tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  37.




滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自分自身の考えて居た事を、自身の娘で在る 滋に話しし始めるのだった。


「実は、パパは、つくしが作成した論文を、最初は、読む気が無かったんだよ。
 “大学生が書いた論文等、高が知れてるだろう。”と、考えて居たから…ね。
 だからこそ…。
 つくしの論文自体を、最初は、期待して居なかったんだよ。
 だが、ママに促されて、つくしが作成した論文を読んで視たんだよ。
 ママの言う通りに読んで視て、本当に、良かったと思ったよ。
 読めば読む程、興味が湧いてくる。
 其れは、(永林大学の)教授もそうみたいだった。
 其処で…だ。
 永林学園側にも、了承を得て居る。
 此のつくしが作成した論文を企画書と見做して、滋 と つくしとで、大河原グループを
 盛り上げて行って欲しいと思う。
 其れは、(大河原グループの)重役達にも伝えて有る。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、自身の父親で在る 大河原社長に、確認するかの様に訊き始めるのだった。


「ところで、パパに確認して置きたいんだけど…。
 つくしの事を、(大河原グループの)重役達には、何て、伝えて有るの。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、何食わぬ顔付きで、自身の娘で在る 滋に言って除けるのだった。


「“私の末の娘だ。”と、言って有る。
 詳しくは言って居ないが…。
 皆、一様に、驚愕顔をして居た様だが…。
 其処は、私の方から、スルーして話しを進めて置いた。」と…。


勿論、此の時の滋は、そんな自身の父親で在る 大河原社長の事を呆れて見て居た事は確かだったのだが、“其れしか言い様が無いよね。”と、思う事で、其の後、其の話しに関しても、スルーするのだった。



其処で、そう思い直した滋は、先に話しを進める為に、自身の父親で在る 大河原社長に訊き始めるのだった。


「で、私は、つくしと、何を如何して行けば良いの?」と…。


だからだったのだ。
自身の娘で在る 滋の方から、自身が提案した此の事案を了承して来たと認識した此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、話しを先に進めるのだった。


「(大河原)邸に、滋 と つくしの執務室を設ける。
 其処で、滋 と つくしは、執務を熟せば良い。」と…。


其処で、滋は、尚も、疑問視して居る事を、自身の父親で在る 大河原社長に訊くのだった。


「何度も言う様だけど、つくしは、(リムジン等の)車には、一切、乗車出来無いんだよ。
 もし、外での仕事が出来た時は、如何するの?」と…。


其処で、此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、更に、何食わぬ顔付きで、自身の娘で在る 滋に言って除けるのだった。


「外の仕事は、滋が担当すれば良い。
 云わば…。
 外勤は、滋が務めて、内勤は、つくしの役目にすれば良い。
 で、今後、つくしが作成する論文は、例え、つくしが(永林大学の)教授に提出したとし
 ても、其のつくしが作成した論文を企画化して、我が社(大河原グループ)にて、プロジ
 ェクトを立ち上げられる様にして置いた。
 其れは、永林学園側も、了承して来た。
 其の方が、つくしにとっても、論文を作成し甲斐が在るだろうし、つくしにも、遣る気が
 出るだろう。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、思って居たのだろう。


“つくしが、パパからの言い分に、何て言って来るかだよね?”と…。


という訳で、此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自身の娘で在る 滋と相談した結果、自身の娘で在る 滋と共にリムジンを下車後、自身の提案をつくしに話しする事と成ったのだった。



其処で、そんな話しを、自身の父親と成った 大河原社長から聞いたつくしは、満面の笑みと共に、返答するのだった。


「お姉様は、パパからそんな話しを聞いて、今、如何、思って居るのか?
 私には分からないけど…。
 私は、遣って視たい!
 実は、お姉様が羨ましかったの。
 毎日、大学と会社に行って、色々な事を習得出来て…。
 私は、リムジンに乗る事が出来ないし、諦めてたの。
 でも、もし、本当に、パパが言う様に、(大河原)邸で、お仕事が出来るなら、私は、凄
 く、嬉しい。
 パパ、有難う!
 私の論文を、パパに読んでもらって、本当に、良かったよ。
 でも、お姉様の足手纏いに成ったら、如何し様…。」と…。


だからだったのだろう。
つくしと一緒に、執務を熟せる事は、滋にとっても、嬉しい話しだったので、つくしに話しし始めるのだった。


「つくしが私よりも優秀なのは、知ってるよ。
 其れに、私は、つくしよりも、少し先に、ビジネスに身を置いて居るというだけで、大し
 た話しじゃ無いよ。
 今後の大河原グループにとっても、私 と つくしがビジネスに関わって行くという事
 は、鬼に金棒でしょ!
 其れに、ビジネスに関して云えば、つくしが分からない事は、少し先にビジネスに関わっ
 て来た先輩で在る 私が、つくしの傍で、何時(いつ)でも教えて上げるよ。」と…。


