tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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其の後【司とつくしは兄妹?…<つかつく>】  16.



実は、此の時点での司には、大変な事が起こるとは、思いもし無かったのだ。


否…。
此の時の司には、まだ、予期して居なかっただけだったのだ。



実は、司は、道明寺邸から花沢邸に向かう時点では、自身の母親で在る 道明寺楓が、花沢邸に現れるとは、思っても視なかったのだ。


否…。
司には、予期出来て居なかったのだ。
まさか、自身の母親で在る 道明寺楓が、花沢邸に現れる等と…。


だが、西門邸に、自身の母親で在る 道明寺楓が、現れたのだ。
司が、取り繕う間も無く…。
西門家の使用人頭に寄って、司の母親で在る 道明寺楓は、客間に通されて居たのだった。


所謂、つくしの母親で在る 花沢かすみ…。
そして、司とつくしが、既に、通されて居た客間に…。


其の場に居たつくしの母親で在る 花沢かすみだけじゃ無く…。
司とつくし…。
そして、西門邸の主人で在る 西門流 家元夫人でさえも、司の母親で在る 道明寺楓の登場に、驚愕するのだった。



実は、司の母親で在る 道明寺楓の登場に関して、つくしの母親で在る 花沢かすみは、てっきり、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人が、“招待したのだろう。”と、思って居たのだった。


そして、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、てっきり、つくしの母親で在る 花沢かすみが、司の母親で在る 道明寺楓を、“西門邸に、招待したのだろう。”と、思って居たのだった。


だからだったのだろう。
つくしの母親で在る 花沢かすみは、こっそり、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、訊くのだった。


「楓さんをご招待為さったのは、家元夫人ですの?」と…。


だが、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、反対に、つくしの母親で在る 花沢かすみに、訊くのだった。


「いいえ。
 かすみさんが、ご招待為さったんじゃ御座いませんの?」と…。


だからだったのだろう。
つくしの母親で在る 花沢かすみ と 総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、お互い、顔を見合わせるのだった。
不思議そうな顔付きに成り乍ら…。


そして、つくしの母親で在る 花沢かすみ と 総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人の二人の見解は、“司さんが、呼んだのだろう。”と、思って居たのだった。


だが、そうでは無い事を、後で知る事と成るつくしの母親で在る 花沢かすみ と 総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人だったのだ。



そして、客間には、西門家御用達の呉服屋が、振袖の反物を、並べ始めたのだった。


其処で、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、西門家御用達の呉服屋の主人に、声を掛けるのだった。


「御主人…。
 もう少し…。
 お待ちに成って…ね。
 もう一方(ひとかた)…。
 お呼びして居るのよ。」と…。


其処で、つくしの母親で在る 花沢かすみは、不思議に思い、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、訊ねるのだった。


「家元夫人…。
 何方(どなた)が、お見えに成るんですの?」と…。


なので、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、話しし始めるのだった。


「ええ。
 私(わたくし)が、お気に入りのお嬢さんなの。
 実は…ね。
 総二郎の幼馴染のお嬢さんの高校生の頃の後輩のお嬢さんなのよ。
 其のお嬢さんは、高校生の頃から、茶道部でお茶を嗜んで居たらしいんだけど…。
 高校を卒業すれば…。
 茶道を嗜む事が出来なく成るとかで…。
 高校生の頃の茶道部の先輩に当たる 総二郎の幼馴染のお嬢さんに、相談したらしいの。
 で、西門流の御弟子さんだった総二郎の幼馴染のお嬢さんのお母様を通して、私(わたく
 し)に話しが、下りて来たの。
 で、お会いして視れば…。
 気立てが良くて、優しくて、言う事無いお嬢さんなのよ。
 で、私(わたくし)の弟子にしたという訳なの。
 今では、其のお嬢さんのお母様とも、仲良くして頂いて居て…。
 親子で、お茶を為さって居るという訳なの。
 で、今、其のお嬢さんとお母様を、総二郎に、お迎えに行かせたのよ。
 もう直ぐしたら…。
 お越しに成ると思うから、お待ちに成って…。
 きっと、其のお嬢さんは、つくしさんとも、気が合うと思うのよ。
 つくしさん…。
 仲良くして上げて頂戴…ね。」と…。


