tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  28.




<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  28.』の中に出て来る一
 部の言葉に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  27.』のエピローグ】


「此処は何処?
 私は、誰?」


桜子は、思い出して居たのだ。
つくしが目を覚ました後に、つくしが言った言葉に対して、驚愕した此の時の桜子は、思わず、つくしの傍に近寄り、つくしに声を掛けて居た自分自身の言葉について…。


「先輩…私が分かりますか?
 先輩の『可愛い後輩』の桜子ですよ。」と…。



だからだったのだ。
此の時の桜子は、自分自身がつくしに言った其の『可愛い後輩』と、言う言葉を思い出して、其の後、滋 と 優紀に相談するのだった。


「私、思わず、先輩に言ってしまいましたよね?
 “先輩の『可愛い後輩』の桜子ですよ。”って…。
 如何しましょう⁉
 先輩は、きっと、私からの言葉に、何か、変に感じて居ましたよね?
 其れに、私が先輩に言ってしまった事なので、申し訳無いと言えば、申し訳無い事に成っ
 てしまったんですけど…。
 もし、此れ迄の先輩と私の関係を、先輩から訊かれたとしたら…。
 先輩に、如何、お答えしたら、良いのでしょうか?」と…。



【実は、目を覚まして直ぐ、桜子から『可愛い後輩』と、言う言葉を聞いたつくし自身、首
 を捻り乍ら、不思議で仕方なかったのだ。


 何故なら…。
 過去の記憶の無い現在のつくしからして視れば、『桜子』という大人っぽい女性を見た此
 の時のつくしにとって、如何見ても、桜子は、自分自身よりも年上にしか見えなかったの
 だ。


 だからこそ…。
 そんな言葉を桜子から聞いた此の時のつくしは、『可愛い後輩』と、言う言葉だけを連呼
 して居たのだから…。


 だが、其の後、滋も、桜子に続いて、そんなつくしに声を掛けた事で、桜子がつくしに言
 った其の『可愛い後輩』と、言う言葉は、つくしの中で、有耶無耶に成って居たのだ。


 云わば…。
 滋のファインプレー…だったのだ。


 だからこそ…。
 此の時の桜子は、其れ以上、つくしから突っ込まれずに済んで居たのだろう。



 実は、つくし自身、過去の記憶を、全て、失くして居様が、居まいが、根本的なつくしの
 本質は、全く、変わって居ない様子…だったのだ。


 何故なら…。
 桜子がつくしに言った其の『可愛い後輩』と、言う言葉自体、桜子に続いて、滋から声を
 掛けられた事で、此の時のつくしの中では、すっかり、忘れ去られて居たのだから…。


 だからだったのかも知れない。
 そんな風に、滋から声を掛けられた時のつくしの興味は、既に、滋の方に向いて居たの
 だ。


 だからこそ…。
 そんな風に、滋から声を掛けられた時のつくしは、そんな滋からの言葉に、反応して居た
 のだから…。】



其処で、滋は、そんな風に、桜子から相談を受けても、何気に、返答するのだった。


「つくしは、英徳(学園)出身って事で良いんじゃ無いの?
 元々、つくしは、英徳高校…何だし…。
 全て、其の方が、辻褄が合うんじゃ無い。
 【何故、つくしがF4と知り合いなのか?】と言う事も…。
 私と桜子が、【何故、知り合いなのか?】と言う事も…。」と…。


だが、此の時の桜子にとっては、合点がいかなかったのだ。


何故なら…。
滋は、永林学園で、つくしが英徳学園だとしたら…。
姉妹で、別々の学園の在籍と言う事に成る。


だからだったのだろう。
そう思えばこそ、此の時の桜子は、危惧して居たのだ。


“果たして、其れで、良いのだろうか?”と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、そんな滋に訊けた言葉…だったのだ。


「本当に、其れで、良いんですか?
 まだ、大河原のおじ様とおば様と、相談して居ないのに…。」と…。


だが、其れでも、此の時の滋は、飄々として居たのだ。


「良いの、良いの。
 辻褄が合わない方がヤバいでしょ!
 パパとママには、私の方から言って置くから…。
 其れに、其の方が、パパに相談し易いし…。
 パパなら、良い案を考えてくれるかも…ね。」と…。


だからこそ…。
此の時の桜子は、拍子抜けする位に、そんな風に、呆気らかんとして居る滋に言えた言葉…だったのだ。


「分かりました。
 宜しくお願い致します。」と…。


だが、此の時の桜子は、其れでも、密かに、思って居たのだ。


“本当に、其れで、良いのだろうか?”と…。


だが、其の後、此の話しは、滋の作戦通りに、コトが運ぶのだった。



【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  10.』 と 『Close to you~お前の傍
 に~…<つかつく>  20.』のエピローグ】


