tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  38.




【『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  37.』のエピローグ】


実は、ここ最近のつくしは、自身の母親と成った 大河原夫人 と 自身の姉と成った 滋との間を右往左往する日々…だったのだ。


勿論、此の時のつくしは、自身の父親と成った 大河原社長にヘルプを求めて居た事も言うまでも無かったのだ。


だが、実は、滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長自身、そんな自身の妻で在り、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人に対して、手を焼いて居た事も、事実…だったのだ。


だからだったのだろう。
幾ら、自身の娘と成った つくしからのヘルプ要請が有ったとしても、中々、踏み込めずに居たのだ。


其れは、滋も同じ事で、幾ら、自身の妹と成った つくしから、「本当に、此れで、良いの?」と、言われたとしても、“ほんとに、ママは、面倒臭いなぁ~。”と、思って居た事も、また、事実…だったのだ。



だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、仕方無く、自身の母親と成った 大河原夫人の相手を買って出る形と成って居たのだった。


其の事に関しても、実は、滋は、滋で、気に入らなかったのだ。


何故なら…。
実は、此の時の滋は、更に、思って居た事が有ったのだ。


“ママは、単に、私達の間に入れなくて、焼き餅を焼いて居るだけでしょ!
 つくしが入院して居る時に、ほぼ、毎日、優紀 と 桜子がつくしの入院先に迄来てくれ
 て、其の場が女子会の様な状況…だったから、ママも、良く、私達の話しに入って来て居
 たモノ…ね。
 だから、ママは、私 と つくしとの間に入って、話しに参加したいだけでしょ。
 こっちは、唯の遊びじゃ無いの。
 仕事だっつーの‼”と…。


実の事を言うと…。
此の時の滋は、自身 と つくしとの間に割って入るかの様に話しに加わろうとする自身の母親で在る 大河原夫人の事が、鬱陶しくて仕方無かったのだ。


だからだったのだ。
此の時の滋は、自身の妹と成った つくしに言えた言葉…だったのだ。


「私 と つくしは、仕事してんじゃん!
 遊んで無いでしょ!
 だから、ママの事は、放って置きな!
 仕事は仕事…何だから。」と、割り切って居るかの様に…。


だからだったのだ。
既に、此の時の滋は、自身の母親で在る 大河原夫人に対して、愛想も無く、其れでも、尚、つくしと一緒に、滋 と つくしの執務室に籠って居たという訳…だったのだ。



だからだったのだ。
滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、チャンスを見付けては、つくしにだけ、話し掛ける様に成って居たのだ。


「つくし…。
 今…ね。
 シェフがつくしの大好きなケーキを焼いてくれたのよ。
 今、ママと一緒に、食べないかしら?」とか…。


また、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、滋 と つくしの執務室のドアをノックし乍ら、自身の娘で在る 滋 と つくし姉妹を呼び出そうして居たのだ。


「もう直ぐしたら、ディナーのお時間よ。
 そろそろ、ダイニングルームに居らっしゃい!」とか…。


云わば…。
其れは、まるで、此の時の滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人自身、つくしが、食べ物に目が無い事を知って居るかの様に言って来るのだから…始末に悪いのだった。



だからだったのかも知れない。
そんな自身の母親で在る 大河原夫人の魂胆が見え見えで、此の時の滋自身、自身の母親で在る 大河原夫人の言いたい事が分かって居る事から、そんな自身の母親で在る 大河原夫人に言って除けるのだった。


「ママっ‼
 いい加減にしてくれるかな?
 つくしを出しにして、私 と つくしとの間に入って来ようとし無いでくれるかな?
 私 と つくしは、仕事してる訳…。
 遊んで無いのよ。
 もう、私 と つくしに話し掛けないで…。
 忙しいんだから…。」と…。
「………」


そして、此の時の滋は、更に、つくしに迄、言って除けるのだった。


「其れと、つくしも、私 と つくしとの間に割って入って来ようとするママに、一々、反
 応し無い‼
 良いわね、つくしっ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、そんな風に、自身に言い乍らも、自身を睨み付けて来る自身の姉と成った 滋に対して、「うん、分かった。」と、しか、言い様が無かったのだ。


だが、其れでも、此の時の滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、そんな風に、自身に言って来た自身の娘で在る 滋に対して、返答の言葉自体、何も発する事は無かったのだ。


何故なら…。
此の時の滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人は、そんな滋からの言い分にも、思って居た事が有ったから…だったのだ。


“滋には、言って居ないでしょ!
 だって、滋は、序で…何だから…。
 ママは、つくしに声を掛けて居るのよ。”と…。



だからだったのだ。
其の後の滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人 と 滋は、等々、お互い、口を利かなく成って居たのだ。


云わば…。
此の時の滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人 と 滋は、無言での母子(おやこ)喧嘩が勃発して居たのだ。



だからだったのかも知れない。
そんな滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人 と 滋の様子を見て居た滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長 と つくしは、呆れるしかないというのか?
溜息しか出なかったのだ。


“はぁ~。”と…。



だからだったのだろう。
此の時のつくしは、自身の父親と成った 大河原社長に言って除けるのだった。


「だ・か・ら…。
 パパに言って置いたでしょ!
 ママは、蚊帳の外状態で、寂しいのよ。
 誰かに、相手して欲しいのよ。
 其の役目は、ママの夫で在る パパがし無きゃ…でしょ⁉
 ママにとっては、パパしか居ないんだから…。
 ママに優しくして上げて…ね。」と…。


だからだったのだ。
自身の娘と成った つくしから、そんな話しを言われてしまった此の時の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長は、更に、溜息しか出なく成って居たのだ。


“はぁ~。”と…。



だが、滋から、「ママが、私 と つくしの執務を邪魔して来るのよ。」と、そんな話しを聞けば、“仕方無いだろう。”と、重い腰を上げるしか無かったのだ。


いう成れば…。
仕事で疲れて帰って来た後の滋 と つくし姉妹の父親で在る 大河原社長にとって、此の作業が、一番、疲れる事は言うまでも無かったのだ。



PS.
実は、滋自身も、自身の母親で在る 大河原夫人に対して、焼き餅を焼いて居たのだ。


云わば…。
自身の母親で在る 大河原夫人が、“私 と つくしとの間を割いて来る。”と、思って居た事は、また、事実…だったのだ。


何故なら…。
つくしは、滋 と つくし姉妹の母親で在る 大河原夫人に対して、優しいから…だったのだ。


だから…という訳では無かったのだろうが…。
此の時の滋は、そんな自身の妹と成った つくしに対して、思って居たのだ。


“つくしは、邪魔ばかりして来るママに、何故、優しくするのよ⁉
 そんな時間が有ったら、つくしは、仕事に集中しなさいよね。”と…。


其れは、まるで、此の時の滋が、“つくしがママに取られてしまう。”と、不安気…だった事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのだ。
此の時の滋は、自身の母親で在る 大河原夫人に対して、焼き餅を焼いて居たのかも知れない。



<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく>  38.』は、切りが良いと
 言う事も有り、また、【エピローグ】でも有るという事で、短めにて、終了して折りま
 す。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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