tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  2.




此の年の春期休暇も過ぎ、4月に成ったのだ。


と言う事は、4月からのF4&滋は、大学1年生に…。
つくし&優紀&青池和也は、高校3年生に…。
桜子は、高校2年生に、それぞれ、進級するのだ。



だが、新学期早々の其の青池和也は、慌てて居たのだ。


何故なら…。
或る情報を入手したから…だったのだ。


其の或る情報とは…。
つくしが、英徳学園を自主退学したというモノ…だったのだ。


青池和也が英徳高校に到着するや否や、英徳高校の生徒達が騒いで居たのだ。


「ちょっと、聞いた?
 あの牧野つくしが、やっと、英徳(学園)を自主退学したらしいわよ。」とか…。


「牧野つくしは、道明寺様に忘れ去られたらしいわ。」とか…。


「牧野つくしは、道明寺様から見捨てられたらしいわよ。」とか…。


英徳高校の生徒達は、そんな風に、噂話を言い触らして居たのだ。


云わば…。
英徳高校の生徒達は、英徳高校中にて、吹聴して居たと言う事と成るのだ。


其処に、青池和也が英徳高校に到着したという訳…だったのだ。



実は、青池和也は、春期休暇中、つくしとは、一切、会って居なかったのだ。


何故なら…。
春期休暇中の青池和也は、思って居たのだ。


“春休み中のつくしちゃんは、バイトで忙しいだろうなぁ~。”と…。


其れに、何よりも、そう思って居た青池和也自身、自身の父親の仕事に就いて、ビジネスの勉強をして居たのだ。


だからだったのだ。
春期休暇中のつくし と 青池和也は、一切、会って居なかったという訳…だったのだ。



だからだったのかも知れない。
此の話しを聞いた青池和也は、慌てて居たのだ。


所謂、F3が居るで在ろう 英徳大学のカフェテリア内に在る F4ラウンジを目指すかの様に慌てて居たのだ。


そして、英徳大学のカフェテリア内に在る F4ラウンジに着いた青池和也は、息を切らせ乍ら、F3に話しし様として居たのだ。


「ハァ、ハァ、ハァ…。
 あのさぁ~。
 ハァ、ハァ、ハァ…。」と…。


だからだったのだろう。
あきらは、青池和也が息を切らせ乍ら話しをし様として居る事から、落ち着く様に、言って聞かせるのだった。


「和也…ちょっとは、落ち着け‼
 何が言いたいんか?
 俺には訳が分からんが、落ち着いてから、話せ‼」と…。


だからだったのだ。
青池和也は、自身の息が落ち着いてから、F3に話しし始めるのだった。
英徳高校の生徒達が騒いで居た話しの内容を…。


実は、そんな話しを青池和也から聞いて居たF3も、春期休暇中、つくしとは、一切、会って居なかったのだ。


何故なら…。
春期休暇中のF3も、青池和也同様、自身の父親の仕事に就いて、ビジネスの勉強をして居たのだ(総二郎は、家元に就いて、茶会等に出席して居たのだ。)。


だからだったのだ。
春期休暇中、つくしとは、一切、会って居なかったF3も、春期休暇中のつくしは、“バイトで忙しいんだろうな(ぁ~)。”と、思って居たのだ。


だからだったのだろう。
つくしの事を、誰一人として、気にする者は居なかったのだ。
否、気にして居られる状況に無かったのだ。


なので、青池和也の話し振りは、F3を驚かせるモノ…だったのだ。



だからだったのだ。
青池和也がF4ラウンジに現れる迄の類は、ソファに寝転んで居たのだが…。
青池和也の話しを聞いて、飛び起き、青池和也に声を掛けるのだった。


「和也…其れって、ほんとの話しなの?」と…。


だからだったのだ。
既に、息も落ち着いて居た青池和也は、類の言葉を聞いて、“心外‼”と、でも言いた気に、類に言って除けるのだった。


「僕が、嘘を言って居ると思うの?
 生徒達が言って居た話しを、F3に、忠実に言っただけ…何だけど…⁉」と…。


其処で、類は、「念押しで、訊いただけ…。」と、青池和也に言い乍らも、ソファから立ち上がると、F2に言って除けるのだった。


「総二郎、あきら…。
 今から、牧野のアパートに行って視ない?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎とあきらは、そんな素早い行動の類に対して、それぞれ、同じ事を思うのだった。


