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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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司&あきら、そして、総二郎【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編




【『司&あきらの会話【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』のエピローグ】


司とLINEで遣り取りした其の後の総二郎は、翌日の夕方、優紀を、自宅に送り届けた後…。
総二郎は、あきらに連絡を入れて居たのだ。
今回の結果報告の件に関して…。



実は、総二郎が、あきらに報告した其の結果報告の中には、総二郎と優紀との付き合いに関しても、此の時の総二郎は、併せて、あきらに、報告して居たのだ。


だからだったのだ。
実は、此の日のあきらは、リモートにて、総二郎からの其の報告結果(メープルホテルでの出来事の件)に基き、司に、話しして居ただけでは無かったのだ。


其れは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にバレた件…。
そして、今回のつくしの『キーポイント』の件…。
其れ等 2件に関してだけを、此の時のあきらが、司に、話しして居たのでは無いと言う事だったのだ。


いう成れば…。
此の時のあきらは、しっかり、総二郎と優紀の付き合いの件に関しても、司に、報告して居たのだ。


今回のつくしの『キーポイント』の件に関して、司と話しし終えた其の後のあきらは、司が、早速、リモートでの会話を切りそうに成って居たので、慌てるかの様に、司に、声を掛けて居たのだった。


「あぁ~、其れと…な。
 総二郎から聞いたんだが…。
 如何も、総二郎は、今回のメープルホテルの件で、優紀ちゃんと、付き合い始めたそうだ
 ぞ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、顔を、ニヤッとさせ乍ら、あきらに、言って除けて居たのだった。


「やっぱり…な。
 何と無く、そう思ってたんだよな。
 総二郎は、つくしのダチとは、“何も、接点がねぇから…な。”とか、言ってやがった
 が…。
 そう言い乍らも、そん時の総二郎は、辛そうに言って居る様に、俺には、見えたんだわ。
 だから…よ。
 俺は、思った訳だ。
 “もしかして、総二郎の奴、つくしのダチに惚れたか?”って…な。
 だから…な。
 俺は、敢えて、つくしに、言って遣る事にしたんだわ。
 “総二郎とつくしのダチが、付き合い始めたらしい。”って…な。
 此れからの総二郎の為に…な。
 で、俺は、総二郎とつくしのダチが居たメープル(ホテル)の部屋を、翌日迄、使用出来
 る様に、支配人を呼び出して、手配を掛けて遣ったんだわ。
 総二郎とつくしのダチの二人だけで、ゆっくり、話し出来る様に…。」と…。


だからだったのだ。
其処迄、総二郎から聞かされて居なかったあきらは、思って居たのだった。


“司は、準備が宜しい様で…。”と…。


だが、此の時のあきらには、違和感が有ったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、思い付きかの様に、司に言って除けるのだった。


「なぁ~、司君…よ。
 総二郎が、優紀ちゃんと付き合う事に成ったのなら…。
 此れからは、優紀ちゃんと顔を合わせる事も増えるだろ?
 其れに、優紀ちゃんは、牧野の幼馴染で親友でも在るんだ。
 俺等 F3が、牧野の事を、苗字呼びするみてぇに、責めて、優紀ちゃんにも、苗字呼びし
 て遣れよ‼
 仲間なのに、何時(いつ)迄も、『つくしのダチ』じゃあ、優紀ちゃんが可愛そうだろ?
 総二郎にも、言われるぞ‼
 “『俺の女』を呼ぶ時に、何時(いつ)迄も、『つくしのダチ』って、言い方で、呼ぶ
  な‼”って…な。」と…。


例え、事情が在ったにしても、あきらから、一度成らず二度迄も、『つくし』と、言われた事に、実は、此の時の司は、憤慨して居たのだ。


だからこそ、「『つくし』って、言うな‼」と、言い乍らも…。
此の時の司は、一拍置いてから、あきらに、訊き始めるのだった。


「じゃあ、何て、呼べば良いんだよ?」と…。


だからだったのだ。
実は、あきらは、桜子から、言われて居た事も有り、優紀の苗字を知って居たのだ。


「優紀ちゃんの苗字は、確か、『松岡』だったと、思うぞ‼
 桜子から聞いたんだけど…な。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そう言って来たあきらからの話しの中で、『桜子から聞いた』と、いう言葉の意味を考えて居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、一つの単語が、自身の頭の中で、過ったのだった。


だからだったのだろう。
此の時の司は、密かに、自身の心の中で、思って居たのだった。


“ほぉ~、あきらは、三条と付き合ってんのか?”と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、あきらに返答の言葉を告げると共に、自身の頭の中で過った単語の件に関して、あきらに、訊き始めるのだった。


