喧嘩をしてしまった…<総優> 1.
総二郎と優紀は、付き合い出して、早4年目に成った。
【総二郎と優紀の軌跡…。】
そんな総二郎と優紀は、つくしとの関係も有り、高校生の頃は、仲間として付き合っていたのだ。
唯、普通の仲間と違う所は、総二郎と優紀との間には、一度だけ、高校生の頃に大人の関係が有ったという所だったのだ。
だが、此の当時の優紀は、至って普通に、仲間の一員として、総二郎とは一緒に居たのだ。
其れも、総二郎が、高校を卒業すると同時に、『女遊び』に、拍車が掛かり…。
また、優紀は、大学受験に集中する為…。
優紀自身、F3&T3との仲間としての付き合いも、疎遠に成って居たのだ。
此の頃の優紀は、仲間として、総二郎と接して居ても、其れでも、総二郎の事が好きだったのだ。
だからこそ…。
其の頃の優紀にとっては、其の方が楽と考えて居たのだ。
其の頃の優紀は、女性と一緒に居る総二郎を見る事が辛く、胸を苦しめて、勉強も手に付かなく成ってしまって居たからだったのだ。
優紀は、『ジェラシー=嫉妬』と、言う言葉が頭を過ってしまい…。
如何しても、其の頃の優紀は、そんな現状が、堪えられなかったのだ。
だからこそ、F4&T2とは関係ない所で、過ごしたかったという事が、優紀自身の本音だったのだ。
だからだったのだろう。
此の時点の優紀は、つくしにも、「西門さんに関しての情報は、私には、入れないで欲しい。」と、伝えて居た程だったのだ。
其れが、如何いう意味なのかも分かって居たつくしは、優紀の願いを了承してくれて居たのだった。
で、優紀は、優紀にとっての難関と思われて居た女子大に、見事、合格したのだ。
つくしは、つくしで、司の指示に寄り…。
英徳大学に、其のまま、エスカレーター式に、進学する事が決まって居たのだ。
優紀は、3月の一般入試にて、女子大への入学が決まったのだ。
だからだったのだろう。
入学する大学が、決まるまでの優紀は、冷や冷やものだったのだ。
だからこそ…。
此の時のつくしと優紀は、二人して、喜んで居たのだった。
そして、つくしと優紀は、二人だけで、高校卒業と大学入学が決まったお祝いをして居たのだ。
其処に、F3&T3の集まりで、招集が掛かったつくしだったのだ。
実は、優紀にも、参加のオファーが来たのだ。
だが、優紀は、つくしに、首を縦に振る事は無かったのだ。
だからだったのだろう。
其の場で、つくしと優紀は、別れたのだ。
何故なら…。
優紀が、つくしに言って来たからだったのだ。
「つくしだけでも、参加して欲しい‼」と…。
既に、司は、NYの為、東京には居ないのだが…。
F3&T2は、「(つくしの)高校卒業祝いをして遣ろう‼」と、云う事に成って居たのだった。
そして、つくしが、集合場所に着いた時に、桜子から、訊かれて居たのだ。
実は、連絡が有って直ぐに、つくしが、集合場所に現れたのでは無く…。
つくしは、少し遅れて入って来たのだ。
だからだったのかも知れない。
桜子から、飛んでもない言葉が、つくしに、飛んで来たのだった。
「えっ??
先輩だけですか?
優紀さんは…?
今日は、優紀さんとご一緒じゃ無かったんですか?」と…。
つくしは、“桜子が、如何して知って居るのだろう?”と、不思議に思うも…。
何て言って良いのか?
実は、苦慮して居たのだ。
其処を、しっかり、観て居たあきらが、口火を切って来たのだった。
「牧野…?
優紀ちゃんも、受験が終わったんだよな?」と…。
実は、此の時のつくしは、返答はするモノの…。
相槌だけに留めて居たのだ。
「うん。
まぁ…ね。」と…。
だからだったのだろう。
桜子は、そんなつくしの言葉を受けて、つくしに訊いて来たのだった。
「優紀さんの合格された大学って…?
何方の大学…何ですの?」と…。
実は、此の時のつくしは、迷って居たのだ。
何故なら…。
優紀からは、「言わないで欲しい。」と、懇願されて居たからだったのだ。
だからこそ…。
“何処の…。”と、言う事は、伝えずに…。
此の時のつくしは、表面的な言葉だけに、留めたのだった。
「女子大だよ‼」と…。
だからこそ…。
口籠るそんなつくしを観て居た此の時の桜子は、其れ以上、何も訊かずに居たのだった。
だが、そんな様子を怪訝に、観て居た者が居たのだった。
そうなのだった。
総二郎だったのだ。
そんな総二郎の様子をソファに寝転んで、見て居ない様で、しっかり観て居た者も居たのだ。
そうなのだった。
類だったのだ。
また、あきらも、総二郎の顔付きの変化をしっかり捉えて居たのだった。
其処からは、一切、優紀の話題には、誰一人として、触れ様としないF2&T2だったのだ。
其の様子も、また、面白くない総二郎だったのだ。
何故か?
総二郎は、イライラして居たのだ。
何故なら…。
此の時の総二郎には、優紀が、自身を、避けて居るだろう事が分かって居たからだったのだ。
実は、“優紀ちゃんが、牧野に懇願して居る姿が、瞳(め)に見える様だ‼”と、思う総二郎だったのだ。
そう思う事が、また、総二郎を苛立たせて居たのだった。
総二郎自身も、何故だか、分からないのだが…。
此の日、優紀に会える事を、密かに楽しみにして居たのだ。
だが、優紀が、其処には居ないのだ。
自身が、苛立って居る事さえも気が付かず…。
総二郎は、F2&T3の会話に入る事も無く…。
唯、アルコールを摂取する事に執着して居たのだ。
だからだったのだろう。
あきらは、そんな総二郎に飲ませるだけ、飲ませて居たのだ。
何故か?
そうして遣る方が、今の総二郎には、相応しい様な気さえして居たあきらだったのだ。
だから、総二郎のアルコール量は、いつもの2倍は摂取して居る様子だったのだ。
実は、つくしは、そんな総二郎の姿に、怪訝にさえ感じて居たのだ。
“そんな風に成るのなら…。
何故、西門さんは、優紀を避ける様な態度を取って居たのやら…。”と、つくしは、思わずには居られなかったのだ。
だが、今日の総二郎に訊く事は、得策じゃない様な気がして居たつくしだったのだ。
<此の二次小説『喧嘩をしてしまった…<総優> 1.』は、【プロローグ】的要素を、
絡めて居るので…。
短めに成っております事を、お詫び申し上げます。
了承の程、宜しくお願い致します。>
<また、昨日、2021.1.9 17:30 ・ 17:33に、続けて投稿して居りました此の二次
小説『喧嘩をしてしまった…<総優> まえがき』ですが…。
【サービスは一時的に利用できません】と成った為…。
再度、投稿し直した事で、続けて、投稿して居る状態と成って居た様です。
ですので、17:30の方を、削除しております。
お詫びして、訂正致します。
また、昨日は、一旦、『ログアウト』して居た事で、再び『ログイン』し様としました
が…。
3回、試しましたが…。
何故か?
昨日中に、『ログイン』出来なかった事で、削除出来ずに居ました。
此方に関しましても、重ねて、お詫び申し上げます。
了承の程、宜しくお願い致します。>