“類は、牧野の事と成ると、行動が素早い様で…。”と…。



だからだったのかも知れない。
青池和也にとっても、つくしは、特別な存在なのだ。
なので、慌てるかの様に、青池和也も、話しの輪の中に入ろうとするのだった。


「僕も一緒に行くよ。」と…。


だからだったのだ。
元々、面倒臭い事に成るのが嫌な総二郎とあきらは、思って居たのだ。


“和也が来たら、面倒臭ぇ事に成るんじゃねぇのか?”と…。


だが、類は、青池和也に言うのだった。


「うん、良いよ。
 でも、煩く言わないでね。」と…。


だからだったのだ。
青池和也は、嬉しく成り、類に、了承の意を伝え乍らも、お礼の言葉も伝えるのだった。


「うん、分かったよ。
 有難う!」と…。


だからだったのかも知れない。
類と青池和也の二人だけで意気投合して居るそんな二人の状況を観て居た総二郎とあきらは、そんな類と青池和也の二人を呆れて観て居たのだ。


だが、其の後の青池和也が、F3の後ろから就いて来ても、“仕方ねぇな。”と、諦めても居たのだ。


という訳で、F3&青池和也の4人は、つくしが住んで居たアパートに向かうのだった。



其処で、発覚したのは、つくしが住んで居たアパートの部屋の中は、既に、『蛻の殻』状態だったのだ。


だからだったのだ。
類は、一人で、つくしが住んで居たアパートの大家さんの下に向かい、話しを聞こうとして居たのだ。


だからだったのだろう。
総二郎とあきらと青池和也は、類の後を追い掛けるかの様に、類の後ろから就いて行くのだった。


其処で、発覚したのは、牧野家自ら、失踪した(?)という事だったのだ。



つくしが住んで居たアパートの大家さんの話しに寄ると…。


「牧野さんは、如何も、夜中の内に、此処を出て行った様だね。
 牧野さんが出て行った其の日に、此の封筒が郵便受けに入れられて居た様で、牧野さんが
 此処を出て行った事が分かったんだよ。」と…。


其処で、類は、つくしが住んで居たアパートの大家さんに訊くのだった。


「其の封筒の中の手紙を読んでも良いですか?」と…。



実は、つくしが住んで居たアパートの大家さんは、以前、類とつくしが一緒に居る所を見た事が有ったので、“大丈夫だろう。”と、思った事も有り、了承するのだった。


「ああ、良いよ。
 確か、あんたは、つくしちゃんと一緒に居た青年だよね?」と、訊き乍ら…。


其処で、類も、王子様スマイルに成って、つくしが住んで居たアパートの大家さんに即答するのだった。


「はい、そうです。」と…。



実は、司が暴漢に襲われた後、入院して居た時に、苦しそうなつくしの事を応援し乍らも、つくしの事が心配だった類は、良く、つくしが住んで居たアパートを訪れて居たのだ。


そんな所を、つくしが住んで居たアパートの大家さんに見られて居たという訳…だったのだろう。


なので、此の時の類は、つくしが住んで居たアパートの大家さんから、封筒を預かる事が出来たという訳…だったのだ。



其処に書いて在った文字は、確かに、つくしの字…だったのだ。


という事は、つくしが住んで居たアパートの大家さんの家の郵便受けに、つくし自身が入れた物で間違い無いという事と成るのだ。



だからだったのかも知れない。
此の時の類は、ショック…だったのだ。


何故なら…。
類は、つくしから、何の相談もされて居なかったのだ。


勿論、春期休暇中の類は、自身の父親に就いて、ビジネスを勉強して居た為に、中々、つくしに連絡する事が出来なかったのだ。


実は、少し明るく成って居たつくしを観て居たので、類自身、油断して居たのかも知れない。


なので、春期休暇が明けた後に、つくしと会う事が出来る事を、楽しみにして居た類…だったのだ。



実は、司が暴漢に襲われて、司がつくしだけの記憶を失ってしまってから…。
つくしの傍に、ずーっと、一緒に居たのは、類…だったのだ。


だからだったのだ。
類は、思って居たのだ。


“何か有れば、牧野は、俺に相談してくれるだろう。”と、高を括るかの様に…。


だからこそ…。
春期休暇中の類は、自身の父親に就いて、ビジネスを勉強をする為に、つくしから離れる事が出来たのかも知れない。
勿論、嫌々、だったのだが…。


なのに、つくしは、類にも相談無しに、失踪して(?)しまった事と成るのだ。
類の中では…。


だからだったのかも知れない。
此の時の類は、ショックだったという訳…だったのだ。



なので、此の時の類は、つくしが住んで居たアパートの大家さんへのつくしからの手紙を、直視出来ない類が居た事も、また、事実…だったのだ。

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