tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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I’m crazy about you. ~お前に夢中~  43.



滋が、不貞腐れたと同時に…。
あきらが、口を開いたのだった。


「牧野…。
 俺等 F3&T3は、司から、牧野の情報は、或る程度、聞いて居た。
 だが…な。
 牧野の親父さんが、桃乃園総帥の次男だったと言う事を、牧野は、何時、知ったんだ?」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、其の事も含めて、話しし始めたのだった。


「私が、道明寺邸に行って、道明寺に、ホームランボールを投げた日と同じ日…。
 其の日、アパートに帰って視たら…ね。
 大きなリムジンが、道一杯に、停車して居たの。
 道明寺が、仕返しに来たと思って居たから…。
 “道明寺に怒って遣ろう。”と、思って居たら…。
 中から、桃乃園家の執事が降りて来て、其の時に、私と進は、話しを聞かされたの。」と…。


其処で、桜子が、訊いて来たのだった。


「先輩…。
 其のお話しを聞かされて…。
 当然、吃驚されたんでしょ?」と…。


だからこそ…。
つくしは、頷き乍ら、話しするのだった。


「勿論…よ。
 吃驚しない方が、不思議な位でしょ⁉
 私は、まだ、桃乃園家の娘だと言われても、ピンっと、来て居ないのに…。」と…。


其処で、総二郎が、笑い始めたのだった。


「流石は、牧野だな。
 未だに、牧野は、庶民ってか?」と…。


なので、つくしは、そう言って来た総二郎を睨み付け乍ら…。
反論の言葉を、伝えるのだった。


「そりゃあ、そうでしょ‼
 私は、庶民育ちだもん。」と…。


だが、滋は、つくしに、話しするのだった。


「けど…さ。
 私は、嬉しいよ。
 つくしも、私と同じ、『財閥のお嬢』じゃん。」と…。


だが、其れでも、つくしは、言って除けるのだった。


「私は、滋さんと違って…。
 そんなキャラじゃ無いでしょ‼」と…。


其処で、優紀は、そんな風に、話しして居るつくしに、話しし始めるのだった。


「そうか…。
 つくしは、もう、私と違う世界で、生きてるんだね。
 何か、寂しいなぁ~。」と…。


だが、つくしは、そんな優紀に、言って除けるのだった。


「私は、全く、変わって無いよ。
 何時でも、私は、同じ(おんなじ)でしょ‼」と…。


なので、余りにも変わらなさ過ぎるつくしに、優紀は、口元を隠す様な素振りを魅せ乍ら…。
クスクス、笑って居たのだった。


なので、つくしは、不思議そうな顔付きで、そんな優紀を、唯、観て居たのだった。


“優紀は、何に対して、クスクス、笑って居るのだろうか?”と、思い乍ら…。



そして、其の後…。
あきらからの提案が有ったつくしの呼び名に関して…。
F3とつくしとの相談の結果…。


普段、F3が、仲間だけで居る時は、今迄通り、『牧野』と呼ぶ。
だが、パーティー等、人が居る様な所では、『つくしちゃん』と呼ぶ事と成ったのだ。


此の『つくしちゃん』との呼び名に関して…。
最後まで、モノ申して居たのは、勿論の司と類だったのだ。
“違う意味で…。”と、言う事は、言うまでも無いのだが…。


司は…。


「『つくし』と、呼べるのは、俺だけだ。」と、言い…。


類は…。


「だから…言ったでしょ。
 俺は、『牧野』呼びが良いって…。」と…。



だが、つくしが、其処で、了承したのだ。


だからこそ…。
司と類の思いは、通じる事無く…。
其の事に関しては、『The end』と、成ったのだった。



だが、総二郎が、つくしに、訊き始めるのだった。


「なぁ~、牧野…。
 お前等 司と牧野は、また、付き合い始めたんだよな?
 なのに…。
 未だ、牧野は、司の事を、『道明寺』って、呼んでんのかよ?」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、はにかむ様な顔付きに成り、言って除けるのだった。