其処で、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、自身の娘で在る 滋の後に続く様に、話しするのだった。


「そうだよ、つくし…。
 パパは、優秀な滋 と つくしの二人の娘を持てて、嬉しいよ。
 誇りに思うよ。」と、優しい顔付きに成り乍ら…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、自身の父親と成った 大河原社長 と 自身の姉と成った 滋に背中を押される形で、此の件に関して、了承するのだった。



だからだったのだ。
滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長が、自身の娘達で在る 滋 と つくしに話しした様に、此の件を大河原家の執事に伝えた事に寄って、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長の指示の下、大河原邸に、滋 と つくしの執務室が出来たのだった。


実は、其の滋 と つくしの執務室は、滋 と つくしのそれぞれの自室の並びに有り、尚且つ、つくしの勉強部屋の隣に出来たのだ。


つくしは、永林高校に編入した事で、オンラインにて、授業を受けて来たのだ。
其の為に、現在も、永林大学に在籍して居るつくしには、自室以外にも、勉強部屋が必要だったのだ。
其の為に、つくしには、自室と勉強部屋と執務室が設けられた事に成ったのだ。


そして、永林大学から帰邸して帰って来た滋 と 永林大学のオンライン講義が終了した後のつくしの二人の生活の大半は、此の執務室にて、過ごして居たのだ。


実は、つくしが作成した論文を基に企画されるプロジェクトの殆どは、此の執務室にて、案が練られて居たのだ。


だからだったのだ。
行き詰まる事も、屡々(しばしば)…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
そんな時の滋 と つくしは、自身達の父親で在る 大河原社長に相談する事も有ったのだ。



だからだったのだろう。
ここ最近の滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、不貞腐れ始めたのだ。


何故なら…。
自分一人だけが蚊帳の外状態…だったからなのだ。


終い(しまい)には、自身の夫で在り、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長に、そんな愚痴を訴える様に成って居たのだ。


実は、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長自身、そんな自身の妻で在り、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人には、手を焼いて居た事も、事実…だったのだ。


其れに、此の時の滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、不貞腐れ序でに、此の現状に関して、或る事を思う様に成って居たのだ。


“こんな事なら、あの時…。
 主人に、つくしの論文を読む様に促さなければ、良かったわ。”と…。



そして、そんな時…だったのだ。
自身の母親と成った 大河原夫人のそんな様子を見たつくしが、(自身の母親と成った)大河原夫人に声を掛けるのだった。


「ママ、如何したの?
 何時(いつ)もと、何か、様子が違う様に見えるんだけど…?」と…。


だからだったのかも知れない。
自身の事に気を掛けてくれた(自身の娘と成った)つくしの事を嬉しく思う大河原夫人は、自身の娘と成った つくしに言って除けるのだった。


「“パパ と 滋 と つくしは、楽しいそうで良いわね。”と、思っちゃったの。
 ママは、お仕事の事は、全く、分からないし、話しにも入れないでしょ。
 だから…ね。
 ママだけ、蚊帳の外…だったのよ。
 だから、何か、寂しかったのよ。
 でも、つくしが、ママのそんな様子に気が付いてくれて、声を掛けてくれて、何か、嬉し
 いわ。」と…。



だからだったのかも知れない。
つくしが、そんな自身達の母親で在る 大河原夫人の事を自身の姉と成った 滋に話しした事で、滋は、思ってしまったのだ。


“ほんとに、ママは、面倒臭いなぁ~。
 ママは、単に、私達の間に入れなくて、焼き餅を焼いて居るだけでしょ!
 つくしが入院して居る時に、ほぼ、毎日、優紀 と 桜子がつくしの入院先に迄来てくれ
 て、其の場が女子会の様な状況…だったから、ママも、良く、私達の話しに入って来て居
 たモノ…ね。
 だから、ママは、私 と つくしとの間に入って、話しに参加したいだけでしょ。
 こっちは、唯の遊びじゃ無いの。
 仕事だっつーの‼”と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、“仕事は仕事…。”と、割り切った事で、そんな自身の母親で在る 大河原夫人には愛想も無く、其れでも、尚、つくしと一緒に、滋 と つくしの執務室に籠るのだった。


だが、此の時のつくしは、そんな状況の自身の娘と成った 滋に、「本当に、此れで、良いの?」と、言い乍らも、滋と共に、執務を熟すのだった。


だからだったのかも知れない。
其の後のつくしは、自身の母親と成った 大河原夫人 と 自身の娘と成った 滋との間を右往左往する日々…だったのだ。


勿論、此の時のつくしは、自身の父親と成った 大河原社長にヘルプを求めて居た事も言うまでも無かったのだった。

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