tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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其の後【司とつくしは兄妹?…<つかつく>】  5.



類とつくし兄妹が、兄妹の会話をして居た所に…。
知り合いに声を掛けられて居た総二郎とあきらは、戻って来たのだった。


実は、総二郎とあきらは、知り合いに声を掛けられた事から、一旦、司と類とつくしの居る場所から、離れて居たのだった。


なので、総二郎とあきらは、類とつくし兄妹に、それぞれ、声を掛けて居たのだった。


「兄妹の会話は、終わったか(笑)?」
「司が、面白無さそうな顔付きに成ってるぞ(笑)。」と…。


だからだったのだろう。
司は、そう言って笑って居る総二郎とあきらを、睨み付けて居たのだった。


だが、類とつくし兄妹は、そんな司は放って置いて、総二郎とあきらに、それぞれ、飄々と、言って除けるのだった。


「仕方ないなぁ~。
 司は…。」
「良いの、良いの。
 何時もの事なの。
 日本に居た頃は、もっと、酷かったんだから…。
 司って…。
 お兄様とは、仲が良いんだか?
 悪いんだか?
 お兄様と私が、お喋りして居ると、何時も、司は、不貞腐れてるの。
 だから…。
 良いの。」と…。


実は、つくしは、此の状況に慣れっこだったのだ。
だが、そう言って来たつくしに対して、司は、更に、不貞腐れて居たのだが…。




【3.のエピローグ<滋>】


其処に、つくしは、背後から、誰かに、呼ばれた様な気がして居たのだった。


「つくし…。」と…。


だからこそ…。
つくしは、後ろを振り向いたのだった。


何故なら…。
つくしが、「つくし…。」と、呼ばれるとする成らば…。
其れは、間違い無く…。
両家の両親か? or 兄で在る 類か? or 婚約者の司しか居ないのだ。


つくしは、NYの学校に通って居たので、後は、学友と成るのだが…。
つくしは、こういう所で、呼ばれる程…。
親しくして居た学友は、居なかった筈なのだ。
唯のクラスメイトとしての付き合いだったのだから…。


其れに、もし、つくしと親しかった栗巻あや乃が、つくしを呼んだとする成らば…。
其れは、「つくしさん…。」の筈なのだ。


だからこそ…。
つくしと親しかった栗巻あや乃が、「つくし…。」と、呼ぶ事は無いのだ。


なので、此の時のつくしは、首を傾げ乍ら…。
後ろを振り向いて居たのだった。



実は、つくしを呼んだ声の主は、滋だったのだ。


此の時、後ろを振り向いて居たつくしでさえも、一瞬、滋の事を、誰なのか?
分からなかった程なのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、そんな滋の声を、無視し様と、して居たのだった。



