tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  152.



タマとの挨拶を済ませた美桜と潤は、司の誘導に寄り…。
東の角部屋の方に向かって進んで居たのだった。


東の角部屋は、今後…。
司と美桜の自室と成る部屋なのだ。


そして、其の真向かいに在る部屋が、今後…。
潤の自室と成る部屋が在るのだ。



先ずは、其処に、司は、潤を、連れて行くのだった。


そして、司は、潤に、話しし始めるのだった。


「潤…。
 此の部屋が、此れからは、潤の部屋だ。」と…。


なので、潤は、司に、連呼するかの様に…。
訊き始めるのだった。


「ここ(此処)が、ぼく(僕)のおへや(部屋)?」と…。


すると…。
司は、潤を諭し始めるのだった。


「そうだ。
 此処が、此れからは、潤の部屋だ。
 此れからは、此処で、毎夜…。
 潤一人だけで、寝るんだ。」と…。


司からそんな風に、話しを聞かされた潤は、悲しそうな顔付きに成り…。
潤は、更に、司に、訊き始めるのだった。


「ぼくひとり(僕一人)だけで、ここ(此処)のおへや(部屋)で、ねる(寝る)の?」と…。


だからだったのだろう。
司は、更に、潤を諭し始めるのだった。


「潤…。
 パパの話しを、良く聞きなさい。
 何時までも、潤は、パパとママとは、一緒には、寝られない。」と…。


だが、潤にとっては、何故、一緒に、パパとママと、寝る事が出来ないのか?
意味が分からなかったのだ。


だからだったのだろう。
潤は、悲しそうな顔付きのまま…。
更に、訊き始めるのだった。


「パパ…。
 なぜ(何故)?
 ぼく(僕)は、パパとママと、いっしょ(一緒)に、ねられない(寝られ無い)の?」と…。


だからだったのかも知れない。
司は、そんな風に訊いて来た潤の背の高さに合わせて、しゃがみ込んだ後…。
潤の目を見詰め乍ら…。
潤の両肩に、司の両手を置き乍ら…。
潤でも、分かる様に、司は、話しし始めるのだった。


「潤…。
 潤は、4月から、幼稚舎の年長さんに成るんだろ。
 と言う事は…。
 潤は、もう、お兄さんだ。
 其れに、ママのお腹の中には、もう直ぐしたら…。
 赤ちゃんが居るかも知れねぇ。
 そうしたら…。
 潤は、本当のお兄さんに成る。
 何時までも、パパとママと、一緒に寝ないと寝れねぇ様な潤は、お兄さんには、成れねぇ
 な。
 如何する潤…。
 其れでも、パパとママと、一緒に寝るか?」と…。


そう言われてしまえば…。
潤は、一人で寝る事を、選ぶのだった。


「ぼくひとり(僕一人)だけで、ここ(此処)のおへや(部屋)で、ねる(寝る)よ。
 だって…。
 ぼく(僕)…。
 おにいさん(お兄さん)に、なれる(成れる)んでしょ?」と…。


なので、司は、ニヤッと、笑ったまま…。
潤に、返答するのだった。


「ああ。
 潤一人で、寝られる様に成ったら…。
 お兄さんに成れる。」と…。


だからだったのだろう。
潤は、頷くのだった。



だが、此の時の美桜は、そんな司に呆れて居たのだった。


何故なら…。
まだ、美桜は、妊娠して居なかったのだ。


だからこそ…。
此の時の美桜は、此れからを、心配するのだった。



そして、潤は、自身の自室と成った(司と美桜の自室と成った)東の角部屋の真向かいに在る部屋の中に入って行ったのだった。


そして、潤は、其の潤の自室の中に在る 遊具に…。
おもちゃに…。
興奮したかの様な声を出すのだった。


「パパ…。
 ママ…。
 すごい(凄い)よ‼
 あそんでも(遊んでも)いい(良い)?」と…。


なので、早速、司が揃えた遊具 と おもちゃに、潤が食い付いて来た事に、ホッとし乍らも…。
司は、言って除けるのだった。


「ああ。
 遊んで良いぞ‼」と…。


実は、司が、潤の為に揃えた遊具は、【ジャングルジム】や【滑り台】や【跳び箱】や【鉄棒】も有るのだ。


実は、それらの遊具は、古菱邸の庭に在った遊具と同じ様な遊具だったのだ。


まるで、其の遊具達が、其のまま、古菱邸➡道明寺邸に移動したかの様だったのだ。


だからだったのだろう。
潤は、燥ぎ始めたのだった。


そして、また、潤は、おもちゃにも、興奮するのだった。


司が揃えたおもちゃは、唯の【玩具】という寄りも…。
【知育玩具】や【学習玩具】が、中心だったのだ。


だが、潤は、其の始めて見る【知育玩具】や【学習玩具】に、夢中に成って居たのだった。


そんな潤の様子を観て居た美桜は、司に、呆れた目線を送って居たのだった。


だが、此の時の司には、そんな呆れた目線を送って来る美桜の事さえも、気にも成らない程…。
潤が、楽しんで居る姿を観て居る方が、嬉しかったのだ。



だからだったのだろう。
此の時の美桜は、思うのだった。


“後で、司には、言って置かないと。”と…。


じゃ無いと…。
此の時の美桜には、司が、此れ以上に、エスカレートする様な気がして居たのだった。



そして、夜に成り…。
何時ものルーティンの様に…。
司は、司と美桜の自室のバスルームで、潤と一緒に、お風呂に、入った後…。


司は、潤の自室で、潤を寝かせ付けて…。
司は、潤が眠った事を確認してから…。
司と美桜の自室に、戻って来たのだった。



そして、此の時がチャンスとばかりに…。
美桜は、司に、言って除けるのだった。


「司…。
 あんな事を言って良かったの?」と…。


だが…。
司は、きょとんと、して居たのだった。


だからだったのだろう。
美桜は、そんな司に、言って除けるのだった。


「“ママのお腹の中には、もう直ぐしたら…。
  赤ちゃんが居るかも知れねぇ。”…。
 何て、嘘…。
 まだ、子供の潤に、良く、言えたわよね?
 潤が、もし、本当の事だと真に受けて居たら…。
 如何するの?」と…。


だが、司は、飄々として居たのだった。


だからこそ…。
司は、美桜に言えた言葉だったのだろう。


「嘘じゃねぇだろ。
 俺等には、両家の母親から、課せられた任務が有んだろ。
 美桜の母親からは、美桜にそっくりな孫娘…。
 俺の母親からは、潤にそっくりな孫息子…。
 美桜は、大学を卒業したんだ。
 もう、学生結婚じゃねぇよな?
 と言う事は…。
 もう、解禁で居んだよな?
 先ずは、娘と行くか?」と…。


此の時の美桜は、すっかり忘れて居た事を、思い出したのだった。


だからだったのかも知れない。
美桜は、覚悟を決めるしかない事を悟るのだった。



そして、此の日から、数か月後には、美桜のお腹の中には、赤ちゃんが宿ったのだった。




<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  152.』は、切りが良い為に、少し、短め
 に成っております事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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