tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  30.




<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  30.』の中に出て来る一
 部の言葉の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



其の後のつくしは、順調に、回復して居る事から、ICU➡一般病棟に移ったのだ。


勿論、つくしの病室は、VIPルーム…。
所謂、特別室…だったのだ。



そして、依然として、つくしの記憶は回復して居なかったのだ。


だが、“滋は、其の方が良い。”と、思えて居たのだ。


何故なら…。
もし、つくしの記憶が、今、戻ってしまったら…。
つくしの本当の家族で在る 牧野家の中で、自分一人だけが一命を取り留めた事を後悔する事が目に見えて居たから…だったのだ。


もしかすると、“申し訳無い。”と、つくしは、悲観的に成ってしまうかも知れない。
否、つくしは、“生きて行けない。”と、後悔の日々を送るかも知れない。


だからだったのだ。
此の時の滋は、“此れで良いんだ‼”と、考える様にして居たのだ。



そして、つくしは、未だ、自分自身の過去の記憶を失ったままだったのだが、そんな中でも、精神的には、徐々に、落ち着きを取り戻し始めるのだった。


勿論、其の陰には、滋 と 優紀 と 桜子の支えが有った事は言うまでも無かったのだ。



そして、滋の母親で在る 大河原夫人も、滋 と 優紀 と 桜子…程では無かったのだが、つくしのお見舞いに訪れる日々…だったのだ。


其処で、滋の母親で在る 大河原夫人は、つくしと接して行く内に、つくしの本質を見抜き始めるのだった。



実は、滋の母親で在る 大河原夫人は、自身の娘で在る 滋の言って居たつくしが、本当のつくしだったという事を知った事で、驚愕して居たのだ。


何故なら…。
以前、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から聞いて居たつくしの話しとは全く違うつくしの本質…だったのだから…。


云わば…。
滋の母親で在る 大河原夫人の目の前に居るつくしは、以前、自身の娘で在る 滋から聞いて居たつくし…だったのだ。


そして、優紀 と 桜子からもつくしの話しを聞いて居た滋の母親で在る 大河原夫人は、思って居たのだった。


“言う成れば、此れが、本当の牧野さんなのだろう。
 私(わたくし)が道明寺の奥様から聞いて居たお話しは、司さんと牧野さんの仲を阻害す
 る為の『嘘の牧野さん』…だったと言う事…何でしょうね。”と…。


だからだったのだ。
つくしの本質を知った此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、更に、考えて居たのだった。


“滋は、牧野さんの『姉』として、牧野さんの傍に居るだけで、落ち着いて来た様に感じる
 わ。
 もし、今、滋から牧野さんを引き剥がす様な事をすれば、きっと、滋は、司さんと同じ様
 な状況に成ってしまうでしょうね。
 でしたら、滋の為にも、私(わたくし)達 家族で、牧野さんを守って行くべきだ
 わ。”と…。



だからだったのだ。
滋の母親で在る 大河原夫人は、自身の夫で在る 大河原社長に願い出るのだった。


「牧野さんを大河原家の養女に致しましょう。
 私(わたくし)が観て居て、滋は、牧野さんの『姉』として、牧野さんの傍に居るだけ
 で、落ち着いて来た様に感じるのよ。
 もし、今、滋から牧野さんを引き剥がす様な事をすれば、滋は、きっと、司さんと同じ様
 な状況に成ってしまう様に思うのよ。
 ですから、『つくし』を大河原家の養女に致しましょう。」と…。



実は、滋の父親で在る 大河原社長も、自身の娘で在る 滋を観て居て、滋の様子が、此れ迄と何処か変わった様に思えて居たのだ。


云わば…。
落ち着いて来た様に見えるというのか?
しっかりして来たというのか?


何時(いつ)も、「私が、つくしの姉として、しっかり、つくしを支えて行かなきゃ‼」と、言って居る滋自身の言葉を反映して居るというのか?


