tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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お雛様【会いたい】…<つかつく>  番外編②




リビングルームに入って来た司は、自身の姉で在る 椿 と 自身の愛娘で在る ひなに声を掛けたのだ。


「お前等、一体、何を遣ってんだ⁉」と…。



だからだったのだろう。
司の後ろからリビングルームに入って来た進は、自身の姪っ子で在る ひなに声を掛けるのだった。


「ひな、久し振りに折ってんだな。」と、感慨深げに…。


だからだったのだ。
ひなも、自身の叔父で在る 進の方を向いて、返答するのだった。


「うん、久し振りに折って視た。」と…。


其処で、司の姉で在る 椿が、自身の姪っ子で在る ひなの代わりかの様に、自身の弟と成った 進に声を掛けたのだった。


「そうなのよ。
 ひなちゃんから、牧野家の雛祭りについての話しを聞いてね。
 私も、折り紙のお雛様を折って視たく成って…ね。
 ひなちゃんに教えてもらって居た所だったのよ。」と…。



だからだったのだ。
此の時の進は、自身の姉と成った 椿からのそんな話しを聞いて、密かに、思って居たのだ。


“そうだったんだ。
 ひなが、(椿)姉さんに、そんな話しが出来た事もそうだけど…。
 ひなが、(折り紙の)お雛様を折る気に成れた事が、本当に、良かった。”と…。


何故なら…。
進は、自身の実姉で在る つくし亡き後…。
(折り紙の)お雛様を折る事が出来無く成って居たひなの事を、此れ迄、心配して来たのだ。


だからこそ…。
自身の目の前で、(折り紙の)お雛様を折って居るそんな自身の姪っ子で在る ひなを見て、此の時の進は、心の底から、ホッとして居たのだ。



だからだったのだろう。
実は、自身の目の前で、自身の姉で在る 椿 と 自身の弟と成った 進 と 自身の愛娘で在る ひなとのそんな会話を聞いて居た司は、何の話しをして居るのか?
全く、訳が分からず、怒って居たのだ。


何故なら…。
此の時の司は、一人取り残された様な気がして居たから…だったのだ。



だからだったのだ。
此の時の司は、怒った様な口振りで、自身の姉で在る 椿 と 自身の弟と成った 進 と 自身の愛娘で在る ひなに声を掛けたのだ。


「お前等は、一体、何の話しをしてるんだ?」と…。


其処で、司の姉で在る 椿が代表かの様に、自身の姪っ子で在る ひなから聞いたつくしとの思い出話に関して、自身の弟で在る 司に話しして聞かせて居たのだった。



だからだったのだ。
此の時の司は、“そう言う事だったのかよ。”と、自身の心の中で思って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、即座に、自身の愛娘で在る ひなに声を掛けるのだった。


「ひな…俺にも教えてくれ‼
 つくしと一緒に折った其の折り紙のお雛様とやらを…。」と…。



だからだったのだ。
ひなは、不思議そうな顔をし乍らも、自身の父親で在る 司に対して、言って除けるのだった。


「パパ、大丈夫なの。
 折り紙を折った事は有るの?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そんな風に、自身に言って来た自身の愛娘で在る ひなに言って除けるのだった。


「あのなぁ~。
 ひなは、俺を誰だと思ってんだぁ~⁉
 お前の父親は、天下の道明寺HDの副社長だぞ‼
 俺に出来ねぇ事はねぇ‼」と…。


其処で、此の時のひなは、自身の父親で在る 司に対して、軽~く、あしらう素振りを魅せるのだった。


「ハイハイ、分かりました。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、そんな自身の愛娘で在る ひなに対して、“チェッ”と、舌打ちをするのだった。


そして、其の後、司が折った(折り紙の)お雛様を見た司の愛娘で在る ひなは、自身の父親で在る 司に対して、言って除けるのだった。


「パパ、凄いじゃん!
 上手いじゃん!」と…。


だが、自身の愛娘で在る ひなから、そんな風に、上から目線で言われた此の時の司は、自身の愛娘で在る ひなに言い返すのだった。


「はぁ~??
 だから、言ったろ‼
 “俺に出来ねぇ事はねぇ‼”って…。」と…。


だからだったのだ。
此の時のひなは、そんな自慢気な態度の自身の父親で在る 司に対して、また、軽~く、あしらったのだった。


「ハイハイ。」と…。



だが、しかし、出来上がったばかり(の自身が折った折り紙)のお雛様のそんな出来映えを見て、此の時の司自身、満足そうな顔付きをして居た事は言うまでも無かったのだ。



だからだったのかも知れない。
此の時の司の姉で在る 椿 と 司の弟と成った 進は、それぞれ、同じ事を思って居たのだ。


“まるで、司 と つくしちゃん(姉ちゃん)との二人の会話を聞いて居るみたいだ
 わ(みたいだ)。”と…。


何故なら…。
折り紙を折って居た司 と 折り紙の折り方を父親に教えて居たひな父子(おやこ)の二人の会話の掛け合いは、まるで、高等部当時の司とつくしとの会話を聞いて居る様なモノ…だったのだ。


其れ程、ひなは、つくしにそっくり…だったのだ。


勿論、自身の愛娘で在る ひなのそんな様子に気が付いて居た司は、自身が愛したつくしにそっくりなそんなひなの事を嬉しく思って居たのだった。



そして、其の後の司は、自身の姉で在る 椿 と 自身の弟と成った 進 と 自身の愛娘で在る ひなに声を掛けたのだ。


「悪ぃが、俺は、先に、部屋(自室)に戻るわ。」と…。


そして、其の後の司は、本当に、そう言った後直ぐに、席を立ち、其の場を後にしたのだ。


勿論、此の時の司の手には、先程、自身の愛娘で在る ひなから教えて貰った自身が折った(折り紙の)お雛様が有った事は言うまでも無かったのだ。



だからだったのだろう。
此の時の司の姉で在る 椿は、思わず、口に出して居たのだ。


「司は、自分で折ったあの(折り紙の)お雛様を、つくしちゃんに見せたいのね。
 きっと…。」と…。


だからだったのだ。
其処で、司の弟と成った 進 と 司の愛娘で在る ひなは、椿からのそんな呟きに、それぞれ、“同感…。”と、でも言いた気に、頷いて魅せて居たのだ。



勿論、自身の自室に入った其の後の司は、自身の愛娘で在る ひなから教えて貰った自身が折った(折り紙の)お雛様を、自身の自室のソファ・テーブルの上に置いて在る(自身の弟と成った 進から譲り受けて居た)つくしの写真立ての前に置いて、つくしに話しし始めるのだった。


「つくし…如何だ?
 さっき…な。
 ひなから教えて貰って、俺が折ったんだよ。
 上手く出来てるだろ?」と…。


だが、そんな風に、つくしに声を掛け乍らも、此の時の司は、実は、既に、涙を流して居たのだ。


“ごめんな。”と、自身の心の中で、つくしに謝り乍ら…。



勿論、リビングルームにて、自身の愛娘で在る ひなから教えて貰って居る間の司自身、涙を流す事は無かったのだ。
否、其の時の司は、涙を堪えて居たのだった。



fin

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