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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  155.



<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  155.』の一部の言葉に、不快に思われる
 やも知れない言葉が入って居ます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



翌日の司は、美桜を連れて、道明寺総合病院の産婦人科に居た。
そして、司は、美桜と一緒に、診察室の中に入った。


司と美桜が、産婦人科のベテラン女医から告げられた事とは…。
美桜が、「妊娠3か月に入った所…。」と、言う事が告げられたのだった。


そして、美桜は、まだ、万全な身体では無いと言う事…。
其の為、司は、産婦人科のベテラン女医から注意を受けたのだった。


「美桜様が、常に、ストレスを溜めない様に…。
 司様が、日々、美桜様の身体を気遣い、フォローする事…。」と、言われていたのだ。


また、美桜にも、産婦人科のベテラン女医は、約束事として、美桜に伝えて居たのだった。


「疲れたと思えば…。
 常に、休む様にする事…。」と…。



実は、此の日…。
心配で、司と美桜に就いて来て居たタマも、其処は、産婦人科のベテラン女医と、約束するのだった。


「タマが、しっかり、お二人を管理致します。」と…。


だからだったのだろう。
司は、そんなタマを、“うぜぇ~。”と、思い…。
美桜は、そんなタマを、心強く思って居たのだった。


そして、其の後…。
司は、美桜の診察をした此の産婦人科のベテラン女医を、美桜の専属ドクターに就けたのだった。


そして、司は、しっかり、美桜の専属ドクターと成った此の産婦人科のベテラン女医に、こっそり訊くのだった。
今後の美桜との『夜の生活』について…。


本来なら…。
訊けない様な…。
訊くには、躊躇する様な話だが…。
其処は、司なのだ。


だからだったのだろう。
美桜の専属ドクターと成った此の産婦人科のベテラン女医は、司に、きちんと、話しするのだった。


なので、司は、納得するかの様に、美桜共々、其の場(道明寺総合病院)を、後にするのだった。



此の時に、美桜の専属ドクターと成った此の産婦人科のベテラン女医は、司について、思うのだった。


「司様は、本当に、美桜様の事が、愛おしいのでしょうね。」と…。


なので、美桜の専属ドクターと成った此の産婦人科のベテラン女医は、そんな司を観て居て、道明寺HDの今後の繁栄を見た様な気がして居たのだった。


だからこそ、美桜の専属ドクターと成った此の産婦人科のベテラン女医は、思うのだった。


“司様のお傍に…。
 美桜様さえお出でに成れば…。
 道明寺HDの今後は、安泰だろう。”と…。



そして、司と美桜…。
そして、タマが、道明寺邸に帰宅後…。


司と美桜は、自室に入り、司は、美桜をベッドに寝かせ、美桜に、言って聞かせるのだった。


「美桜…。
 今日は、診察が有って、疲れて居る筈だ。
 だから…。
 今日は、しっかり、休んで於けよ‼
 無理は、禁物だ。
 ドクターも、言って居たろ。
 良いな。」と…。


美桜は、司が、心配してくれている事が分かって居るので、敢えて、素直に聞く事にして居たのだった。


「はい。
 分かりました。」と…。


なので、司は、一応、安心したかの様に、美桜には、笑い掛けて居たのだった。
だが、司の内心では、安心して居なかったのだ。


何故なら…。
司の中では、“美桜が、無茶をするのでは無いか?”と、予想して居たからだったのだ。


其れでも、司は、美桜から急かされるかの様に、仕事に、向かう事にして居たのだった。


だからだったのだろう。
司は、タマに、美桜の監視を頼む事にして居たのだった。


「タマ…。
 今は、美桜も、大人しく、ベッドで、横に成って居る。
 其れでも、潤が帰って来たら…。
 美桜も、じっとする事が出来ず…。
 動き回るかも知れねぇ。
 美桜の監視を頼むわ。
 で、何か、有ったら…。
 直ぐに、連絡をくれ‼」と…。


此の時のタマは、司の美桜への溺愛振りに、関心するやら…。
呆れるやら…。
何とも言い様の無い気持ちで居たのだが…。


其れでも、今の美桜は、つくしでも無ければ…。
病気を、完全に、克服出来て居る訳でも無い。


司が、美桜を、心配する気持ちも分かるので、タマは、何も、言わず…。
司の思いに、従う事にしたのだった。


「ハイハイ。
 分かりましたよ。
 だから…。
 司坊っちゃん…。
 西田も、リムジンで、待って居るよ。
 早く、仕事に、行ってお出で…。」と…。


そして、司は、後ろ髪を引かれる思いに成り乍らも…。
渋々、仕事に向かう為に、西田が待つリムジンの中に、乗り込むのだった。


そして、司は、西田にも、美桜の妊娠について、報告するのだった。



そして、司を送り出した後のタマは、NYに居る司の父親で在る 道明寺HD 会長の道明寺保に、美桜の妊娠について、報告を入れたのだった。


そして、タマから連絡を受けた此の報告は、自身の妻で在る 道明寺HD 社長の道明寺楓に伝わり…。
そして、美桜と進姉弟の父親で在る 古菱社長の下に、伝わったのだった。


