tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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姉と弟【人間恐怖症…<つかつく>】  エピローグ①



<此の二次小説『姉と弟【人間恐怖症…<つかつく>】  エピローグ①』は、不快に思わ
 れるやも知れない事案を綴って居ります。
 不快に思われました成らば、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



司と美桜には、姉(=義姉)と弟(=義弟)が、居るのだ。



【姉…。】


司の姉で在る 椿は、何時も、司の事を、気遣って来た。


両親からの愛情を受ける事無く…。
幼少期から青年期を過ごした自身の弟で在る 司が、椿には、不憫で仕方なかったのだ。


だが、少なくとも…。
実際は、母親で在る 楓は、司の事を、東京⇔NY間と離れて居ても、心配して居たのだった。


だが、そんな椿と司姉弟の母親で在る 楓の想いは、娘で在る 椿にも、息子で在る 司にも…、通じて居なかったのだ。



だが、自身の姉で在る 椿の司への想いを、司は、知って居たので、椿が、政略結婚する事が決まった時には…。
自身の姉で在る 椿に、司は、反抗し始めたのだ。


“何故、政略結婚に、同意したのか?
 何故、俺を置いて行くのか?”と…。


実は、政略結婚後の椿は、既に、LAに永住する事が決まって居たのだ。


勿論、司は、其の現実を受け止められず…。
中等部に通って居た司は、荒れ始めたのだ。



其の後、月日は経ち…。
英徳高校3年に成って居た司の前に、『牧野つくし』が、現れたのだ。


椿は、司が恋して止まないつくしの事を気に入ったのだ。


そして、「将来の私(椿)の妹は、つくしちゃんしか居ない。」と、つくしは、椿から、言われる程だったのだ。


そして、また、椿は、自身が、政略結婚し無ければ成らなかった時の話を、つくしに、聞かせた程だったのだ。


此の時の椿は、荒れて居た司を、『真っ当な男に、変えてくれたつくし』の事を、気に入っただけじゃ無く、認めて居たのだ。


だからこそ…。
椿は、つくしの事を大切にして居たのだ。
其れは、態度にも表れて居たのだった。


なのに…。
無情にも、あの事件で、司は、つくしだけの記憶を失くしたのだ。
此の時の椿が、自身の心を痛めない筈等無かったのだ。


だが、如何する事も出来ない椿は、途方に暮れて居たのだった。


そして、やっと、司が、つくしの記憶を取り戻した時…。
つくしは、仲間の前から、姿を消して居た事が分かったのだ。


そして、やっと、つくしの存在が分かった時には、今度は、つくし自身が、17年間の全ての記憶を失くして居た事が分かったのだ。


此の時の椿は、自身の心を痛めるだけでは、済まなかったのだ。
自身の弟で在る 司同様…。
此の時の椿自身も、失意の底に居たのだった。


此の時の椿は、思って居たのだ。


“如何して、司とつくしちゃんは、擦れ違いばかり何だろうか? 
 遠回りし無くても良いのに…。”と…。


此の時の椿は、自身の弟で在る 司とつくしの恋を、嘆くのだった。



だからだったのかも知れない。
司が、『美桜』と成って居た『牧野つくし』に、近付きたい一心で…。
司が、『美桜』に、心を砕いて居た事を知った椿は、自身の弟で在る 司に、協力する事にしたのだった。


そして、女同士でしか分からない事には、“美桜ちゃんと話し出来るのは、私(椿)しか居ないわよね。”と、立ち上がったのだった。


そして、司は、自身の姉で在る 椿の協力のお陰で、また、美桜と、仲直り出来たのだった。
否…。
司は、自身の姉で在る 椿のお陰で、また、美桜を取り戻す事が出来たのだった。



だが、実は、其の陰では、椿は、後悔して居たのだった。


何故なら…。
司と美桜(=つくし)が、再会した時には、既に、司と美桜(=つくし)との間には、『潤』という息子が居たのだ。


椿と椿の夫との結婚年数的には、其の当時の年齢だった『潤』位の子供が居ても可笑しく無かったのだ。


だが、椿と椿の夫との間には、子供が居なかったのだ。


椿と椿の夫は、政略結婚だったのだ。


英徳学園 高等部に通って居た其の当時の椿には、お付き合いして居た彼氏が存在して居たのだ。


だが、椿は、自身の母親で在る 楓に寄って…。
其の当時、お付き合いして居た彼氏と、別れさせられたのだ。


そして、必然的に、椿は、自身の母親で在る 楓に寄って与えられた相手と、政略結婚したのだ。


本来の椿は、其の政略結婚の相手に、寄り添うつもりは、毛頭無かったのだ。


だが、椿は、ラッキーだったのだろう。
現在の椿の夫で在る 当時の政略結婚の相手が、椿の味方に成ると、約束したのだ。
其処から、椿は、現在の夫で在る 当時の政略結婚の相手を、受け入れ始めたのだ。


