tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

Birthday Party【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編②



自身の『Birthday Party』の開催に関して、開催するべきか如何か?
自身の父親で在る 司に寄って、任されてしまった此の時の航は、実は、未だ、悩んで居たのだ。


だからだったのだろうか? 
此の時の航は、類に、連絡を入れて視たのだ。
勿論のリモートで…。


何故なら…。
実は、航は、花火大会の時に、類から、言われて居たのだ。


「何か有ったら、何時でも、相談に乗るよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の航は、類に、連絡を入れて視たという訳…だったのだ。



なので、此の時の航は、類に相談する意味を込めて、類に連絡を入れて視たという訳…だったのだ。
勿論の(自身の)自室にて…だった事は言うまでも無かったのだが…。


「あのさぁ~。
 実は、ここ最近に成って、俺の祖母さんから…ね。
 話しが有ったんだよね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の類は、何と無く、航自身の言いたい事は分かるのだが…。
態と、此の時の類は、首を捻り乍ら、航に訊き始めるのだった。
茶目っ気たっぷりに…。


「航は、(自身の)祖母さんから、何か、言われたんだぁ~?」と…。



だからだったのだろう。
其処で、此の時の航は、“うん。”と、頷くかの様に、自身の首を縦に振り乍らも、類に、話しし始めるのだった。


実は、其の話しとは…自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から打診された自身の『Birthday Party』の開催の件 と 自身の父親で在る 司から言われた話しの事について…此の時の航は、類に話ししたと言う訳…だったのだ。



そして、其処迄、唯、黙ったまま、航の話しを聞いて居た此の時の類は、自身の見解を、航に、話しし始めるのだった。


「成程…ね。
 でも、今の俺なら、司の言いたい事は分かるかな。
 実は、初等部の頃の司の『Birthday』と云えば…。
 毎年の様に、『(BirthdayParty』が、開催されて居たんだよ。
 しかも、其の当時の司が、NYに居る両親に会えるのは、年に一回、開催される自分自身
 の『Birthday Party』の時だけ…って、感じだったかな。
 でも、其の年に一回、開催される自分自身の『Birthday Party』でさえも、両親揃っ
 て、会えるとは限らない。
 そんな状況でも、初等部の頃迄の司は、自分自身の『Birthday Party』を楽しみにし
 て居たよ。
 “両親に会えるから…。”と、言って…ね。
 だからだったんだろうけど…。
 中等部に入った頃の司は、自身の期待通りに、自分自身の両親に会えない事で、次第に、
 そんな自分自身の両親の事を諦め始めた。
 だからだったじゃ無いかな。
 其の当時の司は、“『Birthday Party』だけが、全てじゃ無い。”と、考える様に成っ
 たんだと思う。
 だからこそ…。
 航には、『Birthday Party』の開催自体を、上から言われたのでは無く、自分自身で
 判断して欲しかったんじゃ無いかな?」と…。



其処で、此の時の航は、自身の父親で在る 司の自分自身への想いを、知った様な気がしたのだ。


だからだったのかも知れない。
そんな自身の父親で在る 司の自分自身への想いを知って、思って居たのだった。


“そんな出来事が、父さんの過去に有ったんだぁ~。
 だからこそ…。
 俺に、判断を委ねて来たんだ。”と…。


此の時の航が、そう、しみじみ、考えて居た所に、類が、更に、口を開いたのだった。


「其れでも、今の俺には、道明寺社長の言い分も、分かる様な気がするよ。
 何時かは、航も、道明寺HDの後継者として、司の後を継いで行くつもりなら、やっぱ
 り、『Birthday Party』を開催すべき何じゃ無いかな?
 英徳学園の関係者は、航が、如何言う人物なのか?
 普通に、当然な事の様に、知ってると思うよ。
 でも、世間的には、航の素性が公表されて居る訳では無いから…さ。
 航の事に関して、世間的には、まだまだ、知られて居ないでしょ!
 其れに、きっと、道明寺会長も、道明寺社長も、牧野の記憶を取り戻した後の司も…。
 此れ迄は、航の為に、航の事が世間的にバレない様に、セキュリティ強化してでも、航の
 情報漏洩を潰して来たと思うし…ね。
 でも、航も、もう、(英徳学園)中等部に進学した訳だし…。
 道明寺会長 と 道明寺社長が、“そろそろ、良いだろう。”と、考えたとしても、何ら、
 不思議でも無いと思うよ。
 司は、航への親心で、航に任せたと、思うけど…ね。
 まぁ~、判断するのは、航だから…さ。
 良~く、考えな!」と…。


