tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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告白の日…<つかつく>  5.




あの日から、つくしの了承の下、本当に、司とつくしは、付き合い始めて居たのだ。


だが、此の時のつくしにとっては、厄介な事が起き始めたのだ。


何故なら…。
司が、公私混同し始めたのだ。


云わば…。
司は、何か有れば、社長専属秘書室の内線にTELを掛けて、つくしを自身の執務室に呼び出す様に成って居たのだ。


実の事を言うと…。
司は、司で、自身が愛するつくしが自身の秘書では無く、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の秘書で在る事自体、許して居なかったのだ。


何故なら…。
道明寺HDの専務として、司が現場復帰してからの自身の秘書は、既に、西田が返り咲いて居たのだ。
だが、其れにも関わらず、つくしは、未だ、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の秘書のまま…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、つくしを自身の執務室に呼び出し始めて居たのだ。
其れは、まるで、“お前は、俺の秘書だろ?”と、云わんが如く…。



しかも、今では、道明寺HDにて、つくしが仕事をする様に成った事で、司は、本腰入れて、ビジネスに身を置く様に成って居たのだ。


云わば…。
此の時の司は、ビジネスに携わる様に成って居たのだ。



だからだったのだろう。
道明寺HDの重鎮達は、そんな司本人の様子を観て居た事で、司の解任要求を取り下げたのだ。


其れを良い事に、司は、“執務さえ、ちゃんと、熟して居れば、誰も文句は言わねぇだろう‼”と、考える様に成って居たのだ。


云わば…。
道明寺HDの重役達の判断は、返って、そんな司を調子に乗らせて居るだけ…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしにとっては、厄介な事が起き始めたという訳…だったのだ。



だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、日々、考えて居たのだ。


“如何すれば、あいつを宥められるんだろうか?”と…。


だからこそ…。
此の時のつくしは、自身の上司でも在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に相談して視たのだ。
だが、自身の上司でも在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から返って来た其の時の話しとは…。


「仕方無いわね。
 つくしさんを司の秘書に就け様かしら(笑)?」と、笑い乍ら…。


当然、此の時のつくしにとっては、“ふざけんなっつーの‼”と、言いたかったのだ。
だが、此の時のつくしは、一瞬、苦笑いだけに留めて居たのだ。


だが、其の後のつくしは、自身の上司でも在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に懇願するかの様に、願い出るのだった。


「社長…お願いが有ります。
 出来れば、此のまま、私を社長の秘書のままで居させてもらえないでしょうか?
 今後、此れ以上、専務が調子に乗らない様にする為にも、私は、やっぱり、社長の秘書と
 して、此のまま、居させてもらった方が良いと思うんです。
 専務が此のままだと、他の社員にも示しが付きません。
 其れに、もし、此の状況を社長が許したとする成らば…間違い無く、専務は、より一層、
 調子に乗って来ると思います。
 もっと、もっと、公私混同して来ると思うんです。
 ですので、今後、もし、専務から内線TELが掛かって来たとしても、私に取り継がないで
 欲しいんです。
 皆さんに、そう申し出て貰えないでしょうか?」と…。


だからだったのだろう。
そんな風に、つくしから懇願されてしまった此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、“一理あるかも知れないわね。”と、考えた事で、つくしからの申し出を了承する事にしたのだった。



其処で、怒ったのは、勿論の司…だったのだ。


だからだったのだろう。
司は、此の事態を如何すれば良いのか?
考え始めるのだった。


其処で、此の時の司は、思い出したのだ。
嘗て、司とつくしが英徳高校当時に司がつくしに渡して居た携帯TELの事を…。


勿論、現在のつくしが、未だに、其の携帯を持って居るとは限らないのだ。


其れに、もし、現在のつくしが、未だに、其の携帯を持って居たとしても、充電が入って居るとは限らないのだ。


勿論、此の時の司にとって、賭けだった事は言うまでも無かったのだ。
其れでも、此の時の司は、“其の賭けに懸けて(かけて)視ようか⁉”と、考えて居たのだった。


だからだったのだ。
司は、英徳高校当時につくしに渡して居た其の携帯にTELを掛けて視たのだ。


何故なら…。
実の事を言うと、司が、現在のつくしの携帯にTELを掛けても、一切、出て貰えないから…だったのだ。


云わば…。
つくしは、司からのTEL自体に着信拒否して居たのだった。
因みに、道明寺HD内でも、一切、司は、つくしに会って貰えなかったのだ。



なので、此の時の司は、仕方なく、つくしへの連絡手段として、司とつくしが英徳高校当時に司がつくしに渡して居た携帯TELに、TELを掛けるしか無かったのだ。


其処で、此の時の司は、態と、現在の司の携帯TELからTELを掛けて視たのだった。


何故なら…。
此の時の司にとって、嘗て、司とつくしが英徳高校当時に司がつくしに渡して居た其の携帯TELには、現在の司の携帯TELのアドレスが登録されて居ないだろう事が予想出来たから…だったのだ。



