tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  26.




【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  19.』のエピローグ】


其の後の桜子は、司とつくしが居なく成った部屋の中で、滋に話しし始めて居たのだ。
勿論、此の時の桜子自身、呆れた様な顔付きだった事は言うまでも無かったのだが…。



という訳で、其の後の滋と優紀は、桜子からの名案(?)に関して、了承した事で、女子会に参加する事に成ったのだった。


だが、此の時の静は、「牧野さんの事を良く知らないから…。」と、言う理由で、女子会に参加する事を断って居たのだ。


何故なら…。
実は、そんな風に、桜子が女子達に話しして来た時の裏では、類が、こっそりと、静に指示を出して居たから…だったのだ。


「ややこしい事に巻き込まれるのは、ご免だよ。
 だから…さ。
 静は、女子会への参加を断りなよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の静も、“其れは、そうね。”と、思う事で、女子会に参加する事を断って居たという訳…だったのだ。



なので、結局、其の後に開かれた女子会は、つくしと滋と優紀と桜子とで、開く事と成ったのだった。



勿論、此の女子会につくしを参加させる為に、連絡を入れたのは、優紀だったのだ。


何故なら…。
「優紀(さん)は、つくし(先輩)と、一番、近い存在だから…。」と、言う理由で、滋と桜子から、押し切られた形と成って居たのだ。


なので、其の後の優紀は、つくしに連絡を入れて居たのだ。



実は、漸く、つくしに連絡が取れた其の日は、あの集まりから、暫く経って居た時の事だったのだ。


なので、そんな話しが有った事自体…。
つくしの中では、すっかり、忘れ去られてしまって居た頃の事だったのだ。



だが、実は、本来の優紀は優紀で、再三に渡って、つくしの携帯に連絡を入れて居た事は、事実…だったのだ。


だが、つくしとは、中々、連絡を取る事が出来ず、優紀自身、困って居た所に、漸くとでも言って良い様な頃に成って、漸く、つくしと連絡が取れて居たという訳…だったのだ。
勿論のリモートで…。


実は、其れ位、つくしの日常は忙しかったし、優紀からの連絡に関して、つくし自身、気に成り乍らも、其れ処では無かったと云えたのだ。



実は、優紀から連絡が入った頃と言うのは、つくしが、タマと会って直ぐ後の事…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
つくしは、此の時の優紀からの話しを聞いて、“あの時の集まりの事…ね。”と、其の時の事を思い出して居たのだ。



だが、此の時のつくしには、滋に対して、余り、良い印象は無く、参加を促して来る優紀に断りを入れるつもりだったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、先ず、自身が参加し無いといけない理由を、優紀から訊き出そうとするのだった。


「ねぇ、優紀…。
 如何しても、私も、参加し無いとダメかな?」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀とて、大方な予想はついて居るモノの…。
つくしの気持ちを訊き出そうと、此の時の優紀は、逆に、つくしに訊くのだった。


「何で…⁉
 桜子さんも居るのに…。
 つくしは、女子会に参加したく無いって、事だよね?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、困った様な顔付きに成り乍らも、其れでも、優紀に断ろうとして居たのだ。


「だって…さ。
 藤堂静さんは、参加し無いんでしょ⁉
 だったら、私も参加し無くても、良くない?」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、途方に暮れたと言う事も有り、桜子からの名案(?)で在るという事…。
そして、滋が反省してると言う事を、つくしに話しして聞かせて居たのだ。



其処で、つくしも、自身の心の内を、優紀に話しして聞かせて居たのだ。


「実は…さ。
 あの大河原滋さんという女性(ひと)…。
 私とは、初対面で、面識も無い筈なのに…。
 然も(さも)、前から私の事を知って居るかの様に、私の事を、『つくし』と、呼んで来
 るでしょ⁉
 ちょっと、ああいう女性って、私は、苦手…何だよね。
 嫌いなタイプって、言っても良いと思うんだけど…。」と…。



其処で、此の時の優紀は、つくしからのそんな話し振りを聞いて、密かに、思って居たのだった。


“やっぱり、そうだよね?
 つくしと云えば…元々、『常識人』…だもんね。
 滋さんの様なタイプは、元々、苦手…だよね?”と…。


実は、優紀自身も、一番最初に、滋と出会った頃は、滋が苦手なタイプだったのだ。
だが、其の後の優紀は、滋と友達として、付き合えば、付き合う程に、滋の良さが分かったのだ。


