tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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貴方を忘れる為…<総優>  38.



総二郎は、優紀の了承が得られた事で、司に会って、話しする為に、道明寺HDに向かうのだった。


「やっと、優紀が、了承した。
 だから…よ。
 至急…。
 優紀の退職手続きを取ってくれねぇか?」と…。


其処で、司は、驚愕するのだった。


何故なら…。
司は、つくしから聞いて居たのだった。
優紀は、CAの仕事が、天職だと思って居る事を…。


だからだったのかも知れない。
司は、そう簡単に、優紀が、航空会社の仕事を辞めたいという訳が無いと思って居たのだった。


其れが…だ。
総二郎は、今、司自身の目の前で、「やっと、優紀が、了承した。」と、伝えて来たのだ。


だからだったのだろう。
司は、我が耳を疑って居たのだった。


そして、司は、心の中で、思うのだった。


“有り得ねぇだろ⁉”と…。


なので、司は、総二郎の言って来た言葉を疑って居る訳では無いのだろうが…。
其れでも、半分信じて…。
半分疑って居る状況だったのだ。


なので、司が、総二郎に、言えた言葉は、こういうしか無かったのだった。


「マジか?
 本当に、松岡は、会社を辞めると言ったんだな?
 否…。
 辞める決心が付いたと言う事か?」と…。


なので、総二郎は、司から疑われて居るだろう事を、悟った様で…。
ムスッと、し始めるのだった。


なので、総二郎が、司に、言えた言葉は、こういうしか無かったのだった。


「何だよ?
 俺を疑ってんのか?」と…。


なので、司は、そう言って来た総二郎に、即答するのだった。


「否…。
 そうじゃねぇよ。
 けど…よ。
 松岡は、何時も、つくしに言って居たらしいんだよな。
 “此の仕事は、私の天職だ‼”と…。
 なのに…よ。
 “そう簡単に、辞めるだろうか?”と、思っただけだ。
 取り敢えず…。
 会社の方には、話しを通して於くわ。」と…。


なので、総二郎は、取り敢えず…。
其の場(道明寺HD)を、後にするのだった。



そして、仕事を終えた司は、道明寺HDから、道明寺邸に、帰宅後…。
司は、此の話しを、つくしにし始めるのだった。


そして、此の話しを、司から聞いたつくしは、優紀に連絡を入れて、呼び出すのだった。


そして、つくしは、優紀に、訊き始めるのだった。


「優紀…。
 司から聞いたんだけど…。
 本当なの?
 CAの仕事を辞めるって…。
 もう、満足したの?」と…。


ところが、優紀は、“何故、つくしが知って居るのだろうか?”と、不思議がるのだった。


だからだったのだろう。
優紀は、先ず、其の事をつくしに、訊き始めるのだった。


「つくし…。
 何故、其の話しを知って居るの?
 道明寺さんから、“聞いた。”って…。
 本当…なの⁉」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、そんな優紀に即答するのだった。


「うん、そうだよ。
 司は、西門さんから、聞いたみたいだけど…。」と…。


なので、優紀は、思うのだった。


“総二郎さんは、先手を打って来たという事かぁ~?
 総二郎さんは、そんなに、私に、仕事を辞めて欲しいのかな?
 総二郎さんから、そんな風に、必要とされて居る私は、幸せなのかな?”と…。


だからだったのだろう。
優紀は、迷わず…。
つくしに、話しし始めるのだった。


「実は…ね。
 入籍前に、総二郎さんから、約束させられて居たの。
 “入籍する前には、仕事を辞める。”と…。
 でも、私自身…。
 中々、踏ん切りが付かなくて…。
 其れに…ね。
 家元夫人からも、仕事の事は、“悔いが残らない様に為さい。”と、仰って頂いて居たか
 ら…。
 余計に、辞める事に、躊躇する自分自身が居て…。
 日伸ばしにして居たの。
 だからだったのかも知れないわね。
 総二郎さんが、先手を打って来たんだと思うの。
 勿論、約束は約束だから…。
 私自身も、辞める事には、了承したんだけど…。」と…。


其処で、つくしは、納得したかの様に、優紀に、言って除けるのだった。


「そうか。
 そう言う事だったんだね。
 其れで、優紀は、もう、満足なの?」と…。


だからだったのだろう。
優紀は、つくしに、心配を掛けたく無くて…。
自身の想いを、つくしに、話しし始めるのだった。


「まぁ~、完璧に…。
 とまでは、いかないんだけど…。
 でも、総二郎さんが、そうまでして、私が、仕事を辞める様に、手を打って来ると言う事
 は…。
 “私を必要としてくれて居るのだろう。”と、思うから…。
 此れからは、『次期家元夫人』としての役割を、努めて行こうかと、思って居るの。
 もしかしたら…。
 家元夫人も、私が、自発的に、そう言って来る事を、待ってくれて居るのかも知れないか
 ら…。」と…。


実は、此の時の優紀は、自身が発した言葉に、促されるかの様に…。
自身の心の中では、決心が付いて居たのだった。


だからこそ…。
此の時の優紀は、つくしに、言えた言葉だったのだろう。


「だから…。
 完全に、燃え尽きた訳じゃ無いけど…。
 新しい新天地で、此れからの私を、見付けて行くよ。
 つくし…。
 心配してくれて、有難うね。」と…。


此の時の優紀の顔付きは、晴れやかだったのだ。


だからだったのだろう。
つくしは、優紀に、にこっと、笑い乍ら…。
頷く事が出来て居たのだった。



という訳で…。
此の時の優紀は、もう、後ろを振り向く事無く、唯、前を向いて歩いて行こうと、思えて居たのだった。


そして、総二郎の後を、就いて行こうと、誓うのだった。



そして、其の日の夜…。
優紀は、総二郎だけじゃ無く…。
家元と家元夫人にも、自身の想いを、伝えたのだった。


そして、其の話しを優紀から聞いた家元と家元夫人…。
そして、総二郎は、ホッとして居たのだった。


特に、総二郎は、“やっと、優紀が決心してくれたんだな。”と、嬉しく思って居たのだった。



そして、其の後の優紀は、仕事を辞めた事で、妊娠ライフを送り乍らも…。
無理の無い程度に…。
『次期家元夫人』としての修行が、始まるのだった。



そして、其の後の優紀は、つくしに、続く事、数か月後には、出産の日を迎える事と成ったのだった。


そして、つくしも、優紀も…。
男の子を出産したのだった。


そして、つくしと優紀が出産した息子は、同じ年生まれと言う事に成ったのだった。


またもや…。
両親に引き続いて…。
つくしと優紀が、出産した息子も、同じ歳で幼馴染で親友と言う事に成ったのだった。



という訳で…。
優紀は、“『貴方(総二郎)を忘れる為』に、必死だった日々は、何だったのか?”と、思う程…。
幸せな日々を過ごして居たのだった。


結局…。
優紀が、『貴方(総二郎)を忘れる為』に、必死だった日々は…。
きっと、此の日の為に在るべき日々だったのだろう。



fin



【エピローグ】


其の後…。
実は、総二郎と優紀が、入籍したと同時に…。
総二郎と優紀の住まいは、西門邸に移して居たのだった。



そして、優紀が、出産した数か月後には、漸く、総二郎と優紀の結婚式が、執り行われたのだった。


総二郎は、F3でも、今までに、見せた事の無い程の笑顔を、振り撒いて居たのだった。


“クールで有名だった総二郎は、何処に行ったのだろうか?”と、F3が思う程だった事は言う
までも無かったのだった。

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