tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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母の日参観【会いたい】…<つかつく>  番外編




5月8日…母の日(5月の第2日曜日)



<此の二次小説『母の日参観【会いたい】…<つかつく>  番外編』のタイトル名を、態
 と、『母の日参観』と、させて頂きました。
 現在の参観は、『日曜参観』として居る学校も有ると言う事ですが…。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


<此の二次小説『母の日参観【会いたい】…<つかつく>  番外編』は、一部、ひなの小
 学生だった頃に遡ったシーンも含まれて折ります。
 ですので、此れ迄に投稿致して折ります『会いたい…<つかつく>』の後に、此方をご覧
 頂けましたら、幸いです。
 宜しくお願い致します。>



高学年だった小学生の頃のひなは、此の時期(『母の日』で在る 5月の第2日曜日)が近付いて来ると、毎年、部屋に閉じ籠り始めるのだった。


何故なら…。
此の時期(『母の日』で在る 5月の第2日曜日)が近付いて来ると、テレビ等のメディアで、『母の日』の特集が放送されたりするから…だったのだ。


だからこそ…。
そんな『母の日』の特集が放送される様なテレビの番組を見たくないと思ってしまって居た此の当時のひなにとって、部屋に閉じ籠りたく成って居たという訳…だったのだ。



実の事を言うと、低学年だった小学生の頃迄のひなは、『母の日参観』の日が来る事が楽しみで仕方無かったのだ。


何故なら…。
ひなの母親で在る つくしは、“せめて…。”と、言う気持ちを込めて、ひなの『母の日参観』の日だけは、パートの仕事を休みにして、ひなの『母の日参観』を観に行って居たのだ。


だからだったのだろう。
低学年だった小学生の頃迄のひなは、“ママが観に来てくれる。”と、思えばこそ…。
母の日参観』の前日は、興奮して、中々、眠れなかったのだ。



実は、高学年に成った小学生当時のひなの『母の日参観』を観に行く役目は、ひなの母親で在る つくしが亡く成ってしまった事で、ひなの祖母で在る 牧野千恵子が務めて居たのだ。


だが、ひなの祖母で在る 牧野千恵子が、例え、自身の母親で在る つくしに代わって、自身の『母の日参観』を観に来てくれたとしても、高学年に成った小学生当時のひなにとって、自身の祖母で在る 牧野千恵子は、自身の母親では無いのだ。


だからだったのかも知れない。
低学年だった小学生の頃迄のひなの『母の日参観』の日は、ひな自身、前日の夜から、楽しみにして居た学校(または、保育園)行事の一つだったのだが…。
其れも、高学年に成った小学生当時のひなにとっては、“『母の日参観』…何て、無く成ってしまったら良いのに…。”と、さえ、考えてしまう程…だったのだ。


だが、実は、小学6年生当時のひなにとっては、そんな風に、考えてしまう自分自身の事が嫌で仕方無かった事も、事実…だったのだ。


何故なら…。
此の当時のひなは、思って居たから…だったのだ。


“そんな風に、ひなが思ってしまったら、お祖母ちゃんに悪いよね。
 折角、パートのお仕事を休んで、時間を作って迄、ひなの為に、『母の日参観』を観
 に来てくれて居るのに…。”と…。


だが、其の後、中学生に成ったひなは、自身が小学6年生当時に、そんな風に、思って居たにも関わらず、其れでも、“『母の日参観』…何て、無く成ってしまったら良いのに…。”と、考えてしまって居たのだ。


何故なら…。
実は、其の後、中学生に成ったひなは、自身の祖父母で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子を、相次いで、亡くして居たから…だったのだ。


