tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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司の其の後の行動【結婚出来ない男・しない女…<つかつく>】  番外編③



<此の二次小説『司の其の後の行動【結婚出来ない男・しない女…<つかつく>】  番外
 編③』は、2021.11.19中に投稿して折りますので、同日、連続投稿かの様に、投稿し
 て折りますが、本来は、2021.11.20投稿分の二次小説と成ります。
 此方サイドの勝手な都合に寄り、2021.11.19中に投稿して折ります事をお詫び申し上
 げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



つくしが住んで居る 道明寺総合病院にて、勤めて居るスタッフの中でも、独身者専用と成って居る此のマンションは、実は、道明寺HDが、所有・管理して居る マンションで、しかも、其のマンションの最上階の所有者というのが、司…だったのだ。


そうとは知らなかったつくしが、其の後、其の事を知った時には、既に、最上階のリフォーム工事が終了し、司が引っ越して来た後の事…だったのだ。


と言う事は、司からして視れば…“して遣ったり…。”と、云えたのだ。


勿論、つくしが住んで居る此のマンションに、司が引っ越しをして来た事自体…。
つくし以外の入居者には知られて居ないのだ。


何故なら…。
司は、VIP専用 地下駐車場から、直接、最上階専用 エレベーターで上がるのだから、他の入居者に知られる事は無いのだ。


じゃあ、何故、つくしが其の事を知ったのか?
其れは、司が、つくしに、直接、話ししたから…だったのだ。



其れは、司が、つくしの下に向かった時の事だったのだ。


つくしが、其の日の仕事を終え、病院関係者専用出入口から出て来た所に、司が、愛車に凭れて待って居たのだった。


実は、其の日のつくしは、夜勤明けだったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、マンションに帰って、ゆっくり、過ごしたかったのだ。


だが、つくしの目の前には、自身の愛車に凭れた状態の司の姿が見えたのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、思わず、病院内に、逆戻りしたい気分だった事は言うまでも無かったのだ。


しかし、病院関係者専用出入口から出て来たつくしを見付けた司は、迷わず、速足で、つくしの下に向かって居たのだ。
そして、此の時の司は、既の所(すんでのところ)で、つくしの腕を掴んで、つくしを拘束したという訳…だったのだ。


其処で、司は、つくしを、初めて、自身の愛車に、無理矢理、乗せたのだ。
そして、司は、つくしに声を掛けたのだ。


「牧野…今日のお前は、夜勤明けだろ。
 俺も、今日は、朝方迄、仕事して、さっき、終わったばっかだ。
 だから…な。
 此の後の俺のスケジュールは、プライベートだ。
 だから…よ。
 今から、ドライブに行かねぇか?」と…。



だが、此の時のつくしは、既に、不機嫌気味だったのだ。
そして、此の時のつくしの心の中では、思って居たのだ。


“何で、夜勤明けで疲れて居る私が、あんたに付き合わなきゃ何ないのよ⁉
 今の私は、眠たいんだっつーの‼”と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、そう言って来た司に対して、完全無視を貫いて居たのだ。


そんな状況のつくしだった事から、つくしにそっぽを向かれたままの司は、仕方無く、運転に徹して居たのだ。


何故なら…。
つくしから、「帰りたい‼」とか、「一緒に居たくない。」とか、言われて居る訳では無い司は、取り敢えず、車を走らせ、つくしの機嫌取りに徹するという意味合いで、運転に徹して居たという訳…だったのだ。



