CD-ROMとアルバム【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】 番外編
【記念写真【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】 番外編⑤のエピローグ
<桃乃園家専属のカメラマンの締めの言葉の其の後…。>】
類に、無理強いする事無く、其処迄、要求し無かった(桃乃園家専属の)カメラマンは、其の後…締めの言葉を、F4&T4に、投げ掛けるのだった。
「分かりました。
其れでは、此れで、全ての撮影は、終了しました。
お疲れ様でした。
写真画像は、後程、お持ち致します。
暫く、お待ち下さい。」と、F4&T4に、伝え乍ら…。
だからだったのだろう。
F4&T4は、それぞれ、頷くのだった。
そして、其の後、半月が経った頃…。
F3&T4のそれぞれの下に、桃乃園家専属のカメラマンから、連絡が入って来たのだ。
実は、桃乃園家専属のカメラマンは、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から、言われて居たのだ。
「写真画像のデータは、『CD-ROM』に取り込んだ後…。
それぞれに、渡して遣ってくれれば良い。」と…。
だからこそ…。
桃乃園家専属のカメラマンは、其のつもりで、準備して居たのだった。
だが、其の後…。
司が、桃乃園家専属のカメラマンに、連絡して来たのだ。
先ずは、桃乃園家専属のカメラマンは、道明寺HDの司の執務室に、呼び出されたのだった。
其の上で、司は、桃乃園家専属のカメラマンに、訊き始めるのだった。
「今回、撮った写真画像のデータは、如何する予定だ?
『CD-ROM』に、取り込むだけ…か?」と…。
だからだったのだろう。
此の時の桃乃園家専属のカメラマンは、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥から、言われて居た事が有ったので、其の話しを、司に話しし始めるのだった。
「実は、桃乃園総帥より、言付けを戴いて居りました。
“写真画像のデータは、『CD-ROM』に取り込んだ後…。
それぞれに、渡して遣ってくれれば良い。”と…。
ですので…。
其のつもりで、準備して居りました。
何か?
不手際が、御座いましたでしょうか?」と…。
だからだったのだろう。
司は、司自身の想いを、桃乃園家専属のカメラマンに、話しし始めるのだった。
「そう言う訳じゃねぇんだが…。
其の写真画像のデータを取り込んだ『CD-ROM』は、『CD-ROM』で欲しいんだ
けど…よ。
『アルバム』っつーのか?
そう言うのには、出来ねぇのか?
遣れねぇ事は、ねぇよな?」と…。
だからだったのだろう。
桃乃園家専属のカメラマンは、司に、即答するのだった。
「はい。
勿論です。
『アルバム』にする事も、可能です。
ですが…。
一応、桃乃園総帥に、お伝えして、了承を得てからでも、宜しかったのでしょうか?」と…。
なので、司は、了承の意を、桃乃園家専属のカメラマンに、伝えるのだった。
勿論、此の時の司は、要求する事も、忘れて居なかったのだが…。
「ああ。
構わねぇ。
けど…よ。
『アルバム』にする際に、頼みが有んだ。
俺は、全て、『アルバム』にする必要はねぇと思ってる。
其の際は、全てのつくしだけの画像と…。
8人で撮った画像と…。
俺とつくしの全ての2ショット画像だけで良い。
宜しく頼むわ。」と…。
だからだったのだろう。
桃乃園家専属のカメラマンは、司に、返答するのだった。
「承知致しました。
桃乃園総帥から、了承が得られましたら、即、お作り致します。
其の際は、他の皆様も、ご入用でしょうか?」と…。
勿論、司は、他のメンバー(F3&T4)に、確認した訳では無いのだ。
だからこそ…。
此の時の司には、言い様が無かったのだ。
なので、此の時の司にとっては、こういうしか無かったのだ。
「否…。
俺には、分かんねぇな。
あいつ等に、確認した訳じゃねぇから…よ。
けど…な。
カメラマンの方から、確認して遣ってくれれば…。
喜ぶんじゃねぇの?
特に、女共は…。」と…。
だからだったのだろう。
此の時の桃乃園家専属のカメラマンは、司に、即答するのだった。
「そうですね。
承知致しました。
皆様には、私の方から、確認して視ます。」と…。
なので、此の時の桃乃園家専属のカメラマンは、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥 と F3&T4に、確認する事と成ったのだった。
そして、其の後の桃乃園家専属のカメラマンは、先ずは、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、司からの要望を伝えるのだった。
其の上で、桃乃園家専属のカメラマンは、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、確認するのだった。
「道明寺様の申し出を、お受けしても、宜しかったでしょうか?
