tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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貴方を忘れる為…<総優>  35.



<此の二次小説『貴方を忘れる為…<総優>  35.』は、【エピローグ】として…。
 <補足>を入れております。
 【エピローグ】には、<補足>としての意味合いも在ると言う事ですので…。
 敢えて、【エピローグ】として、記載しております。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【34.のエピローグ<優紀が、自身の両親に連絡を入れて、総二郎が、優紀の両親に会う場
 面>】


其の後の優紀は、自身の両親に、連絡を入れるのだった。


「会って欲しい人が居るんだ。」と…。



実は、優紀の母親は、結婚適齢期に成っても、全く、恋人を作らず…。
唯、仕事にしか興味の無い優紀に、痺れを切らして、“見合いをさせ様か?”と、考え始めて居たのだった。


優紀の母親にとっては、幾ら、仕事上…。
優秀な娘で在っても…。
“やっぱり、早く、結婚をして、孫を見せて欲しい。”と、思って居たのだった。


だからこそ…。
今回、優紀が、連絡を入れて来た時には、驚愕するのだった。


だからだったのだろう
優紀の母親は、思うのだった。


“何時の間に…。
 優紀に、恋人が、出来て居たのだろうか?”と…。


だが、優紀からの連絡に、優紀の母親は、驚愕し乍らも、優紀に、返答するのだった。


“分かったわ。
 お父さんに、スケジュールを確認して、また、連絡するわね。”と…。



そして、優紀が、優紀の両親にアポを取り付けた事で、総二郎が、優紀の両親に会う日が決
まったのだった。


そして、其の当日の総二郎と優紀は、松岡家に向かう事に成ったのだった。



そして、玄関先で対応していた優紀の母親は、驚愕するのだった。


何故なら…。
優紀の母親にとっての総二郎は、雑誌の中の人だったのだ。


常に、女性との噂が絶えず…。
常に、雑誌に、掲載されて居たのだ。


また、英徳(学園)のF4のメンバーとしても有名な総二郎は、常に、ターゲットにされて来
たのだ。


何故なら…。
司には、高等部の頃から、同じ英徳学園出身の後輩で在る 恋人(つくし)が居る事は、世
間でも、有名な話だったのだ。


“知らない者は、世間では、居ないだろう。”と、思われる程…だったのだ。


そして、司は、其の恋人(つくし)と、其の後、結婚したのだ。


そして、もう直ぐしたら…。
司は、一児のパパに成るのだ。


なので、此れまでにも、独身当時の司には、噂という寄り…。
嘘のでっち上げの雑誌掲載は、有るには在ったのだが…。
其の度毎に、司は、態と、つくしを連れて回り、つくしとのツーショット画像を撮らせて居たのだった。


なので、司は、其の雑誌掲載が、嘘で在る事を、証明し続けて来たのだった。


勿論、此の事(司の行動)は、道明寺HDが、公認して居たのだった。


なので、其の嘘の雑誌掲載した雑誌社は、道明寺HDに寄って、跡形も無く、消されて来たのだった。


だからこそ…。
大手の雑誌社は、そんな事をする事無く…。
返って、司と恋人(つくし)との仲の良い所だけを、雑誌に掲載させて来たのだった。



そして、類に関しては、未だに、女性嫌いで有名なのだ。


其の為に、浮いた噂話も、一切、無しだったのだ。


だからだったのだろう。
類に関しては、雑誌社としても、掲載し様が無い状況だったのだ。



また、あきらに関しても、あれだけ、『マダムキラー』と言われて居たのだが…。
大学生に成った頃から、仕事に集中する様に成り、めっきり、浮いた噂話も無く成って居たのだった。


其の為に、あきらの情報も、得られ難く成って居たのだった。


態々、此方から、規制を張らなくても、良い程に成って来たあきらに関して…。
実は、あきらの父親で在る 美作商事 社長の美作たかしは、ここ最近のあきらの仕事振りには、満足する程だったのだ。