「う~ん⁉
 また、付き合い始めたと云っても…。
 お祖父様から、完全に、お許しが出た訳じゃ無いの。
 お祖父様曰く…。
 お祖父様が、道明寺と私の今回の付き合いを許して下さった意味合いは、あの年末の事件
 のお礼の意味も在るらしいの。
 だから、道明寺が、お祖父様から、認めて戴けないと…。
 私達は、何時までも、此のままなの。
 だから…。
 道明寺が、お祖父様からお許しを戴いてから、考えるね。」と…。


なので、滋は、ニヤニヤし乍ら、司に言って除けるのだった。


「って、事は…。
 司とつくしの付き合いは、私のお陰じゃん。」と…。


そして、滋とほぼ同時に、類が、速攻、つくしに、訊いて来たのだった。


「と言う事は…。
 牧野は、司との付き合いは、自分の意思じゃ無いっていう意味…?」と…。


だからだったのだろう。
司は、類と滋を、一喝するのだった。


「類も、滋も、煩ぇよ‼
 どっちにしても、俺とつくしが、付き合って居る事は、事実だし…よ。
 其れに、俺とつくしの意思だっつーの‼」と…。


だが、総二郎は、そう言って居る司に対して、更に、訊き始めるのだった。


「だけど…よ。
 牧野が、『道明寺』って、呼ぶ事は、普通のCPじゃあ…。
 考えられねぇんじゃねぇの?
 司は、其れでも、良いのか?」と…。


だからだったのだろう。
司は、そう訊いて来た総二郎に、言って除けるのだった。
顔付きは、寂しそうに…。


「ああ。
 つくしが、俺の事を、『道明寺』って、呼ぶ事は、俺も、異論はねぇ。
 女が、『道明寺』って、呼ぶ事は、つくしだけだから…よ。
 其れに、つくしから、『道明寺』って、呼ばれる事は、嫌いじゃねぇし…。」と…。


だが、其処は、類なのだ。
またもや、類は、司を弄る様な言葉を告げるのだった。


「司の痩せ我慢の様に、聞こえるけど…ね。」と…。


なので、司は、類を睨み付けるのだった。



そして、其の後のF4&T4は…。
F4は、F4だけで、T4は、T4だけで、別れて楽しい時間を過ごして居たのだった。
だが、無情にも、其の楽しい時間は、終了する事と成ったのだった。



そして、つくしは、F3&T3を、見送った後…。
何時までも、帰りそうに無い司に対して…。
つくしは、言って除けるのだった。


「道明寺…。
 まだ、帰らないの?」と…。


其処で、司は、つくしに、訊き始めるのだった。


「なぁ~、つくし…。
 やっぱ、ムリだよな?」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、そんな風に訊いて来た司に対して、訊き始めるのだった。


「何を…?」と…。


なので、司は、つくしに懇願して居たのだった。


「つくしが、俺の事を呼ぶ時…。
 『司』って、呼ぶ事…?」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、そんな司に、言って除けるのだった。


「其の話しは、皆の前でしたでしょ?
 道明寺が、お祖父様から認めて戴いたら…。
 道明寺の望み通りに、呼ぶから…。
 ねっ…‼
 其れまでは、此のままで、良いでしょ?」と…。


なので、司は、“仕方なく…。”と、言いた気に、言って除けるのだった。


「ああ。
 分かった。
 俺が、桃乃園総帥から、認めて貰えたら…。
 つくしは、俺の事を、『道明寺』じゃ無く…。
 『司』って、呼んでくれよ‼」と…。


なので、此の時のつくしは、司に、頷くのだった。


だからだったのかも知れない。
其の時の事を考え乍ら…。
司は、つくしを、引き寄せるのだった。


そして、暫くの間…。
司は、つくしを抱き締めるのだった。
大人なkissをし乍ら…。


そして、此の日の司は、後ろ髪を引かれる想いで、此の場を後にしたのだった。

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