tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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司の其の後【会いたい】…<つかつく>  番外編




2023年の春のお彼岸…3月18日~3月24日


3月18日…彼岸の入り
3月21日(春分の日)…中日
3月24日…彼岸の明け



<此の二次小説『司の其の後【会いたい】…<つかつく>  番外編』は、『春のお彼岸』
 に合わせて投稿し様として居たのですが、此方サイドの勝手な都合に寄り、数日遅れての
 投稿と成って折ります事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


<此の二次小説『司の其の後【会いたい】…<つかつく>  番外編』の一部の文面の中
 に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『結納 と 両家の顔合わせ【会いたい】…<つかつく>  番外編』のプロローグ と 
 『結納 と 両家の顔合わせ【会いたい】…<つかつく>  番外編』の一年後】


『結納 と 両家の顔合わせ』が執り行われた一年後…。
ひなの恋人で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介 と ひなとの結婚式が執り行われたのだった。


其の日の道明寺家側の挙式の出席者は、勿論、ひなの両親で在る 司 と つくし(遺影)…。
そして、ひなの祖父母で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓…。
そして、ひなの伯母で在る 椿家族…。
そして、ひなの叔父夫婦で在る 進 と 絵夢 と ひなの従弟で在る 歩…。
そして、ひなの父親で在る 司の育ての親のタマ(遺影)…。
そして、ひなの両親で在る 司 と つくしの仲間で在る 【類家族】 と 【総二郎 と 優紀夫妻 と 其の家族】 と 【あきら と 桜子夫妻 と 其の家族】 と 【滋家族】も出席して居たのだった。


勿論の事…。
道明寺HDにしても、葉山コンツェルンにしても、大企業で在る事は間違い無く、披露宴での出席者は、企業同士の付き合い故、厳選したにも関わらず、2,000人規模に迄、膨れ上がった事は言うまでも無かったのだった。



そして、ひなの恋人で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介 と ひなとの結婚式が終了し、道明寺家も、漸く、日常に戻った、更に一年後…。
ひなは妊娠したのだった。


そして、其の更に10か月後…。
ひなは、自身の夫で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介にそっくりな男の子を出産したのだった。


ひなが自身の夫で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介にそっくりな男の子を産んだ事で、実は、司自身、“面白くねぇ‼”と、思って居たのだった。


何故なら…。
自身の愛娘で在る ひなには、ひな(=つくし)にそっくりな女の子を出産して欲しかったのだ。


そう成れば、“ひなの赤ん坊の頃がどんな赤ん坊だったのかを垣間見る事が出来るだろうな。”と、考えて居たから…だったのだ。
だが、産まれて来たのは、司が希望した女の子では無く、男の子…だったのだ。



勿論、葉山家側は、ひな(葉山家の嫁)が出産したのは男の子だった事が嬉しくて仕方無かったのだ。


「嫁(ひな)が出産した赤ちゃんは、息子(葉山龍介)にそっくりな男の赤ちゃんだったん
 だよ!」と、触れ回る程に…。



だが、ひなの父親で在る 司にとっては、其れが厄介だった事、此の上無かったのだ。


だからこそ…。
司は、仲間(F3&T3)で会う時は、必ず、愚痴を言いつつ酔い潰れる程…だったのだ。


「何が…“息子(葉山龍介)にそっくりな男の赤ちゃんだったんだよ!”…だ‼
 ひなは、俺の娘だっつーの‼
 葉山家にくれて遣ったんだから、有り難く思えっつーの‼」と…。


勿論、そんな司の宥め役は、何時(いつ)も、あきら…だった事は言うまでも無いのだが…。



そして、実は、司とは裏腹に、司以外の道明寺家側も、ひなが男の赤ちゃんを出産した事を喜んで居たのだった。


だからだったのかも知れない。
其れこそ、つくしが亡く成って居た事を知った当時の司もそうだったのだが…。
自身の愛娘で在る ひなが、ひなの夫で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介にそっくりな男の子を出産した事を、素直に喜ぶ事が出来無い司のアルコール量は、日増しに増えて行くのだった。


