【『Close to you～お前の傍に～…＜つかつく＞　　33．』のエピローグ　
　＜『PS．』のエピローグ＞】

実は、本来の優紀のお茶のお稽古は、平日のほぼ、毎日、行われて居たのだ。
（優紀　と　桜子の定期テストに寄る試験勉強以外の日は…。）

と言うのも、当初の優紀は、桜子と一緒に、つくしのお見舞いから三条邸に戻って来て（優紀は、お邪魔して）、桜子と共に、夕食を食した後に、お茶のお稽古は、行われて居たのだ。

だが、優紀にとっては、目の前に、大学受験が押し迫って来たのだ。

云わば…。
優紀は、そろそろ、余裕を持って居る場合では無かったのだ。

言う成れば…。
優紀は、そろそろ、受験勉強を行わなければ成らない時期が近付いて居たのだ。

だからだったのだ。
此の時の優紀は、意を決して、桜子の祖母で在る　旧　華族　三条家の大奥様に申し出て居たのだ。

「折角の厚意に、此の様な申し出をするのは、如何かと悩んだのですが…。
　そろそろ、大学に入る為の受験勉強を始めて行きたいと思います。
　其の為に、一旦、お茶のお稽古をお休みにしても宜しかったでしょうか？」と…。

だからだったのだ。
そんな話しを優紀から聞いた桜子の祖母で在る　旧　華族　三条家の大奥様は、優紀に話しし始めるのだった。

何故なら…。
此の時点で、既に、桜子の祖母で在る　旧　華族　三条家の大奥様は、優紀の事を気に入って居たのだ。

其れは、まるで、桜子と同じ自分自身の孫娘かの様に、桜子の祖母で在る　旧　華族　三条家の大奥様は、優紀を可愛がって居たのだ。

だからだったのだろう。
優紀の本質を見抜いた桜子の祖母で在る　旧　華族　三条家の大奥様は、更に、優紀のお茶に対する姿勢…そして、筋の良さに、此の時点で、既に、優紀を手放す事が出来なく成って居たのだった。

だからだったのだ。
此の時の桜子の祖母で在る　旧　華族　三条家の大奥様は、優紀に言えた言葉…だったのだ。

「分かりました。
　大学に入る為の受験勉強なら、此処（三条邸）で、すれば良いわ。
　私（わたくし）が、先生をお呼びします。
　其れに、優紀さんのご両親には、私（わたくし）の方からお話しして置きます。
　だから、心配要らないわよ。
　ですから、優紀さんが高校生の間は、此方のスケジュールで、毎日を過ごしなさい。」と、優紀にスケジュール表を見せ乍ら…。

だからだったのだ。
半強制的な状況では有ったのだが、其れでも、此の時の優紀にとっては、有り難い話しだったので、桜子の祖母で在る　旧　華族　三条家の大奥様からの指示に従うのだった。

「有難う御座います。
　宜しくお願いします。」と…。

其れに、優紀の母親にとっても、有り難いお話しだった事は言うまでも無く、断る気も、サラサラ、無く、返って、恐縮し乍らも、了承して居たのだ。

「娘の事を宜しくお願い致します。」と…。

何故なら…。
桜子の祖母で在る　旧　華族　三条家の大奥様からの打診が有ったからだけでは無く、三条家のリムジンにて、優紀の自宅迄、送り届けられて居たから…だったのだ。

だからだったのだ。
優紀もそうだったのだが、優紀の母親もまた、優紀が高校生の間、桜子の祖母で在る　旧　華族　三条家の大奥様からの厚意を素直に受け取り、三条邸にて、大学に入る為の受験勉強を始めて行くのだった。

そして、其の後の優紀が高校生の間のお茶のお稽古日は、実は、金曜日と土曜日に、優紀の受験勉強の後の1時間だけ行われて（おこなわれて）居たのだった。

そして、此の当時の桜子と言えば、優紀の受験勉強の為の授業時間の間を利用して、桜子のお稽古は行われて（おこなわれて）居たのだった。

だが、優紀が女子大に入学した事を機に、受験勉強の時間は必要無く成ったのだ。

だからだったのだ。
女子大に入学後の優紀は、其れ迄、行われて居た受験勉強の時間をお茶のお稽古の時間として居たのだ。

其れも、実は、桜子の祖母で在る　旧　華族　三条家の大奥様からの指示だったのだ。

何故なら…。
其の後のつくしが退院した事で、つくしが大河原邸に住まいを移し、此れ迄、毎日、お見舞いに出向いて居た優紀　と　桜子は、此れ迄の様に、毎日、大河原邸に出向く訳にもいかず、自ずと、時間が出来て居たのだ。

なので、此の当時の優紀　と　桜子の日々のスケジュールは、変更せずには居られない状況と成って居たのだ。

という訳で、優紀　と 　桜子の日々のスケジュールは…。
月曜日～金曜日の平日の桜子は、大学の講義の時間が終了すれば、三条邸に戻り、先ずは、お茶以外のお稽古を熟して居たのだ。

そして、月曜日～金曜日の平日の優紀に関しては、大学の講義の時間が終了すれば、先ずは、バイトに向かい、バイトを熟した後、三条邸にお邪魔して、桜子と共に、夕食を食した後、桜子と一緒に、桜子の祖母で在る　旧　華族　三条家の大奥様からお茶のお稽古を享受してもらって居たのだ。