だからだったのだろう。
当初、航自身が感じて居た自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の自身への想いも、自身の父親で在る 司からの自身への想いも、何処か、勘違いして居た事に、気が付いたのだ。


だからこそ…。
此の時の航は、類に、言って除けるのだった。


「うん、分かった。
 俺自身で、考えて視るよ。」と…。



そして、其の後の航は、自身の『Birthday Party』の開催に関して、開催する事を、了承したという訳…だったのだ。



だからだったのだ。
此の時のつくしは、自身の息子で在る 航の判断に、ホッとして居たのだった。


何故なら…。
もし、今回、航が、“(自身の)『Birthday Party』を開催し無い。”と、判断したとする成らば…。
“此れからの航は、如何成って行くんだろうか?”と、不安を感じて居たつくしが、其処に居た事は、事実だったのだから…。


だからこそ…。
此の時のつくしは、ホッとして居たという訳…だったのだ。
実は、其れに関しては、タマも、また、同じだったのだ。



だが、司は、違って居たのだ。


何故なら…。
自身の息子で在る 航が、自身の『Birthday Party』の開催に関して、開催する事を了承したのは、其の陰に、類が居た事を知ったから…だったのだ。


だからこそ…。
其の事を知った時の司は、再び、そんな類に対して、対抗意識を燃やし始めて居たのだった。


“何かに付けて、類は、航に関わって来やがる。
 航は、俺の息子だっつーの‼
 類の奴、いい加減にしろよ‼”と…。


だからだったのだ。
そんな風に思って居た此の時の司は、何処迄も、類に対して、ライバル意識を燃やし続けて居たのだった。



だが、実は、類が、航に、そんな話しをして居た事は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にも、筒抜けだったのだ。


だからだったのだ。
其の事を知った司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、類に、感謝して居たのだ。
つくしが、航を出産した時にも、類が、つくしを救って、支えて居た事も含めて…。



勿論、司自身も、そんな事は、既に、理解して居たのだ。


だが、如何しても、司自身が愛する大切な(自身の)妻で在る つくし と 自身の息子で在る 航と関わって来た類に対して、ライバル意識を燃やしてしまうのだった。


其れは、きっと、今に始まった事では無いのだ。
司と類とのこんな関係は、つくしと知り合った英徳学園 高等部当時から、ずーっと、続いて居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司にとって、『類』という人物は、ライバル意識してしまう人物に相当するのだった。



だからだったのだろう。
此の時のつくしは、思って居たのだ。


“何時に成ったら…。
 司の類へのライバル意識は、終息するのだろうか?”と…。


何故なら…。
此の時のつくしは、実は、気が付いて居たのだ。
司と類との関係の事を…。
“其れって、もしかして、私のせい?”と、考える程に…。



だからこそ…。
此の時のつくしは、実は、タマにも、相談して居た程…だったのだ。
だが、此の時のタマの返答は、素っ気無いモノだったのだ。


「司坊っちゃんの事は、放って置けば…其の内、解決するだろさね⁉」と…。


“だが、そうかも知れない。”と、思い直した此の時のつくしは、司と類とのそんな攻防を、観て視ぬ振りをする事に決めて居たのだ。


何故なら…。
此の時のつくしにとっての司は、愛する夫で在り…。
類は、『ソウルメイト』と、いう名の親友だと言う事は、此の時のつくしにとっては、一生、変わらないのだから…。


だからこそ…。
此の時のつくしは、そんな状況の司と類との関係の事を、“幼馴染で親友だからこそ、仕方無いのだ。”と、位置付けて居たのだった。


しかし、つくし自身、高等部当時から、ずーっと、そんな司と類との永遠の関係に、関わって居るとは、認識して居なかったのだ。


だが、そんな風に、他人(ひと)の心に鈍感なつくしだからこそ…。
司と類との関係…。
云わば…。
そんな司と類との永遠の関係に、気が付かないままだったのかも知れない。
そして、司の類へのライバル意識は、永遠な物と成って居たのだろう。



そして、其の後、航の『Birthday Party』は、開催されたのだった。


そして、其の後…。
航の『Birthday Party』は、年に一回、必ず、開催される様に成ったのだった。


云わば…。
其の後の航にとって、『Birthday Party』が、年に一回、必ず、開催される事は、通常化して居たのだ。


だからだったのだろう。
自ずと、此の頃の航にとって、自身の『Birthday Party』を、年に一回、必ず、開催する事は、一種のステイタスと、認識する様に成って居たのだった。



fin

×

非ログインユーザーとして返信する