tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

Halloween【人間恐怖症】…<つかつく>  番外編        



2020.10.31 Halloween



<此の二次小説『Halloween【人間恐怖症】…<つかつく>  番外編』は、『人間恐怖
 症…<つかつく>』の番外編として、潤の幼稚舎での様子を綴っております。
 本編の途中では在りますが…。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



美桜が、妊娠7か月の終盤に差し掛かった頃の10月31日…。
潤の通って居る英徳学園 幼稚舎では、『Halloween』の行事が、催される事と成ったのだった。


英徳学園 幼稚舎では、毎年…。
園児に寄る仮装パーティーが、開催されて居たのだった。


去年の潤は、王子様の格好をして、『Halloween』の仮装パーティーに、出席したのだった。


で、今年は…。
と、言えば…。


「ママ…。
 ことし(今年)のぼく(僕)のおようふく(お洋服)は、『ドラキュラ』…なん(何)だ
 って…。
 『ドラキュラ』…って…。
 なん(何)なの?」と…。


なので、美桜は、アニメに、よく出て来る怖くない方の『ドラキュラ』の画像を、潤に魅せたのだった。


だからだったのだろう。
此の時点での潤の『ドラキュラ』に対するイメージは、怖くないモノだったのだ。


だが、美桜は、思って居たのだった。


“将来的に、潤が、『ドラキュラ』の本当の意味を知った時…。
 潤は、如何思うのだろうか?”と…。



そして、潤が、通園した時の英徳学園 幼稚舎の中は、完全に、『Halloween』仕様に成って居たのだった。


そして、其の『Halloween』仕様に成った何時もと違う英徳学園 幼稚舎の中を見た潤は、興奮するのだった。


「すごい(凄い)~。」と…。



其の『Halloween』仕様に成った何時もと違う英徳学園 幼稚舎の中では、かぼちゃのランタン…。
そして、かぼちゃの形に切り取られた飾り付けが、至る所に、装飾されて居たのだった。


所謂、其の『Halloween』仕様に成った何時もと違う英徳学園 幼稚舎の中は、かぼちゃ一色だったのだ。



そして、パーティーが、始まる前に…。
英徳学園 幼稚舎の園児の皆は、先生から、指示された洋服に着替えたのだった。


そして、パーティーが、始まったのだった。


実は、司にそっくりな潤は、『ドラキュラ』の格好をすれば…。
一際、目立つのだった。


何故なら…。
タキシードに…。
蝶ネクタイ…。
そして、ヘアスタイルは、オールバック…に、セットされて居たのだ。
そして、潤は、マントを纏って居たのだった。


所謂、イケメン度が上がる格好だったのだ。


勿論、園児なので、“何か有ったら、危ない。”と、言う理由から、(フェイクの)牙こそ付けては居なかったのだが…。
潤の場合、牙を付ける付けないでは無く…。
容姿自体が、既に、格好良さを、物語って居たのだった。



だからだったのだろう。
潤は、園児の中でも、女の子の注目の的だったのだ。


既に、5~6歳児で在る 女の子から、うっとりとした目付きで、観られていた潤だったのだ。


否…。
其れは、若い先生方からしても、同じだったのだ。


そんな先生方は、思うのだった。


“潤君が、もう少し、早く生まれて居たら…。
 良かったのに…。”と…。



そして、終盤に差し掛かった頃に、園児達は、「トリック・オア・トリート!」の掛け声と共に…。
先生方だけじゃ無く…。
理事長…。
そして、舎長(園長)の所に、練り歩き…。
かぼちゃのランタンの形をしたオレンジ色の入れ物の中に、お菓子を入れてもらって居たのだった。


しかも、此のお菓子は、英徳学園のシェフ達が作るお手製のお菓子達だったのだ。


味覚を養う事も、此の英徳学園 幼稚舎の指導の一環の一つだったのだ。


なので、普段の昼食も、全て、英徳学園のシェフ達が作るランチだったのだ。


また、其れが、此の英徳学園 幼稚舎の自慢でも在ったのだ。



だからだったのだろう。
此の日(10月31日)の英徳学園は、幼稚舎だけでは無く…。
英徳学園全体のランチは、かぼちゃ料理だったのだ。


特に、人気が高かったのは、『かぼちゃのグラタン』だったのだ。
勿論、ホワイトソース自体も、英徳学園のシェフの手作りだった事は言うまでも無いのだが…。



そして、実は、此の日…。
10月31日の英徳学園 幼稚舎での『Halloween』の仮装パーティーには、英徳学園 幼稚舎のスタッフと…。
英徳学園 幼稚舎の園児のみで、開催された為…。
園児の両親は、出席する事が出来なかったのだ。


其の為に、数週間後には、それぞれの園児の親元に、動画と画像が、送られて来たのだった。


其の動画と画像を観た司と美桜は、思う事が、それぞれ、違ったのだった。


美桜は、潤が楽しそうにして居る姿に、感動して居たのだが…。
司は、そうでは無かったのだ。


此の時の司が、思って居た事は…。


“流石は、俺の息子だ‼
 一番、光ってんじゃねぇか‼”と…。



そして、また、そんな潤を自慢したい此の時の司は、或る事を思い付くのだった。


此の潤の10月31日の英徳学園 幼稚舎での『Halloween』の仮装パーティーの動画を、実は、司は、F3&T3を、道明寺邸に呼んでまで、そんな潤を、F3&T3に、自慢するのだった。


だが、此の時のF3は、既に、面倒臭く成って居たのだった。


だが、T3は、潤の余りにも、似合って居る其の『ドラキュラ』振りに…。
興奮するのだった。


特に、滋と桜子の興奮度が、優紀とは、違って居たのだった。


此の事は、美桜には言えない話しなのだが…。
嘗ては、滋にしても、桜子にしても…。
司が、初恋の相手だったのだ。


司の容姿にそっくりなそんな潤を観て居たら…。
やはり、例え、子供の潤だとしても…。
滋と桜子の心は、ときめいて居たのだった。



そして、其の後…。
潤は、英徳学園 幼稚舎の中では、かなり、有名人と成り…。
注目を浴びる存在に成って居たのだった。


実は、去年は、其れ程…。
注目を浴びて居なかったのだ。
所謂、去年の潤は、王子様の格好して居た為に、可愛い系の衣装だったからなのかも知れない。


だが、今年は、潤fanが、増えて居たのだった。



また、潤が、道明寺家の御曹司というだけでは無く…。
古菱家の孫でも在るのだ。


だからこそ…。
バックグラウンドを気にする親御さん達からも、英徳学園の園児や児童は、潤に近付く様に…。
所謂、英徳学園の園児や児童は、潤とお友達に成る様に、親から、仕向けられて居たのだった。


結局…。
どんな世の中に成ったとしても…。
道明寺家の周りには、色々な人間が溢れて来る事に成るのだった。


だからだったのだろう。
此の時の美桜は、思うのだった。
潤の此れから先の行く末に関して…。


“潤の此れからは、如何成るのだろうか?
 また、此れから産まれて来る此のお腹の子にも、同じ事が云えるのかも知れない。
 此の子達の此の先が、不安だよ。”と…。


だが、司は、思って居たのだった。


“此れも、道明寺家に産まれて来た宿命だ‼”と…。



そして、其の後の美桜は、そんな思いを背に…。
出産の時期を迎えるのだった。

×

非ログインユーザーとして返信する