tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  47.



総二郎は、優紀に、幾ら、LINEから連絡を入れても…。
携帯TELに、連絡を入れても…。
梨の礫の状態に、総二郎自身、業を煮やした状況と成り…。
総二郎は、滋に、TELにて、連絡するのだった。


「滋…。
 悪ぃが、優紀を確保して置いてくれ‼」と…。


其処で、滋は、そんな総二郎に、嫌味っぽく、言って除けるのだった。


“ふ~ん?
 ニッシー…。
 焦ってるね。
 優紀からは、何の連絡も、無いんでしょ?
 私が、優紀を確保したら…。
 ニッシーは、優紀を、如何したいの?”と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、そう言って来た滋に、怒りを露わにするかの如く…。
そんな滋に、言い返すのだった。


「うっせぇわ。
 取り敢えず…。
 滋は、俺に、協力しろ‼」と…。


だが、そんな総二郎に、負けじと、言い返す滋だったのだ。


“じゃあ…さ。
 其の見返りは…?”と…。


なので、此の時の総二郎は、かなり、苛立って居たのだ。


だからだったのだろう。
其処で、滋に、訊き始めるのだった。 


「何が、欲しいんだよ?」と…。


なので、此の時の滋は、チャンスとばかりに、総二郎に、要求するのだった。


“優紀と結婚する事に成っても…。
 直ぐには、優紀を、辞めさせない事…。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、そう言って来た滋に、更に、苛立ちを覚え乍らも…。
“取り敢えず、今は、其れで、了承して於こうか?”と、言う思いで、滋に、了承するのだった。


何故なら…。
もし、総二郎が、そう言って来た滋に、了承せずに居たとする成らば…。
確実に、滋は、総二郎には、協力しないだろう事が、分かって居たから…だったのだ。


なので、“取り敢えず…。”と、言う思いから、此の時の総二郎は、そんな滋に、了承するのだった。


「………。 
 分かった。」と…。


だからだったのだろう。
総二郎からの返答の言葉に、少し、間が有った事から…。
此の時の滋は、そんな総二郎の返答の言葉が、不安に成り、もう一度、訊き始めるのだった。


“ニッシー…。
 本当に、分かったの?”と…。


だからだったのだろう。
此の時点での総二郎は、既に、そんな滋の事が、面倒臭く成って、適当な返答をするのみだったのだ。


「ああ。
 分かった。」と…。


なので、滋は、総二郎に、言い始めるのだった。


“約束は、約束だから…ね。
 ニッシー…。
 約束守ってよ‼”と…。


なので、総二郎は、“先の事は、如何成るか、分かんねぇだろ?”と、思い乍らも…。
此の時の総二郎は、そんな滋に、取り敢えずの返答だけをするのだった。


「ああ。」と…。


だからだったのだろう。
滋は、漸く、総二郎に、了承の返答をするのだった。


“じゃあ…。
 私の執務室に、来てよ‼
 受付には、伝えて於くから…。”と…。


なので、総二郎は、“漸く、優紀と会える。”と、気持ちを落ち着かせるのだった。
其の上で、此の時の総二郎は、滋に、お礼の言葉を伝えるのだった。


「ああ。
 滋…。
 サンキュな!」と…。


そして、総二郎は、慌てるかの様に、足早に、滋の執務室に、向かうのだった。



そして、優紀と云えば…。
総二郎とのTELを切った後、受付に、連絡を入れた後の滋に呼び出された事で、滋の執務室に、向かうのだった。
そして、滋から、言われた言葉に、驚愕するだった。


「優紀…。
 今から、此処で、執務を行って(おこなって)くれる?
 お客様がお見えに成るから…。」と…。


本来なら…。
お客様がお見えに成ると言うのなら…。
優紀が、上司に当たる 滋の執務室で、自身の業務を執り行う事は、異例で在る。


だからこそ…。
此の時の優紀は、そう言って来た滋からの話し振りに、不思議に思い、滋に、訊き始めるのだった。


「専務…。
 お客様がお見えに成るのでしたら…。
 私が、此方(滋の執務室)で、自身の業務を執り行う事は、お客様に失礼かと思います
 が…。」と…。


其処で、滋は、一瞬、“ヤバい‼”と、思い乍らも、責任転嫁するかの如く…。
優紀に、言って除けるのだった。


「良いの、良いの。
 其の人は、如何しても、優紀に会いたいらしいんだ。
 だから…。
 優紀は、此処(滋の執務室)で、執務を行って(おこなって)よ‼」と…。


だからだったのだろう。
優紀は、そんな滋を、呆れるかの様に、思うのだった。


“滋さんは、懲りずに…。
 また、頼まれて、私に、其の方を、会わそうとして居るのだろうか?”と…。



だが、其の時だったのだ。
誰かが、滋の執務室のドアを、ノックしたのだった。


そして、滋は、其のドアに向かって、言って除けるのだった。
相手を、確認せずに…。


「はい。
 どうぞ…。」と…。


実は、此れには、優紀自身、驚愕だったのだ。


何故なら…。
普段の滋と違い過ぎるのだから…。



そして、そんな風に、感じて居た優紀は、滋の執務室のドアを開けて入って来た人物を観て、更に、驚愕するのだった。


何故なら…。
其処に立って居たのは、紛れも無く…。
優紀の知って居る人物だったのだから…。


其の人物とは…。
そうなのだ。
総二郎だったのだ。


そして、総二郎は、優紀に、声を掛けるのだった。


「優紀…。
 久し振りだったな。」と…。
「………」


だが、此の時の優紀は、驚愕で、言葉も、直ぐには、出て来なかったのだ。


なので、優紀の目は、唯、大きく見開かれたまま…。
一点を、見詰めたままだったのだ。


そうなのだ。
此の時の優紀は、言葉無く…。
唯、総二郎を、見続けるのみだったのだ。




<此の二次小説『喧嘩をしてしまった…<総優>  47.』は、短めに成っております事
 を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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