其れ程…。
あきらは、変わったのだった。



だが…。
総二郎だけは、大学を卒業しても、まだ、遊び惚けて居た事で、一点集中化の様に…。
どの雑誌も、総二郎をターゲットにする程だったのだ。



そんな雑誌の中だけの人物だと思って居た総二郎が、優紀の母親の前に、現れたのだ。


優紀の母親としても、此の状況に、驚愕しても、何ら、可笑しく無かったのだ。



だが、取り敢えず…。
“優紀のお相手なのだろう。”と、思った事で、優紀の母親は、冷静に、対応するのだった。


「どうぞ、お上がり下さい。」と…。


そして、総二郎と優紀は、松岡家の居間に通されたのだった。



そして、総二郎は、先ず、自身の自己紹介をするのだった。


「お初にお目に掛かります。
 優紀さんとお付き合いをさせて頂いて居ります 西門総二郎と、申します。
 此の度は、お時間を頂戴して申し訳御座いません。」と…。


此の時の優紀の両親は、同じ事を思って居たのだった。


“流石は、西門流 次期家元だけの事は有る様だな(ね)。
 此の話し振りには、とても、遊び人とは、思わんな(思わないわね)。”と…。


だが、優紀の父親は、態と、総二郎に、問い始めたのだった。


「今日は、如何言ったお話しかな?」と…。


なので、総二郎は、意を決したかの様に、話しし始めるのだった。


「はい。
 本日、お邪魔させて頂きましたのは、優紀さんとの結婚のお許しを頂戴致したく、参上さ
 せて頂きました。
 優紀さんとの結婚をお許し願いませんでしょうか?」と…。


だが、此の時の優紀の両親は、お互い、顔を見合わせて居たのだった。


総二郎には、何故、優紀の両親が、お互い、顔を見合わせて居たのか?
薄々、気が付いて居たのだった。


其れに、此の事で、反対されるだろう事も、分かり切って居たのだった。


だが、総二郎は、敢えて、優紀の父親が、発して来るで在ろう言葉を、待って居たのだっ
た。


そして、暫く、間が有った後…。
漸く、優紀の父親が、話しし始めるのだった。


「………。
 西門さん…。
 貴方は、今までに、数々の噂話を、世間に、提供して来られた。
 そして、現在は、優紀と、お付き合いしているという。
 本気で、貴方が、うちの優紀と、お付き合いして居るとは、とても、思え無いんだよ。
 其れに、もし、其の事が、本気だったとして…。
 世間からのバッシングは、優紀に、全て、向いてしまう。
 世間からのバッシングを、一手に、優紀が、受ける事に成る。
 其れだけは、優紀の親として、認められない。
 西門さん…。
 優紀との事は、諦めて貰えるかな?」と…。


また、優紀の母親も、話しし始めるのだった。


「優紀が、如何遣って、西門さんとお知り合いに成ったのかは、母親の私でも、存じ上げて
 居りません。
 “きっと、つくしちゃん経由で、お知り合いに成ったのだろう。”と、推測するまでです。
 ですが…。
 優紀は、母親の私が言うのも何ですが…。
 つくしちゃん程、強く有りません。
 名前の如く…。
 返って、優しい位です。
 ですから…。
 貴方様の様な世界に、優紀は、馴染めないと思います。
 如何か?
 優紀を諦めて下さい。
 優紀には、近々、お見合いをさせるつもりで、準備して居ました。
 ですので…。
 今日限りで、優紀とは、別れて下さい。」と…。


実は、お見合いの話しに関して、優紀は、初耳だったのだ。


だからこそ…。
優紀は、驚愕して居たのだった。


そんな優紀の様子を観た総二郎は、“優紀は、知らなかった話なのだろう。”と、思う事で、本来なら、まだ、言うつもりも無かった話しを、言い始めたのだった。


「お義父さん…。
 お義母さん…。
 私の話しを聞いて頂けないでしょうか?」と…。


実は、此の時の優紀の両親は、怪訝な顔付きをして居たのだ。


だからだったのだろう。
総二郎は、真剣な顔付きで、座布団から下りて、土下座をする格好で、優紀の両親に、話しし始めるのだった。


「優紀さんは、現在、妊娠3か月です。
 もう直ぐ、4ヶ月に入る所です。
 私の不始末ですので…。
 如何か、私に、責任を取らせて下さいませんでしょうか?
 私は、遊びで、優紀さんと、お付き合いして居りません。
 私は、真剣です。
 私には、後にも先にも、優紀さんしか居りません。
 優紀さんが、私の傍に居ないのなら…。
 生きて居ても、仕方がないと思う程です。
 如何か、私と優紀さんの結婚をお許し下さい。」と…。


総二郎は、殴られる覚悟で、話ししたのだった。


だが、優紀の両親は、一切、言葉を発せず…。
其の場を、動こうとも、し無かったのだ。


実は、此の間が、今の総二郎を、寄り一層、不安にさせて居たのだった。

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