tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  68.



其の後、12月に入った頃…。
此の時の司は、つくしとの時間を過ごす為に、12月24日の『Xmas Eve』 と 12月28日のつくしの『Birthday』の計画を立て始めて居たのだ。



本来なら、当分の間…。
つくしの記憶を取り戻す為の『キーポイント』に関しては、司自身、触れる予定は無かったのだ。


だが、司は、思い出して居たのだ。


“あの頃に、牧野と一緒に行ったあの店に、今回も、行っても良いよな。
 行くなら、勿論、(12月24日の)『Xmas Eve』だろうな。
 だったら…。
 貸し切りにするか?”と…。



勿論、あの当時、司とつくしが一緒に行ったあの当時のあのお店に行くという事は…。
其れは、つくしの記憶を取り戻す為の『キーポイント』に成り得る可能性も有るのだ。
そして、また、此の時の司とつくしにとって、危険を伴うかも知れないのだ。


其れでも、此の時の司は、つくしを、あの場所に連れて行きたかったのだ。


実は、其処は、『うさぎ屋』だったのだ。
嘗て、高等部当時のつくしが、司に、「行きたい。」と、言って居たあの場所だったのだ。



実は、あの当時のつくしが、道明寺邸にて、使用人をして居る事を、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にバレた事で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、(優紀の父親の会社から)優紀の父親を左遷する様に仕向けたり、和也の父親の会社を潰そうとして居たのだ。


其の結果…。
あの当時のつくしは、司から離れる事を、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に誓って居たのだ。


其の事で、優紀と和也のそれぞれの父親について、其の当時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、『お咎め無し』としたのだ。



実は、そういう事に成る前に、『うさぎ屋』 と 『ゲームセンター』で、二人だけの時間を過ごして居た当時の司とつくしは、其の時点では、そう成って居る事を、何も、知らなかったのだ。


だからだったのだ。
司に寄って、『うさぎ屋』に連れて来て貰った其の当時のつくしは、其の当時のつくしが念願だった『うさぎ屋』の『キャラメルパフェ』を、食べて居たのだ。


そして、此の時のつくしは、「家を出る。」と、言って来た司に、「家を出る何て、止めて欲しい。」と、伝えて居たのだ。


そして、此の時のつくしは、更に、司に、お礼の言葉を伝えて、自身の気持ちを行動に移して居たのだ。


「でも…。
 凄く、凄く、凄く…。
 嬉しかったから…。」と、言った後…。


其のまま、つくしは、司のマフラーを持って、“ぐんっ”と、自身の方へ引き寄せて、軽く、口と口を合わせるだけでは有ったのだが…。
つくし自ら、司に、kissをして魅せて居たのだ。


「お礼。
 深い意味は無いからっ。」と、言い乍ら…。


勿論、其の当時の司からして視れば…。
あの当時のそんな二人だけの時間は、『幸せな時間』だった事は言うまでも無かったのだ。



そして、其の後のつくしは、其の事について、類から話しを聞いた事で、つくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の下に向かって居たのだ。


そして、其の後(あと)、あの『雨の別れ』…と、成ったのだ。
其処で、つくしは、司に別れを切り出したのだ。


「あんたとは、付き合えない。」と…。



勿論、つくしにとってもそうなのだが…。
あの当時の出来事を思い出した此の時の司にとって、あの『雨の別れ』は、辛い出来事には違いないのだ。


だからこそ…。
司にとっても、あの『雨の別れ』のシーンに関しては、触れたくないシーンだった事は言うまでも無かったのだ。


なので、此の時の司にとって、本来なら…。
『うさぎ屋』 と 『ゲームセンター』のシーンに関しては、一切、触れたく無かったという訳…だったのだ。


云わば…。
つくしの記憶の中で、あの『雨の別れ』のシーンに直結する事に成るかも知れない『うさぎ屋』 と 『ゲームセンター』の件に関しては…。



だが、此の時の司は、敢えて、賭けに出て視たのだ。


何故なら…。
司とつくしの二人にとって、此の時の二人だけの時間は、『幸せな時間』だった事は、間違い無いのだから…。


だからこそ…。
司は、敢えて、つくしを、『うさぎ屋』 と 『ゲームセンター』に連れて行く事にして居たのだ。



そして、其の日の決行日を、司は、12月24日の『Xmas Eve』としたのだ。
勿論、『うさぎ屋』 と 『ゲームセンター』の何方にしても、貸し切りにした事は言うまでも無かったのだが…。