そして、土曜日の優紀　と　桜子のスケジュールは、つくしと会う為に、大河原邸に向かう事…だったのだ。

そして、一日、大河原邸で過ごした後の優紀　と　桜子は、それぞれ、自邸（優紀は、自宅）に帰るのだった。

そして、日祝の優紀　と　桜子のスケジュールは、それぞれ、別行動…だったのだ。

何故なら…。
優紀は、朝から、バイトを熟して居たのだ。

なので、もし、日祝が試験日前…だったの成らば、日祝の優紀のスケジュールは、バイトをお休みにして、朝から、試験勉強をして居たのだった。

【『Close to you～お前の傍に～…＜つかつく＞　　33．』のエピローグ
　＜つくしの其の後＞】

実は、入院中のつくしも、退院してからのつくしも、相変わらず、滋　と　つくし姉妹の両親で在る　大河原社長　と　大河原夫人からの指示に寄り、英才教育を受けて居たのだ。

だが、此の時のつくしにとっては、其れが、英才教育だという認識が無いままに、英才教育を受けて居たのだ。

其の英才教育とは…。
勿論、滋　と　つくし姉妹の両親で在る　大河原社長　と　大河原夫人が用意した講師から受けて居たのだった。

と言うのも、滋　と　つくし姉妹の両親で在る　大河原社長　と　大河原夫人が用意した其の講師とは、或る主要国のネイティブスピーカーの講師…だったのだ。

そして、滋　と　つくし姉妹の両親で在る　大河原社長　と　大河原夫人は、其のネイティブスピーカーの講師を、数名、招聘して居たのだ。

何故なら…。
此の時のつくしの英才教育とは、ネイティブスピーカーの講師に寄り、主要国の日常会話が、或る程度、話せる様に成る事…だったのだ。

実の事を言うと、其の講師が、つくしの病室に来て居る日は、日本語の会話は、一切、無し…という事に成って居たのだ。

何故なら…。
滋　と　つくし姉妹の両親で在る　大河原社長　と　大河原夫人が用意した講師は、日本語が話せないという事にして居たのだ。

其の為に、滋　と　つくし姉妹の両親で在る　大河原社長　と　大河原夫人が用意した講師がつくしの病室に居る時は、日本語の会話は無しという事に成って居たのだ。

だからだったのだろう。
つくしは、自然と、英語以外にも、フランス語・イタリア語・ドイツ語等の日常会話位は、自然と、身に着き、会話出来る様に成って居たのだった。

そして、つくしが退院した後は、永林高校のオンラインに寄る授業を受けた後に、ネイティブスピーカーの講師に寄る英才教育以外の英才教育も行われて居たのだ。

なので、何時（いつ）の間にか？
つくしは、自然な形で、英才教育を受けて居た事に成って居たのだ。

そして、永林大学に入った（勿論、永林大学に入学後のつくしの講義も、オンラインに寄るモノ…だった事は言うまでも無かったのだが…。）後のつくしも、永林高校のオンラインに寄る授業を受けて居た当時と、全く、何ら変わり無く、永林大学のオンラインに寄る授業を受けた後、英才教育を受けて居たのだった。

其の事に関しても、つくし自身、全く、何の違和感も無く、英才教育を受ける事が出来て居たのだった。

そして、記憶を失う迄のつくしは、其の当時の滋から招待を受けて居た事で、良く、大河原邸にお邪魔して居た事も有り、或る程度の大河原邸の中の事も知って居たのだ。

だからだったのかも知れない。
退院後のつくしが大河原邸に居たとしても、つくし自身、何の違和感も持って居なかったのだ。

だからだったのだろう。
退院して直ぐの朝、目覚めた時のつくしが居る場所（部屋）に関して、『（滋が言う所の）つくしの自室』だと、例え、滋から聞かされたとしても、何の違和感も持って居なかったのだ。

何故なら…。
此の『つくしの自室』は、滋の自室と内装が似て居たから…だったのだ。

だからだったのだろう。
滋　と　つくし姉妹の両親で在る　大河原社長　と　大河原夫人は、そんなつくしを観て居て、ホッとして居た事は言うまでも無かったのだが、其の反面、不思議に思って居たのだった。

其処で、此の時の滋　と　つくし姉妹の両親で在る　大河原社長　と　大河原夫人は、自身達の娘で在る　滋に訊くのだった。

「「つくしは、如何して、最初から大河原邸に馴染んで居るんだろうか（のかしら）？」」と…。

だからだったのだ。
此の時の滋は、笑い乍らも、自身の両親で在る　大河原社長　と　大河原夫人に言って除けるのだった。

「実は、つくしだけじゃ無いんだけど…さ。
　優紀も、桜子も、良く、うち（大河原邸）に遊びに来て居たの。
　パパも、ママも、居ない日…だったんだけ…ね。
　だって…さ。
　其の当時のママは、つくしと会った事も無かった筈なのに…。
　つくしの事を毛嫌いして居たでしょ！
　だから、ママが居ない時に、つくし　と　優紀　と 　桜子を、うち（大河原邸）に招待
　して居たの。
　だから…ね。
　もしかしたら、つくしは、自然と、大河原邸に馴染んで居るんじゃ無いのかな。」と…。

其処で、滋　と　つくし姉妹の母親で在る　大河原夫人は、思って居たのだった。

“もし、其の時点で、つくしの本質を知って居れば、もっと、早い段階で、しかも、違う形
　で、つくしに向き合えて居たのかも知れないわね。”と、後悔するかの様に…。

という訳で、つくしは、例え、オンラインに寄るモノだったとしても、永林高校を卒業した事で、其のまま、エスカレーター式に、永林大学に入学したのだった。

そして、其の後のつくしは、そんな日々を過ごして居た中、大学2年生に成った時の事…だったのだ。
大河原家の中で、更なる出来事が発覚して居たのだった。

＜此の二次小説『Close to you～お前の傍に～…＜つかつく＞　　34．』の中に出て来る一
　部の言葉に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
　了承の程、宜しくお願い致します。＞