Close to you~お前の傍に~…<つかつく> 40.
<此の二次小説『Close to you~お前の傍に~…<つかつく> 40.』は、不快に思われ
るやも知れない文面 や 現在に於いて、相応しく無い様な文面が入って折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。
詳しくは、『Close to you~お前の傍に~…<つかつく> 40.についてのお詫び』を
ご覧下さいませ。>
其の後の滋は、自身の父親で在る 大河原社長から了承が得られた事で、例の無人島視察に出掛ける事に成ったのだ。
云わば…。
此の時の滋にとっては、『無人島視察』という名の『確認』…だった事は言うまでも無かったのだ。
だからだったのだろう。
此の時の滋は、つくしに、「無人島視察に行って来るね。」と、伝えて居たのだった。
そして、其の後の数日間、例の無人島視察に出掛けて居た滋は、自身の父親で在る 大河原社長の言って居た通りだった事で、此の時の滋は、自身の父親で在る 大河原社長に、『GOサイン』を出すのだった。
そして、更に、つくしには、自身が撮って来た動画を見せ乍ら、例の無人島について、説明するのだった。
実は、自身の姉と成った 滋が、例の無人島視察に出掛け居る間に、つくし自身も、既に、企画を立案して居たのだった。
だからだったのだ。
此の時のつくしは、自身が立案した其の企画について、自身の姉と成った 滋に話しし始めるのだった。
「勿論、環境の事は、今後も、考えて行かないといけないと思うんだよね。
其れでも、無人島…だった訳なので、手入れ や 整備は、必要だと思う。
此れだけ、綺麗な島な訳だし、ビーチも整備したら、きっと、良いモノに成ると思う。
だけど、余り、手を加えない方が良いと思うんだよね。
其処で、何だけど…。
サバイバルゲームの施設を作ると言うのは、如何かな?
アミューズメント施設と言えるのか如何か?
私には、分からないんだけど…。」と、首を傾げ乍ら…。
だからだったのだ。
自身の妹と成った つくしから出た言葉が、『サバイバルゲーム(の施設)』…だった事に、勿論、此の時の滋は、驚愕顔を顔に貼り付かせたまま、一瞬、つくしの顔だけを、じーっと、観て居たのだ。
だが、漸く、我に返ったかの様に、滋は、つくしに言い始めるのだった。
「つくし…其れって、名案かも…。
無人島で、『サバイバルゲーム』って、絶対、ウケると思う。
其れに、更に、言えば…。
宿泊施設も作ったり、つくしが言う様に、リゾート施設として、ビーチを作っても良いか
も…。
で、更に、言えば…。
プライベートスペースを作るのも良いんじゃ無いかな?」と…。
此の時の滋も、自身の妹と成った つくしの企画に上乗せするかの如く、即席では有ったのだが、自身が考えた内容を、つくしに話しするのだった。
だからだったのだ。
実は、此の時のつくしも、既に、其処迄、考えて居た事は言うまでも無かったのだ。
だからこそ…。
此の時のつくしは、自身の姉と成った 滋に言えた話し…だったのだ。
「実は、私も、お姉様と同じ様な事を考えて居たの。
だから…お姉様の意見に賛成する。」と…。
だからだったのだ。
其の後の滋 と つくし姉妹は、自身達の父親で在る 大河原社長に、此の話しを企画として、説明し乍ら、話しするのだった。
其処で、自身達の父親で在る 大河原社長から了承が得られた此の時の滋 と つくし姉妹は、企画書を作成するのだった。
そして、後日、自身達の父親で在る 大河原社長に、其の企画書を提出するのだった。
と、同時期に、実は、滋の下に、或る人物達から連絡が入るのだった。
実は、其の人物とは、そうなのだった。
F3…だったのだ。
何故、F3が滋を呼び出したのかというと…。
大河原グループの或る情報を得たから…だったのだ。
実は、それぞれ、今春に、大学を卒業したF3&滋は、既に、家業に、どっぶり、浸かって居た様なモノ…だったのだ。
だからだったのだろう。
此れ迄、真剣に、家業に、どっぶり、浸かって居なかったF3にとって、大河原グループの噂等、気にした事が無かったのだ。
