tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  37.



【『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  35.』のエピローグ
 <つくしとT3との会話>】


つくしの要望に寄り、優紀は、滋と桜子に会い、つくしの思いを伝えるのだった。


其の事に寄り、納得した滋と桜子は、優紀と共に、つくしに会いに行く事にしたのだった。



そして、T3は、つくしとの約束の日…。
つくしの病室で在る 道明寺総合病院のVIP専用病室に向かうのだった。


其処で、滋と桜子にとっては、久方振りに、つくしと会う事が出来たのだった。


其処で、優紀は、今のつくしにとって、見ず知らずの人物と成る 滋と桜子を、つくしに、紹介するのだった。


「つくし…。
 此方は、大河原滋さん。
 大河原財閥のお嬢様…。
 そして、此方が、英徳学園に通って居る三条桜子さん。
 桜子さんは、旧 華族 三条家のお嬢様…。」と…。


だからだったのだろう。
優紀から、滋と桜子を紹介されたつくしは、桜子の方を向いて、訊き始めるのだった。


「と言う事は…。
 三条さんが、私の事を知って居るという訳…ですか?」と…。


なので、桜子は、そう訊いて来たつくしに、返答の言葉を伝えるのだった。


「ええ。
 良~く、知って居ますわ。
 何時も、一緒に、居ましたから…。
 其処で、何ですけど…。
 私は、貴女より、一学年下…何です。
 だから…。
 私は、『先輩』と、呼ばせて頂いて居ました。
 此れからも、そう呼ばせて頂いても良いですか?」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、思わず、心の声が出るのだった。


「そう何だ‼
 私は、てっきり、同じ歳か or 年上かと思って居たよ。
 三条さんって…。
 大人っぽいよね。」と…。


其処で、桜子は、策士らしく、嫌味な笑みを、自身の顔に浮かべ乍ら、つくしに、言って除けるのだった。


「先輩…。
 心の声が、口から出てますよ。
 ほんと…。
 相変わらず…ですよね。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、自身の両手の掌で、自身の口を塞いだのだった。


其処で、滋も、そんなつくしを観乍ら…。
そして、笑い乍ら、言って除けるのだった。


「ほんと…(笑)。
 つくしらしい‼
 私は、つくしよりも、一つ年上だから…。
 『つくし』って、呼んでたの。
 だから…。
 私は、此れからも、『つくし』って、呼んで良いかな?」と…。


だからだったのだ。
つくしは、滋に了承し乍らも、滋に、訊き始めるのだった。


「勿論…です。
 で、滋さんも、英徳学園ですか?」と…。


だからだったのだ。
滋は、つくしに返答するのだった。


「ううん、違うよ。
 私は、永林学園だよ。」と…。


だからだったのだろう。
残念そうに、つくしは、返答するのだった。


「そうだったんですね。」と…。


そして、其の上で、また、つくしは、T3に、訊き始めるのだった。


「で、私は、お二人の事を、何と、呼んで居たんでしょうか?」と…。


だからだったのだ。
滋と桜子は、それぞれ、つくしに、返答するのだった。


先ずは、滋から、返答したのだった。


「私は、つくしから、『滋さん』と、呼ばれてたの。
 其れと、常に、敬語で話しする事は、止めてくれる?
 私は、つくしから、敬語で話しされた事は、殆ど、無いのよ。
 たまに、つくしは、敬語を使ったり、使わなかったり…。
 そんな感じだったから…。」と…。


そして、桜子も、返答し始めるのだった。


「私は、先輩よりも、年下ですから…。
 当然、『桜子』と、呼び捨てで、呼ばれて居ました。
 ですから…。
 先輩は、私に、敬語で話しして来た事は有りませんわ。」と…。


なので、つくしは、滋と桜子と、和んで来た事も有り…了承するのだった。


「うん、分かった。」と…。


そして、つくしは、英徳学園での事を、訊きたかったという訳で、続けて、桜子に、訊き始めるのだった。


「で、桜子…。
 訊きたかった事が有るんだ‼
 記憶を失くして居た当時の私って…。
 どんな風に、過ごしてたの?
 って、言うか?
 私が、道明寺から『赤札』を貼られた後の事…。
 桜子は、知ってる?」と…。


