tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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其の後【司とつくしは兄妹?…<つかつく>】  4.



<此の二次小説『其の後【司とつくしは兄妹?…<つかつく>】  4.』は、【エピロー
 グ】という形で、【補足】を入れて居ります。
 【エピローグ】には、【補足】という意味合いも有るそうですので、了承の程、宜しくお
 願い致します。>



【3.のエピローグ<類とつくしの会話>】


類とつくしは、兄妹の会話を始めるのだった。



実は、つくしが、NYに渡米後…。
つくしには、気に成って居た事が有ったのだ。


其れは、類とつくしの母親で在る 花沢かすみの事だったのだ。


「ねぇ~、お兄様…。
 パパとママも、元気だよね?」と…。


ところが、妹で在る つくしからのそんな質問の言葉を聞いた類は、少し、浮かない顔付きに成るのだった。


何故なら…。
類とつくしの母親で在る 花沢かすみが、ここ最近、元気が無い様に、類には、感じて居るからだったのだ。


だからだったのだろう。
類は、妹で在る つくしに、そんな話しをし始めるのだった。


「う~ん。
 何と言うのか?
 父さんからは、言われて居たんだよね。
 “もし、NYで、つくしと会っても…。
  母さんの話しはしない様に…。”って…。
 だから…。
 俺からは、言い難いかな?」と…。


だが、そんな風に、兄で在る 類から言われたつくしは、気に成るのだった。


だからだったのかも知れない。
つくしは、類に、懇願するのだった。


「ねぇ~、お兄様…。
 今、言って欲しい。
 “パパには、お兄様から聞いた。”とは、言わないから…。」と…。


だが、其処は、類…。
つくしに、クスクス笑い乍ら、言って除けるのだった。


「そんな事は、無理でしょ(笑)⁉
 父さんの事だから…。
 俺が、つくしに、話しした事は、バレるに決まってるでしょ⁉
 だから…。
 父さんから、訊きな‼」と…。


だが、気に成って仕方が無いつくしは、其れでも、兄で在る 類に、懇願するのだった。


「でも…。
 お兄様から、此処迄聞いて…。
 “後は、パパから…。”とは、もう、気分的に成らないでしょ⁉
 だから…。
 今、お兄様から聞きたいの。
 教えて…。
 お願い!」と…。


そう言って懇願して来たつくしに、類は、“仕方ないなぁ~。”と、負けた様に、首を傾げ乍ら…、話しし始めるのだった。


「ここ最近、母さんの様子が、可笑しいんだよ。
 今思えば…。
 つくしが、NYに、渡米して暫くしてから…だった様な気がするよ。
 段々、元気が、無く成って来て…。
 ここ最近じゃあ…。
 良く、つくしの部屋に入って、何か?
 考え事でもしてるのか?
 暫く、出て来なかったり…するんだよね。
 だから…。
 俺…。
 母さんに訊いて視たんだよ。
 “つくしの部屋に入って、母さんは、何を遣ってるの?”って…。
 そしたら…さ。
 “つくしの部屋に居ると…。
  色々、思い出せるの。
  つくしとの楽しかった日々を…。”と、言い出したんだ。
 一応、気に成って…。
 父さんにも、話しして置いたんだけど…。
 つくしが、日本に帰って来られそうなら…。
 一度、日本に帰国出来ない?
 年末から正月に掛けてなら、大丈夫でしょ。
 其れに、年末の12月28日は、つくしの誕生日だし…。」と…。


なので、つくしは、類に、如何返答すれば良いのか分からず…。
司の顔を見たのだった。


其処で、司は、やっと、類とつくし兄妹の会話を遮る様に、割って入って、話しし始めるのだった。


「俺が、何とか?
 親父とババアに、話しを付けて遣る事も可能だが…。」と…。


其処で、司からの話しを聞いたつくしの顔は、パーっと、明るく成るのだった。
そして、つくしは、司に、繰り返し、訊き始めるのだった。


「司…。
 本当…。
 本当なのね?」と…。


其処で、司は、つくしに、条件を出すのだった。
勿論、司は、つくしの耳元で、伝えて居た事は言うまでも無かったのだが…。


「ああ。
 但し、つくしからは、当分の間…。
 拒否出来ねぇから…な。」と…。


そんな司からの言葉に、驚愕顔に成って、司の顔を観て居たつくしが、此処に居た事は言うまでも無かったのだが…。
つくしは、“仕方ない。”と、心の中で、割り切った様に成り…。
司に、頷くのだった。