なので、つくしは、「はい。」と、返事するのだった。


そして、そう言って居る間にも、総二郎の案内で、お嬢さんこと 松岡優紀…。
そして、優紀の母親が、客間に現れたのだった。



そして、挨拶も、そこそこに…。
振袖の反物を、見て回る面々だったのだ。


其処で、司の母親で在る 道明寺楓 と つくしの母親で在る 花沢かすみは、意見の違いから、揉め始めるのだった。


先ずは、司の母親で在る 道明寺楓が、言い始めたのだった。


「私(わたくし)は、此方の方が、つくしには、似合うと思いますのよ。」と、言えば…。


つくしの母親で在る 花沢かすみは、司の母親で在る 道明寺楓に、負けじと、言い始めるのだった。


「私(わたくし)は、つくしの母親ですから…。
 つくしの好みは、分かって居ますのよ。
 此方の方が、つくしには、似合いますわ。」と…。


そんな司の母親で在る 道明寺楓 と つくしの母親で在る 花沢かすみを、横目で観乍らも、つくしは、思うのだった。


“私の好みは、如何言う物なのか?
 訊いてもくれないのだろうか?
 先ずは、私の意見だと思うんだけど…。”と…。


だが、つくしの養母で在り、何れは、つくしの義母と成る 道明寺楓にしても…。
現在のつくしの母親で在る 花沢かすみにしても…。
一歩も、引く気等…。
無かったのだった。


所謂、司の母親で在る 道明寺楓 と つくしの母親で在る 花沢かすみは、同じ母親同士、バチバチ状態だったのだ。


其の横では、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人 と 優紀の母親とは、仲睦まじい様子で、振袖の反物を、観て居たのだった。



そして、つくしと優紀は、意気投合したかの如く…。
其の場で、仲良く成るのだった。


其処で、つくしは、優紀に、話しし始めるのだった。


「優紀が、羨ましいなぁ~。」と…。


実は、此の時のつくしと優紀は、同じ年生まれだと言う事を知り、『Fast name』で、呼び合う事にしたのだった。


なので、そう言って来たつくしに対して、此の時の優紀は、何の事か、分からず…。
小首を傾げ乍ら…。
つくしに訊き始めるのだった。


「何の事…⁉」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、自身の義母と母親の様子を横目で見て、優紀に合図を送り乍ら、言って除けるのだった。


「家元夫人 と 優紀のお母様は、仲睦まじいでしょ。
 私のお義母様とママは、仲違いして居る様子だし…。」と…。


なので、此の時の優紀も、それぞれのそんな様子を見乍ら…。
実は、苦笑いだったのだ。



しかし…。
司は、総二郎を、茶化し始めて居たのだった。


「へぇ~、総二郎…。
 意外だな。」と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、何の事だか?
分からず…。
司に、訊き始めるのだった。


「何の事だ⁉」と…。


其処で、司は、自身の顎を突き出す形で、優紀の方を示し乍ら、総二郎に、言って除けるのだった。


「今迄の総二郎が、付き合って来たタイプとは、全く、違ぇ女だよな?」と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、慌てる様に、司に、言って除けるのだった。


「司…。
 何、勘違いしてんだよ。
 彼女じゃねぇし…。
 付き合ってねぇよ。
 俺は、如何も、嫌われてるみてぇだし…な。
 唯、お袋から、“迎えに行け‼”と、言われたから…。
 迎えに行っただけ…だ。」と…。


だからだったのかも知れない。
司は、そんな総二郎に、興味を示し始めるのだった。


“後で、詳しく、訊けば良いか?”と…。



其の横では、まだ、司の母親で在る 道明寺楓 と つくしの母親で在る 花沢かすみのバチバチ状態は、続いて居たのだった。


なので、そんな司の母親で在る 道明寺楓 と つくしの母親で在る 花沢かすみの様子に、司とつくしは、溜息しか出て来なかったのだった。

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