tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  26.




<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  26.』の中に出て来る一
 部の言葉に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  25.』のエピローグ
 <リムジンに乗車後の滋 と 優紀 と 桜子との会話>】


桜子は、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人への滋からの要望の話しを聞いて居た時点で、ずーっと、気に成って居た事が有ったのだ。


だからだったのだろう。 
桜子は、滋 と 優紀と一緒に大河原家のリムジンに乗車後、滋に聞いて視たのだった。


「滋さん…ご両親にあんな事を言って、良かったんですか?
 あんな風に、大河原のおじ様とおば様に先輩の此れからの事をお願いして…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、茶目っ気たっぷりに、優紀 と 桜子に言って魅せて居たのだ。


「ちょっと、強引だったかな?」と…。


其処で、滋からのそんな言い方を聞いて居て、滋自身が自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に、何を言いたかったのか?
此の時の桜子には、分かった様な気がして居たのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時の桜子は、滋からのそんな話しに同調するかの様に、態と、そんな風に、言って除けるのだった。
先の言葉を、滋に促すかの様に…。


「そうですね。
 ちょっと、強引だったかも…。」と…。


其処で、滋は、真剣な顔付きに成って、更に、優紀 と 桜子に話しし始めるのだった。


「仕方無かったんだよ。
 だって、つくしは、両親と弟を、一瞬で亡くした事に成るんだよ。
 しかも、其の場に、つくしも一緒に居た状態で、つくしだけが生き残った状態で…。
 と言う事は、つくしの家族は、もう、此の世には居ないんだよ。
 こんな悲しい事って有る?
 其れに、意識を回復した後のつくしが其の事を知ったら、つくし自身、如何言う行動に出
 るのか?
 私には、手に取る様に分かるんだよ。
 だからこそ…。
 今のつくしには、『家族』が必要…何だよ。
 つくしを支えて上げられる様な家族が…。
 其の役目を、私がしたいの。
 事前に、優紀 と 桜子に相談もせずに、私一人で勝手に行動した事は、悪いと思ってる
 よ。
 でも、其れでも、私に任せて欲しかったの。
 其れに、私は、つくしに償いたいの。
 司 と  つくしの二人を離れ離れにしてしまった償いを…。
 だから…さ。
 勝手に行動して、ご免!」と、優紀 と 桜子に頭を下げ乍ら…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀 と 桜子は、お互いの顔を見合わせ乍ら、頷き合った後…。
それぞれ、滋に話しし始めるのだった。


「滋さん、顔を上げて下さい。
 今は、まだ、17歳の未成年で在る つくしの『法廷代理人』を、誰かに成って貰わなけれ
 ば成らなかったのなら…。
 其れは、大河原のおじ様とおば様が相応しい事は、誰が如何見ても、一目瞭然だと思いま
 す。
 大河原のおじ様とおば様は、世間でも知られて居る立派な地位の在る方ですから…。
 其れに、私の父親は、一介のサラリーマンです。
 ですから、うち(松岡家)では、却下されて居たかも知れません。」


「其れに、私の祖母も、家柄がどうのこうのという前に、年齢的に、却下されてしまうかも
 知れません。
 やっぱり、大河原のおじ様とおば様が相応しい事は、誰が如何見ても、優紀さんが仰る通
 り、一目瞭然だと、私も思います。
 ですから、此れは此れで、良かったんだと思いますよ。
 でも、私は、事前に、相談して欲しかったですけど…ね。」と、嫌味かの様に…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、そんな風に、自身に言って来た桜子に対して、更に、謝って魅せるのだった。


「本当に、相談もせずに、勝手に、決めてご免!」と…。


だが、此の時の桜子は、そんな滋に、更に、言って除けるのだった。


「今回は、滋さん自身、先輩の事を思ってした事でしょうから、許しますけど…。
 今度…は、有りませんから…ね。
 先輩の事でしたら、どんな事でも、優紀さん と 私にも、話しして下さいよ。
 今度からは、勝手に、コトを進めないで下さいよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、許された事に気を良くしたのか?
満面の笑みで、そう言って来た桜子と約束するのだった。


「うん、分かってるって…。」と…。


だからだったのだろう。
反省して居るのか? or して居ないのか?
全く、訳が分からないそんな滋を見て居た此の時の桜子は、そんな滋に対して、呆れ乍らも、“はぁ~。”と、溜息を吐く(つく)のだった。


