tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  20.




【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  18.』のエピローグ
 <道明寺総合病院 総合外科からのつくしへの呼び出しのTELの後>】


つくしは、道明寺総合病院 総合外科の看護主任から、呼び出しを受けて居たのだ。


「もう直ぐしたら、急患が運ばれて来ます。
 本日の夜勤勤務の先生は、他の急患を担当されて居る為に、現在は、○○先生のお一人で、
 不安との事です。
 牧野先生…本日は、お休みとの事ですが、此方に、お越し願いますか?」と…。


実は、○○先生とは、研修医を終了して、まだ、2年目のドクターなのだ。
なので、つくしに、ヘルプ要請が掛かったのだ。


という訳で、つくしは、了承したという訳…だったのだ。
勿論、其の場に居た皆には断りを入れて…。


だからだったのだ。
司は、つくしの腕を掴んだまま、東京メープルのVIP専用地下駐車場に連れて行き、自身の愛車に、無理矢理、つくしを乗せたのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、観念したかの様に、司の言う通りに、司の愛車に乗ったのだ。
なので、此の時の司は、つくしを道明寺総合病院迄、送り届けたという訳…だったのだ。



だが、其の道中…。
此の時のつくしは、自身の窓の方向に顔を向けたまま、司からの話しに乗ろうとし無かったのだ。
所謂、此の時のつくしは、司を無視して居た状況だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、運転し乍らも、勿論、そんな状況のつくしに、話し掛けて居たのだ。


だが、此の時のつくしは、そんな司に言って除けるのだった。


「私に話し掛けて居ないで、運転に集中して…。」と、訴えるかの様に…。



だが、此の時の司にして視れば…つくしから、そっぽを向かれて居た状況だと云えたのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、つくしの気を引く為に、運転し乍らも、必死で、つくしに話し掛けて居たのだった。


「なぁ~、つくし…。
 そんなに怒るなよ。」とか…。


「なぁ~、つくし…。
 勘違いしねぇでくれよ。」とか…。


「俺は、あの『サル』と、婚約した覚えはねぇんだ。」とか…。



だが、此の時のつくしは、そんな司からの自身への想いを、知ってか? or 知らずか?
其れでも、依然として、そっぽを向いたままの状況だったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、つくしを自身の方へ向かせ様と、必死だったのだ。



だが、そうこうして居る間に、司が運転する(司の)愛車は、道明寺総合病院の病院関係者専用出入口前に到着したのだ。
其処で、此の時の司は、つくしに言って除けるのだった。


「つくし…勝手に降りるなよ‼
 俺が、お前をエスコートして降ろして遣るから…よ。」と…。


だが、此の時のつくしは、急いで居たのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、反対に、そんな司に、言い返すのだった。


「あのねぇ~。
 そんな悠長な事を、私は、言ってられないの。
 だから…ね。
 降りるわよ。」と…。


だからだったのだ。
司は、慌てて、自身の愛車から降りて、一旦、ドアのキーを、外から掛けたのだ。



実は、此の司の愛車は、外からドアのキーを掛ければ、中からは、開ける事が出来ない様に成って居るのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、必死で、中から開けて、外に出様とするも、開ける事が出来なかったのだ。


なので、此の時のつくしは、“何で、開かないのよ。”と、怒り乍らも、動揺して居たのだ。


云わば…。
此の時のつくしは、プチパニックの状況だったのだ。


そして、司が外から自身の愛車のドアのキーを開けた事で、此の時のつくしは、漸く、外に出る事が出来て居たのだ。
なので、此の時の司は、つくしをエスコートし乍ら、自身の愛車から降ろして遣って居たという訳…だったのだ。



だが、実は、此の時の司は、其れだけでは済まなかったのだ。


何故なら…。
此の時の司は、自身の愛車からつくしを降ろして遣る際に、つくしをエスコートしつつも、(自身の)愛車のドアを閉める振りをし乍ら、つくしの腕を自身の方に引っ張って、其のまま、つくしを抱き締めて居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、実は、司から離れ様と、藻掻いて居たのだ。


何故なら…。
此の時のつくしは、急いで居たのだから…。



実は、つくしは、気が付いて居なかったのだが…。
何処から登場したのか?
司の愛車の横を、一台のマスコミらしい車が付いて居たのだ。


勿論、此の時の司は運転し乍らも、自身の愛車の横を、一台のマスコミらしい車が付いて居る事に、既に、気が付いて居たのだ。


勿論、SPの車も、司の愛車の後を付いて居たのだ。
だが、其の一台のマスコミらしい車は、一般の乗用車だった為に、一見すれば、気が付き難い状況と云えたのだ。


だからこそ…。
パッと見は、SPにも気が付いて居ない状況だったのだろう。



だが、此の時の司は、態と、つくしの腕を自身の方に引っ張って、其のまま、つくしを抱き締めて居たという訳…だったのだ。


所謂、此の時の司は、其の事が分かって居乍らも、マスコミに情報提供して遣った様なモノだったのだ。


云わば…。
此の時の司は、そう意味で云うと、確信犯と云えたのだ。


だからだったのだろう。
SPが、そんなマスコミ達を、撃退し様として居たのだが、司自身、そんなSPの行動を制止して居たのだ。


何故なら…。
此の時の司は、勿論、つくしを抱き締め乍らも、手でそんなSP達の行動を制止し乍ら、司自身の顔付きは、ニヤッと、笑って居たのだから…。



という訳で、此の状況自体、無言と共に、司が、自ら、情報提供して来たと言う事も有り、しっかり、雑誌に載ってしまったのだ。


実は、一応、此の記事を雑誌に載せる際…マスコミ側は、道明寺家サイドに、報告して居たのだ。
だが、此の時の道明寺家サイドは、YES共、NO共、一切、返答して来なかったのだ。


