tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  46.



実は、其の後のつくしは、他にも、気に成って居た事が有ったのだ。
其れは、自身の両親の事だったのだ。


何故なら…。
つくしの退院後は、タマの誘導の下…。
直接、道明寺邸に向かって居たのだ。


だからこそ…。
自身の両親の事に関して、つくしには、知る由も無かったのだ。


なので、此の時のつくしは、4月から、英徳大学に復帰する事に成って居るので、“今の内に…。”と、言う思いから…。
つくしは、タマに、訊いて居たのだった。


「タマさん…。
 お訊きしたい事が有るんですが…。
 宜しかったでしょうか?」と…。


だからだったのだろう。
タマは、つくしに、了承したのだった。


「あいよ。
 何だね。」と…。


其処で、つくしは、タマに、更に、訊き始めるのだった。


「有難う御座います。
 実は、私の両親の事が、気に成って居るんですが…?
 タマさんは、ご存知在りませんか?
 私の両親は、今も、アパートに住んで居ますよね?」と…。



実は、タマは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、言われて居た事が有ったのだ。


「もし、つくしさんから、つくしさんのご両親の事を訊かれた時は、仰っても、宜しいわ。
 但し、つくしさんが、英徳大学に復帰する事が決まってからにして頂戴‼
 里心が付いて、つくしさんが、“(道明寺)邸に戻りたくない。”と、言って来てからで
 は、遅いでしょうから…。」と…。



だからだったのだろう。
其処で、タマは、つくしに話しし始めたという訳だったのだ。


「つくし…。
 心配しなさんな。
 つくしの両親は、奥様所有のマンションの管理人の仕事に就いてるよ。
 中々、様に成って居る様で、仕事を、きちんと、熟して居る様だよ。
 つくしの両親の住まいも、其のマンションださね。
 だから…。
 安心しな。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、タマから、そんな風に、話しを聞いて、ホッとして居たのだ。


何故なら…。
実は、つくしが入院して居た当時だけじゃ無く…。
つくしが、英徳大学に在籍して居た当時も含めて、つくしの父親で在る 牧野晴夫は、また、職を失って居たのだ。


だからこそ…。
つくしの母親で在る 牧野千恵子は、パート勤めをし乍ら…。
そして、つくし と 其の当時、高校生に成って居たつくしの弟で在る 牧野進とが、バイトをし乍ら…。
牧野家の生計は、3人の稼ぎで、成り立って居たのだ。


だからこそ…。
つくしが居ない状況の牧野家の其の後が、つくしにとっては、心配と成って居たのだ。


と言うのも…。
実は、其の事を、入院して居た当時のつくしは、自身の母親で在る 牧野千恵子から、聞いて知って居たのだ。



だからだったのだろう。
此の時のつくしは、タマに、ホッとした顔を魅せ乍らも、話しし始めるのだった。


「そうでしたか?
 本当に、良かった。
 此れまでは、自分自身の身体の事で、精一杯だったので、両親の事が気に成り乍らも、
 中々、自分自身の気持ちに、余裕が無くて…。
 有難う御座いました。
 其処で、何ですが…。
 両親と会う事は出来ますか?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のタマは、つくしに、訊く様に、言って除けるのだった。


「つくしが、(つくしの)両親と会う事は、可能だよ。
 但し、つくしが、(つくしの)両親と会ったとしても、道明寺邸に戻って来るのなら…。
 と言う事が、条件ださね。
 此れは、奥様からの伝言だよ。
 如何するさね。 
 つくし…?」と…。


其処で、つくしは、タマからのそんな条件の話しを聞いた事で、一瞬、考えてしまったのだ。


実は、つくしは、主治医の了承が得られた事で、“4月から、英徳大学に復帰出来るので、そろそろ、道明寺邸を出よう‼”と、考えて居た事は、事実だったのだ。


其れに、つくしが、退院後…。
道明寺邸にて、住まいを移した当時のつくしは、思って居たのだ。


“何時までも、道明寺邸で、お世話に成る事は、厚かまし過ぎる。
 身体が治れば、道明寺邸を出なきゃ‼”と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、困った様な顔付きに成って居たのだった。


其処で、タマは、そんなつくしに、言って除けるのだった。


「つくし…。
 そんな困った顔をするんじゃ無いさね。
 つくしが、道明寺邸に居る事は、決定…何だよ。
 つくしは、坊っちゃんの婚約者…何だからさね。
 だからこそ…。
 奥様は、つくしの退院後の住まいを、此処(道明寺邸)に為さった訳だ‼
 という事は…。
 例え、つくしが、両親の所に、会いに行こうが…。
 つくしの居場所は、此処(道明寺邸)…何ださね。
 分かったのなら、つくしは、両親に会いに行こうが…。
 此処(道明寺邸)に、戻って来るしか無いださね。
 良いね。
 つくし…。」と…。


だからだったのかも知れない。
其処迄、タマから、そう言われてしまったつくしは、こう返答するしか無かったのだ。


「はい、分かりました。
 必ず、戻って来ます。
 ですので、両親に会いに行っても、宜しかったでしょうか?」と…。


だからだったのだ。
タマも、つくしの気持ちに応える形で、了承したのだった。


「相分かった。
 執事に、誘導させる。
 明日にでも、会いに行ってお出で…。」と…。


なので、つくしは、タマに、お礼の言葉を、伝えるのだった。


「タマさん…。
 有難う御座います。」と…。



そして、其の後のタマは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、此の件に関して、連絡を入れるのだった。


だからだったのだ。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、タマに、伝えるのだった。


「そう…。
 やっぱり、つくしさんは、(つくしさんの)ご両親に、会いに行きたく成ったのね。
 つくしさんが、ちゃんと、(道明寺)邸に戻って来るのなら…。
 良しとしましょう。
 では、後の事は、宜しくお願いね。」と…。



という訳で…。
翌日のつくしは、つくしの両親と弟の進が住んで居るというマンションに、向かう事に成ったのだ。


勿論、つくしのお供で、つくしを誘導して居たのは、道明寺邸の執事だった事は言うまでも無かったのだ。



そして、タマから連絡を受けて居たつくしの両親は、つくしが、此処(マンション)に現れる事を、今か今かと待って居たのだった。




<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  46.』は、切りが良い為に、短め
 に成って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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