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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった【貴方を忘れる為】…<総優>  番外編②



実は、総二郎の父親で在る 西門流 家元は、今後も、こういう事態に陥る事も在るという思いから…。
対策を講じ始めて居たのだった。



今後…。
海外への出張に限らず…。
国内の出張に関しても…。
総二郎の出張の際には、優紀が、総二郎の同行で、出張に行く事が、予想される。


否…。
総二郎は、無理矢理にでも、優紀を連れて行こうとするだろう。


そう成れば…。
やはり、対策を講じ無ければ成らない事は、予想出来る。



なので、総二郎の父親で在る 西門流 家元は、密かに、対策を講じ始めて居たのだった。


其の対策とは…。
優一郎と光紀が、総二郎と優紀に、会えない事で、寂しがった時には…。
リモートにて、総二郎と優紀の顔と声を、見せて聞かせる事だったのだ。


其れに寄り…。
優一郎と光紀の寂しさを、和らげる事だったのだ。



また、実は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人も、或る人に、相談し始めるのだった。


其の或る人とは…。
そうなのだった。
優紀の母親だったのだ。



だからだったのだろう。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀の母親を、呼び出すのだった。
「相談したい事が有るんですの。」と…。


そして、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀の母親に、相談事の話しをし始めるのだった。


「実は、大変な事に成りまして…。」と…。


そんな総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からの言葉に、優紀の母親は、驚愕するのだった。


“優紀が、何か?
 粗相をしたのだろうか?
 其れとも…。
 何か、仕出かしたのだろうか?”と…。


だが…。
優紀の母親は、其の後の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からの話しを聞いて…。
或る意味…。
ホッとするのだった。


「如何も、総二郎は、優紀さんが居なければ…。
 何も出来ないらしく…。
 出張に行く際にも、優紀さんを同行させると、聞きませんの。
 優紀さんは、優紀さんで…。
 此の4月から、優一郎が、(英徳学園の)幼稚舎に入舎する事から…。
 優一郎の事が、心配で、“今迄の様には、出張に就いて行く事は出来ない。”と、優紀さん
 が、総二郎に、申した様で…。
 あれ以来…。
 喧嘩をしたまま…。
 総二郎と優紀さんは、口を利いて居ない様ですの。
 本当に、情けないお話し何ですが…。
 私共の愚息は、此のままだと…。
 4月の半ばに在ります 海外への出張にも、総二郎が行かないと、言い出し兼ねません
 の。
 なので…。
 私共で、優一郎と光紀の面倒を看る事にしたのですが…。
 私共だけでは、心配で御座いますでしょ?
 如何で御座いますでしょうか?
 お母様にも、お手伝い願えませんでしょうか?」と…。


だからだったのだろう。
優紀の母親は、ホッと、序に、ポロっと、言ってしまったのかも知れない。


「承知致しました。
 優一郎と光紀も、私の孫に代わり在りません。
 ですので…。
 お役に立てるかは、分かりませんが…。
 私も、お母様とご一緒に、優一郎と光紀の面倒を看させて頂きます。」と…。


なので…。
ホッとしたかの様に…。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、話しし始めるのだった。


「あぁ~、良かったですわ。
 良いご返事をお伺い出来て…。
 私は、良い援軍を得た様ですわ。
 お母様…。
 宜しくお願い致しますわね。」と…。


そして、其の日の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人 と 優紀の母親は、其の場から別れたのだった。
 


そして、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀の母親と別れて、西門邸に帰って来て直ぐの其の足で…。
優紀に、話しし始めるのだった。


「優紀さん…。
 総二郎とご一緒に、出張の同行に行って来ても宜しいわよ。
 優紀さんのお母様が、お手伝いに来て下さる事に成ったの。
 だから…。
 此方で、優一郎と光紀の面倒を看させて貰うわね。」と…。


そんな家元夫人の話し振りに、優紀は、驚愕するしか無かったのだった。


だからこそ…。
優紀は、驚愕顔を、顔に張り付かせたまま…。
家元夫人に話しするのだった。


「有難う御座います。
 ですが…。
 優一郎と光紀が、寂しがれば…。
 泣くかも知れません。
 其の時に、お義母様に、ご迷惑をお掛けするやも知れません。
 そう成れば…。
 大変に成る事も、予想されます。
 大丈夫でしょうか?」と…。


其の時だったのだ。
既に、対策を講じ始めて居た総二郎の父親で在る 西門流 家元が、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人 と 優紀が、話しして居る所に、現れたのだった。


そして、話しし始めるのだった。


「優紀さん…。
 実は、既に、対策を講じ始めて居るんだよ。
 優一郎と光紀が、寂しくして居れば…。
 優一郎と光紀には、リモートで…。
 “総二郎と優紀さんの顔を見せて…。
  声を聞かせれば、良いのではないだろうか?”と、準備している。
 今回だけの事では無いだろう。
 今後も、こう言う事は、考えられる。
 其れに…。
 優一郎と光紀が、初等部に上がる頃には、もう、そう言う時期は脱するだろう。
 後、数年の事だろう。
 其れに、優一郎と光紀の面倒を看るのは、父方の祖父母と…。
 母方の祖母だろ。
 所謂、優一郎と光紀にとっては、じぃじ と ばぁば…だ。
 だからこそ…。
 優紀さんが、心配する必要も無いだろう。」と…。


“其処まで、配慮して下さって居る家元と家元夫人のご厚意に感謝して…。
 総二郎さんの出張に、同行するべきだろう。”と、此の時の優紀は、思うのだった。


だからこそ、優紀は、家元と家元夫人に、話し出来たのかも知れないのだ。


「有難う御座います。
 そうさせて頂きます。」と…。



だが、優紀は、其の後…。
自身の母親に、連絡を入れて、伝える事にしたのだった。


「お母さん…。
 今回は、有難う!
 でも、きっと、優一郎と光紀は、寂しがるかも知れないわ。
 もし、何か有れば…。
 何時でも良いから…。
 連絡して…ね。」と…。


此れには、優紀の母親も、了承するのだった。



だが、此の時の優紀の母親は、そう言って来た自身の娘で在る 優紀の事を、分析して居た
のだった。 


“もしかしたら…。
 寂しがるのは、優一郎と光紀では無く…。
 優紀自身なのかも知れないわね。”と…。


此の時の優紀の母親は、優紀からの連絡して来た話しを聞いて、クスッと、笑って居たのだった。




<此の二次小説『喧嘩をしてしまった【貴方を忘れる為】…<総優>  番外編②』は、切
 りが良い為に、短めに成って居ります事を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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