そして、其の12月24日の『Xmas Eve』の当日…。
司は、つくしを、先ず、『うさぎ屋』に連れて来たのだ。


「今日は、(12月24日の)『Xmas Eve』だろ。
 だから…よ。
 今日は、貸し切りにして遣った。
 実は、此処(『うさぎ屋』)に、お前を連れて来たのは、高等部当時のお前が、此処
 (『うさぎ屋』)に、“行きたい。”と、言って居た店だったから…だ。
 勿論、其の当時のお前も、俺は、此処(『うさぎ屋』)に連れて来て遣ったが…。」と、言い乍ら…。


だからこそ…。
此の時のつくしは、思って居たのだ。


“道明寺は、此処(『うさぎ屋』)を、貸し切りにしたんだぁ~。
 だから…。
 私達以外に、客は、居ないんだぁ~。
 高等部当時も、此処(『うさぎ屋』)を、貸し切りにしたのかな?”と…。


だが、此の時のつくしは、そう思い乍らも、“折角、連れて来て貰ったんだから…。”と、(12月24日の)『Xmas Eve』の此の日を楽しむ事にして居たのだ。


そして、此の時の司は、勿論、つくしには、お約束の『キャラメルパフェ』を頼んで、食べさせて居た事は言うまでも無かったのだ。
そして、勿論、甘い物が苦手な司は、あの当時と同じ様に、コーヒーだけだったのだ。


そして、此の日は、『Xmas Eve』と言う事も有り、司は、つくしの為に、其の当時には食べて居なかった『Xmas Cake』を頼んで、つくしに、食べさせて居たのだ。



そして、あの当時…。
「さてと、此れから、如何する?」と、訊いて来た司に、「ねぇ、じゃあさ、遊ぼっか‼」と、言って、つくしは、司を、『ゲームセンター』に連れて来たのだ。


だからだったのだ。
其の後の司とつくしは、『ゲームセンター』に居たのだ。
勿論の貸し切りだったのだが…。


其処で、司は、つくしに、話しし始めるのだった。


「此処(『ゲームセンター』)は、俺と一緒に、学校をサボって、さっき行った『うさぎ
 屋』の後に、“遊ぼっか‼”と、言い出したお前が、俺を連れて来た『ゲームセンター』だ。
 だから…よ。
 今日は、貸し切りにした。
 存分に遊ぶぞ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
つくしは、司と一緒に、思いっ切り、楽しんで居たのだ。



そして、帰りのリムジンで、此の時の司は、つくしに、訊いて居たのだった。
“もしかしたら…。”と、言う思いと共に…。


「なぁ~、牧野…。
 今日、『うさぎ屋』 と 『ゲームセンター』に行って視て、何か、感じなかったか?」と…。


だが、つくしは、唯、楽しんで居ただけで、実は、何も、思い出す事は無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、申し訳無さそうに、司に、言って除けるのだった。


「ごめんなさい。
 何も、思い出さなかった。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、思って居たのだ。


“やっぱそうか?
 仕方ねぇよな。”と…。



そして、其の後の12月28日のつくしの『Birthday』は、つくしの記憶を取り戻す為の『キーポイント』では無く、唯、単純に、つくしの『Birthday』を祝う為に、司は、自身とつくしとの二人だけの時間を、楽しんで居たのだった。


勿論、12月24日の『Xmas Eve』にしても、12月28日のつくしの『Birthday』にしても、此の時の司は、つくしに、プレゼントを渡して居た事は言うまでも無かったのだ。




<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  68.』は、一部の文面の中に、神
 尾葉子先生の漫画『花より男子』のセリフを、勝手に、拝借して、記載致して折ります。
 神尾葉子先生に於かれましては、勝手に、拝借して、記載致して折ります事を、お詫び申
 し上げます。
 また、関係者各位 様に於かれましても、勝手致して折ります事を、お詫び申し上げま
 す。>


<また、此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  68.』は、切りが良い為
 に、少し、短めに終了して折ります事を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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