I’m crazy about you. ~お前に夢中~ 41.
司とつくしは、挨拶廻りを一通り終えて…。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥の了承を得て、F3&T3の下に向かうのだった。
そして、司が、F3&T3の方に向かって、声を掛けるのだった。
「お前等も、来てたのか?」と…。
だからだったのだろう。
あきらが、F3&T3の代表の様に、言って除けるのだった。
「ああ。
それぞれ、俺等宛に、桃乃園総帥から、招待状が届いたんだ。
で、皆で、相談して、来る事にしたんだ。」と…。
其処で、類は、飄々と、言って除けるのだった。
「だって…。
久々に、牧野に逢える…。
絶好のチャンスでしょ⁉」と…。
そんな風に、飄々と、言って除ける類に、司は、睨み付けるのだった。
だが、類は、其れでも、飄々と、して居たのだった。
其処で、つくしは、皆(F3&T3)に、謝りの言葉を、伝えるのだった。
「皆には、心配掛けたよね?
ごめんね。」と…。
其処で、滋は、つくしに、抱き着くのだった。
「つくし…。」と、涙を流し乍ら…。
そんなF4&T4の様子を観て居た桃乃園財閥の招待者は、呆気に取られるかの様に…。
そんなF4&T4を観て居たのだった。
だからだったのかも知れない。
桜子は、周りの雰囲気から、滋に、言って除けるのだった。
「滋さん…。
取り敢えず…。
今は、先輩から、離れて下さい。」と…。
其処で、つくしは、そんな滋と桜子に、お礼の言葉を告げるのだった。
「滋さん…。
桜子…。
年末の事…何だけど…。
私を、見付けてくれたそうだね。
有難う!
其れに、滋さんは、道明寺に、ナビゲーターしてくれたらしいね。
本当に、有難うね!」と…。
そんな風に、お礼の言葉を告げて来るつくしに、またもや、滋は…。
涙を流し乍ら、「うん、うん。」と、頭を上下に振って居たのだった。
だからだったのかも知れない。
そんなつくしと滋の様子に、周りの様子は、驚愕して居たのだった。
何故なら…。
此の場に居た誰もが、“一体、何が有ったんだぁ~?”と、でも言いた気な顔付きだったのだ。
だからだったのだろう。
あきらが、提案し始めるのだった。
「取り敢えず…。
此の場で、喋るのは、止めて…。
何処か?
別の場所で、話しし様ぜ‼」と…。
なので、つくしは、更に、提案するのだった。
「実は…ね。
此のパーティールームの奥に、部屋が在るらしいの。
私は、まだ、入った事が無いんだけど…ね。
伯父様が、言うには…。
結構、広いお部屋みたい。
ソファ・テーブルも置いて在るそうだから…。
其処で、話しする?」と…。
だからだったのかも知れない。
F4&T3は、了承するのだった。
「ああ。」
「じゃ…さぁ。
ゆっくり出来るね。」
「其の方が、ゆっくり出来るし…。
良いなぁ~。」
「そうだな。
其の方が良いな。」
「OK!」
「うん。
そうしよう。」
「そうですわね。
そうしましょう。」と…。
それぞれが、一斉に、言葉を発したのだった。
だからこそ…。
つくしは、自身の祖父で在る 桃乃園総帥に、了承を貰う為に、其の場を、一旦、離れる事を、F4&T3に伝えるのだった。
「じゃあ…さ。
お祖父様の所に、ちょっと、行って来るね。」と…。
其処で、司は、つくしの手を、しっかり、握って、放さず…。
つくしに、“何故…⁉”と、言う気持ちを込めて、訊き始めるのだった。
「桃乃園総帥の所に、何しに、行くんだよ?」と…。
だからだったのだろう。
つくしは、呆れ乍らも、そんな風に、訊いて来た司に、言って除けるのだった。
「だから…ね。
奥の部屋を使って良いか?
訊かないと…でしょ⁉
其れに、お部屋の使用を、お祖父様から認めて貰えても…。
飲み物とか…。
食べ物とか…。
運んで貰わないといけないでしょ‼
だから…。
お祖父様に、話しして来るだけ…。」と…。
なので、司は、つくしに、自身の気持ちを、言って除けるのだった。
「俺は、つくしが、心配だから…よ。
一緒に、就いて来わ。」と…。
其処で、また、類が、そんな司を弄るのだった。
「司って…さ。
もう、牧野の彼氏気分なの?」と…。
其処で、司は、そんな類に、言って除けるのだった。
「『彼氏気分』じゃねぇよ‼
俺は、つくしの彼氏だっつーの‼」と…。
其処で、すかさず…。
類が、また、そんな司を、弄るのだった。
「ふ~ん?
牧野は、其れで良いの?
あんなに、傷付けられたのに…。
皆の前では、泣かなかったけど…。
皆の居ない所で、泣いてたでしょ⁉
其れでも、牧野は、こんな司を、許すの?」と…。
そう言って来た類に対して、司は…。
何も、言えずに居たのだった。
だからだったのだろう。
つくしは、そう訊いて来た類に、返答するのだった。
「う~ん⁉
許すとか…。
許さないとかじゃ無い様な気がするんだよね。
だって…さ。
道明寺は、あの頃…。
私の記憶自体…無かった訳だし…。
“あの頃は、仕方無かったんだ。”と、割り切るしか無いでしょ⁉
其れに、謝ってくれたし…。
だからこそ…。
許して上げたの。」と…。
そんな風に、言って来たつくしに対して、司と類は、同時に、言葉を発するのだった。
「ごめん。」
「ふ~ん?
牧野が、其れで良いなら…。
俺も、良いけど…ね。
俺は、牧野の幸せが、一番だから…。」と…。
だからだったのだろう。
F2&T3は、そんな司とつくしと類の様子を、何も言わず…。
唯、見守って居たのだった。
そして、つくしは、司を従えるかの様に…。
自身の祖父で在る 桃乃園総帥の所に向かい…。
奥の部屋の使用を、認めて貰うのだった。
「お祖父様…。
私の仲間達を、パーティーに招待してくれて有難う!
で、私の仲間達が、パーティーに参加してくれて居るので…。
奥の部屋で、話ししたいんだけど…。
良いかな?」
「相分かった。
積もる話も有るじゃろうから…な。
そうしなさい。」と…。
なので、つくしは、自身の祖父で在る 桃乃園総帥に、お礼の言葉を告げるのだった。
「有難う!
お祖父様…。」と…。
そして、つくしは、其れと同時に…。
使用人にも、言付けたのだった。
「飲み物と食べ物を、奥の部屋に、運んで欲しんだけど…。
大丈夫かな?」と…。
なので、使用人は、了承の意を、つくしに、伝えるのだった。
「承知致しました。」と…。
そして、つくしは、司と共に、F3&T3の下に戻り…。
其のまま、奥の部屋に、F3&T3を、誘導するのだった。
「お祖父様から、了承して貰えたので…。
今から、奥の部屋に、移動し様か?」と…。
なので、F3&T3も、つくしに、了承するのだった。
「「「「「了解‼」」」」」
「了解しました。」と…。
という訳で…。
F4&T4は、奥の部屋に、入るのだった。
そして、此処から、積もる話が、始まるのだった。