tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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節分【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編



2021.2.2  節分
【明治30年(1897年)以来 124年振りに、今年(2021年)の節分は、『2月2日』と、成
 って居るそうです。】



<此の二次小説『節分【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編』は、一部の表
 現に、不快に思われるやも知れない表現が入っております。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



漸く、司とつくしが、一つに成れた数日後…。
節分』の日を迎えて居たのだった。



実は、司の『Birthday』で在る 1月31日を迎えた後の司は、つくしに、訊いて居たのだった。


「今年の『節分』も、去年と同じか?」と…。


なので、つくしは、そう訊いて来た司に、話しするのだった。


「うん。
 そうだよ。
 でも、何で、そんな事を訊いて来るの?」と…。


だからだったのだ。
司は、つくしに、言って除けるのだった。


「否…。
 意味はねぇんだけど…な。
 去年の『節分』が、余りに、インパクトが在り過ぎて…よ。
 “今年は、如何するのか?”と、思って…よ。」と…。


なので、此の時のつくしは、司が、何を言いたいのか?
今一、ピンと来て居なかったのだが…。
話しし始めるのだった。


「今年だけじゃ無いよ。
 『節分』と云えば…。
 毎年、同じだよ。」と…。


だからだったのだろう。
司は、更に、つくしに、訊き始めるのだった。


「じゃあ…よ。
 また、あの太い巻き寿司を、つくしが作って…。
 皆で、黙ったまま、食うのか?」と…。


なので、つくしは、そう訊いて来た司に、言って除けるのだった。
そして、再度、つくしは、そう訊いて来た司に、訊き始めるのだった。


「うん。
 そう成ると思うよ。
 『牧野』だった頃から、行事事に関しては、一切、変わって無いよ。
 でも、如何して、そんな事を訊くの?」と…。


なので、司は、照れ乍ら…。
つくしに、白状するのだった。


「否…な。
 実は、今年も、楽しみにして居たんだよな。
 あの太い巻き寿司…。
 縁起物…何だろ?
 タマが、言ってたわ。」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、司の口から出た『タマ』と、言う言葉に、ハッとするのだった。


「そう言えば…。
 タマ先輩は、元気…?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、思うのだった。


“つくしは、タマの事を、忘れてたのか?”と…。


だが、幾ら、忘れっぽいつくしとて、『タマ』の事を忘れて居る訳では無かったのだ。


暫くの間…。
『タマ』の話題が出て来なかった事で、此の時のつくしの頭の中では、他の事に、気が取られて居ただけだったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、心の中で、『タマ』に、詫びを入れて居たのだった。


そして、つくしは、考えて居たのだった。


“タマ先輩にも、『巻き寿司』を、食べて貰おう。”と…。



なので、『節分』の当日のつくしは、休みを貰った事から…。
『巻き寿司』作りに、精を出すのだった。


勿論、つくしだけじゃ無く…。
桃乃園家の女性陣で在る つくしの祖母…。
そして、つくしの母親で在る 千恵子…。
そして、つくしの父親の晴夫の兄の和夫の妻で在る つくしの伯母…。


そして、忘れてはいけないのが、桃乃園家のシェフ達…。
総出で、『巻き寿司』作りに、精を出すのだった。


勿論、桃乃園家のシェフ達に、声を掛けたのは、つくしだったのだ。


だが、桃乃園家のシェフ達とて、昨年も、行って(おこなって)居たのだ。
“今年もだろう。”と、言う事で、楽しみにして居た事は事実だったのだ。



という訳で、此の年の『節分』も、無事、終了するのだった。



そして、其の日の夜…。
司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から、声を掛けられて居たのだった。


「司君…。
 今日も、帰るのかね?」と…。


なので、司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、逆に、訊き始めるのだった。


「実は、其のつもりでした。
 ですが…。
 もし、私が、泊まりたいと申し出た場合…。
 桃乃園総帥は、お許し下さいますか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、そう訊いて来た司に、少し、考えてから、返答するのだった。


