tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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類の驚愕 と 静とつくしのお互いへの気持ち【結婚出来ない男・しない女】…<つかつく>  番外編




【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  27.』のエピローグ <類の驚愕>】


“ややこしく成りそうだから、静を(女子会に)行かせなくて、良かった。”と、類が、思って居たのには、実は、訳が有ったのだ。



其の訳とは…。
類もそうなのだが、実は、静も、自身のテリトリーの中の人間以外、付き合おうとし無い傾向に在ったのだ。


勿論、静が通って居た英徳学園にも、男女に関わらず、『友達』と云える様な級友達は居た筈なのだ。


だが、“其れは、私が藤堂商事の娘だから、彼等は、上辺だけで付き合ってくれて居るのだろう。”と、静自身、認識して居たし、理解もして居たのだ。


だからこそ…。
敢えて、静自身、級友達と、其れ以上の交流を深めて来なかったのだ。
なので、唯一、静が、此れ迄、交流を深めて来たのは、勿論、幼馴染で在る F4のみ…だったのだ。



其れは、勿論、類も、また同じで、此れ迄、幼馴染で親友で在る F3 と 幼馴染で在り、現在の自身の妻でも在る 静以外、誰とも、関わって来なかったのだ。


なので、幾ら、つくしが司の彼女で婚約者だったとしても、優紀と桜子が総二郎とあきらのそれぞれの奥様だったとしても…。
自身の妻で在る 静が、T4(つくし&滋&優紀&桜子)と、上手く付き合って行けるのか?
不透明だし、類自身、不安だったのだから、敢えて、類は、静を、女子会に行かせなかったのだ。



ところが、其の後、仲間で集まった時…。
何故か?
静は、つくしと話しして居たのだ。


実は、そんな状況を、端から観て居た類は、そんな静とつくしの状況に驚愕だったのだ。


何故なら…。
勿論、此れ迄の静には、有り得ない状況だったし…。
其れに、静自ら、つくしに声を掛ける事も、また、不思議な現象…だったのだ。


だからだったのだろう。
類は、そんな静に、『驚愕』だと云えたのだった。



【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  16. <類静>』のエピローグ 
 <静とつくしのお互いへの気持ち>】


実は、静は、つくしと初めて会った日から、つくしの事を、気に入って居たのだ。


何故なら…。
司から紹介された時、静とつくしが挨拶を交わし合った後(あと)…。
実は、此の時の静自身、つくしから聞かされた時の話しの内容が嬉しかったのだ。
つくしが、本音で、自身に言ってくれて居る事が分かったから…だったのだ。


【「実は、私は、其の当時、英徳高校の入学説明会の場に居たんです。
  母親に、無理矢理、連れて行かれる形で…。
  でも、私は、“英徳高校の入学説明会に参加して良かった。”と、思ったんです。
  実は、私は、其の当時の藤堂静さんのお話しを聞いて居て、お話し下さる藤堂静さんの
  其の凛としたお姿に、また、お話しして下さる一つ一つの言葉に感銘を受けて、“将来
  の私も、藤堂静さんの様な女性に成りたい。”と、思った程…だったんです。
  今日、此方で、藤堂静さんとお会い出来て、光栄です。」と…。】