だからこそ…。
“何時(いつ)かは、つくしにも、滋さんの良さが分かる様に成る筈…。”と、思って居たのだ。


だが、此の時の優紀は、つくしには、其れ以上、押す事が出来無かったのだ。


なので、其の後の優紀は、桜子に、つくしから聞いた話しを伝えるのだった。



其処で、其の話しを、優紀から聞いた此の時の桜子は、“やっぱり、そうですよね。”と、然も(さも)、分かって居たかの様に、思って居たのだ。


其れでも、つくしの仕事場で在る 道明寺総合病院に向かい、直接、つくしと会って、女子会の件に関して、再度、つくしに話しし始めるのだった。


だが、此の時のつくしの返答の言葉は、優紀に話しした事と、同じ…だったのだ。



だからこそ…。
此の時の桜子は、そんなつくしの本質を利用するかの様に、つくしに話しし始めるのだった。


「ねぇ、先輩…。
 滋さんは、優紀さんと私同様に、先輩とも、仲良く成りたいんですよ。
 其の為に、滋さんは、先輩と会って、謝りたいらしいです。
 なので、滋さんに、謝るチャンスを与えて上げて下さい。
 滋さんって、ご両親から甘やかされて、財閥のお嬢様で育ってらっしゃるからなのか?
 面倒臭い事…此の上無い様な女性…何ですけど…。
 本来の滋さんは、素直で、寂しがりや…何ですよ。
 なので、先輩と仲良く成りたかったんだと、私は、思いますよ。
 ねぇ、先輩…。
 滋さんの話しだけでも、聞いて上げたら、如何ですか?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、桜子の作戦に、まんまと嵌るかの様に、了承するのだった。


「話しを聞くだけで良いなら…。」と…。


なので、其の後のつくしと滋と優紀と桜子は、女子会を開く事に成ったという訳…だったのだ。
 


そして、女子会の場に着いて、部屋に入って来た時のつくしに向かって、滋は、行き成り、謝り始めるのだった。


「此の前の集まりの時は、ご免、つくし…。」と、頭を下げ乍ら…。



実は、此れ迄の滋は、例え、自身が悪くても、頭を下げて迄、謝った事が無かったのだ。
下手をすれば、口先だけで、「ご免。」と、言って居る節さえ、有った程…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のそんな様子の滋を観て居た優紀と桜子は、心の底から、「ご免。」と、つくしに謝りを入れて、尚も、頭を下げて居るそんな滋の姿を観て、驚愕する程…だったのだ。


しかも、此の時の優紀と桜子は、それぞれ、同じ事を思って居たのだ。


“今迄の滋さんからすれば、有り得ない。”と…。


其れ程、此の時の滋は、レアだと、云えたのだ。



だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、自身が疑問に思って居た事を、滋に、訊き始めるのだった。
其れは、優紀にも、話しした内容と同じ内容…だったのだ。


「如何して、滋さんは、私を呼ぶ時に、『つくし』と、呼び捨てで、呼ぶんですか?
 滋さんと私は、あの集まりの時が初対面で、其れ迄、何の面識も無い筈…だったですよ
 ね?
 なのに、滋さんは、私の事を前から知って居るかの様に、『つくし』と、呼んで居らっし
 ゃいましたよね?
 如何してですか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、そう訊いて来たつくしに、飄々と、言って除けるのだった。


「だって…さ。
 つくしが、司の婚約者という事は、私とも、友達でしょ!
 其れに、私は、つくしの1歳年上な訳だし…。
 呼び捨てで呼んでも良いよね?
 其れか、もしかして、つくしは、私の事、嫌い?」と、悲しそうな顔付きに成って…。



だからだったのだ。
此の時のつくしは、悟って居たのだ。


“此の女性(ひと)には、何を言っても、話しが通じないのかも知れない。
 だから、了承するしか無いのかも…。”と…。


という訳で、此の時のつくしは、呆れたかの様に、滋に言って除けるのだった。


「分かりました。
 其れで、大丈夫です。」と…。



なので、此の時の滋は、喜びを爆発させるかの如く、つくしに抱き着いたのだ。
そして、「有難う!」と、つくしに伝えて居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、そんな滋の事を、思って居たのだ。


“此の女性(ひと)って、可愛らしい女性(ひと)なのかも知れない。
 他人(ひと)からは、誤解され易いだけで…。”と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、そんな滋の事を、許す気にも成れて居たのだった。


そして、其の後のつくしは、優紀と桜子と同様に、滋とも、『一生の友』と云える様な存在に成れて居たのだった。



そして、滋の其の後は、つくしのお陰とも言うべきか?
性格が変わったかの様に、元々の滋の性格で在る 素直さが出て来たのだ。


此れ迄の滋は、誰からも、自身の事を心の底から受け入れて貰えない事で、表面的に、取り繕うばかりで、物事を捻くれて考えるかの様に成ってしまって居たのだ。


だからだったのだろう。
滋の其の後は、つくしのお陰で変われて居たという訳…だったのだ。


そして、桜子だけじゃ無く、滋までもが、其の後、『つくし信者』に成って居たという訳…だったのだ。



そして、其の後のつくしは、何も知らずに、或る事に巻き込まれる羽目に成って居たのだった。

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