tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  30.



今年の『Christmas』も、終わり、世間の雰囲気は、年の瀬、一色に、押し迫った頃…。
或る事件が、勃発したのだった。
其の事件とは…。



実は、F4&T3で集まった『Christmas Eve』の後…。
あきらは、嫌な予感を感じて居たのだった。


だからだったのかも知れない。
あきらは、F4&T3で集まった『Christmas Eve』の翌日(12月25日)の朝…。
桜子に連絡を入れるのだった。
勿論のLINEで…。


『桜子…。
 今日の夜、空いてるか?
 頼み事が有んだ?
 会えるか?』と…。


だからだったのだろう。
桜子は、即、了承の返答を、あきらに、入れるのだった。


『了解しました。』と…。


桜子は、あきらからの誘いに、実は、喜んで居たのだった。


‟今日は、12月25日…。
 『Christmas』だし…。
 まるで、デートのお誘い…みたいよね。
 行くに決まってるわよね。”と…。


だからこそ…。
桜子は、あきらに、了承の返答を、LINEにて、送付したのだった。


だが、桜子は、待ち合わせのバーに行って視て、ガッカリするのだった。


何故なら…。
勿論のデートの誘いでは無く…。
滋の話しだったのだから…。


だからこそ…。
桜子は、其の時に、思って居たのだった。


‟やっぱり、そういう事か?
 美作さんからのお誘いは、ちょっと、嬉しかったりしたんだけど…なぁ~。”と…。



実は、桜子が、待ち合わせのバーに入った時…。
既に、あきらは、カウンター席で座って、桜子が、到着する事を、待って居たのだった。
そして、桜子が、席に就いて、カクテルを注文して、其の後、乾杯したのだった。


「「Merry Christmas!」」と…。


そして、あきらは、徐に、桜子に、話しし始めるのだった。


「なぁ~、桜子…。
 俺なぁ~。
 何か、気に成るんだよな。
 昨日、皆(F4&T3)で、集まった時…。
 滋が、司から、全ての話しを聞き終わった後…。
 桜子に、ニヤッと、笑ってたろ⁉
 あの滋の嫌な笑いを観た時…。
 ‟何も、起こらなければ良いが…。”と、ちょっと、頭に過ってたんだよな。
 其れから、気に成って仕方ねぇんだよな。
 其処で、桜子に、頼みてぇんだけど…な。
 滋の様子を、随一、確認して置いて欲しいんだよな。
 滋の動きを阻止出来るのは、牧野を含めた俺等 F4&T4の中でも、桜子位ぇだろ。
 宜しく頼むな。」と…。


だからだったのだろう。
桜子も、気にして居た事だったので、あきらに、了承の意を告げるのだった。


「承知しております。
 実は、私も、気に成って居ましたので…。
 滋さんの様子は、今後も、見るつもりで居ました。
 其れに、以前、私から、美作さんに、ご連絡しましたよね。
 ‟『Christmas Eve』を利用して、私達 T3と、お会い頂けないでしょうか?”と…。」と…。


だからだったのだろう。
あきらは、桜子に、即答したのだった。


「ああ。」と…。


なので、桜子は、徐に、先の話しを進めて、話しし始めるのだった。


「実は、滋さんから、再三に渡って…。
 優紀さんと私は、責められて居た事が有ったんです。
 皆さん(F4&T3)で集まった『Christmas Eve』の前に、一度、F3の皆さんとお会いした
 日が有りましたでしょ?
 あの時に、F3の皆さんから、先輩に関する何の情報も得られ無かった事で…。
 滋さんが、かなり、怒って居て、収拾が付かなく成って居た事が有ったんです。
 だから…。
 優紀さんも、私も、困ってしまって…。
 滋さんには、‟もう少し、待ちましょう。”と、其の時は、滋さんを宥めて、滋さんには、
 取り敢えず、落ち着いて貰ったんです。
 ですが…。
 其の後も、幾ら待っても、F3の皆さんからの連絡も無くて…。
 等々、滋さんが、吠え始めたんです。
 ‟もう待てないよ。
  此のまま、年越し出来ると思うの?
  桜子、良い?
  あきら君に連絡して、私達 T3が、F3と会う事を、約束させて…。”と…。
 だから…。
 私は、あの日…。
 美作さんに、連絡したんです。
 ですが…。
 何もかも知った滋さんが、じーっとして居る訳が無いんです。
 道明寺さんからは、‟牧野(先輩)に会いに行くな‼”と、言われていますから…。
 滋さんは、先輩に、直接、会いに行かない方法で、先輩の所に行こうとすると思うんで
 す。
 だから…。
 私は、取り敢えず…。
 滋さんの動きを止め様と、考えて居ますけど…。」と…。