だからだったのだ。
其の後、中学生に成ったひなの『母の日参観』を観に来てくれる役目は、誰も居なく成って居たのだった。


何故なら…。
実の事を言うと、中学生に成ったひなは、自身の叔父で在り、自身の養父と成った其の当時の進に対して、気を使って居る所が有ったのだ。


何故なら…。
ひなにとっては、自身の父親でも無い自身の叔父で在り、養父でも在る 進に対して、「『母の日参観』を観に来て欲しい。」とは、とても、言えなかったのだ。


だからだったのだ。
実は、ひなの叔父で在り、ひなの養父でも在る 進は、知らなかったのだ。
ひなの『母の日参観』が何時(いつ)に有るのかという事を…。


というのか?
進自身、毎年、5月の第2日曜日が『母の日』だと言う事自体…。
其の当時の進は、実は、すっかり、忘れて居た位…だったのだ。


だからこそ…。
中学生に成ったひなの『母の日参観』を観に来てくれる役目は、誰も居なく成って居たという訳…だったのだ。



だが、流石に、高校生に成ったひなは、『母の日』(5月の第2日曜日)が近付いて来るからと言って、自身の部屋に閉じ籠る事も無く成って居たのだ。


其の代わりに、此の当時の(高校生に成った)ひなは、『母の日』(5月の第2日曜日)に成ると、自身の母親で在る つくしの下に行く様に成って居たのだ。


何故なら…。
自身の母親で在る つくしが、自身の傍に居ない事を実感してしまうから…だったのだ。


実は、其れだけでは無かったのだ。
一番は、つくしの下に行く事で、気持ちが落ち着くから…だったのだ。


だからこそ…。
此の当時のひなは、『母の日』(5月の第2日曜日)だけでは無く、事在る毎に、つくしの下に行く様に成って居たのだ。


“部屋に閉じ籠る寄りも、ママの所に行こう。”と、思い乍らも…。


だからだったのだろう。
現在の『道明寺ひな』と成ったひなも、高校生だった当時のひな同様、誰にも、何も言わず、こっそりと、つくしの下(つくしのお墓)に行って居たのだ。




実は、此の日(此の年の5月の第2日曜日)の進は、仕事だったのだが…。
(自身の叔父で在る)進の秘書でも在る ひなは、休みを取って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の日(『母の日』でも在る 5月の第2日曜日)の司は、一緒に乗車したリムジンの中で、自身の弟で在り、自身の部下でも在る 進に訊き始めるのだった。


「今日も、進は、仕事だよなぁ~。
 何で、進の秘書で在る筈のひなは、休み…何だ⁉」と…。


其処で、そんな風に、自身に訊いて来た自身の兄で在り、自身の上司でも在る 司に対して、首を捻り乍らも、此の時の進は、“分からない。”と、言った具合に、返答の言葉を伝えるのだった。


「ひなは、西田さんに相談して居た様で、俺は、訳は知らないんですよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、“はぁ~??”と、自身の心の中では成って居たのだが…。
自身の弟で在り、自身の部下でも在る 進に言って除けるのだった。


「分かった。
 西田に訊いて視るわ。」と…。


其処で、司は、自身の部下で在る 西田に訊き始めるのだった。


「今日のひなは、何で、休み…何だ?」と…。


だからだったのだ。
此の時の西田は、直接、ひなから理由を聞いた訳では無かったのだが、想像として、自身の上司で在る 司に話しし始めるのだった。


「ひなお嬢様からは、直接、理由を聞いた訳では御座いませんが…。
 私が思うに、本日は、『母の日』(5月の第2日曜日)ですから、きっと、つくし様の所に
 お出掛け成られたのでは無いかと思います。
 事前に、ひなお嬢様からは、本日の件に関して、お話しが御座いました。
 “5月〇日(5月の第2日曜日)…何ですけど…。
  もし、進叔父さんに仕事が入ったとしても、私は、お休みにしたいんですが…。
  大丈夫ですか?”と…。
 ですが、先程も、お伝え致しました通り、お休みにしたい理由を、私は、ひなお嬢様から
 聞いた訳では御座いません。
 ひなお嬢様からは、お休みにしたいというお日にちのみをお聞きしただけで、私から理由
 をお聞きしませんでした。
 何故なら、私自身、悟ったからです。
 “其の日は、『母の日』(5月の第2日曜日)ですから、きっと、つくし様の所にお墓参り
  に行かれたいのだろう。”と…。
 実は、4月中旬頃の事だったと思いますが、唯一、ひなお嬢様から、お話しを伺ったのだ
 とすれば…。
 其れは、ひなお嬢様が小学生当時の『母の日参観』の日のお話し位でしょうか?
 ですから、お休みの件を承諾致しました。
 いけませんでしたでしょうか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司自身、そんな風に、自身に言って来た西田に対して、ぐうの音も出なかったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の司が言えた言葉は、実は、唯、一つだけ…だったのだ。


