tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  27.




<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  27.』の中に出て来る一
 部の言葉に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  25.』のエピローグ】


実は、つくしの様子を窺う為に、毎日、〇〇病院に行脚して居た滋 と 優紀 と 桜子が心配する中…当のつくしは、未だ、意識が回復して居なかったのだ。


其の状況は、つくしが〇〇病院に運ばれてから、一週間は優に超えて居たのだ。
そして、優紀が警察から連絡を貰って、其の日は、既に、6日は経って居たのだ。
其れでも、当のつくしは、未だ、意識が回復して居なかったのだ。



仕舞いには、滋自身、つくしに、呪文を掛け始める様に成ったのだ。


其の滋の呪文は、効いて居るのか? or 効いて居ないのか?
此の時の桜子にとって、全く、分からない様な『呪文』…だった事は言うまでも無かったのだ。


何故なら…。
此の時の滋のそんな呪文は、此の時の桜子にとって、『呪文』という寄りも、『懇願』の様な気さえして居た桜子…だったのだ。


「早く、起きろ、つくし‼
 早く、起きろ、つくし‼」と…。



実は、此の時の滋は、眠って居るつくしの目の真上で、呪文の様な言葉を唱え、そして、自身の手を動かし乍ら、何やら、怪しげな動きをさせて居たのだ。


だが、此の時の優紀は、桜子にとって、“優紀さんは、チャレンジャーですね⁉”と、言いたく成る様な言葉を滋に訊き始めるのだった。


「滋さん…其の呪文の様な言葉 と ポーズは、一体、何ですか?」と…。


其処で、滋は、飄々と、言って除けるのだった。


「“つくしが早く起きます様に…。”って、『お呪い(おまじない)』をかけてるのよ。
 優紀も、一緒に、つくしに、『お呪い(おまじない)』をかけない?」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、そう言って来た滋と一緒に、つくしに『呪い(まじない)』をかけ始めたのだった。



だが、何時(いつ)も、冷静な桜子は、冷ややかな目で、そんな滋 と 優紀を観て居たのだった。


何故なら…。
此の時の桜子は、一人、思って居たのだ。


“そんな『お呪い(おまじない)』をかけただけで、先輩が目を覚ましてくれたのなら、何
 も苦労しませんよ。”と…。



だが、此の時の滋にしても、優紀にしても、つくしが目を覚ましてくれるなら、何かに縋りたい気分だった事は言うまでも無かったのだ。


勿論、そんな風に思って居る桜子さえも、実は、滋 と 優紀と、同じ思いだった事は言うまでも無かったのだ。



其れでも、つくしが〇〇病院に運ばれてから5日が経った未だに、当のつくしの意識が回復する事は無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の滋 と 優紀は、そんなつくしに『呪い(まじない)』をかけ始めたのかも知れない。



そして、つくしが〇〇病院に運ばれてから一週間が経った頃…。
漸く、つくしが目を覚ましたのだ。


勿論、此の時の滋 と 優紀 と 桜子にとっては、『漸く』と、言っても良い位経った頃の事…だったのだ。



だが、漸く、つくしが目を覚ましたというのに、つくしの様子が違って居たのだ。
実は、目を覚ました時のつくしの第一声は…。


「此処は何処?
 私は、誰?」…だったのだ。



勿論、此の時の滋 と 優紀 と 桜子にとっては、「此処は何処?」…迄なら、つくしの言いたい事も分かるのだ。
だが、此の時のつくしが言った言葉の中には、其れ以外にも続きが有ったのだ。


「私は、誰?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋 と 優紀 と 桜子は、そんなつくしからの呟き(独り言)とでも言って良い言葉に、実は、驚愕して居たのだ。



だからだったのかも知れない。
思わず、桜子は、つくしの傍に寄り、つくしに声を掛けるのだった。


「先輩…私が分かりますか?
 先輩の『可愛い後輩』の桜子ですよ。」と…。


だが、此の時のつくしは、『可愛い後輩』と、言う言葉だけを連呼し乍ら、首を捻って居たのだ。


其処で、滋も、桜子に続いて、そんなつくしに声を掛けるのだった。


「つくし…私が分かる?
 私は、つくしの『姉』の滋だよ。」と…。



実は、此の時の滋がつくしに掛けた声掛けの言葉に、此の時の優紀 と 桜子が驚愕する程…だったのだ。


何故なら…。
まだ、はっきりと決まった訳では無かったから…だったのだ。


だからだったのだ。
つくしへのそんな滋からの声掛けの言葉を聞いた此の時の優紀 と 桜子は、お互いの顔を見合わせ乍ら、それぞれ、同じ事を思って居たのだ。


“まだ、大河原のおじ様とおば様からの了承の言葉を聞いて居ないのに…。
 滋さんは、勝手に、そんな話しを、つくし(先輩)にしても、大丈夫なのだろう
 か?”と…。



だが、当のつくしは、そんな滋の言葉に反応したのだ。


「貴女は、私の『お姉さん』…何ですか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、満面の笑みで、つくしに返答の言葉を伝えるのだった。


「そうだよ。
 私がつくしの『お姉さん』だよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、『姉』だという滋に、訊き始めるのだった。


「私の名前は、『つくし』と、言うんですか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、そんな風に、自身に訊いて来たつくしに即答するのだった。


