古菱社長と古菱夫人は、それぞれ、思うのだった。


“やはり、潤も、子供だったんだな(のよね)。”と…。



そして、其の後の9月には、敬老の日に因ん…。
祖父母へのプレゼントを、英徳学園 幼稚舎で作る事に成ったのだ。


潤が英徳学園 幼稚舎で作って来た、其の出来上がった祖父母へのプレゼントを見た古菱社長と古菱夫人は、言葉に成らない程の嬉しさと…。
孫としての潤への可愛さに…。
涙が出て止まらなかったのだ。


其れは、潤の父方の祖父母で在る 道明寺保 と 道明寺楓とて、同じ事が云えたのだった。


だからだったのだろう。
潤の父方の祖父母で在る 道明寺保 と 道明寺楓は、リモートで、潤に、お礼の連絡を入れて来たのだった。


「有難うな!
 潤…。」
「有難う!
 潤…。
 上手に出来たわね。
 大切に使わせて貰うわね。」と…。


両家の祖父母に送られた潤からの手作りのプレゼントは、マグカップだったのだ。


実際に、陶芸の先生を招聘してのコップ作りからの作品だったのだ。


だからこそ…。
潤の両家の祖父母は、何物にも代えられない潤からの心の籠ったプレゼントを喜んだのだった。



そして、そんな日々も続く中…。
潤が、英徳学園 幼稚舎に慣れ始め…。
お友達も出来た事から、楽しんで、幼稚舎に通って居た頃…。


美桜は、最終年で在る 大学生活の後半を迎える事と成ったのだった。
云わば…。
美桜は、後期の時期と成ったのだった。


と言う事は、此の時期の美桜は、そろそろ、卒論を如何していくのか?
テーマを考えていかなければ成らない時期と成ったのだ。


此処から先の数か月は、美桜にとっては、過酷で、辛い日々が待って居るのだ。
徹夜も考えていかなければ成らないのだ。


パソコンとの睨めっこの日々かも知れないのだ。


此処迄の美桜は、オンラインでの講義を受けて居たのだ。


だが、資料を探したり…。
また、色々な本で調べたりし無ければ成らないのだ。


そう成ると…。
やはり、“大学に出向いた方が良いのかも知れない。”と、考え始める美桜だったのだ。


だが、司は、其れを良しとし無かったのだ。


教授や准教授…。
将又、大学のスタッフ以外…。
女子大なので、大学内に、男性が居る訳では無い。
だが、色々な事を言う人間が居ないとも限らないのだ。


司が、傍に居ない事で、美桜に、何か?
“刺激を与えて来る人間が現れても可笑しくない。”と、司は、考えて居たのだった。


神経質なまでに、司は、美桜に対して、超過保護に成って居たのだった。


美桜は…と、言えば…。
“もう、大丈夫だ‼”と、思って居たのだ。


其処で、提案して来たのが…。
桜子だったのだ。


大学は違えど…。
【テーマを同じにして、一緒に、資料集めから…。
 卒論を作成する。】


また、既に、大学を卒業した滋と優紀も、時間が許す限り…。
そんな美桜を助けるかの様に…。
アドバイスをしたりして居たのだった。


心強い助っ人に助けられた美桜は、そんなT3に感謝するのだった。


そうして、何とか、期限内に卒論を仕上げて、提出した美桜は、無事、卒業と成ったのだった。



そんな美桜の様子を観て居たF4&T3は、それぞれ、思うのだった。


“もしも、此の状況が、『牧野(つくし・先輩)』だったら…。
 きっと、一人で頑張って…。
 一人で、遣り上げて居るんだろうな(ね)(でしょうね)。”と…。


だからだったのだろう。
司は、T3に、感謝して居たのだった。
特に、桜子には…。


だからだったのかも知れない。
司は、桜子への感謝の意を、心の中で、思って居たのだった。


“寧ろ、三条が、美桜の同学年に居てくれて良かったのかも…な。”と…。



そして、卒論を提出した其の年の3月…。
美桜は、卒業式に出席する事に成ったのだった。
(美桜が提出した卒論の提出期限は、1月末日だったのだ。)



そして、美桜は、また、司に、飛んでも無い事を言い始めたのだった。
此れには、司は、考えて込んでしまったのだった。



<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  148.』は、切りが良い為に、短めに成っ
 ております事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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