「否、其れで、構わねぇ‼」と…。


そして、此の時の西田も、自身の上司で在る 司に対して、返答出来た言葉も、唯、一つだけ…だったのだ。


「其れは、宜しゅう御座いました。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、自身の心の中で、自身の部下で在る そんな西田に対して、密かに、思って居たのだった。


“くそっ‼”と…。


そして、其の後の司は、そんな風に、悔しがり乍らも、“(自身の部下で在る)西田の推測が当たって居るのだろう。”と、認識したのだった。


何故なら…。
此の時の司は、自身の部下で在る 西田に頼んで、自身の娘で在る ひなの小学生当時の『母の日参観』の日の話しを、西田から聞いて居たから…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、西田からそんな話しを聞いた事で、つくしのお墓に向かう事にしたのだった。


実の事を言うと、自身の部下で在る 西田からそんな話しを聞いた事で、其の後の司は、自身の秘書に伝えて、其の日のスケジュールを、全て、キャンセルさせて居たのだ。



そして、自身の部下で在る 西田の推測が当たって居た様で、其の後の司がつくしのお墓に着いた時には、自身の娘で在る ひながつくしのお墓の前に居たのだった。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の娘で在る ひなに声を掛けるのだった。


「ひなも来てたのか?」と…。



実は、其れは、まるで、此の日の司の予定は、“お墓参りだ‼”と、云わんが如く、司の手の中には、『色取り取りのカーネーション』が有ったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のひなは、そんな自身の父親で在る 司を観て居て、驚愕して居たのだった。


「えっ??
 今日のパパは、仕事だったんじゃ無いの?」と…。



だからだったのかも知れない。
そんな風に、自身の父親で在る 司に訊き乍らも、此の時のひなの瞳(め)は、司の手の中に有る『色取り取りのカーネーション』を観て居たのだ。


云わば…。
此の時のひなの瞳(め)は、司の手の中に有る『色取り取りのカーネーション』自体に、目を奪われて居たのだった。
此の時のひなの瞳(め)は、一点集中するかの如く…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そんな風に、一点集中するかの如く、自身の手の中に有る『色取り取りのカーネーション』に目を奪われて居る自身の娘で在る ひなに言って除けるのだった。


「ああ、スケジュールを変更させて、こっち(お墓)に来た。
 其れに、此れ(色取り取りのカーネーション)…な。
 今日は、『母の日』…だろ。
 つくしの母親は、俺にとっても、母親だろ。
 だから…よ。
 墓前に供え様と思ってよ。」と…。



其処で、ひなは、自身の父親で在る 司からそんな話を聞いた事で、密かに、思って居たのだった。
勿論、此の時のひなは、自身の父親で在る 司が、西田から自身の話しを聞いたとも知らずに…。


“パパにも良い所が有ったんだぁ~。
 『母の日』を覚えて居ただ何て…ね。
 パパが私に何も言って来なかったから、実は、パパは、『母の日』が有る事自体を忘れて
 居るんだと思ってたよ。
 『パパは、薄情者だ‼』と、思ってて、ご免ね。”と…。


だが、其の後のひなは、其の件に関して、西田から話しを聞いたという自身の叔父で在り、自身の上司でも在る 進から、そんな自身の話しを聞いた事で思って居たのだった。


“やっぱり、そう言う事だったんだね。
 きっと、パパは、忘れて居たんだよね。
 『母の日』が有る事自体…。
 結局、西田さんからの受け売りだったんだぁ~。”と…。


実は、此の時のひなは、そんな自身の父親で在る 司に対して、残念で仕方無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のひなの心の中では、残念そうに、そう思って居たのだった。




fin



<此の二次小説『母の日参観【会いたい】…<つかつく>  番外編』の中に出て来る一部
 の言葉の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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