実は、滋は、滋で、そんなF4&つくしの様子を、陰から、観て居たのだ。


此の時の滋は、唯、F4の傍に居る事が出来るつくしを、羨ましそうに、観て居たのだった。


だからだったのだろう。
滋は、F4&つくしの中で、声を掛けられそうなつくしに、声を掛けたのだった。


何故なら…。
滋だけじゃ無く…。
此のパーティー会場に、出席して居た淑女達の瞳(め)は、全て、F4&つくしの方に、向いて居たのだから…。


だからだったのかも知れない。
其処に、滋が、つくしに、声を掛けたと言う事は、つくしとの親しさを、世間に、アピールする狙いが、滋には、有ったのだろう。


其処で、其れだけじゃ無く…。
自然と、滋は、F3共、親しく成りたいという狙いが有ったのだ。


だからこそ…。
滋は、手っ取り早く、つくしに、声を掛けたのだ。



其処に、漸く、滋の存在を思い出したつくしは、滋に、声を掛けたのだった。


「滋さん…⁉
 今日は、dressをお召しに成って居るから…。
 滋さんだとは、全く、気が付きませんでした。
 先日とは、随分、イメージが違うんですね。」と…。


だからだったのだろう。
滋は、ムッと、し乍らも…。
つくしに、返答するのだった。


「あの日は、カジュアルな服装だったから…ね。」と…。


なので、つくしも、先ずは、滋に、話しを合わせて、話しして居たのだった。


「あっ、そうでしたね。
 ですが…。
 私が、滋さんと、お会いしたのは、先日が、初めてじゃ無かったですか?
 其れなのに…。
 先程は、“つくし…。”と、滋さんは、呼ばれましたよね⁉
 滋さんは、そう呼んで下さいましたが…。
 私は、滋さんと、其れ程、親しい仲では無かったと思いますが…。」と…。


だからだったのだろう。
此の場(パーティー会場)に居た淑女達は、クスクスと、笑う者迄居たのだった。



だが、此の時の滋は、飄々と、つくしに、返答するのだった。


「良いじゃん!
 だって…。
 私は、あや乃の幼馴染で親友…。
 そして、つくしは、あや乃の学友…。
 だから…。
 もう、私とつくしは、友達でしょ!
 だから…。
 “つくし…。”と、呼んだの。
 ダメだった?」と…。
「………」



だが、此の時のつくしは、思うのだった。


“滋さんとは、一度しか会って居ないのだから…。
 其れ程、親しい仲じゃ無いけど…。
 其れでも、『親しき仲にも礼儀有り』でしょ⁉”と…。


だが、つくしは、悟って居たのだった。


“きっと、此の女性(ひと)に、そんな事を言ったとしても…。
 通じないんだろうな。”と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、何も、言葉を口にし無かったのだ。



そんなつくしの状況に、気が付いて居るのか? or 居ないのか?
滋は、どんどん、話しを進めるのだった。


「ねぇ~、つくし…。
 F4メンバーの皆さんを、紹介してよ。」と…。


此の時の滋は、つくしにしか聞こえない様に、話ししたつもりだったのだ。


だが、しっかり、F4には、聞こえて居たので…。
司と類は、そんな滋の態度を、怪訝な顔付きで、観て居たのだった。


そして、滋は、つくしに、付け加える様に、言って除けるのだった。


「あぁ~、そうそう。
 つくしの婚約者の道明寺司は、もう、紹介し無くても良いよ。
 つくしの婚約者でしょ!」と…。


何処か、意味深に聞こえるそんな滋からの要望に、つくしは、呆気に取られるのだった。


だが、先日のつくしへの司のメロメロ振りと云うのか?
司からのつくしへの強烈なラブシーンを見た滋だったからなのか?
滋の中では、道明寺司に対する想いは、何処かに、飛んで行ったかの様に、吹っ切れて居たのだった。


だからこそ…。
司の紹介寄りも…。
他のF4メンバーの紹介をして欲しかったのだ。


滋が、恋人に求める条件は、滋に相応しいイケメンなのだ。
少々、性格に難が有っても、良しとして居た滋だったのだ。


所謂、滋の理想像で云えば…。
滋が求めて居るイケメンの理想像は、道明寺司だったのだ。
だが、司は、つくし以外、『女』を感じて居なかったのだ。


其の事実を認識した滋は、更なる、滋が求めて居るイケメンを、探すのだった。
其の滋が求めて居るイケメンは、当然の事乍ら、F3だったのだ。


だからこそ…。
つくしと親しく成れば…。
漏れ無く…。
“F3が、就いて来る。”と、認識して居た滋だったのだ。


特に、つくしの兄で在る 類は、F3の中でも、司の次に、イケメンと、言われて居るのだ。


だからこそ…。
更なる、イケメンを、ゲットする為に、滋は、つくしの傍を離れ様とし無かったのだ。


所謂、滋は、つくしから、F3を紹介してもらう為に…。
つくしの隣を、陣取ろうと、して居たのだった。


其の滋の厚かましさに、其処に居たF4&つくしは、げんなりして居たのだった。
特に、つくしの兄で在る 類は、顔付きにも、現れて居たのだった。

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