tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  28.




【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  20.』のエピローグ
 <雑誌に掲載させた司とつくしの其の後>】


勿論、マスコミ側は、雑誌に掲載する前に、道明寺家サイドに、報告を入れて居たのだ。


実は、其の報告は、司に…では無く、NYに居る司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓の下に…だったのだ。


云わば…。
ゲラ刷りの状態の物が、マスコミ関係者からNYの司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓の下へ、送付されて来たという訳…だったのだ。



既に、司に、彼女が出来て居た事を知って居た司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓にとって、“今更…。”と、思う様な情報故、道明寺家サイドとしては、YES共、NO共、一切、返答し無かったのだ。


だからだったのだろう。
道明寺家サイドからは、YES共、NO共、一切、返答が無かった為に、マスコミ側は、了承されたと見做し、此の記事を、雑誌に掲載したという訳…だったのだ。



だが、此の事実を知った時の司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓にとっては、“そう迄するのか?”と、唯、自身達の息子で在る 司に、呆れて居た事は言うまでも無かったのだ。


何故なら…。
現在の司とつくしの現状を知って居るからに他成らないのだ。


なので、其の事実も含めて、まさか、自身の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓が、其処迄、知って居るとは思っても居らず、此の話しの件について、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から話しを聞かされた時の司は、驚愕するしか無かったのだった。



というのか?
実は、司にとって、此の事実自体、まだ、知って欲しく無い人物も居たのだ。


そうなのだ。
其れは、つくし…だったのだ。


だが、後からつくしは、此の事実を知らされたのだ。
其れは、勿論、桜子からの情報…だった事は言うまでも無かったのだが…。



しかも、其の雑誌の発売日は、道明寺総合病院にて、司とつくしの噂話が広がった後の事…だったのだ。


其れに、やっと、つくしと優紀との連絡が付き、女子会を開く事が出来た後の事…でも在ったのだ。


尚言えば、其の後のF4&静&T4の集まりにて、静とつくしとの親睦が深められた後の事…だったのだ。


言う成れば…。
其れは、司が、マスコミに写真を撮らせてから、数か月が経って居たという訳…だったのだ。


何故なら…。
相手が大きい存在なだけに、マスコミ側も、慎重の上にも慎重を期して、行動して居たのだ。


実は、此のマスコミ関係者は、道明寺総合病院の関係者にも取材して居たのだ。


だからだったのだろう。
“もし、マスコミ関係者から、此の件について、聞かれれば、話ししても良い。”と、司が、理事長に、伝えて居たのだ。


なので、此の件に関して、誰一人として、御咎め無し…だったのだ。



其の結果…。
司とつくしとの二人の間には、温度差が大きい事が分かったのだ。


其れは、【『道明寺司氏』が、一方的に、『道明寺総合病院のドクター(つくし)』に惚れて居るのでは無いか?】と、言う情報が、結果的に、見え隠れしてしまって居たから…だったのだ。


だからだったのだろう。
此のマスコミ関係者は、時期を視乍ら、雑誌に掲載したという訳…だったのだ。



だからだったのだ。
後から、此の事実を知った時のつくしは、司に文句を言って居た程…だったのだ。


何故なら…。
此の雑誌に掲載されていた画像は、実は、司がつくしを引き寄せて抱き締めて居た所…だったのだ。


そして、もう1枚の画像は、司が、つくしを自身から放して遣る際に、つくしに軽めのkissをして居た所…だったのだ。


其れも、其の画像は、まるで、至近距離から撮られた画像の様に、写って居たのだ。
勿論、つくしの顔は、写って居なかったのだが…。


其れでも、見る人が見れば、司が抱き締めて居る相手(女性)が、誰なのか?…位、分かる様な画像だったのだ。



だからだったのだろう。
此の雑誌の表紙に書かれていた文字(タイトル名)から、推測すれば…。
其れが、『道明寺司』と誰のゴシップなのか?
見る人が見れば、分かる位…だったのだ。


