tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  165.



【163.のエピローグ<司とあきらの会話>】


美桜が、まだ、産気付く様な頃では無い12月の初旬の頃…。
あきらは、仕事で、司との打ち合わせの為に、道明寺HDに居たのだった。


そして、打ち合わせ終了後…。
あきらは、司の執務室に居たのだった。



其処で、あきらは、司から、打ち明けられて居たのだった。


「美桜の出産予定日は、俺の誕生日に近ぇ1月の後半の頃の予定…何だ。
 だから…よ。
 美桜は、“司と同じ誕生日の1月31日だったら、良いのに…ね。”と、言ってるんだよな。
 けど…な。
 俺は、“牧野の誕生日で在る 12月28日だったら、良いんだけど…な。”と、密かに、思っ
 てんだ。
 其の方が、良いと思わねぇか?
 因縁を感じねぇか?
 俺は、其の方が…。
 嬉しんだけど…な。」と…。


だが、実は、此の時のあきらは、“無理だろう。”と、思って居たのだった。


何故なら…。
予定日よりも、4週間早く、産まれて来る事に成るのだ。


幾ら、男性で在る あきらとて、“分かり切って居る。”と、思って居たのだった。
此の時までは…。


だからこそ…。
あきらは、司に、言えた言葉だったのだ。


「そう簡単に上手く行けば…。
 良いけど…な。」と…。



だが…。
美作邸に帰ってからのあきらは、司の言葉が、気に成って仕方無かったのだ。


なので、翌朝に成り…。
あきらは、自身の母親で在る 美作夢子に、話しし始めるのだった。


「司から、打ち明けられたんだけど…な。
 実は…よ。
 -------------------。」と、司から、打ち明けられた話しを、自身の母親で在る 美作夢子に聞かせるのだった。


そして、夢子は、あきらに、話しし始めるのだった。


「月数に寄れば…。
 其れは、可能よ。
 12月28日頃の美桜ちゃんの月数が、どれ位に成って居るのかは、分からないけど…。
 妊娠9か月…。
 所謂、36週目に入って居れば…。
 出産は、可能よ。
 本来なら…。
 経産婦…。
 二回目以降の出産なら…。
 予定日より、出産の日が早まる事は、大いに有るわ。
 でも、美桜ちゃんは、潤君の出産から、確か、5年以上、間が空いて居るのよね。
 不可能じゃ無いとは、思うけど…。
 如何かしらね。
 其れに、其の頃に、産気付くのかは、微妙でしょうけど…。
 でも、そう成ったら…。
 良いわね。 
 素敵じゃない。」と…。


だからだったのだろう。
あきらは、自身の母親で在る 美作夢子の話しを聞いて、思うのだった。


“もしかしたら、もしかするのかも…な。”と…。



だからだったのだろう。
司からのLINEに入って居た報告を見て居て…。
あきらは、鳥肌が立つ思いで、LINE報告を見て居たのだった。


そして、あきらは、思わず、口に出して言って居たのだった。


「司が、思って居た通りに成ったな。
 司の勝利か?
 “そう成ったら…。
  凄ぇかも…な。”と、思って居たが…。
 まさか、本当に、そう成るとは…な。」と…。



そして、司からのLINE報告の件を、あきらは、自身の母親で在る 美作夢子に、話しして聞かせるのだった。


そして、あきらの母親で在る 美作夢子は、感動して、涙を流し乍ら、あきらに、言い始めるのだった。


「本当は…ね。
 “そう成ったら、良いわね。”と、思い乍らも…。
 そう簡単に、上手く行くとは思って居なかったの。
 だから…。
 そう成って、本当に、ママは、嬉しいわ。
 やっぱり、美桜ちゃんの中には、つくしちゃんが居るのよ。
 もしかしたら…。
 つくしちゃんのパパとママが、そう為さったのかも知れないわね。
 でも、本当に、そう成るとは、思っても視なかったわ。
 司君の思い描いて居た通りに成って…。
 本当に、上手く行って…。
 良かったわね。」と…。


あきらの母親で在る 美作夢子は、そう言い乍らも、未だ、涙を流して居たのだった。


なので、あきらは、自身の母親で在る 美作夢子に、言葉少なく、返答したのだった。


「ああ。」と…。


何故なら…。
実は、此の時のあきら自身も、感動して、今にも、涙が出そうに成って居たからだったのだ。


なので、涙が溢れて来る前に、実は、あきらは、此の場から、退散したかったのだ。


何故なら…。
今回の事で、あきら自身が、感動して、今にも、涙が出そうに成って居る事を、自身の母親で在る 美作夢子に、バレたく無かったのだ。


バレれば…。
後で、自身の母親で在る 美作夢子から、何を言われるのか?
分かり切って居たからだったのだ。


そして、強いては、双子の妹達にも、バレる事に成るからだったのだ。


其れだけは、避けたいあきらだった事は言うまでも無かったのだ。



そして、後日…。
という寄り…。
年が明けた1月の半ば…。


あきらは、再び、仕事で、司との打ち合わせの為に、道明寺HDに来て居た際に…。
言って除けるのだった。


「良かったな。
 司…。
 司の思い通りに成って…よ。
 実は、俺…よ。
 司からのLINEを見て居て…。
 感動して、鳥肌が立ったわ。
 やっぱ…。
 美桜ちゃんは、牧野だったんだよな。
 自身の魂の存在価値を、娘に植え付ける何て…な。」と…。


なので、司も、あきらに、言って除けるのだった。


「ああ。
 だな。
 俺も、感動して…。
 あんな時間に、LINE入れてたわ。
 けど…よ。
 美桜には、言わねぇで欲しいんだけど…よ。
 『冬桜(ゆらら)』は、する事、成す事…。
 全てが、『牧野』に、似てんだよな。
 だから…よ。
 余計に、思うんだよな。
 “こいつの将来は、決まったな。”と…。」と…。


だが、あきらは、首を傾げるのだった。


何故なら…。
『冬桜(ゆらら)』は、産まれて、まだ、半月なのだ。


“何故、そんな期間で、何が分かんだ⁉”と…。


だからこそ…。
あきらは、司に、訊けた言葉だったのだろう。


「『冬桜(ゆらら)』は、産まれて、まだ、半月だろ⁉
 其れだけの期間で、何が、分かんだ⁉」と…。


だが、司は、飄々と、返答するのだった。


「毎日、観てれば…。
 父親…何だ。
 分かるに決まってんだろ。
 お前も、父親に成れば…。
 分かるぜ‼」と…。


なので、此の時のあきらは、思うのだった。
自信満々に、返答して来た司の顔付きを観て…。


“そんなもんか?”と…。



そして、其の後…。
『冬桜(ゆらら)』の誕生から…。
1ケ月経った司の誕生日の1月31日に…。
『冬桜(ゆらら)』の誕生祝い(=美桜の出産祝い)と…。
司の誕生日祝いを兼ねて、パーティーが開催されたのだった。


此のパーティーには、何時もの面々で在る 道明寺家・古菱家に加えて…。
F3&T3とタマ…。
そして、西田を招待して…。
開催されたのだった。



“きっと、此の大騒ぎに、当の本人で在る 『冬桜(ゆらら)』は、驚愕して居たのかも知
 れない。”と…。


此の日の美桜は、そんな事を思って居たのだった。

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