tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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其の後【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  続編③



2021.3.20  春分の日
<春のお彼岸 中日>



司の意向に寄り、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、諦めたのだ。
つくしの仕事の際の自身のひ孫で在る 駿(しゅん)の預け先の件の事を…。


だが、其の代わりに、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、つくしが、仕事の際に、度々、自身のひ孫で在る 駿(しゅん)を、一緒に、連れて来る様に、自身の孫娘で在る つくしに、伝え始めたのだ。



其れは、何故かと云えば…。
実は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥には、考えが有っての事だったのだ。


其のつくしの祖父で在る 桃乃園総帥の考えと言うのは…。
まだ、幼稚舎に通って居ない自身のひ孫で在る 駿(しゅん)を、桃乃園学園に連れて行って、桃乃園学園内に在る 幼稚舎で、遊ばせる事だったのだ。


だからこそ…。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、自身の孫娘で在る つくしに、自身のひ孫で在る 駿(しゅん)を、連れて来る様に伝え始めたのだ。


そして、其の日は、何時(いつ)も、自身が理事長を務めて居る 桃乃園学園に、つくし共々、向かう日だったのだ。



だからこそ…。
何時(いつ)も、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、自身のひ孫で在る 駿(しゅん)の手を引いて、桃乃園学園内に在る 幼稚舎に向かって居たのだ。


勿論、其の際に、理事長としてするべき桃乃園学園の仕事は、理事長補佐で在る つくしに、指示して伝えて置き、処理させて居たのだ。


云わば…。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、自身のひ孫で在る 駿(しゅん)を、桃乃園学園内に在る 幼稚舎で遊ばせる事に寄って、意図的に、桃乃園学園内に在る 幼稚舎を気に入る様に誘導して居たのだ。


そして、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、桃乃園学園内に在る 幼稚舎に、自身のひ孫で在る 駿(しゅん)を、入舎させるつもりで居たのだ。


何故なら…。
司とつくしとの結婚前に、道明寺家側と、幾ら、約束をして居たとしても、司が、駿(しゅん)の父親として、其の事を拒めば、自身のひ孫で在る 駿(しゅん)は、桃乃園学園内に在る 幼稚舎に、入舎させる事が出来ないのだ。


と言う事は…。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥の思惑は、木っ端微塵に、打ち砕かれる事と成るのだ。


だからこそ…。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、先手を打って来た形と成って居たのだ。


云わば…。
其れが、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥の思惑だったのだ。



だからだったのだろう。
其の日も、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、自身のひ孫で在る 駿(しゅん)の手を引いて、桃乃園学園内に在る 幼稚舎に向かって居たのだ。


其れに、司とつくしの息子で在る 駿(しゅん)は、まだまだ、可愛い盛りで在る。


つくしの祖父で在る 桃乃園総帥の思惑等、考えもし無い司とつくしの息子で在る 駿(しゅん)は、無邪気に、桃乃園学園内に在る 幼稚舎で遊んで居たのだ。



だからだったのだろう。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥の姿を見付けた桃乃園学園 幼稚舎の舎長は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥の前に現れ、声を掛けるのだった。


「桃乃園総帥では、御座いませんか?
 此方には、何か、御用で、お越しですか?」と…。


実は、桃乃園学園 幼稚舎の舎長が、何故、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、こう話し掛けたかというと…。
普段、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、桃乃園学園 幼稚舎には、殆ど、現れないから…だったのだ。


だからだったのだろう。
不思議に思った桃乃園学園 幼稚舎の舎長が、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、こう話し掛けたという訳だったのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、そんな風に、不思議そうにして居る桃乃園学園 幼稚舎の舎長に、返答するのだった。


「儂のひ孫を、此処(桃乃園学園 幼稚舎)で、遊ばせて居る(おる)。
 来年度からは、儂のひ孫を、此処(桃乃園学園 幼稚舎)に、入舎させるから、宜しく頼
 むぞ‼」と…。