「ああ、分かった。
 今度からは、そう呼ぶわ。
 で、あきら君は、三条と付き合ってるのか?」と、ストレートに…。


だが、此の時のあきらは、冷静に、司を対峙して居たのだ。


「否、付き合ってねぇよ。」と、あっさりと…。


云わば…。
此の時の司自身、拍子抜けしてしまう程、此の時のあきらは、あっさり、司に返答して居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、其れ以上、あきらを追求する気にも成らなかったのだ。



そして、T4女子会が道明寺邸で開催されて居た日と同じ日の司は、道明寺邸に帰っても、つくしの居ない部屋で、経った一人、寂しく、つくしが戻って来る事を、待たなくてはいけないのだ。
という事から、F3のグループLINEにて、総二郎とあきらを呼び出す事にしたのだった。


『今日、うち(道明寺邸)で、T4が集まってるから…よ。
 俺等も、(東京)メープルのラウンジで、集まらねぇか?』と…。


実は、総二郎にしても、あきらにしても、同じ事を考えて居たのだ。
なので、此の時の総二郎とあきらは、同時に、了承するのだった。


『了解‼』と…。


という訳で、T4女子会が、道明寺邸で開催されて居た日と同じ日の司と総二郎とあきらは、東京メープルのラウンジのVIPルームに、集まるのだった。



そして、此の日の司とあきらは、会話の内容を、総二郎の話しに、集中させて居たのだ。


云わば…。
此の日の総二郎は、司とあきらからの集中攻撃を受けて居たのだ。
先ずは、司が、口火を切ったのだ。


「総二郎君…よ。
 松岡と付き合ってるそうだな⁉
 俺には、何の報告も無しかよ‼」と…。


其処で、此の時の総二郎は、司からのそんな言い分に、あきらを、睨み付けて居たのだ。
だが、此の日のあきらは、何時(いつ)も通りに、総二郎に、目で、“済まん‼”とは、言って無かったのだ。
寧ろ、此の日のあきらは、司と一緒に成って、総二郎を面白がって居る素振りさえ、魅せて居たのだ。


だからだったのだ。
そんな司とあきらの二人の顔付きを観た此の時の総二郎は、鬱陶しささえ、感じる程…だったのだ。
だが、返答し無い訳にもいかず、正直に、返答するのだった。


「あぁ~、付き合ってるよ。」と…。


其処で、司は、更に、総二郎を追い詰め始めたのだ。


「ほぉ~、総二郎が、松岡と付き合えたと言う事は、俺のお陰だよな⁉」と…。


だからだったのだ。
こういう時の司の目を観て居た此の時の総二郎は、思って居たのだ。


“「司の目から、炎が見えるんじゃねぇか?」って位ぇに、今の司の目は、ギラギラしてる
 よな。”と、此の時の総二郎が、呆れる位に…。


だが、此の時の総二郎は、そう思って居たのだが…。
司に返答し無い訳にもいかず、素直に、お礼の意味も込めて、白状するのだった。


「ああ、まぁ~、そう言う事だ。
 司のお陰で、優紀と、二人だけで、じっくりと、話しが出来た。」と…。


其処で、総二郎は、過去に、自分自身が言った言葉に寄って、優紀が、未だに、洗脳されて居た事…。
そして、其の洗脳を解いて遣る事で、漸く、自分自身を見てくれる様に成った事を、話しして、聞かせて居たのだった。
そして、過去の総二郎の発言から洗脳されて居た優紀は、現在の総二郎に寄って、其の呪縛から解かれ、総二郎と付き合う事に、漸く、了承した事も、併せて、話しされて居たのだ。


だからだったのだろう。
其処を、追及して来たのは、勿論のあきら…だったのだ。


「総二郎…お前、優紀ちゃんを洗脳してたんか?」と…。


だからだったのかも知れない。
総二郎は、慌てるかの様に、言い訳するのだった。


「過去の俺…だっつーの‼」と…。



そして、其処で、あきらん家(ち)(美作邸)で、開催されたあの『寒中浴衣大会』の日の総二郎と優紀の事を観て居た司は、総二郎に、言い始めたのだった。


「総二郎…おまえさぁ~、初めてだったんじゃねぇの。
 俺等が、高等部のガキだった頃に、あきらん家(ち)(美作邸)で、遣ったろ?
 くそ寒ぃっつーのに、何だっけか?
 浴衣、着たろ?
 確か、あん時に、総二郎は、松岡から、何か、言われてただろ?
 あん時の様な総二郎を、俺が見たのは、後にも先にも、あれが、最初で最後だったんじゃ
 ねぇの?」と…。