そして、道明寺HD 会長の道明寺保から連絡を受けた此の報告は、自身の妻で在る 古菱夫人に、話しが伝わったのだった。



そして、自身の夫で在る 古菱社長から報告を受けた古菱夫人は、慌てるかの様に、自身の娘で在る 美桜の下に向かったのだった。


所謂、古菱夫人は、道明寺邸に向かったのだった。


此れには、タマも、驚愕するのだった。


何故なら…。
娘の事が、幾ら、心配でも、嫁がせた娘の嫁ぎ先に嫁の母親が、現れる等と…。
“聞いた事が無い。”と、呆れる様に、思うタマだったのだ。


だが、素っ気なくする事も出来ず…。
タマは、仕方なく、対応するのだった。


「此れは此れは…。
 古菱夫人では、御座いませんか?
 今日は…。」と、話しを続け様として居たタマの言葉を制するかの様に…。


古菱夫人は、矢継ぎ早に、タマに、訊き始めるのだった。


「美桜は、何方かしら?
 美桜の身体が、心配ですの。」と…。


なので、タマは、仕方なく、古菱夫人を、司と美桜の自室に、連れて行くのだった。



そして、美桜の様子を観た古菱夫人は、ホッとするのだった。


何故なら…。
古菱夫人が思って居た寄りも、遥かに、美桜の様子は、元気そうだったのだ。


だが、此の場に現れた自身の母親で在る 古菱夫人に、驚愕する美桜だったのだ。


何故なら…。
まだ、自身の母親で在る 古菱夫人には、連絡して居ない筈だったのだ。


其れなのに…。
自身の目の前には、自身の母親で在る 古菱夫人が、立って居るのだ。


此の時の美桜にとっては、“驚愕するな。”と、言う方が、不自然だったのだ。


だからこそ…。
美桜には、言えた言葉だったのだろう。


「えっ??
 如何して、ママが、道明寺邸に居るの?」と…。


なので、古菱夫人は、美桜から、そんな風に言われるとは、思っても視なかった為に…。
古菱夫人は、寂しそうな顔付きに成るのだった。


何故なら…。
古菱夫人は、自身の登場で、自身の娘で在る 美桜が、喜んでくれると確信して居たのだ。


だからだったのだろう。
古菱夫人は、そんな自身の娘で在る 美桜に対して、思うのだった。


“私(わたくし)の娘なのに…。
 如何して、そんな風に、言えるのかしら?”と…。


だからこそ…。
古菱夫人は、美桜に、言えた言葉だったのだろう。


「“如何して…。”って…。
 私(わたくし)は、お邪魔だったのかしら?
 ママは、娘を心配しては、いけなかったのかしら?」と…。


なので、“一言、多かった。”と、反省して居た美桜は、素直に、反省の言葉を口にするのだった。


「ママ…。
 ごめんなさい。
 心配してくれて、有難う!
 でも、誰から聞いたの?」と…。


なので、古菱夫人も、美桜に、正直に、返答するのだった。


「パパから…よ。」と…。


なので、此の時の美桜は、てっきり、司が、報告したモノと、思っていたのだった。


だからこそ…。
此の時の美桜は、思うのだった。


“司が、帰って来たら…。
 訊いて置かないと…。”と…。


此の時の美桜の頭の中では、司に対して、少し…。
怒りが込み上げて居たのだった。


此の時点での美桜は、事情を知らなかったので、致し方ないと云えたのだった。


そして、其の後、美桜は、司から話しを聞けば…。
「知らねぇな。」と、言われたのだ。


当然と云えば、当然なのだ。


そして、其の数日後…。
美桜は、司に寄って、タマが、報告して居た事を知ったのだった。



何しろ…。
幾ら、“娘の事が心配だから…。”と、言っても…。
古菱夫人の遣り方は、少し、大袈裟だったのだ。


美桜が、司を疑い、怒って居たとしても、仕方なかったのだ。


其れが、タマだったと知った美桜は、其れ以上…。
何も、言えなく成ったのだった。



「妊娠は、病気では無い。」
と、先人からも、言われ続けて居る言葉が有る。


だが、美桜には、確かに、其れに、当てはまらない事情が在る。


だからと云っても…。
古菱夫人は、遣り過ぎなのだ。


所謂、世話を焼き過ぎるのだ。


美桜が、ウザったく成る位なので…。
相当なモノだったのだ。


其れが、其れ以降も、続いたのだった。
所謂、毎日の様に、古菱夫人は、道明寺邸に、現れるのだ。


そして、等々、美桜は、キレてしまったのだ。


何故なら…。
毎日の様に、自身の母親の登場には、美桜自身、ストレスに成りそうだったのだから…。

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