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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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恋人達のX’mas…<総優>  短編①



2020.12.25  X’mas



【プロローグ】


総二郎と優紀の付き合いも、司とつくしの付き合いに負けじと、紆余曲折だったのだ。



優紀が、総二郎と知り合った切っ掛けは…。
つくしが、英徳学園に通って居たから…だったのだ。


其の事に寄り…。
つくしの英徳学園の先輩で在る 総二郎と、優紀は、知り合いと成り…。
後には、仲間と成るのだった。



先ずは、高校生当時の優紀が、総二郎を好きに成った。


其れは、其の当時、優紀がお付き合いして居た高校の同級生の裏切りから、優紀は、総二郎に、救って貰った事に寄り…。
優紀は、総二郎に、憧れを抱いたのだった。


そして、お茶に興味を持ち…。
高校のクラブ活動も、茶道部に入部する程だったのだ。


だが、其の茶道部の先輩で在る 更は、総二郎の幼馴染だったのだ。


そして、優紀は、総二郎の苦い思い出から、総二郎を、救い出したのだ。



本来なら…。
総二郎は、此の事が切っ掛けで、総二郎も、優紀を、好きに成って居た筈だった。


だが、総二郎は、自身の家庭環境から…。
総二郎の将来は、親に寄って、決められて居るも、当然だったのだ。


だからこそ…。
総二郎は、優紀にとって、きつい言葉を吐き乍らも…。
自身の事は、忘れ去って欲しかったのだ。
将来的に、優紀を傷付けない為にも…。


そして、其の総二郎の想いが実ったかの様に…。
優紀は、総二郎の前から、姿を消したのだった。
受験勉強を理由に…。



其の後の優紀は、つくしの声掛けで…。
T2とは、会って居たのだ。
其れは、滋と桜子の思いでも有ったのだ。



そして、優紀は、高校を卒業後…。
或る女子大に、進学するのだった。


つくしと云えば…。
司の思惑通り…。
就職する筈だったつくしを、司は、英徳大学に進学させたのだった。


実は、そんなつくしを、優紀は、羨ましく思って居たのだ。


司のつくしへの想いが、有り有りと、分かるから…だったのだ。



此の時の優紀は、思って居たのだった。


‟私にも、つくしの様な恋愛が、何時か、出来るのだろうか?
 私にも、私だけを、好きに成ってくれる様な男性が現れるのだろうか?”と…。



そして、つくしと優紀が、大学3年生に成った頃…。
そろそろ、就職活動の事を考えていく時期に成ったのだった。


つくしは、司の思惑に寄って…。
『道明寺HD』に、入社する事は、決まって居たのだ。
此れは、司の両親で在る 道明寺HDの会長の保 と 社長の楓も、了承済の事案だったのだ。


だからこそ…。
つくしは、就職活動をする必要性も無かったのだ。


なので、3年生の時点で、卒論のテーマを、考えて於く事も…。
其の時間も、つくしには、有ったのだ。
此の当時のつくしは、勿論、バイトとは、続けて居たのだが…。


なので、優紀は、尚も、つくしを羨ましく思って居たのだ。



そんな時だったのだ。
滋が、優紀に、声を掛けて来たのだ。


「ねぇ~、優紀…。
 つくしは、司に取られちゃったから…さ。
 優紀は、大河原グループを受験して…。
 私の秘書に成ってよ。」と…。


こんな滋の言葉には、優紀自身、驚愕で、言葉も出て来なかったのだが…。
有り難いお話し故…。
断る事無く…。
優紀は、お受けするのだった。


何故なら…。
優紀は、大学に通い乍ら…。
つくしを見習い、秘書検定1級を取得して居たのだから…。



そして、其の後の優紀は、一点集中かの様に…。
『大河原グループ』だけを受験するのだった。


そして、見事…と言うべきか?
優紀は、『大河原グループ』から、就職内定通知を貰うのだった。


そして、優紀は、『大河原グループ』に、就職したのだった。


実は、優紀の配属先は、新入社員で在り乍ら…。
『秘書課』だったのだ。


表向きは、優紀が、『秘書検定1級を取得して居た。』と言う事が、大きな理由とされて居たのだが…。
実は、滋からの要望だったのだ。


滋の父親も、滋から頼まれれば…。
嫌とは言えず…。
了承されたのだった。


そして、優紀は、其の後…。
秘書課での一年の研修を終え、滋の第2秘書と成って居たのだった。



そして、其の日から、更に、2年が経ったのだった。


優紀も、漸く、秘書として、板に付いて来た処だったのだ。


そんな頃に、優紀は、総二郎と再会したのだった。



其れは、政財界に寄る『Christmas party』の場で…だったのだ。


優紀は、滋の秘書として、出席して居たのだ。


だからこそ…。
優紀は、総二郎の出席に、驚愕したのだった。


何故なら…。
茶道の次期家元で在る 総二郎が、出席するとは思っても視なかったのだ。


所謂、政治家でも無く…。
企業人でも無い総二郎の出席に、優紀は、驚愕したという訳だったのだ。



だからだったのだろう。
優紀は、終始、俯き加減だったのだ。


何故なら…。
F4が揃い踏みで…。


しかも、司の秘書には、つくしが…。
あきらの秘書には、桜子が、就いて居たのだ。


そう成ると…。
自然と、滋の足は、F4&つくし&桜子の方に向かうのだ。



なので、優紀にして視たら…。
此の場が、眩しかったのだ。


所謂、自信の無い優紀が、見え隠れして居たのだ。



そんな優紀の様子に、総二郎は、気が付いたのだ。


だからだったのだろう。
総二郎は、優紀に声を掛けるのだった。


「優紀ちゃん…。
 久し振りだな?」と…。


なので、優紀は、総二郎に、簡単な返答しか出来なかったのだ。


「はい。」と…。


そして、此の場が、居た堪れなく成った優紀は、滋に声を掛けて、此の場を退席したのだった。


「専務…。
 少し、此の場を離れますね。」と…。


なので、滋は、同意するのだった。



そして、優紀は、此の場を離れたのだった。

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