だが、椿と椿の夫には、恋愛期間が存在し無かったのだ。


だからだったのだろう。
椿は、夫と相談をして、其の当時、まだ、学生だった椿の意思を尊重して、婚姻関係で在り乍ら…。
椿と椿の夫は、二人だけの恋愛期間を、楽しんで居たのだった。


其の当時の椿の想いは、まだ、子供を作らず…。
椿と椿の夫の二人だけの恋愛期間を、楽しむ事だったのだ。


だが、実は、其の当時の楓は、自身の娘で在る そんな椿を、心配して居たのだった。



そして、自身の弟で在る 司には、既に、息子が居る事が分かった時…。
椿は、夫と相談をして、子供を作る事を、決意して居たのだった。


だが、蓋を開けて視れば…。
中々、妊娠の兆候が見られず…。
椿は、後悔し始めたという訳だったのだ。


だからだったのだろう。
椿は、不妊治療を開始したのだった。


だが、プレッシャーに寄るストレスからなのか?
自身への想いからに寄るストレスからなのか?
椿は、中々、子宝に恵まれなかったのだ。


そんな時だったのだ。
椿は、美桜が、妊娠した事を知ったのだった。


だからだったのかも知れない。
椿は、益々、ストレスを抱え始めるのだった。


そんな椿の様子を観て居た椿の夫は、椿に、話しし始めるのだった。


「自然に任せ様…。
 此のままだったら…。
 君がつぶれてしまうよ。」と…。


そんな自身の夫からの言葉に、救われた椿は、自然に任せる事にしたのだった。
なので、椿は、不妊治療を止めたのだった。


そして、美桜が、出産して直ぐの其の後…。
椿にも、妊娠して居た事が、分かったのだった。



此の時の楓は、思うのだった。


“椿は、冬桜(ゆらら)を抱き上げた事で…。
 冬桜(ゆらら)が、『呼び水』に成ったのかも知れないわね。”と…。



此の時の椿は、既に、29歳に成って居たのだった。
結婚して、既に、10年が経とうとして居たのだった。


そして、椿は、其の後…。
男の子を、出産したのだ。


そして、智(とも)が、誕生して一年後には、椿は、女の子を出産したのだった。



そして、道明寺家は、内孫・外孫合わせて…。
5人の孫に、恵まれたのだった。



そして、椿が、長男を授かった時の楓は、ホッとして居た事は言うまでも無かったのだった。




<此の二次小説『姉と弟【人間恐怖症…<つかつく>】  エピローグ①』に出て来る『不
 妊治療』について、記載させて頂きます。
 不快に思われるやも知れませんが、了承の程、宜しくお願い致します。
 実は、私は、20代前半の頃に、仕事に寄るストレスを抱えて居た事に寄り、子供が出来難
 い身体に成ってしまいました。
 其の当時は、『不妊治療』に関して、今程、治療方法が確立されて居らず…。
 ストレスから『不妊症』を発症すると、認定されて居ない時代でした。
 抑々(そもそも)、『ストレス』と言う言葉自体…。
 『不妊治療』と言う言葉自体無い時代でした。
 唯、『不妊症』と、カルテに書かれる様な時代だったんです。
 そんな私が、二人の子宝に恵まれました。
 何をしたという訳では在りませんでした。
 唯、プレッシャーを感じない様に、努めただけでした。
 所謂、子供を諦めただけだったんです。
 だから…と言って、そんな並大抵の事では在りませんでした。
 結婚して、一人目の子供が授かるまでに、5年近く掛かりました。
 だからこそ…。
 今、現在、『不妊治療』を為さって居らっしゃる皆様に、此の様な事案を、綴って居る事
 をお詫びし乍らも…。
 そんな私だからこそ…。
 言わせて下さい。
 『夜の明けない朝は無い』
 如何か、ストレスを感じないで下さい。
 もう、十分、頑張って居らっしゃるかと思いますから…。>

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