そう言い乍ら、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、自身のひ孫で在る 駿(しゅん)の遊んで居る方向を目で合図して、桃乃園学園 幼稚舎の舎長に、話しするのだった。


だからだったのだろう。
此の時の桃乃園学園 幼稚舎の舎長は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、訊き始めるのだった。


「ひ孫様のお名前は、何と申されますか?」と…。


なので、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、桃乃園学園 幼稚舎の舎長に、返答するのだった。


「名は、『駿(しゅん)』と、申す。」と…。


そんな風に、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から、『駿(しゅん)』という名前を聞いた桃乃園学園 幼稚舎の舎長は、司とつくしの息子で在る 駿(しゅん)の傍まで向かい、声を掛けるのだった。


「駿(しゅん)様…。
 楽しいですか?」と…。


だからだったのだ。
司の容姿に良く似た『駿(しゅん)』は、にこっと、微笑んで、そう声を掛けて来た桃乃園学園 幼稚舎の舎長に、返答するのだった。


「はい。
 たのしい(楽しい)です。」と…。


だからだったのかも知れない。
桃乃園学園 幼稚舎の舎長は、思うのだった。


“駿(しゅん)様の此の容姿は、正しく、御父上様で在る 道明寺司様譲り…。
 大変なお子を、お預かりする事に成る。
 気を引き締めなくては成らないだろう。”と…。



勿論、桃乃園学園 幼稚舎の舎長とて、予期して居なかった訳では無かったのだ。


だが、道明寺家一族は、英徳学園出身者ばかりなのだ。


だからこそ…。
“英徳学園 幼稚舎に入舎為さるかも知れない。”と、考えて居た事も、また、事実だったのだ。


事実、其の事を知って居る桃乃園学園 幼稚舎の舎長は、そう思って居ても仕方無かったのかも知れない。


なので、桃乃園学園 幼稚舎の舎長は、気を引き締めるのだった。



そして、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、自身のひ孫で在る 駿(しゅん)に、近付き、言い聞かせるかの様に、声を掛けたのだった。


「駿(しゅん)…。
 ちゃんと、ご挨拶をしなさい。」と…。


なので、司とつくしの息子で在る 駿(しゅん)は、自身の曽祖父で在る 桃乃園総帥に、良い返事をするのだった。
そして、また、桃乃園学園 幼稚舎の舎長に、きちんと、挨拶をするのだった。


「はい。
 ひいじい(曽祖父)ちゃま…。
 ぼく(僕)は、どうみょうじ しゅん(道明寺駿)と、いい(言い)ます。」と…。


きちんと、お辞儀をし乍ら、司とつくしの息子で在る 駿(しゅん)は、桃乃園学園 幼稚舎の舎長に、挨拶して居たのだった。



そして、其の後…。
そんな事が桃乃園学園内で有ったとは知らなかったつくしだったのだが…。
桃乃園学園 幼稚舎の舎長から、そんな話しを聞いた事で、つくしは、司に話しするのだった。


だからだったのだ。
司は、つくしから、そんな話しを聞いた事で、仕方無く、了承したという訳だったのだ。



そして、更に、其の後…。
司とつくしの息子で在る 駿(しゅん)は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥の思惑通り…。
桃乃園学園 幼稚舎に入舎したのだった。


勿論、司は、思うのだった。


“桃乃園総帥にして遣られたな。”と…。


そして、其の後も、司とつくしとの間に産まれて来た娘も、また、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥の思惑通りに、桃乃園学園 幼稚舎に入舎したのだった。



そして、そんな様子を見届けたつくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、90歳という大往生で、桃乃園学園の其の後(あと)の事を、自身の孫娘で在る つくしに託すかの如く…。
生涯の幕を閉じたのだった。


また、其の後を追うかの様に、80歳半ばで、つくしの祖母も、生涯の幕を閉じたのだった。



そして、つくしは、生涯、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥の意思を受け継ぐかの様に、桃乃園学園の為に、尽力し続けるのだった。



fin

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