tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  34.



つくしの体調も良く成り、司は、ホッとするかの様に、安心して居たのだった。


其処で、つくしが、口を開いたのだった。


「道明寺…。
 私…ね。
 お風呂に入りたいんだぁ~。
 良いかな?」と…。


だからだったのだろう。
司は、そんなつくしに、自身のベッドルームの中に在る バスルームを使う様に指示するのだった。


「お前は、此処の(ベッドルームの中に在る)バスルームを使え。
 俺は、隣の部屋(ゲストルーム)のバスルームを使うから…。」と…。


なので、つくしは、そんな司の指示に従うのだった。


「うん、分かった。
 そうするね。」と…。


実は、司には、つくしの行動は、分かるのだった。
もし、つくしに、隣の部屋(ゲストルーム)のバスルームを使う様に指示を出せば…。
間違い無く、其の隣の部屋(ゲストルーム)のベッドルームのベッドで寝てしまうだろう事は…。


だが、此の日の司は、如何しても、つくしと離れたくは無かったのだ。
やっと、司は、つくしを、捕まえたのだ。


“そう、易々と、離れて堪るか?”と、司が、思う程…。
此の日の司は、つくしの傍に、居たかったのだ。


だからこそ…。
司は、つくしに、自身のベッドルームの中に在る バスルームを使う様に指示を出したのだ
った。


なので、司は、何時もの倍速でバスルームを出て、自身のベッドルームに戻って居たのだった。


其処で、バスルームから出て来たつくしは、司のベッドルームに戻って居た司自身を観て、言って除けるのだった。


「道明寺は、此処(司の自室で在る ベッドルーム)で、寝るよね?
 私は、隣のゲストルームのベッドで寝るね。」と、言い乍ら…。
つくしは、司のベッドルームのドアを開け様として居たのだった。


其処に、司は、慌てるかの様に、つくしの腕を掴んで、自身の腕の中に収めるが如く…。
司は、つくしを抱き締めたのだった。


そして、司は、つくしに、懇願するのだった。


「つくし…。
 俺は、つくしが嫌がる事は、一切、しねぇ…。
 俺は、つくしを傷付けたくはねぇんだ。
 けど…。
 今夜は、俺の傍で、寝てくれねぇか?
 もう、つくしと離れたくはねぇんだ。
 今の俺とつくしの付き合いは、まだ、桃乃園総帥から、認められてねぇ。
 だからこそ…。
 俺は、つくしと、こうして、抱き締め合い乍ら、眠るだけで良い。
 其れだけで、良いから…。
 俺と一緒に、眠ってくれねぇか?」と…。


だからだったのかも知れない。
つくしは、本音を口にするのだった。


「道明寺…。
 私…ね。
 今日、思ったの。
 あの時…。
 あの山荘で、中に居た男達を見て、思ったの。
 “此れからの私は、如何成るんだろう。”って…。
 凄く、後悔した。
 英徳(学園)の高等部に通って居た頃…。
 道明寺家のSPに、見付かりそうに成って…。
 道明寺邸の東の角部屋に、逃げ込んだ時…。
 私…。
 其の時に、道明寺に言ったでしょ?
 “5年は掛かるかも…。”って…。
 だから…ね。
 “何で、そんな事を言ったのかなぁ~。”って…。
 リリーズの3人に捕まって、山荘の中に、無理矢理、入れられた時に、思ったんだ。
 道明寺に、そう話しした時は、怖さが先に立ってしまって…。
 中々、前に進む事が出来なかったの。
 でも、いざ、こんな形で、そんな辛い状況に成り掛けた時…。
 其の時の情景が頭の中に出て来て、凄く、後悔したの。
 でも…。
 道明寺が、私を助けに来てくれた。
 道明寺は、何時も、私が、ピンチに成ると、助けに来てくれるよね。
 有難うね。」と…。


其の時の司は、つくしを抱き締めた状態で、顔は、緩んで居たのだ。
勿論、つくしの言葉が、嬉しかったから…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、言えた言葉だったのだ。


「ったりめぇ~だろ‼
 俺は、つくしに、何か有れば…。
 必ず、助けに行く。
 其れは、今も、昔も、変わらねぇよ。
 其れに、まだ、5年は、経ってねぇだろ?
 俺は、必ず、桃乃園総帥から、認めて貰える様に、頑張る。
 だから…。
 桃乃園総帥から、俺が、認められた時には、つくしの全てを、俺にくれねぇか?」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、『後悔先に立たず』と、いう気持ちで居たので、つくしは、そう言って来た司に、頷くのだった。