そして、司が運転する司の愛車が到着した其の場所は、実は、司も気に入って居る道明寺家の別荘が近くに在る場所だったのだ。


そして、其の光景を観たつくしは、其の圧巻な景色に、言葉も無く、暫くの間、唯、黙ったまま、其の圧巻な景色に見惚れて居たのだ。


其処で、司は、つくしの後ろから、つくしを抱き締めたのだ。
そして、司は、つくしに、話しし始めるのだった。


「牧野…お前が、俺を嫌ってる事は、承知してる。
 けど…よ。
 俺は、今迄、女を好きに成った事はねぇ。
 で、俺は、此の歳に成って、初めて、女を好きに成った。
 其れが、お前だ。
 だから…よ。
 俺の初恋は、お前だ。
 だから…な。
 俺は、好きに成った女に、俺の此の想いを伝えるには、如何したら良いのか?
 全く、分かんねぇ。
 唯、俺は、お前に、俺の此の想いを分かって欲しいだけだ。
 だから…よ。
 俺を避けねぇでくれるか?
 今の俺は、お前から避けられると、胸が苦しく成るだ。
 頼む、俺を避けねぇでくれるか?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、司からのそんな話しを聞いて、自分自身の思いを、司に話しし始めるのだった。


「正直に申し上げると…。
 折角、副社長が、私にお話し下さいましたのに、申し訳無いのですが、副社長のお気持ち
 を、今の私には受け取る事は出来ません。
 其れに、私も、過去に、男性を好きに成った事は有りません。
 此れ迄の私の人生は、恋というモノを知らずに、唯、母の言う通りに、勉学とバイトに明
 け暮れた日々でした。
 云う成れば…。
 此れ迄の私の人生は、母の期待に応える形で、勉学とバイトに明け暮れた日々だったとい
 う訳…何です。
 ですが、私は、母の期待に応えて来なかった事も有るんです。
 其れは、“英徳学園に入学して欲しい。”と、いう母の思いを裏切り、都立高校に入り、国
 立大学に進みました。
 だからこそ…。
 私は、高校に入っても、大学に進んでも、唯、勉学とバイトに明け暮れて居たんです。
 我が家のエンゲル係数は、高かったので…(笑)。
 だからだったのかも知れませんが、学生時代の頃の私は、コンパとか、サークル活動と
 か…そう言ったモノに関わって来た事は有りません。
 興味が無かったと言っても良いと思います。
 勿論、キャンパス内で、そんな風に、楽しんで居る学生達を観て居ても、羨ましいとは、
 思わずに居たんです。
 だから、言う訳では在りませんが…。
 唯、真面目なだけが取り柄で、面白みに欠ける私よりも、副社長でしたら、もっと、良い
 方が現れると思います。
 だからこそ…。
 私は、止められた方が良いと思いますよ(笑)。」と…。



だからだったのだろう。
つくしからのそんな話しを聞いて居た司は、思って居たのだ。


“もし、牧野が、英徳(学園)に居たら、俺の学園生活は、もっと、違ったモンに成って居
 たんだろうな。
 俺の10代は、最悪だったから…な。
 まぁ~、20代も、30代に入っても、良い事が有った訳じゃねぇが…。”と…。


だが、此の時の司は、更に、後ろからつくしを、強く抱き締め乍ら、言って除けるのだった。


「俺は、『真面目なだけが取り柄で、面白みに欠ける』…お前が良いんだよ。
 お前がお前なら、俺は、其れだけで良い。
 俺には、他の女は要らねぇ。
 お前も、知ってんだろ。
 NYの頃の俺が、如何言う男だったのか…。
 其の俺が、お前と知り合って、変われたんだ。
 だからこそ…。
 俺には、お前が、必要…何だ。
 だから…よ。
 俺を受け入れてくねぇか?」と…。


だが、其れでも、此の時のつくしは、司に、更に、自分自身の思いを、話しし始めるのだった。


「実は、私は、此の先の人生に於いても、恋をする気は毛頭在りません。
 其れに、結婚をする気も無いんです。
 ですから、副社長の頭の中に、『結婚』という文字が浮かぶ様なら、私は、想定外に成る
 と思います。
 ですから、別の方に為さって下さい。
 其れと、私から、副社長の其の腕を外して下さいませんか?
 お願いします。」と…。


其処で、つくしからのそんな話しを、更に、聞いた此の時の司の声は、既に、弱々しいモノに変わって居たのだ。
其れでも、此の時の司は、声を渋り出すかの様に、つくしに話しし始めるのだった。