兎に角、滋は、もう既に、『つくしの姉』に成って居たのだろう。


だからだったのだ。
自身の妻で在る 大河原夫人からの打診が無くても、此の時の滋の父親で在る 大河原社長は、既に、大河原家の弁護士を呼び出し、「つくしを大河原家の養女にする手続きを取る様に…。」と、伝えて居たのだ。
そして、既に、手続きは完了して居たのだ。


自身の妻で在る 大河原夫人を説得する事は、まるで、後回しにするかの如く…。
“其れが、将来の滋の為に成るのだ。”と、信じて…。


だからだったのだろう。
此の時の滋の父親で在る 大河原社長は、そんな風に、つくしの事を打診して来た自身の妻で在る 大河原夫人に言えた言葉…だったのだ。


「もう既に、手続きは済ませて有る。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の滋の母親で在る 大河原夫人は、自身の夫で在る 大河原社長の行動の素早さに、驚愕して居たのだ。



そして、其の後、滋の父親で在る 大河原社長は、大河原家の執事 及び 使用人頭に伝えるのだった。


「つくしは、正式に、大河原家の娘と成った。
 大河原家に関わる全てのスタッフにも、伝えて置く様に…。」と…。


だからだったのだ。
大河原家の執事 及び 使用人頭…。
そして、大河原家に関わる全てのスタッフに関しても、喜びで一杯…だったのだ。


何故なら…。
優紀 と 桜子もそうだったのだが…。
つくしは、滋の母親で在る 大河原夫人が大河原邸に居ない時に、滋からの招待を受けて、良く、大河原邸に遊びに行って居たのだ。


其の事に寄り、大河原家の執事 及び 使用人頭…。
そして、大河原家に関わる全てのスタッフは、つくしの事を知って居たし、つくしと接する内に、つくしの本質に触れて居たのだ。


だからこそ…。
自身達が仕える御主人様で在る 大河原社長から、此の話しを聞いた此の時の大河原家の執事 及び 使用人頭…。
そして、大河原家に関わる全てのスタッフは、大喜びして居たという訳…だったのだ。



という訳で、実は、つくしの本質について知らぬは、(司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から『嘘』を教えられて居た)其れ迄の滋の母親で在る 大河原夫人のみと言う訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
大河原家に関わる全てのスタッフは、大河原家の執事 及び 使用人頭からの指示の下…。
其のつくしの本質の話しに関しては、勿論、滋の母親で在る 大河原夫人に知らせない事にして居たのだった。



そして、其の後、自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人から此の話しを聞いた滋は、実は、ホッとして居たのだ。


何故なら…。
中々、つくしの事を『つくし』呼び出来ない自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人の事を、不安に思って居たから…だったのだ。


実は、自身達の娘で在る 滋から、「つくしの事を『つくし』呼びして欲しい。」と、言われて居た事は、事実…だったのだが、此れ迄、中々、つくしの事を『つくし』呼び出来なかった滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人では在ったのだ。
だが、此の日を境に、漸く、自然に、『つくし』呼びが出来る様に成って居たのだった。


勿論、此の状況を考えても、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人とて、此れ迄、つくしの前で、『牧野さん』呼びして居た訳では無かったのだ。
其れでも、中々、つくしの事を『つくし』呼び出来なかったのだ。


だからこそ…。
例え、漸く…だったとしても、自然な形で、つくしの事を『つくし』呼びして居た自身の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人のそんな様子を見て居た此の時の滋は、ホッとして居たという訳…だったのだ。


そして、此の話しについても、優紀 と 桜子は、滋から話しを聞いて居たという訳…だったのだ。



そんな日々も、数か月が経った頃…。
つくしの容態も、安定して来たのだ。


だからだったのかも知れない。
滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、自身の娘達で在る 滋 と つくしに、或る事を打診するのだった。


「つくしの容態も安定して来た事だし…。
 そろそろ、(大河原)邸に近い病院に転院し無いかしら?」と…。



実は、現在、つくしが入院して居る病院は、つくし達 牧野家の家族が事故に遭った場所に程近い郊外の病院…だったのだ。


だからだったのだ。
滋 と つくしは、此の件に関して、自身達の母親で在る 大河原夫人に了承して居たのだ。


だが、此の事を切っ掛けに、つくしの中に在る…或る事実が発覚するのだった。

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