また、其の他の皆様にも、ご確認致しても、宜しかったでしょうか?」と…。
なので、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥は、桃乃園家専属のカメラマンに、即答するのだった。
「まぁ~、良いじゃろ。
そうして上げなさい。」と…。
なので、桃乃園家専属のカメラマンは、つくしの祖父で在る 桃乃園総帥に、了承の意を告げるのだった。
「承知致しました。」と…。
なので、其の後の桃乃園家専属のカメラマンは、F3&T4を、自身のオフィスに呼び出し、F3&T4のそれぞれに、確認するのだった。
何故なら…。
桃乃園家専属のカメラマンは、F3&T4に、写真画像のデータを取り込んだ『CD-ROM』を魅せ乍ら、訊く必要性が有ったから…なのだ。
「道明寺様より、申し出が御座いましたので、桃乃園総帥に、ご相談申し上げました所…。
桃乃園総帥より、了承が得られましたので、お伺い致します。
此の度の撮影に際しまして、写真画像のデータを取り込んだ『CD-ROM』のご用意
は、既に、致しておりました(桃乃園家専属のカメラマンは、F3&T4に、写真画像のデ
ータを取り込んだ『CD-ROM』を、魅せ乍ら…。)。
ですが…。
道明寺様より、“『アルバム』も、欲しい。”との申し出が、御座いました。
皆様は、如何致しましょうか?」と…。
だからだったのだろう。
つくしと優紀と桜子のそれぞれは、司が言って居た通り…大喜びだったのだ。
なので、つくしと優紀と桜子のそれぞれは、桃乃園家専属のカメラマンに、嬉しそうに、伝えるのだった。
先ずは、つくしが、伝えるのだった。
「私も、道明寺と同じで、『アルバム』も、欲しいです。
私だけの画像と…。
女子4人の画像と…。
8人全員で、撮った画像と…。
道明寺との2ショット画像で、お願いします。」と…。
そして、優紀は、チラッと、総二郎の方を向き乍ら、照れた様な顔付きに成って、桃乃園家専属のカメラマンに、伝え始めるのだった。
「私も、つくしと同じで、『アルバム』も、欲しいです。
私だけの画像と…。
女子4人の画像と…。
8人全員で、撮った画像と…。
西門さんとご一緒した画像で、お願いします。」と…。
そして、桜子は、あきらの方を向き乍ら、桃乃園家専属のカメラマンに、伝え始めるのだった。
「私も、先輩と優紀さんと同じで、『アルバム』も、欲しいです。
私だけの画像と…。
女子4人の画像と…。
8人全員で、撮った画像と…。
美作さんとご一緒した画像で、お願いします。」と…。
そして、滋は、悲しそうな顔付きに成って、桃乃園家専属のカメラマンに伝えて居たのだった。
「私は、私だけの画像と…。
女子4人の画像と…。
8人全員で、撮った画像だけで、良いかな。」と…。
だからだったのだろう。
其の上で、先ずは、総二郎が、桃乃園家専属のカメラマンに、伝えるのだった。
「俺も、優紀ちゃんと同じ画像で、お願いする。
但し、女子4人の画像は、要らねぇ。」と…。
其処で、あきらも、桃乃園家専属のカメラマンに、伝えるのだった。
「俺も、桜子と同じ画像で、お願いする。
但し、俺も、女子4人の画像は、要らねぇ。」と…。
其処で、桃乃園家専属のカメラマンは、ソファに、寝転んで居る類にも訊くのだった。
「花沢様は、如何致しましょうか?」と…。
なので、類は、桃乃園家専属のカメラマンに、伝えるのだった。
「俺は、8人全員で、撮った画像だけで、良いかな。
だから…。
(写真画像のデータを取り込んだ)『CD-ROM』だけで良いよ。」と…。
実は、此の時の類は、面白く無さそうに、桃乃園家専属のカメラマンに、言って除けて居たのだった。
何故なら…。
本来の類は、誰にも言えないのだが…。
つくしとの2ショット写真を撮りたかったのだ。
だが、司が、其れを許す訳等無かったのだ。
だからこそ…。
類は、諦めて居たのだった。
なので、せめて、つくしの1ショット画像だけでも、欲しかったのだ。
だからこそ…。
此の時の類は、桃乃園家専属のカメラマンに、そう伝えて居たのだった。
という訳で…。
其の後の類は、“(写真画像のデータを取り込んだ)『CD-ROM』だけで良いよ。”と、桃乃園家専属のカメラマンに、そう伝えて意図が、総二郎とあきらに、バレるのだった。
だが、其処は、総二郎とあきら…。
其の事を、司が、知れば…如何言う事に成るのか…。
総二郎とあきらが、其の事を知って居て、司に話しする筈等無かったのだ。
だからこそ…。
類は、総二郎とあきらに、バレたからと言って…。
其れ程、心配して居なかったのだ。
所謂、類は、此の事に関して、そんなに、深刻には、思って居なかったのだ。
だからこそ…。
類は、“バレたら、バレた時でしょ!”…みたいな感じだったのだ。
そして、其の後のF4&T4は、相談の結果…。
既に、出来上がって居た(写真画像のデータを取り込んだ)『CD-ROM』 と 『アルバム』と、一緒に、桃乃園家専属のカメラマンから、送られて来る事に成って居たのだった。
fin