だからだったのだ。
此の時の静が、つくしに返答した言葉も、勿論、心からの返答の言葉…だったのだ。


「そうだったのね。
 つくしさん…そう言ってくれて有難う!
 此れからは、司の彼女として、宜しくね。」と…。



だが、実は、此の時のつくしは、折角、自身にそう言ってくれた静に対して、直ぐには返答する事が出来ず、言葉無く、苦笑いだけだったのだ。


だからだったのだ。
実は、此の後のつくしは、凄く、後悔して居たのだ。


“何故、あの時…。
 直ぐに、静さんに、返答し無かったんだろう。
 きっと、静さんの中の私の印象を悪くしてしまったわよね?”と…。


何故なら…。
其の後のつくしは、折角、自身にそう言ってくれた静に対して、直ぐには、何の返答もする事無く、苦笑いだけで、其の場を離れてしまったのだ。


だからこそ…。
此の後のつくしは、其の事を、凄く、後悔して居たという訳…だったのだ。



そして、また、此の時の静は、つくしに、こうも、言って置くのだった。


「其れと、今の私は、類と結婚して、『花沢静』に成ってるの。
 だから、『静』と呼んでね。」と…。



だからだったのだろう。
此の時のつくしは、そんな風に、自身に言ってくれた静に対して、即答したという訳…だったのだ。
其の後、其れ以上、後悔し無い為にも…。


「はい、此方こそ、宜しくお願い致します。」と…。



だからだったのだ。
其の後の静とつくしのお互いへの気持ちとしては、それぞれ、同じ事を思って居たのだった。


“何時(いつ)か、チャンスが有れば…。
 つくしさん(静さん)と、お話しして視たい。”と…。



そして、静とつくしのお互いへの気持ちが一致したかの様に、其の後、話す機会に恵まれて居たのだった。


其の機会とは、勿論、仲間で集まった時の事だったのだ。



そして、其の集まりの時の静とつくしは、お互い目と目が合ったかの様に、会釈し合って居たのだ。


だからだったのだろう。
つくしよりも、4歳年上の静の方から、つくしに声を掛けて居たという訳…だったのだ。


「つくしさん…。
 あれ以来…だったわよね。
 あの時の一度しか、つくしさんと会って居なかったんだけど…。
 あの時、つくしさんとお会いしたのが、初めてだった気がして居なくて…。
 図々しくも、声を掛けさせて貰ったんだけど…。
 お邪魔じゃ無かったかしら?」と、つくしを気遣うかの様に…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、自身に、そう声を掛けてくれた静からの自身への気持ちが嬉しくて、即答するのだった。


「いいえ、大丈夫です。
 私も、静さんとお話ししたくて、お声をお掛けしたかったんですけど…。
 中々、勇気が出なくて…。
 実は、私の方から、静さんに、お声をお掛けしても良いのか?
 迷ってしまって、中々、静さんに、お声をお掛け出来ずに居たんです。
 だから、静さんの方から、お声を掛けて下さって、凄く、嬉しいです。」と…。



実は、此の時のつくし自身、静に声を掛けたかったのだが、中々、声を掛ける事が出来ず、躊躇して居たのだ。
なので、静の方から、自身に声を掛けてくれた事を、此の時のつくしは、実は、喜んで居たのだ。


だからだったのだろう。
其の後の静とつくしは、お互いのお互いへの気持ちが一致した事で、静とつくしの二人だけで、話しが弾んで居たのだった。



そして、周りが宴もたけなわと成った頃…静が、つくしに伝えるのだった。


「つくしさん…。
 厚かましく無ければ、此れからは、つくしさんの事を、『つくしちゃん』と、呼ばせて貰
 っても良いかしら?
 私の中では、『つくしさん』と、云う寄りも、『つくしちゃん』と、呼ばせて貰う方が、
 しっくり来る感じがするの。
 勿論、“つくしさんが、嫌じゃ無ければ…。”と、言う事が、大前提…何だけど…。
 其れに、私達には、既に、年齢的な事も有るでしょ!」と、更に、つくしを気遣うかの様に…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、そう切り出してくれた静からの話しの内容を聞いて、更に、嬉しく思うのだった。


何故なら…。
静との距離が縮まった様に感じたから…だったのだ。


なので、此の時のつくしの中では、如何、返答するのかは、既に、決定して居たのだ。
其処で、此の時のつくしは、そう話しを切り出してくれた静に、即答するのだった。


「はい、大丈夫です。
 私も、『静さん』と、呼ばせて貰って居ますので、『(つくし)ちゃん』呼びで、呼んで
 貰えると、私にとっても、凄く、嬉しいです。
 静さん…。
 此れからも、宜しくお願い致します。」と…。



という訳で、其の後の静とつくしとの距離は、勿論、縮まって行くのだが…。
其れを、不服と考えて居る者が、一人居たのだ。
勿論、其れは、つくしの彼氏の『司』…だったのだ。


何故なら…。
此の日の集まり以来、集まりと云えば…。
必ず、つくしは、静との時間を楽しんで居たのだ。
勿論、司は、そっち除けで…。


なので、集まりの日の司は、勿論、不貞腐れて居て、不機嫌だった事は言うまでも無かったのだ。



そして、そんな静とつくしの二人の光景を、端から観て居た類は、驚愕だったという訳…だったのだ。



そして、更に言えば…。
また、此の状況に、驚愕して居る者達が居たのだった。
其れは、F2&T3…だったのだ。


何故なら…。
此れ迄の静の普段の様子を知って居たから…だったのだ。


だからこそ…。
そんな静とつくしの二人の光景を観て居たF2&T3も、また、驚愕だった事は言うまでも無かったのだ。



fin

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