tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

I’m crazy about you. ~お前に夢中~  44.



1月1日の新春パーティーに出席した司は、其の後のF3&T3と共に…。
桃乃園邸の別邸で在る パーティールームの奥の部屋で、つくしと一緒に、過ごした後…。
つくしに懇願した司だったのだが、司の想いは、後回しと成ったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、思うのだった。


“ぜってぇ~。
 俺の願いを、つくしに、叶えて貰う。
 其の為にも、俺は、桃乃園総帥に認めて貰う。”と…。


所謂、類が、言って居た『司の痩せ我慢』は、此の時の司にとって…。
当たって居たと言えたのだった。


そして、此の日の司は、後ろ髪を引かれる想いで、此の場を後にして居たのだった。



そして、其の後の司は、時間の許す限り、毎日とはいかない迄も…。
桃乃園邸に、行脚の日々だったのだ。


そして、つくしの自室で、司は、つくしと一緒に、過ごすのだった。



そして、1月5日に、つくしママで在る 千恵子に誘われて、1月7日の『七草の節句』の日を桃乃園邸にて、司は、過ごすのだった。


勿論、此の日の司は、つくしお手製の七草粥を食するのだった。



そして、其の後の司は、やはり、桃乃園邸に通う日々だったのだ。



だが、実は、此の時のつくしは、卒論を仕上げなくては成らないのだ。
実は、つくしの卒論提出期限は、1月末だったのだ。


そして、卒論を提出した其の後のつくしは、2月以降に、学部の教授達の卒業判定会議の結果を受けて、卒業認定と成るのだ。


なので、此の時点に於いてのつくしは、実は、“一日でも早く、卒論を提出したい。”と、云う思惑が有ったのだ。



何故なら…。
教授に、卒論を提出して、“ハイ、終わり‼”と、いう訳では無いのだ。


其の後…。
教授からのダメ出しを受けて、手直しをし無ければ成らないのだ。


なので、提出期限は、1月末だが…。
“出来れば、1月中旬には、一旦、教授に、提出したい。”と、云う思惑が、つくしには、更に、有ったのだ。


だからこそ…。
司が、再三に渡って、桃乃園邸に来る事は、つくしにとっては、都合が悪いと云えたのだ。



だからだったのかも知れない。
等々、つくしは、痺れを切らして、思ってしまったのだ。


“こんなに、頻繁に、来なくても良いのに…。”と…。


だが…。
此の時のつくしは、其の言葉を、司に、面と向かって言えなかったのだ。


言えば…。
司が、傷付く事が分かって居たからだったのだ。


だが、つくしは、其れから、数日が経って、等々、言ってしまったのだ。


「道明寺…。
 実は…さぁ~。
 私…。
 卒論、仕上げなきゃ…。
 なのよね。」と…。


其処で、やはり、司は、不貞腐れて居たのだった。


そして、司は、其の不貞腐れた状況のまま…。
つくしに、当て付けかの様に、言って除けるのだった。


「つくし…。
 其れって…よ。
 もしかして、俺が、邪魔だと言いてぇのか?
 “もう、此処に来るな‼”と、言いてぇのか?」と…。


なので、つくしは、そんな風に、不貞腐れた状況の司に、慌てるかの様に、返答するのだった。


「そうじゃ無いわよ。
 だけど…。
 “1月中旬には、一旦、卒論を提出したい。”と、思って居たんだよね。
 今が、其の1月中旬…何だよね。
 だから…。
 ラストスパートを掛けたいの。」と…。


其処で、司は、そう言って来たつくしに、言って除けるのだった。


「だったら…よ。
 俺が、手伝って遣るよ」と…。


だが、此の時のつくしは、一人で頑張りたかったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、思うのだった。


“一人で、遣りたいんだっつーの‼”と…。


だが、其の事を、つくしは、やはり、司に言えずに居たのだった。


何故なら…。
司は、“つくしの為に…。”と、云う想いから…。
司が、自身を手伝ってくれて居る事は、つくしには、有り有りと、分かるからだったのだ。


だからこそ…。
つくしは、此れ以上…。
司に、何も言わずに居たのだった。



そして、其の後のつくしは、再発見したのだ。


実は、つくしの司への印象は、英徳学園 高等部の時代で、止まったままだったのだ。


だからこそ…。
“日本語が苦手な道明寺司…。”と、云う印象しか、つくし自身には無かったのだ。


なので、此の時までのつくしにとっては、“道明寺は、邪魔でしか無い。”と、思って居たのだ。


だが、司は、今や、起業家へと成長して居たのだ。


だからだったのかも知れない。
司は、つくしの役に立って居たのだ。


所謂、司は、つくしに、的を得たヒントを、言って除けて居たのだ。


なので、此の時のつくしは、そんな司に、思って居たのだった。


“道明寺が、こんなに、頼りに成る何て…。”と…。



という訳で…。
当初、つくしが、考えて居た日にち通りには、提出出来なかったのだが…。
其れでも、つくしは、1月中旬過ぎ頃には、教授に、提出する事が出来たのだった。



そして、一旦は、やはり、つくしは、教授から、ダメ出しを受けたのだが…。
其の後…。
一回の手直しをして、何とか、教授からのお墨付きを貰い、提出と成ったのだった。


なので、1月末の提出期限には、間に合ったという訳だったのだ。



つくしにとって…。
年末から年始に掛けて、色々な事が有り過ぎて…。
集中して、卒論制作に向かえなかった事は、事実だったのだ。


其れに、桃乃園財閥の新春パーティーまでのつくしは、『牧野つくし』として、桃乃園大学に通って居たのだ。


だからこそ…。
教授・准教授達も…。
学生達も、つくしが、桃乃園家の娘で在ると言う事は、知らされて居なかったのだ。


だからこそ…。
教授・准教授達のつくしへの対応は、一般学生と、全く、同じだったのだ。


なので、教授・准教授達からの何の贔屓目も無く…。
つくしは、正々堂々と、卒論を仕上げたという事に成るのだ。


そして、2月以降のつくしは、学部の教授達の卒業認定を貰い、3月に、卒業する事と成ったのだった。




<此の二次小説『I’m crazy about you. ~お前に夢中~  44.』は、短めに成っておりま
 す事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

×

非ログインユーザーとして返信する