そして、此の時の優紀は、そんな滋を観て居て、“可愛い。”と、自身より年上で在る筈の滋に対して、そう思い乍ら、クスクスと笑って居たのだった。


其れは、何方が年上なのか分からない様な会話をして居る滋 と 桜子のそんな遣り取りを観て居たからなのかも知れない。


だからだったのだ。
此の時の滋 と 優紀 と 桜子は、此れからのつくしの事を、3人で見守り続ける事を誓い合うのだった。



そして、其の後の滋 と 優紀 と 桜子は、『三人寄れば文殊の知恵』と、言わんばかりに、3人で相談し合った結果、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様に相談を持ち掛ける事に成るのだった。


云わば…。
あの一件以来、滋は、つくしの事に関して、優紀 と 桜子に、必ず、相談する様に成ったという訳…だったのだ。



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  25.』のエピローグ
 <滋達 T3寄りも、先に、〇〇病院を出て来た滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原
  夫人との会話>】


其れは、大河原家のリムジンでの会話…だったのだ。


先ずは、滋の母親で在る 大河原夫人が口火を切ったのだ。


其れは、まるで、滋の父親で在り、自身の夫でも在る 大河原社長の気持ちを訊き出すかの様に…だったのだ。


「もしかしたら、滋は、牧野さんの本当の『お姉さん』に成りたいのかも知れないわ。」と…。


だが、其処で、此の時の滋の父親で在る 大河原社長は、自身の見解を述べ始めるのだった。


「勿論、滋の気持ちは、そうなのかも知れん。
 でも、其れは、最終的に…で在って…。
 本来の滋は、後悔して居るんじゃ無いだろうか?」と…。


だが、実は、此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、滋の父親で在り、自身の夫でも在る 大河原社長の言いたい言葉の意図が見えて来なかったのだ。


だからだったのだ。
此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、滋の父親で在り、自身の夫でも在る 大河原社長に訊き始めるのだった。


「“滋が後悔して居る。”とは、如何言う意味ですの?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋の父親で在る 大河原社長は、滋の母親で在り、自身の妻でも在る 大河原夫人に、其の意図を説明し始めるのだった。


「滋が言って居たんだよ。
 滋は、あの島に司君と牧野さんを連れて行った事は、“自分自身にも、非が有る。”と、あ
 の日に、言った後に…な。
 私だけに、“司(君)とつくし(牧野さん)をあの島に連れて行った事を後悔して居
 る。”と…。
 其れに、もしかしたら、滋は、あの島に司君と牧野さんを連れて行った事で、二人を離れ
 離れにしてしまったのは、“自分自身のせいだ‼”と、思って居るのかも知れんな。
 だからだったのだろうな。
 “つくし(牧野さん)に償いたい‼”と、滋がそう考えたとしても、何ら可笑しくないだろ
 う。
 だからこそ…。
 私達に、牧野さんの『法廷代理人』にだけじゃ無く、“両親に成って欲しい。”と、言って
 来たのかも知れん。
 其れに、今回の事故で、牧野さんは、家族を同時に失い、経った一人に成ってしまった。
 牧野さんに、“家族を与えて上げたい。”と、滋がそう考えたとしたのなら、其れは、極自
 然な話しなのかも知れん。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、滋の父親で在り、自身の夫でも在る 大河原社長からの話しを聞いて、尚も、決心が付いたのだった。


「でしたら、滋の思いを尊重して上げませんか?
 私(わたくし)は、道明寺の奥様から聞いた『牧野さん』しか知りませんわ。
 でも、滋の言う『牧野さん』とは、随分、掛け離れてますの。
 私(わたくし)は、私(わたくし)の此の目で、本当の『牧野さん』を見て視たいと思っ
 て居ますの。
 ですから、滋の言う様に、取り敢えずは、戸籍云々は度外視して、本当の『牧野さん』
 が何方なのか?
 見て視たいと思いますわ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋の父親で在る 大河原社長も、滋の母親で在り、自身の妻でも在る 大河原夫人に同調するかの様に、返答するのだった。


「実は、私も、そう考えて居た。
 其れで、滋の気が済むのなら、“そうして遣った方が良いのでは無いだろうか?”と…な。
 例え、牧野さんが嫌がったとしても、滋の事だ‼
 滋は、牧野さんを丸め込む気だろう。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、滋の父親で在り、自身の夫でも在る 大河原社長からのそんな話し振りに、同調する様に返答するのだった。


「そうですわね。
 滋は、こうと決めたら、強引にコトを進め様としますから…。
 あなたが言う通り、滋は、きっと、牧野さんを丸め込む気でしょうね。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人の気持ちは、一致したという訳…だったのだ。



なので、其の後、つくしは、大河原家の養女と成るのだった。


云わば…。
滋の思いが、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人の気持ちを動かしたと言う事と成ったのだった。

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