だが、つくしは、何故…?
つくしが、リリーズの3人に寄って、連れ去られた事を、司が、知って居たのか?
不思議だったのだ。


だからだったのかも知れない。
つくしは、司に、訊き始めるのだった。


「でも、如何して、私が、連れ去られた事を知って居たの?
 やっぱり、SPが、報告したとか?」と…。


だからだったのだ。
司は、つくしに、説明するのだった。


「滋と三条だよ。
 あの二人が、つくし見たさに、桃乃園学園に、向かって居たらしい。
 其処に、如何やら、三条が、異変に気付いたらしいわ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、思うのだった。


“(桃乃園学園)の門を出た所に、停車して居たあの車には、滋さんと桜子が、乗って居た
 と言う事か?”と…。


なので、つくしは、司に、言って居たのだ。


「そうか?
 滋さんと桜子が、私に、気が付いてくれたという訳だったんだね。
 ほんと、私は、皆に、助けられてるね。
 感謝し無きゃ~。」と…。


なので、司は、未だ、抱き締めたままのつくしに、言って除けるのだった。


「ああ。
 そうだな。」と…。


だからだったのだろう。
司は、つくしに、再度、訊くのだった。


「今夜は、此のまま…。
 抱き締めたままで、俺と一緒に、寝てくれるか?」と…。


なので、つくしは、そんな司に、頷くのだった。
真っ赤な顔をした状態で…。


だからだったのだろう。
司は、つくしを横抱きにした状態で、ベッドに寝かせるのだった。


そして、公約通り…。
司は、つくしに腕枕をしたままで、つくしを腕の中に収め、大人なkissをし乍らも、司とつくしは、眠りに着いたのだった。



そして、翌日の司は、つくしを桃乃園邸に送り届け、桃乃園総帥に呼び出され、桃乃園総帥と、話しするのだった。


「つくしを助けてくれたらしいな。
 礼を言うぞ‼」と…。


だからだったのだろう。
司は、桃乃園総帥に、返答するのだった。


「つくしさんを助けられるのは、私しか居ないと、思って居ます。
 ですから…。
 お礼は、有り難く頂きますが…。
 承知しております。」と…。


其処で、桃乃園総帥は、確信に触れるのだった。


「犯人は、英徳学園の学生だったらしいな。」と…。


なので、司は、嘘偽り無く、話しし始めるのだった。


「はい。
 英徳学園に通って居た頃のつくしさんの同級生でした。」と…。


其処で、桃乃園総帥は、SPの証言の話しを司に、伝えるのだった。


「つくしに、就けて居るSPの話しじゃと…。
 桃乃園(学園)の学生が、つくしに声を掛けて、話しして居たらしい。
 SPが言うには…。
 つくしの高等部の頃の級友が、つくしに声を掛けて居たので、“油断してしまった。”と、
 申して居った(おった)。
 で、君は、道明寺家のSPを、つくしに就けて居たらしいな。
 其れも、今回の件で、うち(桃乃園家)のSPから聞いた。
 なので、君の秘書の西田君にも、道明寺家のSPに訊かせた。
 そうしたら…。
 うち(桃乃園家)のSPと、同じ事を申して居った(おった)らしい。
 なので、つくしを連れ去った桃乃園(学園)の学生と英徳学園の学生の親の会社への制裁
 は、取り敢えず…、契約解除とした。
 英徳学園にも、申し伝えたが…。
 英徳学園の学生は、退学処分と成った。
 なので、つくしを連れ去った桃乃園(学園)の学生に関しても、退学処分とした。
 其れで、如何だろうか?」と…。


なので、司は、桃乃園総帥に従う姿勢を、見せるのだった。


「承知致しました。」と…。


ところが、今度は、司が、ピンチと成ったのだ。


「で、何故、昨日に起こった事件にも関わらず…。
 つくしは、翌日の帰宅なのかね?」と…。


なので、司は、慌てるかの様に、桃乃園総帥に、説明するのだった。


「其れは、私が、つくしさんに、懇願しました。
 もう、私は、つくしさんと離れたくは無かったんです。
 ですので、昨夜は、一緒に、居ました。」と…。


だが、桃乃園総帥の顔付きは、険しく成って居たのだった。


「と言う事は…。
 君は、つくしに、何をしたのかな?」と…。


なので、司は、真剣な顔付きに成り、桃乃園総帥に、話しし始めるのだった。


「何もして居ません。
 私とつくしさんは、一緒には、寝ましたが…。
 私は、何もして居ません。
 嘘では在りません。
 未だ、私は、桃乃園総帥に、認めて頂いて居ない立場です。
 ですから…。
 つくしさんの婚約者として、桃乃園総帥から認めて頂いてから、コトを進めたいと思って
 居ます。」と…。


だからだったのだろう。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、そんな司を、更に、興味津々の様子で、観て居たのだった。

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