なので、あきらは、桜子の意見に賛同するかの様に…。
返答の言葉を告げるのだった。


「ああ。
 そうしてくれるか?
 悪ぃな、桜子…。」と…。


なので、「はい。」と、言い乍ら、桜子は、あきらに、頷いたのだった。



そして、次の日(12月26日)のお昼頃…。
滋は、桜子に連絡を入れたのだった。


「今ね、つくしに、SPを就けてるの。
 そしたら…ね。
 『つくし』ったら…。
 桃乃園家のお嬢様にも拘らず…。
 電車通学して居るらしいのよ。
 吃驚でしょ⁉
 で、今日も、桃乃園大学に、出掛けて居るらしいわ。
 だから…さ。
 つくしが、桃乃園大学を出る頃を見計らって…。
 車で、待機して、待つわよ。
 つくしに、会いに行くんじゃ無いの。
 つくしの様子を、一目見たいじゃない。
 元気で遣って居るのか?」と…。


だからだったのだろう。
桜子は、‟滋さんを、一人で、行かせる訳には、いかない。”と、考えた結果…。
桜子は、滋に、就いて行く事にしたのだった。


‟了解しました。”と、返答して…。


そして、滋は、桜子を迎えに行き…。
桃乃園大学に、向かうのだった。


そして、大河原家の車は、桃乃園大学の門付近で、待機して居たのだった。



そして、其の時だったのだ。
桜子が、急に、叫び始めたのだった。


「あの前の車に、先輩らしい女性(ひと)が、乗って居ました。
 助けを求めて居るかの様な顔付きで…。」と…。


だからだったのだろう。
滋は、運転手に、指示を出すのだった。


「あの前の車の後ろに付いて、追い掛けて頂戴‼」と…。


そして、大河原家の運転手は、滋に、「承知しました。」と、返答し乍らも、前の車のナンバーを、即座に、頭にインプットして、前の車を追い掛けるのだった。



そして、桜子は、滋に、伝えるのだった。


「滋さん…。
 滋さんは、道明寺さんに、連絡して下さいますか?
 私は、美作さんに、連絡を入れますから…。」と…。


なので、滋は、即答するのだった。


「分かった。」と…。



そして、滋は、司に、連絡を入れるのだった。


「司…。
 大変なの。
 つくしが、誘拐されたわ。」と…。


慌てるかの様に、滋は、司に、伝えて居るのだが…。
司には、全く、意図が読めて居ないのだ。


だからこそ…。
司は、そんな滋に言えた言葉だったのだ。


‟はぁ~??
 如何いう意味だよ?
 俺は、滋に、言ったよな。
 「牧野には、会いに行くな。」って…。
 其れでも、滋は、牧野に、会いに行ったのかよ?”と…。


だが、其れ処では無い滋は、取り敢えず、簡潔に、司に、伝えるのだった。


「つくしに、会いに来たんじゃ無くて…。
 様子を見に来ただけ…。
 で、偶々、事件に、遭遇したの。」と…。


なので、司は、滋のTEL口から聞こえる声の様子から、何かを悟るのだった。


‟マジなのか?”と…。


なので、滋は、そんな司に、呆れるかの様に、言って除けるのだった。


「はぁ~
 此の期に及んで、私が、嘘を言うと思う?
 マジに決まってるでしょ?」と…。


此処迄言って…。
滋は、司に、怒りを露わにするのだった。


だからだったのだろう。
司は、慌てる様に、滋に、お礼の言葉を口にするのだった。


‟滋…。
 サンキュー!
 悪ぃが、牧野を追跡してくれ‼”と…。


だからだったのだろう。
滋は、即答するのだった。


「分かってる。
 追跡ルートは、司の携帯に、随時送るから…。」と…。


なので、司は、‟分かった。”と、返答した後…。
其の場で、TELを切ったのだった。


そして、司は、西田に、伝えるのだった。


「今、滋から、連絡が来た。
 牧野が、誘拐された。
 俺は、牧野を助けに行く。
 後の事は、頼んだ。」と…。


だからだったのだろう。
西田は、「承知しました。」と、司に、返答して、其の後…。
SPを司の下に、集結させるのだった。

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