其処で、驚愕して居たのは、司とつくしの両方共…だったのだ。


実の事を言うと、NYに渡米する事が決まった時に、嘗て、司とつくしが英徳高校当時に司がつくしに渡して居た其の携帯TELを持って行く事にしたつくし…だったのだが…。
まさか、NYで呼び出し音が鳴るとは思っても視なかったのだ。



寧ろ、今迄のつくしは、お呪い(おまじない)かの様に、其の携帯TELを持って居ただけ…だったのだ。
其れに、今迄のつくしは、司から、“捨てた‼”と、思われたく無かったからこそ、唯、持って居たに過ぎなかったのだ。


勿論、日本に居た当時のつくしの下には、其の携帯TELが鳴る事も無く、実は、其の携帯TELは、引き出しの中に入って居た位…だったのだ。


其れでも、あの日、司がNYに戻った後…。
此の当時のつくしは、“此れは、夢…だったんだ!”と、思う様にし乍らも、“もしかしたら、何時(いつ)か、携帯の呼び出し音が鳴るかも知れない。”と、思い、其の携帯TELを、偶に、引き出しから取り出しては、充電して居たのだ。


だが、其の鳴るとは思って居なかった携帯TELが、今し方、鳴ったのだ。
此の時のつくしが、驚愕し無い筈等無かったのだ。



また、一方の司も、驚愕して居たのだ。


何故なら…。
司自身、賭けて視たにも関わらず、本当に鳴るとは思っても視なかったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、驚愕して居たという訳…だったのだ。



そして、此の時のつくしは、「もしもし…。」と、言い乍らも、司から掛かって来たTELに出るのだった。


そして、司も、また、つくしの声を聞き乍らも、「もしもし…。」と、言い乍ら、声を発するのだった。


其処で、実は、TEL口から聞こえて来る司の声に、またもや、此の時のつくしは、驚愕するのだった。
そして、TEL口から司の声を聞いたつくしは、そんな司に言って除けるのだった。


「えっ??
 司…⁉」と…(既に、下の名前で呼ばせて居た司…だったのだ。)。


だからだったのだ。
此の時の司は、つくしに言って除けるのだった。


「もし、此の携帯TELにTELを掛けるとしたら、其れは、間違い無く、俺しか居ねぇだ
 ろ?」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、思うのだった。


“其れもそうだよね。”と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、愚痴を溢すかの様に、つくしに自身の思いの丈をぶつけ始めるのだった。


「何で、俺からの内線TELに出ねぇんだよ?
 其れに、俺と会おうとしねぇんだよ?」と…。


だからだったのだろう。
そんな風に、司から、自身の思いの丈をぶつけられた此の時のつくしは、“はぁ~⤵。”と、溜息を吐き乍らも、TELの向こう側で、そんな司の事を呆れて居たのだった。


其処で、此の時のつくしは、そんな司に言って除けるのだった。


「あんたが、公私混同するからでしょ!
 会社(道明寺HD)内では、私に馴れ馴れしくして来ないで!
 他の社員に示しが付かないでしょ!」と…。


其処で、そんな風に、つくしから話しを聞いた此の時の司は、TELの向こう側で、つくしにニヤッと、笑って言って居たのだった。


「だったら、一緒に住もうぜ‼
 何で、俺とお前が離れて住まねぇといけねぇんだよ⁉
 恋人同士…何だから…よ。
 同棲し様ぜ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、司からの話しに驚愕するのだった。


「そんな事、今、言わないでくれるかな?
 今の私の生活を乱す様な事は言わないでくれる?
 其れに、同棲するにしても、社長からの承諾を取って居ないでしょ!
 だ・か・ら…同棲は無理!
 社長が用意して下さった此のアパートメントで、此れからも、私は住むから…。」と…。


だが、此の時の司は、告白するかの様に、つくしに言って除けるのだった。


「俺は、今迄、お前だけを求めてた。
 会えなかった時も…だ。
 だから…よ。
 俺と結婚してくれ!
 良いよな、つくし…。
 もう、離れて住む事何て、俺には、出来そうにねぇ‼
 だから…よ。
 結婚するぞ‼、つくし…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、つい、嬉しくて、「うん」と、此れ迄、思っても視なかった返事を口走って居たのだ。


そして、其の後の司は、早速、つくしの上司でも在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、其の事を報告した事で、其の後、同棲する事と成り、婚約発表する事と成ったのだった。



PS.
実は、司がつくしに告白した日は、5月9日…だったのだ。
此の5月9日は、語呂合わせ(こ(5)く(9)はく)で、『告白の日』…だったのだ。


実は、其の事をあきらから聞いた司は、此の日(5月9日)に『告白』という名のプロポーズをする事に決めて居たのだ。


云わば…。
司にとって、此の『告白の日』は、大成功だと云えたのだった。



fin

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