だからだったのだ。
道明寺家サイドから了承されたと見做したマスコミ側は、此の記事を、雑誌に掲載したという訳…だったのだ。
勿論、其の事を、後から知ったつくしは、司に文句を言って居た事は言うまでも無かったのだが…。



そして、つくしを自身から放して遣る際に、つくしに軽めのkissをしたと同時に、つくしを自身から放して遣った此の時の司は、つくしに言って除けるのだった。


「つくし…今日は、お前が帰って来る事を、俺は寝ずに待ってる。
 だから…よ。
 ぜってぇ、手術が終わった後、俺の(プライベート用)携帯に、連絡して来い‼
 何時(なんじ)でも良いからよ‼
 迎えに来て遣るから…。」と…。


だが、此の時のつくしと云えば…。
“一人で帰れるっつーの‼”と、思い乍らも、司に言って置くのだった。


「何時(なんじ)に終了するのか?
 今の私でも分からないんだから…。
 先に、寝てて…。
 其れに、今日は、私の部屋に帰ると思うから…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、不機嫌な顔付きに成り乍らも、つくしに言って除けるのだった。


「あのなぁ~、何で、お前の部屋に帰るんだよ⁉
 今日の俺は、お前に話しして置かねぇといけねぇ事が、山の様に有んだよ‼
 だからこそ、今日のお前は、俺の部屋に帰って貰う。
 良いな、つくし…。」と…。


其処で、つくしは、つくしで、思って居たのだ。


“手術が終了すれば、ホッとして、司の話しを聞くよりも、寝たいっつーの‼
 だからこそ、今日の私は、(自身の)部屋に帰って寝たいっつーの‼”と…。


だが、此の時のつくしには、分かって居たのだ。
自身のそんな本音を、今、司に言えば、当然、放して貰えなく成る事を…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、自身の本音の言葉を言う事無く、司に言って除けるのだった。


「もう、行かないと、ヤバいから、行くね。」と…。


だからだったのだ。
其れでも、此の時の司は、つくしの思いを知る事無く、つくしに話しして置こうとするのだった。


「良いな、つくし…。
 ぜってぇに、俺の(プライベート用)携帯に、連絡して来いよ‼」と…。


だが、此の時のつくしは、一切、後ろを振り向く事無く、更には、司に返答する事無く、(道明寺総合病院の)病院関係者専用出入口から、病院内に吸い込まれるかの如く、入って行ったのだった。



そんなつくしの後ろ姿を観乍らも、此の時の司は、思って居たのだった。


“あいつの事だ。
 俺の(プライベート用)携帯に、連絡する事無く、勝手に、マンションに帰って来て、自
 分自身の部屋で、寝るつもりだろう。
 だが、そんな事をさせるつもりは毛頭ねぇ‼
 だから…よ。
 西田に連絡して、つくしが担当する手術が終了したら、俺の所に連絡する様に、理事長に
 報告させれば良いだろう。”と…。



という訳で、此の時の司は、自身の愛車に乗り込んだ後…。
西田に連絡を入れて、事情を説明した後に、伝えて置くのだった。


「理事長には、つくしが担当する手術が終了したら、俺の(プライベート用)携帯に、連絡
 する様に、伝えて於いてくれ‼」と…。


だからだったのだ。
司のここ最近のつくしへの執着振りに、少々、呆れ乍らも、慣れて来た此の時の西田にとって、こういうしか無かったのだ。


「賜りました。」と…。



そして、其の後の西田は、司とのTELを切った直後…。
道明寺総合病院の理事長に連絡を入れて居たのだった。


そして、此の時の道明寺総合病院の理事長も、また、司のここ最近のつくしへの執着振りに、少々、呆れ乍らも、慣れて来た事も有り、西田からの話しに了承するのだった。


「承知致しました。」と…。



そして、此の時の道明寺総合病院の理事長は、此の日、夜勤勤務の筈で在る 看護師長に連絡を入れて、西田からの伝言を伝えて居たのだった。


だからだったのだ。
此の時の看護師長も、また、司のここ最近のつくしへの執着振りに、少々、呆れ乍らも、慣れて来た事も有り、道明寺総合病院の理事長に、了承の意を伝えるのだった。


「承知致しました。」と…。



という訳で、道明寺総合病院の理事長から、直接、連絡が入って来た此の時の司は、自身の愛車で、つくしを迎えに行く為に、道明寺総合病院に向かって居たのだった。



<此の二次小説『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  20.』の中に出て来る『司
 の愛車のドアのキー』についてですが…。
 こういう車が、本当に、此の世の中に存在するのか?
 定かでは在りません。
 ですが、以前に、幼児用対策の為に、そう言う車が有ると言う事を、何処かで聞いた事が
 有って、採用させて頂きました。
 もし、此の世の中に存在して居なくても、此処は、『二次小説の世界』と、スルーして下
 さいました成らば、幸いです。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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