「俺は、お前から離れねぇし、俺の腕を外さねぇ~。
 其れに、勿論、今の俺の頭の中では、お前との『結婚』という文字が浮かんで居るのは、
 確かだ。
 でも、其れは、他の女(やつ)とじゃあ、意味がねぇんだよ。
 お前とじゃ無きゃあ…な。
 意味がねぇんだ。
 だから…な。
 俺と付き合うとか、結婚するとか、そう言う話しは度外視して、先ずは、友達からでも良
 い。
 俺と、友達として、付き合ってくれねぇか?」と…。


云わば…。
此の時の司は、自身のつくしへの想いを、つくしにぶつけて居たのだ。
否、つくしを、自身の手中に収める為に、必死だったのだ。


だが、此の時のつくしは、其れでも、司を拒もうとして居たのだ。


「お友達と言うのは、唯、話しをして終わりでも良いって、意味ですか?
 其れでしたら、TELでも十分ですよね?
 何でしたら、今迄通り、総合外科部長室の電話に、TELして貰っても構わないんです
 が…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、そんなつくしからの話しを聞いて、脱力感しか無かったのだ。


だが、自身が思って居た本来の目的とは、ズレてしまうのだが…。
此の時の司は、つくしに、願望というべき話しを、話しし始めるのだった。


「なぁ~、牧野…お前は、そんなに、俺が嫌ぇか?
 俺は、こんなに、お前に惚れてるのに…。
 だからこそ…。
 俺は、お前が住んでるマンションの最上階に、引っ越して来たんだ。
 如何して、俺じゃあ、ダメ何だ。
 其の訳を、俺に教えてくれねぇか?」と…。


其処で、此の時のつくしは、思って居たのだ。


“あぁ~、あの工事…。
 副社長の引っ越しの為のリフォーム工事だったという訳…か。
 道理で、あれだけ、慌ただしかった訳だ。”と…。


そして、此の時のつくしは、司から訊かれた『訳』を、話しし始めるのだった。


「私自身が、一生、結婚する気が無いからです。
 私は、一生、ドクターという仕事に、身を捧げるつもりだから…です。
 此れで、大丈夫ですか?」と…。


だからだったのだ。
そんな理由では納得の出来ない司は、つくしに、愚痴っぽく言い始めるのだった。


「其れが、お前の断る理由か?
 だったら、俺は、そんな理由じゃあ、納得出来ねぇな。
 俺とお前は、まだ、30代だぞ。
 其のお前が、“一生、ドクターという仕事に、身を捧げる。”…だと…。
 お前は、若年寄りか?
 まだまだ、若い年齢のお前が言うセリフじゃねぇだろ?
 いい加減にしろよ‼
 俺に断りを入れるなら、もっと、真面な言い訳を考えろよ‼」と…。


そして、其の後のつくしは、“副社長に、何を、如何言って、断っても、無理なのかも知れない。”と、諦め掛けて居たのだ。


其の時だったのだ。
何も言って来ないつくしに、痺れを切らしたかの様に、司は、つくしに、言い始めるのだった。


「どっちにしても、俺は、お前が住むマンションの最上階に引っ越したんだ。
 だから…よ。
 俺の部屋に、お前を招待して遣る。
 俺は、お前だけしか、俺の部屋に入れるつもりはねぇ。
 だから…な。
 友達としてで良いから…よ。
 俺の部屋に遊びに来いよ‼」と…。


其処に、つくしは、返答の言葉に成って居ない言葉を、司に言い始めるのだった。


「もう、帰りませんか?
 私は、夜勤明け…何です。
 副社長も、お仕事が終わったばかり…何ですよね?
 でしたら、1秒でも早く、マンションに帰って、それぞれ、お互いの部屋で、ゆっくり、
 休みませんか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、つくしに、言って除けるのだった。


「休むんだったら…よ。
 此処から、直ぐの場所に、俺の別荘が在んだ。
 一緒に、行かねぇか?
 どっちにしても、此処からじゃあ、足がねぇと帰える事は出来ねぇ。
 其れでも、お前は、歩いて帰るか?」と…。


そして、此の時の司は、其のまま、つくしを拉致るかの様に、自身の愛車の中に、つくしを押し込めるのだった。


だからだったのだろう。
つくしは、戸惑いを魅せて始めて居たのだった。

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