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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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貴方を忘れる為…<総優>  25.



あきらは、司の話しを聞いて、桜子に、密かに、連絡を取って、会って居たのだった。


実は、あきらは、桜子に、或る提案をする為に、あきらは、桜子を、呼び出したのだった。


其れは、言うまでも無く…。
総二郎と優紀の為だったのだ。



あきらは、桜子に、司から聞いた話しを、言って聞かせるのだった。


だが、其の話し自体…。
桜子にとっては、既に、承知して居る話しだったのだ。


だからだったのかも知れない。
桜子は、驚愕顔に成る処か?
飄々として居たのだった。


だからだったのだろう。
あきらは、桜子が、既に、此の事を知って居る事を悟るのだった。


だからだったのかも知れない。
あきらは、桜子に、訊き始めるのだった。


「桜子…。
 此の話しは、既に、知ってるんじゃねぇのか?」と…。


なので、桜子は、飄々と、話しし始めるのだった。


「はい。
 知って居ます。
 先輩が、道明寺さんに連絡したんですから…。
 勿論、先輩も、ご存知です。
 そして、其の場に居た私も、勿論ですけど…。
 一緒に、其の場に居た滋さんも、ご存知ですよ。」と…。


だが、あきらは、不思議だったのだ。


優紀が、高校3年の当時…。
F4&T2の前から、姿を消して以降…。
T2は、優紀とは、会って居ない筈だったのだ。


所謂、T2は、優紀とは、疎遠状態だった筈なのだ。


其れなのに…。
桜子だけじゃ無く…。
滋まで、知って居ると成ると…。
あきら自身、T2が、何故、優紀と、また、会って居るのか?
理由を訊きたく成るのは、当然の話しだったのだ。


だからだったのかも知れない。
あきらは、桜子に、訊き始めるのだった。


「なぁ~、桜子…。
 何時の間に…。
 優紀ちゃんと、そんなに、親しく成ってんだ?」と…。


なので、桜子は、あきらに、クスクス笑い乍ら、話しして聞かせるのだった。


「そうですよね(笑)。
 美作さんも、知って居るんですよね。
 先輩だけが、優紀さんとは、高校生の頃からも、ずーっと、繋がって居た事を…。
 そして、滋さんと私は、F4の皆さん同様に、優紀さんとは、疎遠に成って居た事を…。
 でも、“もう、そろそろ、良いんじゃないか?”と、私は、思ったんです。
 ですから…。
 先輩に頼んで、また、優紀さんとの友情を復活させたんです。」と…。


なので、あきらは、更に、踏み込んで、桜子に、訊き始めるのだった。


「其れは、何時頃からだ?」と…。


なので、桜子は、あきらに、言って除けるのだった。


「つい最近ですよ。」と…。


そんな風に、あっさりと、桜子から話しを聞かされたあきらは、思うのだった。


“だったら…よ。
 何も、遠回りし無くても…。
 桜子経由で、総二郎と優紀ちゃんを、会わせても、良かった様なモノだよな。”と…。


だが、此の時のあきらには、“桜子に、訊いて置いた方が良いだろう。”と、思い、訊き始めるのだった。


「だったら…。
 何故?
 其の事を、俺に、言ってくれなかったんだ?」と…。


だからだったのだろう。
桜子は、あきらに、伝えるのだった。


「滋さんと私が、また、優紀さんとの友情を深め始めた頃も…。
 実は、まだ、優紀さんは、西門さんの事が好きだったんだと思うんです。
 高校生の頃の優紀さんは、必死で、西門さんの事を忘れ様として居たらしいんです。
 其れが、つい最近まで、そうだったみたいです。
 なので、実は、滋さんと私は、優紀さんと会う前に、先輩からは、タブーの言葉として、
 言われて居たんです。
 西門さんの名前自体を出す事を…。
 寧ろ、F4の呼び名自体を口にする事は、先輩からは、タブーとされて居たんです。
 だから…。
 私は、気が付いたんですよ。
 “優紀さんは、まだ、西門さんの事が忘れられないんだ。”と…。」と…。


なので、あきらは、其れ以上の言葉を、口に出す事が出来なかったのだ。
 


だからだったのだろう。
あきらは、話題を変える為に…。
桜子に、或る提案の話しをする事にしたのだった。


「桜子…。
 俺なぁ~。
 司からの話しを聞いて、考えたんだよな。
 “今の優紀ちゃんの気持ちを解き解す事が出来るのは、総二郎だけじゃねぇのか?”と…。
 だったら…。
 其の役目を、総二郎させて遣らねぇか?
 俺等で、何とか?
 総二郎と優紀ちゃんだけで、話しする機会を与えて遣らねぇか?
 其れが、出来るのは、T3の中じゃあ…。
 桜子だけだろ?
 牧野なら…。
 先ず、優紀ちゃんを、総二郎に会わす事はしねぇと思うし…よ。
 返って…。
 総二郎と優紀ちゃんを引き裂こうとするだろ?
 其れに、牧野は、総二郎を許さねぇだろ?
 其れに、滋なら…。
 盛り上げるだけ盛り上がって置いて…。
 後は、他人(ひと)に任せ様とするだけだろ?
 桜子だったら…。
 俺と密に相談出来るし…よ。
 桜子…。
 頼まれてくれねぇか?」と…。


だからだったのかも知れない。
桜子は、あきらに、訊き始めるのだった。


「美作さんは…。
 私とだったら…。
 密に相談出来るんですか?」と…。


だからだったのだろう。
あきらは、慌てる様に…。
フォローに成って居ないフォローを、桜子に、言って除けるのだった。


「否…。
 其れは、言葉の綾だろ?
 否…。
 言葉の綾というのか?
 俺にとっては、T4の中で、桜子が、一番、こう言う話しがし易いというつもりで、話しし
 て居たんだが…。
 拙かったか?」と…。


だが、桜子は、あきらの言いたい気持ちは、分かって居たのだ。


なので、敢えて、桜子は、あきらに、訊いて視ただけだったのだ。


あきらが、如何言う返答をして来るのか?
知りたかったという事が、最大の理由だったのだ。


だからだったのだろう。
桜子は、あきらに、飄々と、言って除けるのだった。


「いいえ。
 分かりました。
 私で、お役に立てるかは、分かりませんが…。
 美作さんに、ご協力致します。」と…。


なので、あきらは、ホッとした様な顔付きに成り…。
あきらは、桜子に、お礼の言葉を述べるのだった。
お願いの言葉と共に…。


「サンキュな、桜子!
 けど…よ。
 牧野と滋には、バレねぇ様に、頼むわ。
 あの二人に、バレれば…。
 後が、ややこしく成りそうだから…よ。」と…。


此の時の桜子は、クスクス、笑ったまま…。
そんなあきらに、了承の意を告げるのだった。


「承知致しました(笑)。」と…。



其処で、あきらは、桜子に、あきらの考えた作戦の内容を伝えるのだった。
其の上で、あきらは、桜子に、伝えるのだった。


「という訳で…。
 宜しく頼むな。
 俺の下には、総二郎から、ぜってぇに、連絡が入って来る筈だから…。
 総二郎から連絡が入ったら…。
 桜子に、連絡する。
 そうしたら…。
 作戦を決行する。」と…。


なので、此の時の桜子は、真顔に成って…。
あきらに、了承の意を告げるのだった。


「了解しました。」と…。



そして、其の後…。
総二郎から連絡を受けたあきらは、桜子に、作戦決行の連絡をするのだった。

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