tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  28.



2020.12.24  Christmas Eve



あのパーティーの日から…。
司は、何も出来ないまま…。
数か月が経って居たのだった。


勿論、桃乃園総帥は、あのパーティーの日に、司自身に興味を抱いた事は、確かだったのだ。


だが、此の時の桃乃園総帥は、司自身を、もっと、観察して視たかったのだ。


【自身(桃乃園総帥)の前だったからなのか?


 其れとも…。
 誰の前でも、動じる事無く…。
 ビジネスとして、順応出来るのか?   】


桃乃園総帥は、司の全てを、見て視たかったのだ。
なので、桃乃園総帥にとっては、其の時間が必要だったのだ。



だが、司は、焦る一方だったのだ。


何故なら…。
あの日のパーティーで、桃乃園総帥は、自身の孫である つくしのお相手候補を探して居たのだ。
司が、焦らない訳等無かったのだ。


だが、司にとって、ビジネスを、放って置く訳にもいかない。


“其れこそ…。
 桃乃園総帥の思惑に嵌ってしまう。”と、司は、考えて、何とか、ビジネスに集中して居たのだった。



そんな司の様子を知って居るF3は、司を誘い出す事にしたのだった。


実は、一週間後には、『Christmas Eve』で在る 12月24日に成るのだ。
其の日を利用して、F3は、司を誘い出す事にしたのだった。


其処で、あきらが、『F4LINE』に、連絡を入れるのだった。


『12月24日…。
 久し振りに、F4で盛り上がろうぜ‼』と…。


そして、返信して来たのは、類と総二郎だけだったのだ。


『了解‼』
『ああ。』と…。


だが、肝心の司からの返信が無かったのだ。


其の頃の司は、思って居たのだった。


“何が楽しくて…。
 F4で、集まるんだよ⁉
 今の俺が、盛り上がれるか?”と…。



だからだったのだろう。
あきらは、司の第1秘書で在る 西田に連絡を入れるのだった。


「12月24日の夜…。
 司を、借りて良いか?
 飲みに誘うと、F3で、考えて居るのだが…。」と…。


実は、西田にも、司の様子は、心配だったのだ。


何故なら…。
意気消沈して居る様子が、目に余るから…だったのだ。


だからだったのだろう。
西田は、“此の機会に、司様に、気晴らしして貰おう。”と、考えたのだった。


なので、西田は、あきらに、了承の意を伝えるのだった。


“賜りました。”と…。


という訳で、司は、F4の集まりに、参加する羽目に成って居たのだった。



ところが…。
其の後のあきらの下に、桜子から、連絡が来たのだった。


「御相談したい事が有るので…。
 お会い頂けないでしょうか?」と…。


なので、あきらは、桜子に、了承の意を伝え…。
桜子と、会う事にしたのだった。


そして、其処で、聞かされた話しに、あきらは、頭を抱えるしか無かったのだった。



桜子からの其の話しとは…。


「実は…。
 滋さんが、かなり、怒り始めてまして…。
 F3の皆さんとお会いしてからも、数か月は経ちますし…。
 道明寺さんが、日本に帰国してからも、数か月が経って居ますよね?
 ですが…。
 F3の皆さんとお会いしてから…。
 全く、音沙汰無しですし…。
 先日は、“私達 T3を、F4は、馬鹿にして居るの?”と、滋さんが癇癪を起しまして…。
 優紀さんも、私も、大変、困って居るんです。
 ですので…。
 『Christmas Eve』を利用して、私達 T3と、お会い頂けないでしょうか?」と…。


あきらは、頭を抱えるしか無かったのだ。


何故なら…。
司には、F4で会うと、告げて居るのだ。


其処に、T3が入って来たのなら…。
司が、つくしの事を、思い出さないとも限らないのだ。


何故なら…。
T3は、つくしにとって、親友だから…なのだ。


だからだったのだろう。
あきらは、取り敢えず…。
此の話しを、保留にする事にしたのだった。


「桜子、悪ぃが…。
 此の話しは、保留にしてくれるか?
 取り敢えず…。
 持ち帰らせてくれ‼」と…。


なので、桜子は、“仕方ない。”と、思う事で、あきらに、こう返答するしか無かったのだった。


「承知致しました。
 良いお返事を、お待ち致します。」と…。


だが、そう桜子から言われたあきらは、苦笑いだったのだが…。



そして、あきらは、類と総二郎に、相談するのだった。


そして、F3が出した結論は、「司に内緒で、T3と会う事にし様…。」と、いう話しと成ったのだった。


何故なら…。
事前に、司に話しすれば…。
司は、「行かねぇ‼」と、言い出し兼ねないから…だったのだ。



そして、12月24日と成り…。
F4が、集まった後…。
T3が、メープルの司の自室に入って来たのだった。


支配人には、あきらが、伝えて居たのだ。
後から、T3が来る事を…。



なので、何も知らされて居なかった司は、驚愕し…。
怒り始めたのだった。


「此れは、如何言う事だ(激怒)?」と…。


だからだったのだろう。
あきらは、そんな風に怒って来る司に、訳を話しし始めるのだった。


「俺等 F4が、T3と会わねぇから…よ。
 滋が、癇癪を起し始めたらしいんだわ。
 滋は、ちゃんと、牧野の事を説明して欲しいらしいわ。
 で、困った桜子から、俺が、相談を受けた。
 で、此処に、来て貰った。」と…。


だからだったのだろう。
超絶、機嫌が悪く成った司は、一言、発するのだった。


「余計な事をするんじゃねぇよ‼」と…。


だが、滋も、そんな司に、怒り始めたのだった。


「何が、余計な事…よ。
 司…。
 私達 T3に、何を隠してるのよ?
 F3も、司から聞いて、つくしの現状を知って居るわよね?
 知ってるなら…。
 今直ぐ、教えなさいよ‼」と…。


だが、超絶、機嫌が悪く成る一方の司は、仏頂面のまま…。
ムスッとして居たのだった。


そして、F3は、そんな司に、呆気に取られて居たのだった。

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