だからこそ…。
此の雑誌に掲載されて居る司とつくしを観た桜子は、つくしに報告する序でに、此の雑誌に掲載されて居る司とつくしの記事を見せて居たのだ。



此の雑誌の表紙に書かれていた文字(タイトル名)とは…。


【道明寺財閥の御曹司で在る 道明寺司氏(36)…。
 いよいよ、結婚か?
 お相手は、ドクター?】…だったのだ。



だからだったのかも知れない。
つくしとしては、此の状況を其のままにして置く訳にもいかず、其の日の夜…。
つくしは、司に、食って掛かるのだった。


「此れは、如何言う事なのかしら?」と…。


勿論、此の時のつくしは、其の雑誌を、桜子から貰って帰って来た事は言うまでも無かったのだ。


なので、此の時のつくしは、桜子から貰って帰って来た其の雑誌の中の記事のページを広げ乍ら、司に言って居た事は言うまでも無かったのだ。



だからだったのだろう。
此の時の司は、さも、“既に、此の件は知ってた。”と、でも、言いた気に、つくしに、言って除けるのだった。


「へぇ~、良く、撮れてんな!」と…。


だが、此の時のつくしにとっては、そんな司からの発言自体、拍子抜けする程…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、そんな司に、呆れ乍ら、言い返すのだった。


「何が、“へぇ~、良く、撮れてんな!”…よ。
 こんな物が、世に出て困るのは、司の方なのよ。
 如何するのよ。
 桜子は、“此れって、きっと、道明寺さんが、態と、マスコミに撮らせたんじゃ在りませ
 んか?”って、言ってたけど…。
 態とじゃ無いでしょうね?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、更に、つくしが拍子抜けする様な話しをし始めるのだった。


「ああ、態と…だ。
 其れに、態と、撮らせたんだから…よ。
 俺が困る訳ねぇだろ‼」と…。



其処で、つくしは、其れでも、飄々としたままの司に、訊き始めるのだった。


「司は、こんな画像を、態と、マスコミに撮らせたと言う事は、其の時点では、既に、“マ
 スコミの存在に気が付いて居たし、知ってた。”と、いう事よね?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、“つくしにも分かる様に…。”と、言う思いも乗せて、つくしに説明し始めるのだった。


「俺等の集まりの時に、お前が(道明寺総合)病院から呼び出された時が有ったろ?
 あん時に、マスコミが、俺等に就いて来てる事を、俺は、既に、気が付いてたし、知って
 た。
 だから…よ。
 サプライズって、やつだ。
 マスコミに、態と、撮らせて遣った。
 けど…よ。
 お前の顔は、誰だか分かんねぇ様に、撮られてんだから…な。
 其れで、良いんじゃねぇの!」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、尚も、そんな司を呆れ乍らも、更に、言って除けるのだった。


「あのねぇ~。
 私に内緒で、勝手に、撮らせるんじゃ無いわよ。
 此の画像からだと、確かに、私の顔は、隠れてるわよ。
 でも…ね。
 見る人が見れば、“司が抱き締めて居る相手(女性)が、誰なのか?”…位、分かるっつー
 の!
 其れに、撮られてる場所よ!
 誰が如何見ても、此の場所が、道明寺総合病院内の敷地で撮られた物だと言う事は、分か
 るっつーの!
 だからこそ…。
 此の雑誌の表紙には、私の職業が、大々的に、タイトル名として、書かれて居るんでし
 ょ!」と…。


しかも、此の時のつくしは、其の雑誌の表紙のタイトル名が書かれた場所に指を置き乍ら、話しして居たのだ。



其処で、司は、更に、飄々とした状況のまま、つくしに言って除けるのだった。


「良いタイトル名じゃねぇか?
 まぁ~、此のタイトル名だと、間違い無く、見る奴が見れば、直ぐ、お前だろう事は分か
 んな。
 けど…よ。
 【いよいよ、結婚か?】って、書いて在んぞ。
 此れは、間違い無く、婚約発表だな。」と…。



だからだったのだろう。
此の時のつくしは、そんな司に諦めたのだ。


“此の司(ひと)に、何を、言っても無駄だ!”と…。



だが、其の後のつくしの前には、更に、『関門』とでも言うべき人物が、現れるのだった。

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