なので、つくしは、兄で在る 類に、了承の言葉を伝えるのだった。


「司が、お義父様とお義母様に、話ししてくれた後に成るけど…。
 了承して貰えたら…。
 日本に帰国出来ると思う。
 だから…。
 パパに、伝えて…。
 また、お兄様には、連絡を入れるから…。」と…。


なので、類も、妹で在る つくしに、返答の言葉を口にするのだった。


「うん、分かった。
 其れじゃあ…。
 つくしからの連絡後に、父さんには、伝えるよ。」と…。


だが、つくしには、そうは言って視たのだが…。
此の時の類には、つくしの耳元で、司が、どんな言葉を言って居たのか?
想像出来て居たのだった。


だからだったのだろう。
類は、司の顔を、睨み付けて観て居たのだった。


だが、其処は、司だったのだ。
類が、何を言いたいのか分かるだけに、横を向いて、知らない振りをして居たのだった。



そして、そんな司と類の攻防に気が付いて居ないつくしは、自身の兄で在る 類に、了承するのだった。


「うん、分かった。」と…。


だが、思い出したかの様に、此の時の類は、妹で在る つくしに、更に、話しを続けたのだった。


「けど…。
 つくし…。
 日本に帰国したら…。
 覚悟して置いた方が良いと思うよ。」と…。


其処で、つくしは、自身の兄で在る 類からの言葉に、首を傾げるのだった。


何故なら…。
“唯の帰国だけなのに…。
 如何して、覚悟が、必要なの?”と…。


なので、不思議そうにして居る自身の妹で在る つくしは、放って置いて…。
類は、話しを続けるのだった。


「つくしは、NY育ちだから…。
 日本の年間行事の中に、二十歳の記念に、大人に成った事を祝して、毎年1月の第2月曜日
 の祝日に行われる『成人式』という行事が在る事は知らないかな?」と…。


つくしは、日本に帰国してから…。
そんな話しを、タマから聞いて…。
TVで観た事を思い出して居たのだった。
なので、つくしは、自身の兄で在る 類に、伝えるのだった。


「そんな話しを、日本に帰国してから、タマさんから聞いた事が有って…。
 TVで観た事が有ったの。
 確か、『振袖』という着物を着付けて、級友達と、会うんだよね。
 でも、其の事で、私の覚悟と、如何、関連が在るの?」と…。


なので、類は、本題に移るのだった。


「うん。
 其の『成人式』の日に、母さんは、つくしに、『振袖』を着せたいらしいんだよ。
 でも、つくしの『成人式』が、行われるのは、再来年の1月…何だよ。
 つくしは、来年の12月28日の誕生日で、二十歳を迎えて、直ぐの年明け早々の『成人式』
 の日が、つくしの『成人式』という訳…何だよ。
 だから…。
 母さんは、つくしの『振袖』の採寸をしたいらしいんだよ。
 きっと、帰国した後のつくしは、母さんのおもちゃに成るだろうね。
 だから…。
 “覚悟して置いた方が良い。”と、言ったの。」と…。


そんな話しを、自身の兄で在る 類から聞かされたつくしは、驚愕顔に成って居たのだった。


だが、つくしは、自身の母親で在る 花沢かすみの自身(つくし)への想いを、理解して居るし…。
つくしは、そんな自身の母親で在る 花沢かすみからの想いを有り難く思って居たので、甘んじて、自身の母親で在る 花沢かすみの想いを、受け取る事にして居たのだった。


だからだったのだろう。
つくしは、自身の兄で在る 類に、クスクス笑い乍ら、言って除けるのだった。


「大丈夫だよ(笑)。
 お兄様…。
 私の事を、心配してくれて有難う!」と…。


だが…。
此の時の類は、自身の妹で在る つくしのそんな楽天的な考え方には、些か、不安気味だった事は言うまでも無いのだった。

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