だからだったのだ。
桜子は、頷き乍ら、つくしに返答するのだった。


「ええ。
 私が、英徳高校に入学してからの事でしたから…。
 良~く、知って居ますわ。」と…。


だからだったのだ。
つくしは、自身が、何処迄、覚えて居て、何処から記憶を失って居るのか…。
桜子に話しし始めるのだった。


「私が、記憶を失ったのは、道明寺から『赤札』を貼られた後から…なの。
 だから…さ。
 私が、如何して、道明寺から『赤札』を貼られたのか。
 理由は、覚えてるの。
 其の後から、私の記憶が無いの。」と…。


だが、実は、つくしの記憶が失われた場所は、当時の司の手下だった生徒達に、捕まった後…。
云わば…。
此の時のつくしの記憶は、類に助けて貰った所までの記憶は残って居たのだ。


だが、其の事に関して、つくしは、触れたく無かったのだ。


だからこそ…。
其の事に関して、此の時のつくしは、桜子にも、言わなかったのだ。


何故なら…。
優紀が、知らない話しだったから…なのだ。



だからだったのだ。
桜子は、自身の知って居るつくしの英徳高校時代の事を、つくしに話しし始めたのだ。


勿論、此の時の桜子は、自身が、つくしに行った(おこなった)『黒歴史』時代の事は、一切、つくしには、話しし無かったのだ。


寧ろ、此の時の桜子は、自身が、つくしに行った(おこなった)『黒歴史』時代の事は、封印し様として居たのだ。



そして、桜子は、其の上で、つくしに、言い始めたのだ。


「先輩…。
 先輩は、私の話しを聞いても、信じられないかも知れませんが…。
 本当に、先輩は、道明寺さんの彼女で、婚約者…。
 だからこそ…。
 高等部を卒業後…。
 修行の為に、NYに渡米した道明寺さんが、英徳学園に、先輩の4年間の授業料を支払った
 事で、高等部を卒業した先輩は、英徳大学に進学出来たんです。
 なので、本来なら、先輩は、4月から、英徳大学の2年に進級する予定でした。
 多分、今は、休学中に成って居ると思いますが…。」と…。


其処で、つくしは、信じられないと言った様な顔付きに成り、桜子に訊き始めるのだった。


「嘘でしょ⁉
 私が、道明寺の婚約者…なの?
 そして、私は、英徳大学に進学したの?
 私は、高等部を卒業したら…。
 就職する予定だったのに…。」と…。


なので、桜子は、更に、つくしに、話しし始めるのだった。


「ええ。
 確かに、先輩は、一旦は、就職試験を受けてました。
 そして、就職先が決まった先輩を、英徳大学に進学させたのは、他でも在りませんわ。
 道明寺さんだったんです。
 元々、先輩は、英徳大学に進学したかったんです。
 でも、家の為に、先輩は、進学を諦めて…。
 高等部を卒業後、就職する決断を下した様子でした。
 だからこそ…。
 F3も、私も、英徳学園側でさえ…。
 頭の良い先輩を、進学する様に、説得したんです。
 だからこそ…。
 先輩の就職先は、高等部を卒業するギリギリで、漸く、決まって居ました。
 だからだったんでしょうね。
 道明寺さんは、先輩の就職先を、道明寺HDの傘下に入れて迄…。
 先輩を、英徳大学に進学させたんですよ。
 道明寺さんは、先輩の事が、“心配だから…。”と、仰って…。
 其の時の先輩は、英徳大学に進学出来た事を喜んで居ました。
 だからこそ…。
 今の先輩は、高等部を卒業後も、英徳学園の学生…何ですよ。」と…。


なので、つくしは、“信じられない。”と、でも、言いた気に、桜子の顔を、ジーっと、見詰めて居たのだ。


勿論、此の時の桜子は、つくしが、そう言う顔の表情に成って居ても、“仕方無い。”と、思って居たのだ。


何故なら…。
今のつくしの頭の中では、司が、如何言う人間として、記憶に残って居るのか?
此の時の桜子には、分かって居たから…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の桜子は、そんな顔の表情で居るつくしに、にこっと、微笑んで見せたのだから…。

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