唯、F3が気にして居たのは、つくしの事だけ…だったのだ。
だが、F3は、それぞれの父親から、聞いてしまったのだ。
「大河原グループの業績が、急激に上昇して居る。
世間では、“何が有ったのか?”と、噂に成って居る。
大河原グループに、何か、理由が有るんじゃ無いのだろうか?」と…。
だからだったのだ。
それぞれ、自身達の父親から、そんな話しを聞いてしまったF3は、滋を呼び出し、滋から話しを訊き出そうとして居たのだった。
先ずは、あきらから、口火を切ったのだった。
「滋に訊く。
大河原(グループ)の業績が急激に上がったのは、大河原(グループ)に、何か理由が有
んのか?」と…。
其処で、滋は、素直に、F3に白状するのだった。
「つくしのお陰なの。
実は、つくしが教授に提出する予定で書いて居た筈の論文自体に、パパが目を付けた事
で、つくしに企画を立案する様に言い付けたの。」と…。
だからだったのだ。
そんな話しを滋から聞いた此の時のF3は、驚愕するのだった。
そして、先ずは、類が、小声で、呟くのだった。
「あの牧野が…。」と…。
そして、更に、総二郎は、呟く様に言って除けるのだった。
「牧野は、優秀だと思ってたけど…よ。
本当に、優秀だったんだな。」と…。
そして、あきらは、滋に訊き始めるのだった。
「で、牧野が立てた企画は、そんなに、優れてるのか?」と…。
其処で、此の時の滋は、そう訊いて来たあきらだけじゃ無く、類 と 総二郎にも、言って除けるのだった。
「つくしは、そんなに優れてるの。
だからこそ…。
パパ自ら、つくしに企画を立てる様に、其の後も、指示して居たんだから…。」と…。
其処で、そんな話しを滋から聞いた其の後のF3は、揃いも揃って、驚愕で、言葉も出て来ない程…だったのだ。
そして、此の時の滋は、思い付いたと云わんが如く、そんな風に、驚愕して居るF3に言って除けるのだった。
「ニッシー と あきら君は、覚えて居ると思うけど…ね。
私が、司 と つくしを拉致った時に連れ出した島の事…覚えてるでしょ。
実は…さ。
其の近くに、大河原グループが買い取った無人島が有るの。
其処に、私 と つくしとで、アミューズメント施設を計画してんだけど…さ。
あんた達も、一緒に、遣って視ない?
其の方が、今のつくし共、お近付きに成れるでしょ!」と…。
だからだったのだ。
此の時の滋は、つくしとの企画で在る アミューズメント施設に関して、F3に話しし始めるのだった。
だからだったのかも知れない。
類 と あきらは、それぞれ、思うのだった。
“其れって、面白いかも…⁉”
“良いんじゃねぇか?
遣り甲斐が有りそうだな。”と…。
だからだったのだ。
此の時の類 と あきらは、それぞれ、滋に伝えるのだった。
「遣って視たい!」
「俺も、遣りてぇ!」と…。
だが、今回、冷静…だったのは、実は、総二郎…だったのだ。
「で、滋は、司にも、話ししたのか?
もう直ぐしたら、司も、日本に戻って来んだろ?
滋は、まだ、司に伝えねぇんだったら…よ。
早く、司に伝えて置けよ‼」と…。
だが、此の時の滋は、思って居たのだった。
“何で、司に伝えないといけないの?
伝える必要は無いでしょ!”と…。
だからだったのだろう。
此の時の滋は、思わず、F3に言ってしまったのだ。
「何で、司に伝えるのよ。
初めから、私は、司に伝えるつもりは無いわよ。」と…。
そして、此の時の滋は、少し、怒った様な顔の表情に成り乍らも、続け様に、F3に言って除けるのだった。
「其れと、良い?
絶対に、此の事は、他言無用でお願いするわよ。
勿論、司にも…ね。」と…。
だからだったのだ。
此の時のF3は、そんな滋からの言い分にも、それぞれ、返答する事は無かったのだが、同じ様な事を思って居たのだった。
“俺は、知らねぇぞ(知らないよ)‼
司が、此の事を知ったら、間違い無く、逆上するぞ(よ)‼”と…。
だが、此の時のF3が、もし、司に伝えた事で、逆に、滋自身が吠えないとも限らないので、取り敢えず、司には、内密にする事にしたのだった。