「そうだよ。
 『つくし』って、名前…何だよ。」と…。



其処で、優紀は、“肝心な事をつくしに訊かないと…。”と、思った事で、つくしに訊き始めるのだった。


「つくしに訊くね?
 “つくしは、自分自身の事を何も覚えて居ない。”って、事で良いのかな?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、そんな風に、自身に訊いて来た優紀に頷くのだった。



だからだったのだろう。
そんな様子のつくしを見た事で、此の時の桜子は、ICUのナースセンターに向かうのだった。
そして、つくしの現状を、ナースに伝えるのだった。


「先程、『牧野つくし』さんが目を覚まされました。
 ですが、何も覚えて居ない様子…何です。
 ドクターを呼んで下さいますか?」と…。


だからだったのだ。
ICUのナースセンターは、騒然とするのだった。
そして、其の後、ドクター(つくしの主治医)がつくしの下に現れたのだ。


其処で、其の後のつくしは、検査に入る事に成ったのだ。



そして、滋は、つくしの主治医から、「お父様とお母様を呼んで頂けますか?」と、言われた事で、此の時の滋は、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人を呼び出すのだった。


「つくしが目を覚ましたんだけど…自分自身の記憶が無いみたいなの。
 今、つくしは、検査に入ったわ。
 ドクターから、“パパとママ(お父様とお母様)を呼んで欲しい。”って、言われたんだけ
 ど、今直ぐ、こっち(〇〇病院)に来て貰えないかな?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、自身達の娘で在る 滋に返答するのだった。


「「分かった(わ)。
  今直ぐ、そっち(〇〇病院)に行く(わ)。」」と…。


そして、検査を終えたつくしは、また、ICUに運ばれたのだった。



そして、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人 と 滋は、ドクター(つくしの主治医)からの話しを聞く事に成ったのだった。


「つくしさんの手術に関して、術後の異常は、見受けられませんでした。
 また、脳波に関しても、異常は視られませんでした。
 ですが、やはり、事故の時点で、頭を強く打ち付けた恐れは有るやも知れません。
 ですので、皆さんの仰る通り、つくしさんの記憶が無いという事は否めません。
 ですので、つくしさんが記憶喪失に成って居るという事は、事実の様ですね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、つくしの主治医の目の前で、自身達が相談した話しを、自身達の娘で在る 滋に話しし始めるのだった。


先ず、滋の父親で在る 大河原社長が代表かの様に、自身達の娘で在る 滋に話しし始めたの事は言うまでも無かったのだ。


「実は、ママと話し合いをした結果…。
 先ずは、戸籍云々は、度外視して、取り敢えず、つくしを大河原家にて、受け入れ様と思
 う。
 其れで、良いだろう。 
 なぁ~、滋…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、先ず、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に確認するかの様に、訊き始めるのだった。


「其れって、つくしにも、パパとママの事を、私と同じ様に、『パパ・ママ』って、呼ばせ
 ても良いって事よね?
 其れに、つくしをパパとママの娘として、つくしに話ししても良いって事だよね?
 其れと、此の件は、話し合いした結果という事だけど、“ママも賛成してくれてる。”っ
 て、私が思っても良いんだよね?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、自身達の顔付きを観乍ら、そんな風に、訊いて来た(自身達の娘で在る)滋に話しし始めるのだった。


実は、此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は頷き乍ら…。
また、此の時の滋の父親で在る 大河原社長は、笑顔に成り乍ら、自身達の娘で在る 滋に話しして居た事は言うまでも無かったのだった。


「そういう意味だよ。
 勿論、滋が言って居た通り、戸籍云々は、先ずは、度外視して、つくしと接し乍ら、今
 後、一緒に考えて行く事とし様!」と…。



実は、此の時迄の滋は、“パパとママだったら、そう言ってくれるだろう。”と、確信して居た滋だったのだが、其れでも、不安だった事は言うまでも無く、そう言ってくれた事に、此の時の滋自身、実は、ホッとして居たのだ。


其処で、此の時の滋は、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に言えた言葉…だったのだ。


「うん、其れで、十分だよ。
 本当に、有難う!」と…。



だからだったのだ。
其の(〇〇病院の)場で、また、大河原家の弁護士が呼ばれ、滋の父親で在る 大河原社長は、大河原家の弁護士に話しを進める様に伝え、大河原家の弁護士に準備をさせるのだった。



そして、其の後の優紀 と 桜子は、滋から、そんな話しを聞いて、実は、ホッとして居たのだ。


何故なら…。
勝手に、滋がつくしに言って居た言葉(『つくしの姉』と、言う言葉)が、其の後の優紀 と 桜子にとって、ずーっと、気に成って居たから…だったのだ。


“結果的に、つくし(先輩)に、嘘を付く事に成るのでは無いだろうか?”と…。


だからこそ…。
此の時の優紀 と 桜子は、滋から、そんな話しを聞いて、実は、ホッとして居たという訳…だったのだ。



そして、其の後の滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人は、大河原家の執事 や 使用人頭に、今回のつくしの件が話しされたのだった。
自身達の娘で在る 滋からの要望として…。



そして、つくしの主治医で在る ドクターも、〇〇病院のドクター や ナースにも、此の件は、話しされたのだった。
“粗相し無い様に…。”と…。

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