とは言い訳で、司がこう言う状況に成ったのは、実は、裏が有りそうだったのだ。



だが、そんな自身の父親で在る 司の状況を知ったひなだけでは無く、道明寺家の面々…そして、F3&T3も心配する程、司の状況は酷かったのだ。


しかも、司自身、誰から何を言われ様共、一切、司のアルコール量が減る事は無く、当然乍ら、そんな司の身体には異常を来たす様に成って居たのだった。



実は、そうし様とする司を止め切れない者が居たのだった。
其れは、其の理由を知って居るあきら と 桜子夫妻…だったのだ。


だからだったのだろう。
必然的に、司の其の後は、入院生活と成って居たのだった。



実は、入院する前の司がそうし様とする其の理由を知って居るあきら と 桜子夫妻は、それぞれ、“司(道明寺さん)は、態と、そうして居る様に感じる。”と、勘繰ってしまう程、其の頃の司は荒れて居たのだった。
否、荒れて居る様に見せて居たのだった。


だが、そんな日々が続く中…。
入院して居た司の容態が、入院して居た事も有り、安定し始めたのだ。
其処で、司の要望に寄り、一時、退院したのだった。


其れがいけなかったのだろう。
司は、碌に食事を摂らず、道明寺家の執事 や 使用人達の目を盗んでは、アルコールに手を出すのだった。


勿論、司がそうし様とする其の理由を知って居るあきら と 桜子夫妻は、それぞれ、思うのだった。


“司(道明寺さん)は、まるで、死に急いで居るみたいだ(わ)。”と…。


そして、ひなが自身の夫で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介にそっくりな男の子を出産した更に一年後…。
司は、つくしのお迎えに寄り、漸く、つくしの下に向かうのだった。



実は、司とて、自身の愛娘で在る ひなが産んだ息子(こ)が可愛くない訳では無かったのだ。


何故なら…。
外孫で在ったとしても、ひなが産んだ子は、自身の初孫…だったからなのだ。


寧ろ、其の反対で、ひなが産んだ息子(こ)を一緒に連れて道明寺邸に帰って来た時の司の愛娘で在る ひなは、最初は、恐々(こわごわ)では在ったのだが、ひなが産んだ息子(こ)を自身の父親で在る 司が抱き上げてあやして居る姿を傍で見て居た位…だったのだ。


だからこそ…。
当然乍ら、ひなは、自身が産んだ息子(こ)を自身の父親で在る 司が可愛がってくれて居る事自体を知って居たのだ。
勿論、其れは、一度目に入院する前迄の司だった事は言うまでも無いのだが…。


だからだったのかも知れない。
そんなひな自身、日増しにアルコール量が増えて行く自身の父親で在る 司の行動が解せなかった事は言うまでも無かったのだ。


だからこそ…。
ひなは、自身の父親で在る 司の事が心配で成らなかったのだ。


そして、等々、司は、また、入院生活に逆戻り…だったのだ。



勿論、碌に食事を摂ろうとし無い司の其の後は、必然的に、体力も落ち、日増しに窶れて(やつれて)行き、更には、食事も喉を通さない状況と成って居たのだった。


云わば…。
司の其の後は、点滴生活と成って居たのだ。


だからだったのだろう。
更に、体力も落ち、窶れて(やつれて)行き、更には、骨と皮だけの様な状況と成って居たのだった。


其れは、司の若い頃の事を知って居る者にとっては、此の当時の司の姿を見る事自体、辛い状況…だったのだ。



だが、椿は、其れだけでは無く、そんな自身の弟で在る 司の姿を見て、一人思うのだった。


“あの頃もそうだったわね。
 司がつくしちゃんの記憶だけを失って、荒れて居た頃も…。
 司は、(自身の)頭の痛みが何が何だか分からず、イライラして居た時も、アルコールに
 手を出して居たわ。
 勿論、其の当時の司は、まだ若かったし入院と迄は行かなかったけど、其の結果、窶れて
 (やつれて)居た事は間違い無かったわ。
 司がこう成るのは、何時(いつ)も、つくしちゃん絡みよね。
 司は、もうそろそろ、つくしちゃんの所へ行きたく成ったのかしら?”と…。
 