「まぁ~、良いじゃろ。
 部屋を用意する様に…。
 執事に、伝えて置こう。」と…。


だからだったのだ。
司は、大胆にも、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、直談判するのだった。


「桃乃園総帥…。
 お願いが御座います。
 もし、私が、此のまま…。
 桃乃園邸に、泊めて頂けるのなら…。
 つくしさんの部屋で、泊めては頂けないでしょうか?」と…。


なので、此の時のつくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、考える素振りを、司に魅せた後…。
言って除けるのだった。


実は、此の時のつくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、司が、そう訊いて来るだろう事は、承知して居たのだ。


だからこそ…。
つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、考える素振りを、司に、魅せて居たのだった。


「まぁ~、良いじゃろ。
 じゃが…な。
 司君とて、既に、承知して居るとは、思うが…な。
 つくしの身体を、一番に、考えなさい。」と…。


だからだったのだ。
司は、既に、承知している事だけに…。
桃乃園総帥に、伝えるのだった。


「承知致して折ります。
 有難う御座います。」と…。


何故なら…。
此の時の司が、態々、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥の信頼を損なう様な事をする訳が無かったのだ。


そんな事をすれば…。
司とつくしとの将来は、一貫の終わりなのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、こう返答するのだった。


そして、司は、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥からの信頼を損なわない様に、今後も、行動する事を、肝に銘じて居たのだった。



だが、此の時の司にとって…。
まだ、詫びを入れなくては、いけない人物が居たのだ。
其れは、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子夫妻だったのだ。


だからだったのだ。
司は、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子夫妻を見付けた事で、其の場で、詫びを入れるのだった。


「お義父さん…。
 お義母さん…。
 お許し頂く事が遅く成り、申し訳御座いません。
 桃乃園総帥より、お許しを戴き…。
 先日の私の誕生日の1月31日は、つくしさんが、外泊しました。
 其れと、今日も、また、つくしさんの自室にて、泊めて頂く事に成りました。
 此れからも、こう言う事は、有ろうかと思いますが…。
 お許し下さいましたら、幸いです。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの両親で在る 晴夫と千恵子夫妻は、お互いの顔を見合わせ乍ら…。
驚愕して居たのだった。


何故なら…。
今迄、司から、言われて居なかった『お義父さん・お義母さん』呼びをされた事…。
そして、司から、「許して欲しい。」と、言われた事…。


此れ等、全てが、此の時のつくしの両親で在る 晴夫と千恵子夫妻にとって、驚愕だったのだ。


だが、此の時のつくしの父親で在る 晴夫は、そう言って来た司に対して、返答の言葉を、伝えるのだった。


「私の父親が、司君とつくしの事を許したにも関わらず…。
 私達 夫婦が、勝手に、覆す事は出来ないよ。
 其れに、司君が、どれ程、つくしの事を好きで居てくれて居るのかも…。
 司君とつくしが、高等部に通って居る頃から、私達 夫婦は、見て来た。
 だからこそ…。
 私達 夫婦は、常に、司君とつくしの幸せだけを祈って居るよ。」と…。


実は、つくしに寄って替えられたつくしの祖父で在る 桃乃園総帥では在ったのだが…。
其れでも、やはり、桃乃園家にとってのつくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、絶対的な人物だったのだ。


だからこそ…。
例え、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子夫妻だったとしても、つくしの事も含めて…。
其処は、自身の(義)父親で在る 桃乃園総帥に、従うしか無かったのだ。



という訳で…。
此の時のつくしの両親で在る 晴夫と千恵子夫妻も、また、司の事を、許して居たのだっ
た。


だからだったのだ。
此れで、漸く、司とつくしが、切っても切れない間柄に成る事が出来たという訳だったのだ。



そして、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子夫妻からの許しを得られた事で…。
大手を振って、司は、桃乃園邸に、泊まる事が出来て居たのだった。



fin

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