実は、此の時点に於いての優紀も、桜子と同じ事を思って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、つくしの状況を観て、滋に訊けた言葉…だったのだ。


実は、此の時の優紀が滋に訊く事にしたのには、理由が有ったのだ。


“(優紀自身が)つくしから敬遠されなくても良い様に…。”と、言う事が、此の時の優紀の最大の理由…だったのだ。


何故なら…。
現在のつくしから、自分自身を受け入れてもらえない可能性も有るのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、予防線を張るかの如く、現在のつくしから、自分自身を受け入れてもらう為の準備をし始めたのかも知れない。



だからだったのだろう。
此の時の優紀は、滋に訊けた言葉…だったのだ。


「じゃあ、私は、如何したら良いですか?
 実は、私は、まだ、ちゃんと、つくしと挨拶を交わして居ないんです。
 如何、挨拶して良いのかも分からなかったので、敢えて、挨拶せずに居ましたが…。
 きっと、つくしも、私の存在が気に成る時が来ると思うんです。
 でも、今のつくしには、私がつくしの幼馴染で親友だとは言えないですよね。
 だからこそ…。
 つくしと私が如何言う間柄なのか?
 事前に、相談して置きたいんですけど…。」と…。


実は、此の件に関して、滋からでは無く、桜子から優紀に言って来たのだ。


「もし、先輩が英徳(学園)出身で良いのでしたら…。
 先輩 と 私は、英徳(学園)で知り合ったという事に成ります。
 ですから、優紀さんは、私の祖母のお茶のお弟子さんという事にしたら、如何でしょう
 か?
 なので、優紀さんは、私の知り合いという事に成りますけど…。
 だって、優紀さんは、確か、高校で、茶道部…何ですよね?
 でも、其れは、高校迄で、高校を卒業すれば、優紀さんは、茶道部には居られなく成りま
 す。
 もし、其の後、茶道を続けるのだとしたら、優紀さんは、何処かに習いに行くしか無い。
 だったら、私の祖母のお弟子さんに成れば、私と知り合いだったとしても、何ら、変では
 有りませんよね。
 実は、私の祖母は、お茶だけでは無く、華道も、着付けも、書道も、師範の免除を持って
 居るんです。
 唯、お弟子さんを取って来なかっただけで…。
 勿論、“優紀さんに「続けたい‼」と、言う意思が有れば…。”と、いう意味ですけど…。
 無理強いはしませんので…。」と…。


其処で、優紀の瞳(め)は、輝き始めたのだ。


何故なら…。
優紀自身、“高校を卒業しても、茶道を続けたい‼”と、思って居たから…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の桜子からの提案に関して、喜びを露わにする優紀…だったのだ。


“つくしに申し訳無いよ。”と、思い乍らも…。



だが、其れには、桜子からの条件付きだった事は言うまでも無かったのだ。


「優紀さんには、お伝えし無ければ成らない事が有りますの。」と…。


其処で、此の時の優紀は、そう自身に言って来た桜子の方を見据えて、返答の言葉を伝えるのだった。


「はい、何でしょうか?」と…。


其処で、此の時の桜子は、優紀に遠慮する事無く、話しし始めるのだった。


「ええ、此の私からの提案の話しは、私から打診したのでは無く、優紀さんからの要望だと
 いう事にして貰いたいんです。
 優紀さんは、茶道部で居らっしゃいますので、其の方が辻褄が合うと思うんです。
 私からの打診だという事にすれば、変に、勘付く方も居らっしゃいますので…。
 “三条(私)の作戦だろう。”と…。
 ですので、此の件に関して、もし、誰かから、何か聞かれたとしても、“私(優紀さん)
 からの要望で、実現した。”と、仰って頂けますか?
 宜しくお願い致します。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、そんな桜子からの要望の話しについて、了承するのだった。


「承知しました。」と…。



そして、其の後の桜子は、滋 と 優紀との間で話し合った内容について、自身の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様に話しするのだった。


「実は、お祖母様にお願いしたい事が御座いますの。」と、言い乍ら…。


そして、滋 と 優紀 と 桜子との間で話し合った内容の全てを、此の時の桜子は、自身の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様に話しして聞かせるのだった。


だからだったのだろう。
此の時の桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様は、自身の孫娘で在る 桜子からの話しを、最後迄、聞いて遣るのだった。


勿論、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様にとって、桜子は、目の中に入れても痛くない程、可愛い孫娘なのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様は、そんな風に、自身に話しして来た自身の孫娘で在る 桜子からの要望を受け入れる事とするのだった。


なので、優紀は、本格的に、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様から茶道の享受を受ける事に成ったのだった。



だからこそ…。
F4ラウンジにて、F4から(という寄りも、類から)聞かれて居た此の時の桜子は、間髪入れずに、此の話しを、F4に言えた話し…だったのだ。

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