実は、ひなが嫁いだ事で、司自身、漸く、肩の荷が下りて居た事は、事実…だったのだ。


其れに加えて、其の後の進は、一人前に成長して居て、何時(いつ)でも、司の後を継がせられる状況に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
司の心の中では、酔い潰れて虚ろな中でも、自身の妻と成った つくしに懇願して居たのだった。


“なぁ~、つくし…もうそろそろ、良いだろ?
 ひなは、リュウの下に嫁いだ。
 で、進も、何時(いつ)でも俺の後を継げる。
 其れ位ぇ、進は成長した。
 俺の役目は、もう終わったよ。
 だからこそ、俺は、そろそろ、つくしと一緒に居てぇ!
 漸く、其の日が来たんだよ。
 早く、俺をお前の下に連れて行けよ‼”と…。


そして、其の後、暫く経ってからだったのだが、漸く、司は、つくしの下に旅立ったという訳…だったのだ。



実は、母親に引き続き父親を亡くし、結果的に、30歳前半の若さで両親を亡くしてしまったひなは、塞ぎ込む日々…だったのだ。


だからだったのだろう。
其の後、其の事を知った自身の伯母で在る 椿から、自身の父親で在る 司のNY時代の若き日の話しを聞かされた事で、ひなは、漸く、立ち直って居たのだった。


実は、ひなは、自身の伯母で在る 椿からの色々な話しを聞いた後で、更に…。


「司は、此れ迄、頑張ったと思うのよ。
 ひなちゃんが嫁いだ事で、漸く、肩の荷が下りたんじゃ無いのかしら?
 だから…ね。
 こんなに早く、司がつくしちゃんの下に逝ってしまった事を許して上げてね!」


と、自身の伯母で在る 椿から色々な話しを聞いた事が切っ掛けと成って、ひなは、思い直すのだった。
そして、此の時のひなは、立ち直ったのだった。


“そうだよね。
 パパにとっては、行き成り、自分自身の前に現れた娘が大人に成って居たんだもんね。
 そりゃあ、吃驚したよね。
 其れに、折角、ママの記憶を思い出したのに、既に、此の世にママは居なかった。
 其の事を知ったパパ自身、後悔しても後悔し切れなかったのかも知れない。
 だから、早く、ママの傍に行きたかったんだよね。
 だったら、仕方無いからパパを許して上げる。
 パパ…今迄、有難う!
 パパ…ママと仲良くしてね!
 喧嘩しちゃあ、駄目だから…ね。
 良い、パパ…。
 ちゃんと、パパは、ママに謝るのよ。”と、其れはまるで、母親かの様に…。


と言うのか?
此の時のひなは、既に、一児の母親に成って居たのだが…。


だからだったのかも知れない。
此の時のひなは、其れはまるで、自身の息子に言い聞かせて居るかの様な言いっぷり…だったのだ。



そして、勿論、司は、つくしと仲良くして居る事だろう。



PS.


実は、つくしを亡くして居た事を知った司は、既に、司自身、決心して居た事で、司から事の次第を聞いて居たあきら と 桜子夫妻が司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓に、「司君が懇願して居た事です。」と、話し始め乍らも、司から聞いて居た話を話しして聞かせて居たのだった。


勿論、あきら と 桜子夫妻からそんな話しを聞いた司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保は、“司らしい。”と、思って居たのだが、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の夫とは考えて居る事が違って居たのだった。


“司は、何て、浅はかなのかしら?
 つくしさんから怒られると良いわ。
 いいえ、きっと、怒られて居る事でしょうね。”と…。


だが、其れでも、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にとって、司がそう願った事自体、理解出来る所も有ったのだ。


だからこそ…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、更に、思うのだった。


“司らし過ぎて、仕方無いのかも知れないわね。
 此れ迄、司は、つくしさんが傍に居なくても、十分、頑張ったわ。
 司…良く、頑張りました。”と、司の母親らしく…。



fin



<此の二次小説『司の其の後【会いたい】…<つかつく>  番外編』の中に出て来る司の
 其の後は、『自決』を意味するものでは在りません。
 司の『懇願』と受け取って頂けると幸いです。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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