だからだったのだ。
其処で、総二郎は、思い出して居たのだ。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、更に、実感して居たのだ。


“あぁ~、あの頃か?
 高等部当時のガキだった俺は、確か、思ってたんだったわ。
 『優紀(ちゃん)には、叶わねぇかも…な。
  此の女と、一緒に居たら、俺の心の中の全てが、読まれてしまうかも…な。』って…。
 だからこそ…。
 高等部当時のガキだった俺は、あの頃から、優紀を避け始めてたんだったな。
 態と、嫌われる言葉を吐くかの様に…。”と…。


だからだったのだ。
其の時の事を知って居る司には、“嘘は付けない。”と、認識した総二郎は、尚も、正直に、話しし始めるのだった。


「否、後、一回だけ有った。
 其の当時の優紀が、知り合いに連れられて、一緒に、うち(西門邸)に、来た事が有った
 んだわ。
 類と牧野も、其の時に、俺と一緒に、うち(西門邸)に来てたから、本来なら、牧野は、
 其の当時の事を知ってると思うんだけど…な。
 けど、今の牧野には、きっと、其の当時の記憶はねぇ…よな。」と…。


で、此の時の司は、此の時の議題から外れる様な事を、吠え始めるのだった。


「はぁ~、俺は、つくしと一緒に、其の場に居ねぇっつーのに…よ。
 何で、類が、つくしと一緒に居んだよ?」と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎とあきらは、それぞれ、思って居たのだった。


“はぁ~
 司には、呆れて、物も言えねぇわ。
 其処じゃねぇだろ?”


“総二郎君…よ。
 地雷を踏むな、地雷を…。
 司にとって、類は、鬼門だっつーの‼
 けど…よ。
 今では、牧野の婚約者に成った筈の司が、今でも、類が鬼門だとは…情けねぇ‼”と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらが、そんな司を、呆れと共に、宥め始めたのだった。


「司は、牧野の婚約者だろ‼
 何時(いつ)迄も、類に拘ってんじゃねぇよ。
 どっちにしても、今の司と牧野との間に、類は、入って来れねぇだろ‼
 ドシンと構えとけ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、そんなあきらからの言葉に、納得するかの様に、「ああ。」と、返答して居たのだった。



そして、其の後の総二郎は、司とあきらに、高等部当時の総二郎と優紀との間に、何が有ったのか?
司も知って居るで在ろう 高校生の頃の優紀が、其の当時、付き合って居た例の『中塚』の件(総二郎が、優紀の事を、中塚に、『俺の女』と、言い、優紀の為に仕返しをした件)…から始まり、高等部当時の総二郎は、既に、優紀と、そう言う関係に成って居た件…。
そして、其の時に、総二郎が、後々、優紀の呪縛を解かなければ成らない様な言葉を言って居た為に、優紀を傷付けて居た件…。
此の時の総二郎は、其れ等、全ての話しを、司とあきらに、話しして居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司とあきらは、そんな総二郎を呆れて居たのだ。
先ずは、司が、口火を切ったのだ。


「総二郎君…よ。
 普通、自分自身が嫌ってる女の事を、『俺の女』とは、言わねぇだろ⁉
 しかも、相手の男は、松岡の元カレだろ?
 もう、そん時から、総二郎は、松岡の事を、気に成ってたんじゃねぇの?」と…。


そして、あきらも、司の話しの補足かの様に、言って除けるのだった。


「そうだよな。
 其れに、普通、自分自身が嫌ってる女を、助けて遣ろうとは思わねぇよな。
 俺等は、間違い無く、モテる。
 助けた事で、後々、ストーカーに成れらても困るだろ?
 其れを、自ら、助けて遣ったという事は、相手の女に対して、お前に、気が無きゃあ、助
 けたりしねぇだろ?
 という事は、其の当時には、既に、優紀ちゃんに気が有ったという事だ。
 お前に、気が付いて無かっただけで…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎は、自棄に、素直だったのだ。


「そうだな。
 其の頃には、既に、俺は、優紀に惚れ始めてたのかも…な。
 其の当時の俺は、将来の優紀を傷付けたくねぇと思ってた。
 だからこそ…。
 態と、傷付く様な言葉を、優紀に言ったんだと思う。
 けど…な。
 其の事が返って、俺を苦しめる事に成るとは思わなかったけど…な。」と…。



という訳で、しんみりしてしまった其の後のF3は、唯、アルコールを口にして居るだけ…だったのだ。



fin



<此の二次小説『司&あきら、そして、総二郎【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  
 番外編』の一部の文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉 と 表現が入って折り
 ます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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